気になるキーワードや製品のコレクション(IT編)

メルマガ、新聞、雑誌などに登場する(増田悦夫の)気になるキーワード、製品を取り上げ、ITの進展をフォローします。

“Duo(マイクロソフト)”とは

2019-10-31 23:36:16 | PC・カメラ・他デジタル機器

「デュオ」と読みます。2020年にマイクロソフトが提供予定のスマートフォンです。10月2日、米ニューヨークで開かれた、マイクロソフトのハードウェア発表会にて最高製品責任者CPOから発表されたようです。

2つの画面(各5.6インチ)を搭載し、使わない時は折りたたんでポケットにも入る大きさとなっています。使い方としては、片方の画面で協業ソフト「チームス」を開き打ち合わせをしながら、もう一方の画面ではネットにアクセスして調べものをしたり、プレゼン資料を確認したり、といったことが想定されています。即ち、画面切り替えの手間が省ける点が特徴です。

搭載するOSは、グーグルの「アンドロイド」となっています。多くの顧客から支持され、数百万というアプリの多さが考慮されたようです。

マイクロソフトの今回のスマートフォンへの参入は、2010年、2014年に続く、3度目となるようですが、3度目の正直となるか、注目されるところです。

発表に関する記事のサイトは、https://blogs.windows.com/devices/2019/10/02/surface-reveals-new-holiday-lineup-and-introduces-a-new-category-of-dual-screen-devices-built-for-mobile-productivity/です。

発表の際のハイライト動画(YouTube)は、https://www.youtube.com/watch?time_continue=7&v=_xAv55RLnCcです。

 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

“TaaS”とは

2019-10-30 23:46:08 | 道路交通の高度化

“Track as a Service”の頭文字をとったものです。

“*** as a Service”という言葉が使われているのは、クラウドコンピューティングサービスにおいて、使用されたSaaS、PaaS、IaaSという用語に因んでいます。即ち、クラウドコンピューティングを利用したサービスとして、自分で所有することなくネットワーク経由でシェアしながら利用できる「応用ソフト(Software)」、「プラットフォーム(Platform、基本ソフトやハードウェア)」、「インフラストラクチャー(Infrastructure、ハードウェア)」の3種がありますが、それらは、それぞれ、SaaS、PaaS、IaaSと呼ばれています。

また、車を販売する代わりに移動というサービスとして提供する“MaaS:Mobility as a Service”という言葉が最近注目されていますが、TaaSは、MaaSに含まれ特にトラックという車に着目した用語と考えられます。即ち、トラック製造業者が、車両単体の売り切りではなく、荷主や運送業者の持つデータを活用して多様なサービスを展開しようとするビジネス形態を指しています。

例えば、日野自動車は、10月のモーターショーで、「フラットフォーマー」と呼ばれる、タイヤが付いただけの車台であるコンセプトカーを公開しています。ユーザーはこれを利用し、配送車だけでなく、荷台を載せ替えて、キッチンカーにしたり、医療診療車にしたり、移動オフィスにしたり、仮設住宅にしたり、と色々な用途に使うことができるようです。世界最大手のダイムラーも、商用車を移動する倉庫にするなどの取組みを進めているようです。

 

 

 

 

 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

“FUJIFILM X-A7(富士フイルム)”とは

2019-10-28 23:13:48 | PC・カメラ・他デジタル機器

富士フイルムが10月25日に発売した、ミラーレスデジタルカメラです。有効画素数は、約2424万です。

「動く被写体や顔・瞳を素早く正確にとらえるAFで決定的な瞬間を逃さない」「本格的な4K動画を実現!明るい大型ワイド液晶モニターで直感的な操作が可能」などのフレーズが付けられています。

新開発のイメージセンサーの搭載により、高画質と優れたAF性能が実現されているようです。背面には、アングルを自由に調整できる3.5型で16:9の大型ワイド液晶が搭載されています。

本体のサイズは119(幅)×67.7(高さ)×41.1mm(奥行)、レンズ抜きの重さは約320g(付属バッテリー、メモリーカード含む、従来機種X-A5の1割減)/約271g(本体のみ)、ボディカラーはシルバーとキャメルの2色が用意されています。

オープン価格ですが、交換レンズ付きセットで8万4500円(税抜き)と想定されています。

ニュースリリース(2019.9.12、10.14更新)のサイトは、https://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_1467.htmlです。

製品の動画サイトは、例えば、https://www.youtube.com/watch?time_continue=2&v=5Zb7pascShsです。

 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

“ASMR”とは

2019-10-27 23:35:21 | コンテンツ一般

Autonomous Sensory Meridian Response の略です。直訳すると「自律感覚絶頂反応」となる(wikipedia)ようですが、キーワード的に表現した日本語訳は今のところ存在しないようです。

人が聴覚や視覚への刺激によって感じる、心地良い、脳がゾワゾワするといった反応・感覚のことを指しているようです。ASMRに対応する動画が、動画共有サイトに多数投稿されています。例えば、以下のようなものが一例です。

https://www.youtube.com/watch?v=SubfyYSg0Ug

https://www.youtube.com/watch?v=FEZabhnp-Hk

 

 

 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

“LINEチラシ(LINE)”とは

2019-10-24 23:14:23 | マーケティング・消費者行動

LINE㈱が、ダイエーのイオンフードスタイルや京急百貨店などでの事前の実証実験の効果確認を経て開始した法人向けサービスで、対話アプリのLINE上にスマートフォン(スマホ)向けに最適化したチラシを配信するサービス(デジタルチラシサービス)です。

9月に一部に限定の先行サービスを開始し、10月よりユーザーへの提供を順次開始しているようです。大手チェーン店を対象にまず提供し、2020年4~6月までに中小事業者への提供も行なう予定とのことです。

紙チラシ用に入稿されたデータをスマホ画面で見やすいように編集し、アプリ上の「タイムライン」「ウォレット」「トーク」に表示できるようです。サービス利用の業者にとっては、紙チラシに比較し、どんな人に見られているかを把握できるメリットがあるようです。

LINEチラシには、ADフォーマット、メディアフォーマット、メッセージフォーマット(2020年以降提供予定)といった3つのフォーマットが用意されています。本サービス利用の業者は、チラシ配信のターゲットや目的に応じてフォーマットを選択することが可能なようです。

①ADフォーマット:市区町村単位などきめ細かいターゲティングが可能

②メディアフォーマット:LINEウォレット上への掲載が可能、など

③メッセージフォーマット:1対1形式のプッシュ通知が可能

ニュースリリース(2019.9.11)のサイトは、https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2019/2904です。

サービスの詳細のサイトは、https://www.linebiz.com/jp/service/line-flyer/です。


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

“インスタックス ミニ リンク(富士フイルム)”とは

2019-10-15 23:26:09 | PC・カメラ・他デジタル機器

富士フイルムが10月11日に発売開始した、インスタントカメラ「チェキ」シリーズの関連商品です。正式名称は、‟チェキ”「instax mini Link」となっています。

スマートフォンで撮影した写真(画像データ)を無線(ブルートゥース)でこの機器に送るとその場ですぐにプリントできるようです。

スペックは、使用フィルムが 富士フイルム インスタントフィルムinstax mini(別売)、プリント画素数は800 × 600ドット、インターフェースはBluetooth Ver.4.2(BLE)、プリント可能画像フォーマットは JPEG、PNG、HEIF、本体のサイズは90.3mm × 34.6mm ×124.5mm(突起部除く)、重さは209g(フィルム別)などです。

オープン価格ですが、想定では1万4850円(税込)で、従来のスマホ用プリンターの価格よりも安価になっているようです。

ニュースリリース(2019.10.2)のサイトは、https://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_1474.htmlです。

製品紹介動画は、例えば、https://www.youtube.com/watch?time_continue=1&v=KqLSfIryRWQです。

 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

“Amazon Hub(アマゾンジャパン)”とは

2019-10-12 23:58:04 | 宅配便・輸配送(管理)サービス

ネット通販大手のアマゾンジャパンが、2019年9月18日に導入を開始した、ネット購入商品をコンビニの専用ロッカーやよく利用する店舗のカウンターなどで受け取れるサービスです。このサービスを受けるための追加費用はかからないとのことです。

2種の受取り形態が用意されていて、ひとつは「Amazon Hub ロッカー」と呼ばれるサービスで、専用ロッカー経由でセルフサービスの形で受け取るサービスであり、もうひとつは「Amazon Hub カウンター」と呼ばれるサービスで、よく利用する店舗のスタッフ経由で受け取るサービスです。

Amazon Hub ロッカーの場合、商品注文時に希望のロッカーを指定すると、そこへの配達の完了時にメールで通知され、メールに記載された受取用バーコードをロッカーのスキャナーにかざすと、ロッカーが開き、商品を受け取れるようです。ロッカーは、現在、ファミリーマートや小田急線の駅などに設置されつつあるようです。

一方、Amazon Hub カウンターの場合は、商品注文時に、配送先としてAmazon Hubカウンター、受取店舗を指定すると、その店舗への配達の完了時にメールで通知され、メールに記載された受取用バーコードを店舗のスタッフに見せると、スタッフから商品を受け取れるようです。

受け取れる箇所を、2019年末までに東京、神奈川を中心とした約200か所へ拡大し、2020年以降も日本全国に順次拡大していく予定とのことです。

2019年2月より開始した『置き配指定サービス』と今回の『Amazon Hub』サービスが、アマゾンの再配達削減策となっています。

プレスリリース(2019.9.18)のサイトは、https://amazon-press.jp/Top-Navi/Press-releases/Presselist/Press-release/amazon/jp/Ops/Logistics20190918/です。


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

“プログラマティック広告取引き”とは

2019-10-08 23:41:34 | マーケティング・消費者行動

DSP(Demasnd-Side Platform)と呼ばれる広告配信側のプラットフォームとSSP(Supply-Side Platform)と呼ばれる広告枠在庫供給側のプラットフォームを利用して行なわれる自動的な広告取引のことを指しています。「運用型広告」とほぼ同じような意味で使われます。

この種の取引きのタイプは、オークション方式で行なわれるか否かで、(1)RTB(Real Time Bidding)と(2)プログラマティック・ダイレクトの2つに分かれます。前者では、CPM(1000回表示のコスト)が変化し、後者では固定となります。

上記(1)については、さらに、オークションに誰もが参加できる(1a)「オープン・オークション(OA)」と限られた広告主のみしか参加できない(1b)「プライベート・オークション(PA)」に分かれるようです。

また(2)については、さらに、広告枠在庫が保証されている(即ち、掲載期間・表示回数が保証されていて、CPMが固定)(2a)「プログラマティック・ギャランティード(PG)」、と保証されていない(即ち、掲載期間・表示回数が保証されず、CPMのみ固定)(2b)「プリファード・ディール(PD)」という取引きに分かれるようです。

参考サイトは、https://dentsu-ho.com/articles/2990 です。



 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする