気になるキーワードや製品のコレクション(IT編)

メルマガ、新聞、雑誌などに登場する(増田悦夫の)気になるキーワード、製品を取り上げ、ITの進展をフォローします。

"iPhone 14(米アップル)"とは

2022-09-18 23:37:39 | スマホ・モバイル機器

米アップルが、2022年9月7日(注:日本時間9月8日)、米国本社にて発表し(※1)、日本国内において、同9月9日に予約受付を開始し、同9月16日より順次販売を開始した新型スマートフォンです。「iPhone 14」、「同14Plus」、「同14 Pro」(注:「同14」の上位機種)、「同14 Pro Max」(注:「同14 Plus」の上位機種)の4機種です。下表を参照。日本では携帯大手4社から販売されています。

※1 発表イベントの動画のサイト(注:日本語字幕付き、1:27:10の動画でiPhone関係は0:48:00あたり~)は、https://www.youtube.com/watch?v=ux6zXguiqxMです。

主要な特徴は、内蔵カメラ(Outカメラ)の高画質化が図られたこと、新たに緊急通報機能が導入されたことの2点のようです。

1点目は、「14」や「14 Plus」の上位機種にあたる「14 Pro」や「14 Pro Max」において、従来機種の4倍の4800万画素のカメラが導入されている点です。これらの機種には、回路構成技術として「A16」と呼ばれる4nm(ナノメートル)ルールの新開発半導体が利用されているとのことです。

2点目は、2022年11月より、(当面、米国とカナダにおいてのようですが※2)、交通事故時などに人手介在なしに自動で通報したり、電波が届かないところでの緊急時にも衛星経由での通信を可能にし、「緊急SOS」サービスに対応した点です。

※2 日本など他の国については、9月7日の発表時には名言されなかったようです。

高機能化に伴う部品点数の増加、部品等原材料価格の高騰や日本での円安の影響から、端末価格が高額となっているようですが、海外では20%弱のシェアに対し日本では4割強のシェアと高いiPhoneですが(※3)、買い替えが進むのか動向が注目されます。

※3 2021年世界シェアについての米調査会社IDCによる統計


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“「ギャラクシーS22」シリーズ(サムスン電子)”とは

2022-04-30 23:53:31 | スマホ・モバイル機器

韓国サムスン電子が2022年2月10日に発表した、スマートフォンの2022年の旗艦モデルです。「S22」「S22+(S22プラス)」、「S22Ultra(S22ウルトラ)」の3機種があるようです。

今回のモデルには、AIによりズームや明暗を自動調整するカメラが搭載されているようです。3機種{S22、S22+、S22Ultra}の{画面サイズ、価格}はそれぞれ{6.1型、$799.99}、{6.6型、$999.99}、{6.8型、$1199.99}となっています。

特に、S22Ultraは、ギャラクシーノートシリーズの特徴であるSペン(スタイラスペン)の内蔵、有効画素数約1億800万の他、広角1、望遠2の合計4眼カメラの搭載、などが特徴となっています。

世界では2月25日より順次発売されているようですが、日本では4月21日よりNTTドコモ、auから、S22とS22Ultraの2機種が発売されているようです。S22+の発売は見送られているようです。

なお、2011年に登場した大画面モデルの「ギャラクシーノート」シリーズは2021年は発売が見送られ、「ギャラクシーノート」のブランドはここで廃止され「ギャラクシーS」シリーズに統合されるようです。

ギャラクシーS22Ultraの登場を紹介する動画(2022.2.10公開)のサイトは、https://www.youtube.com/watch?v=kTzRLVVbSMAです。

ドコモの報道発表資料(2022.4.7)のサイトは、https://www.docomo.ne.jp/info/news_release/2022/04/07_00.htmlです。

auのニュースリリース(2022.4.7)のサイトは、https://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2022/04/07/5991.htmlです。

サムスン電子のギャラクシーS22シリーズの製品サイト(日本語版)は、https://www.galaxymobile.jp/あるいはhttps://www.galaxymobile.jp/galaxy-s22/models/です。


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“キャリアメールの持ち運び制”とは

2021-12-21 23:01:16 | スマホ・モバイル機器

携帯電話会社の契約と紐付いた(利用者の)メールアドレス(例.****@docomo.ne.jp)は「キャリアメール」と呼ばれていますが、携帯電話会社を乗り換えても継続して利用できるようにすることをこのように呼んでいるようです。

これまでは、通信事業者(キャリア)を変更すると、変更前の通信事業者から提供を受けていたキャリアメールは使用できなくなっていました。これが利用者の利便性を損ねる結果となっていたようです。2020年12月の総務省調査では約75%の利用者が継続利用を希望していたとのことで、総務省では携帯電話会社へ継続使用を可能とするよう求めていたようです。

その結果、携帯電話大手3社(NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク)は、この12月より、通信の契約は切れてもキャリアメールの継続使用は有料の形で可能とするようにしたようです。サービス料金はどの会社も月額300円(税込み)程度になるようです。

過去にも似たような内容として、2006年10月には携帯電話会社を変更してもそれまでの携帯番号をそのまま継続使用できるいわゆるMNP(Mobile Number Portability)が導入されており、また2015年5月には携帯電話会社発行のSIMカードの装着可能端末を当該会社販売のものに限定しないいわゆる携帯端末のSIMロック解除が義務化されています。

関連資料(総務省)のサイトは、https://www.soumu.go.jp/main_content/000735823.pdfです。


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“iPhone13(アップル)”とは

2021-09-24 23:16:09 | スマホ・モバイル機器

アップルが9月14日(日本時間9月15日)に発表した最新のスマートフォンです。2020年秋に発売された「iPhone 12」のラインアップと同様、標準モデル、「mini」モデル、「Pro」モデル、「Pro Max」モデルの4機種構成となっています。

日本では、NTTドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルの各キャリアが扱い、9月24日から販売が始まっているようです。

4機種いずれも5G対応となっており、最新版OSの「iOS 15」、いくつかのアップグレード(例.シネマティックモードやマクロ撮影の追加など)が施されたカメラ、大容量化されたストレージ、プロセッサの最新チップセット(A15 Bionicチップ)を搭載するなどの特徴を備えている、とのことです。

特にカメラ機能に着目した場合、標準モデルと「 mini」モデルでは、広角と超広角の、性能が向上した2基の画素数12Mのカメラを搭載し、さらに「Pro」モデルと「Pro Max」モデルでは、背面に画素数12Mの広角と超広角、望遠の3基のカメラを搭載しているようです。また、全てのモデルで初めて「ナイトモード」撮影を可能になっているとのことです。

その他、標準モデルについて、本体サイズは146.7×71.5×7.65mm、重さは173g、ストレージは 128GB/256GB/512GBから選択可能、ディスプレイは6.1型であり、おサイフケータイ(Apple Pay)機能、顔認証機能が備わっています。

9月14日には、スマートフォンのiPhoneだけでなく、iPadやアップルウォッチの新製品の発表もされています。

9月14日のAppleEventの動画は、https://www.apple.com/apple-events/september-2021/で視聴できます。

Appleのプロモーション動画(YouTube)は、https://www.youtube.com/watch?v=72cAe_2LAFQです。


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“ギャラクシーフォールド(Galaxy Fold)(サムスン電子)”とは

2019-02-23 23:34:39 | スマホ・モバイル機器

韓国サムスン電子が、北米など一部の地域で4月26日に発売予定の、画面を2つに折りたためるスマートフォン(スマホ)です。2019年2月20日、サンフランシスコとロンドンで開いたイベントで発表しました。

折りたたんだ状態の画面は4.6インチでスマホとして、また広げた状態の画面は7.3インチでタブレットとして利用できるため、一人二役の端末と言えます。ノートPCとタブレットの一人二役の端末は珍しくありませんが、スマホとタブレットの一人二役は、スマホ大手では初めてのようです。

開いた状態では、大きい画面で動画が見やすくなり、また画面を3分割して複数のアプリを同時に利用することも可能になるとのことです。

全部で6台のカメラを搭載し、折り畳んでいても開いていても、スマホをどの向きに持っていても、撮りたい瞬間を逃さず撮影することができるとのことです。

価格は1980$~ですが、日本での発売の予定は決まっていません。

紹介の動画サイト(YouTube、2019.2.20公開)は、https://www.youtube.com/watch?time_continue=65&v=7r_UgNcJtzQです。

本製品の仕様などを紹介するメーカサイトは、https://www.samsung.com/global/galaxy/galaxy-fold/です。

 


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“ピクセル3XL(グーグル)”とは

2019-01-12 23:56:01 | スマホ・モバイル機器

グーグル製のスマートフォンです。グーグル、NTTドコモ、ソフトバンクが2018年11月1日に発売しました。

AIを活用した、「グーグルレンズ」と呼ばれる機能が搭載されています。即ち、このスマホのカメラを被写体に向けた時、画面に映ったその被写体が自動検索されるというものです。名前の分からない動物や鳥、植物などを検索して簡単に調べることができますし、外国語を自動的に翻訳したりできます。

その他、AIの活用により、色々な自動撮影が可能となっているようです。

対話AIで知られている「グーグルアシスタント」は、本体の下の方を軽く握るなどにより簡単に起動できるようです。

また、おサイフケータイ機能(フェリカ)に対応している他、急速充電機能(15分充電で最長7時間利用可能)や耐水・防塵性能の備わっているようです。

その他、OSはAndroid 9.0、画面は6.3型(解像度2960×1440)、メモリ容量はRAMが4GBでROMが64GBまたは128GB、搭載カメラの画素数は背面が1220万で前面が800万、バッテリー容量がは3430 mAh、本体サイズは158× 76.7× 7.9mm、重さは184gなどです。

Google ストアでの販売価格(税込み)は、ROM容量64GBモデルが119,000円、同128GBモデルが131,000円となっています。

グーグルの製品紹介サイトは、https://store.google.com/jp/product/pixel_3です。

ドコモの報道発表資料(2018.10.10)のサイトは、https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2018/10/10_00.htmlです。

 


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“カードケータイ KY-01L(NTTドコモ)”とは

2018-11-10 23:14:58 | スマホ・モバイル機器

NTTドコモが、11月下旬に発売予定の携帯電話(フィーチャーフォン、いわゆるガラケ-)です。京セラ製です。2018-2019年冬春商品9機種のひとつです。電話、SMS(ショートメッセージ)、Web閲覧などの基本機能に絞り、2台目の端末としての需要を見込んでいるようです。

名刺とほぼ同じ大きさ(約90×約50×約5mm)で、ある条件(*)の下で、2018.9.5現在で、世界最薄・最軽量とのことです。

画面には、電子ペーパー(モノクロ)が用いられ、省電力化されているとのことです。

(*)2016年1月~2018年8月末までに発売・発表された、スマホ以外の4G対応携帯電話端末について

報道発表資料(2018.10.17)のサイトは、https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2018/10/17_00.htmlです。


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“ワンナンバーフォン ON 01(NTTドコモ) ”とは

2018-11-09 23:51:38 | スマホ・モバイル機器

NTTドコモが、10月下旬に発売した、既に所有しているスマートフォンの「子機」としての利用が想定されたケータイ端末です。中国の中興通訊(ZTE)製です。2018-2019年冬春商品9機種のひとつです。

ワンナンバーサービス(即ち、同じ電話番号を2台で共有できるサービス、月額500円)で、スマートフォンを親機として設定することで、子機のように利用できるとのことです。具体的には、親機のスマートフォンをオフィスや自宅に置いたまま外出し、「ワンナンバーフォン」だけを外出先で使用したり、「ワンナンバーフォン」で電話しながら、親機のスマートフォンで、インターネットや動画の閲覧したり、などが可能です。

ハードキー(テンキー)が搭載され、フィーチャーフォンと同様の操作が可能なようです。

本体のサイズは約110×約54×約7.0mm、重さは約55g、画面は約1.5インチの有機ELです。

報道発表資料(2018.10.17)のサイトは、https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2018/10/17_00.htmlです。


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“ギャラクシーノート9(サムスン電子)”とは

2018-10-24 23:58:59 | スマホ・モバイル機器

サムスン電子製のスマートフォンで、我が国ではKDDI(au)やNTTドコモが10月25日に発売予定です。

近距離無線通信規格のBluetoothで本体とつながる電子ペンを内蔵している点が最大の特徴です。

ボタンを利用し離れたところからカメラや音楽アプリなどを操作できるようです。外付けディスプレイを接続し、複数のアプリの並行操作が可能とのことです。また、このペンをプレゼンのスライド操作にも利用できるため、PCを用いずにプレゼンを行うことができ、ビジネスマンにも利用価値があるようです。

ディスプレイは、有機ELパネルを採用し、サイズは6.4型です。

auのニュースリリース(2018.10.17)のサイトは、https://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2018/10/17/3425.htmlです。

ドコモの報道発表資料(2018.10.17)のサイトは、https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2018/10/17_00.htmlです。

 


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“Pixel 3/Pixel 3 XL(グーグル)”とは

2018-10-19 23:02:22 | スマホ・モバイル機器

米グーグルが自社開発し日本において11月1日に発売予定のスマートフォンです。5.5型有機ELパネルを搭載するのがPixel 3で、6.3型を搭載するのがPixel 3 XLです。

2016年より米国等で販売していたものを日本へも投入する形です。日本で5割近いシェアを持つ米アップルを追撃する狙いがあるようです。

最新版のOS「アンドロイド9」を搭載し、グーグルが提供する最新機能やサービスが利用可能とのことです。また、独自のAI(人工知能)を採用することによりカメラの機能を強化しているようです。例えば、シャッター前後の画像も同時に撮影しておき最適なものをAIで選び出したり、集合写真の撮影では全員が笑顔になった瞬間を自動抽出したりするようです。

直販サイトGoogle ストアでの価格(税込み)は、Pixel 3が9万5000円(64GBメモリ)あるいは10万7000円(128Bメモリ)、Pixel 3 XLが11万9000円(64GBメモリ)あるいは13万1000円(128GBメモリ)となっています。

なお、NTTドコモやソフトバンクも、この機種を11月1日に発売予定のようです。

日本での発売を発表するグーグルblogの記事(2018.10.10)は、https://japan.googleblog.com/2018/10/google-pixel3.htmlです。

ドコモの報道発表資料(2018.10.10)のサイトは、https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2018/10/10_00.htmlです。

ソフトバンクのプレスリリース(2018.10.10)のサイトは、https://www.softbank.jp/corp/group/sbm/news/press/2018/20181010_01/です。


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