小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

広角レンズ放浪記  ~Laowaに振り回されて~

2018-06-23 19:24:27 | 日記
広角レンズ放浪記  ~Laowaに振り回されて~

広角レンズの話をブログで書いても受けない、ましてや中国製の広角レンズLaowaの話は全く受けない。最近の撮影はLaowaにさんざん振り回されているのだからしょうがない、書くしかない。
自然教育園のカメラマンで広角レンズだけをもって歩いているのは通常当方のみだろう。ときどき広角レンズをもったカメラマンをみかけると、ムム、このヒトやるなと思ってしまう。でかい望遠レンズを担いでいる方々は、どうだ!かっこいいだろうと思っているかもしれないが、当方から見るとまだまだだなと思う。これは全くのオフレコで、こんなこと自然教育園では言おうものなら全員から袋叩きに会うに違いありません。
所詮、出来た絵の良しあしが勝負で、どんなレンズを使うかで勝負が決まるはずもない。

沖縄に行くので、どうしても超広角レンズ(18mm以下)が必要です。手持ちのレンズのいずれを持って行くか、いろいろ迷います。手持ちの5つの広角レンズを比較してみました。
フォクトレンダー Ultra Wide-Heliar 12mm F5.6 II型
フォクトレンダー Super Wide-Helier15mm F4.5 III型
Laowa 12mm Zero-D F2.8
Zeiss Batis 18mmF2.8
Sony FE 16-35mm F4
あと手持ちとして
Zeiss Distagon 18mm ZF F3.5
Zeiss Touit 12mm (APS-C用)F2.8
がありますが、こちらはよくわかっているので、上5つを比較しました。

まずは海で試写。台場2018-6-19

Sony alpha7RII + フォクトレンダー 12mm


フォクトレンダー12mm 上の絵をトリミング拡大

フォクトレンダーは意外に、トリミング拡大に耐えるのです。中心部だからだろうが、ビルの傾きも意外に少ない。
しかし、このダルな色がどうしてもいただけない。


Sony alpha7RII +フォクトレンダー 15mm

15mm はIII型です。どうやらある程度、III型で改良されているようです。12mmもIII型は改良されているにちがいありません。しかし、あくまである程度でしょう。


Sony alpha7RIII +Laowa 12mm


Laowa 12mm 上の絵をトリミング拡大

Zero-Dの割にはビルが結構傾いています。


Sony alpha7RIII +Batis 18mm

ツアイスは透明で、陽気です。当方はその陽気さが好きです。


Batis 18mm 上の絵をトリミング拡大

トリミング拡大に耐えられなければツアイスでないから、これくらいのトリミングに耐えられるのはあたりまえ。ビルは少々傾いており、当方にはこれくらい傾いた方がいい。


Sony alpha7RIII +Laowa 12mm


Sony alpha7RIII+フォクトレンダー 12mm


Sony alpha7RIII+フォクトレンダー 15mm


Sony alpha7RIII +Batis 18mm

やっぱり、Zeissは陽気でいい。


Sony alpha7RIII + Laowa 12mm


Laowa 12mm 上の絵をトリミング拡大

Laowaのトリミング拡大耐性はたいしたものです。

次は自然教育園 2018-6-22
今日はSony FE 16-35mmとLaowa 12mmを比較しました。先日の反省から、Laowaの色をブルー、グリーン系に3ポイント移動、合わせてSony FE16-35mmもブルー、グリーン系に2ポイント移動。


Sony alpha7RIII +Laowa 12mm


Sony alpha7RII + Sony 16mm


Sony alpha7RIII + Laowa 12mm


Sony alpha7RII + Sony 16mm


Sony alpha7RIII + Laowa 12mm


Sony alpha7RII + Sony 16mm

たしかに、Laowa 12mm Zero-Dはデストレーションが少ないので、12mmと16mmは単に視野が狭まったという印象になります。


Sony alpha7RII + Sony 16mm

ここから、Sony FE16-35mmに接写リング10mmを付けました、これを付けるとぎりぎり24mm以上、実質28mm~35mmの範囲で接近撮影ができます。これ以下はレンズが対象に接してしまいます。超広角接近撮影とはいえませんが、Sony FE16-35mm+接写リング10mmは結構面白い。もともとSony FE16-35mmは破たんのない、見方によれば、面白くないレンズですが、接写リングをつけると、すこしやる気になります。


Sony alpha7RIII + Laowa12mm


Sony alpha7RII + Sony 16mm

逃げない、ツマグロヒョウモンの接近撮影。これは、超接近広角撮影のLaowa12mmの勝ち。しかし、これは単に連写速度の違いが反映したにすぎません。バックのボケが大きくちがいます。


Sony alpha7RIII + Laowa12mm


Sony alpha7RII + Sony 16mm

色の違いの原因はよくわかりませんが、背景のボケが12mmと28mmの違いを顕著に現しています。どちらがいいかは目的しだいでしょう。

結論
1,当方の手持ちのフォクトレンダー12mm II型は、色的に無理。III型にすればそれなりに改善されますが、やっぱりそこそこの感じでしょう。
2、Zeiss Batisの色はまずまずOK, 暗いとDistagon F3.5がダルな色になることがあるのですが、これがある程度回避されています。しかし、絞っても太陽が星型にならないのがとっても不思議。ZeissはTouit 12mm、Distagon 18mm、Sony/Zeiss FE16-35mmいずれも簡単に星型になるのに???  いろいろやってみているのですが、星型にならない。どうしても星型にならないなら、これは致命的欠陥。
3、Loawa12mmは困った。超接近撮影はLaowaでしかできないので、Laowaの存在価値はあります。一般的撮影では、確かにデストレーションは少なく、これはかえって超広角らしくなくて面白くない。接近撮影とは違って、周辺のきたない流れは小さくなんとか耐えられる。中心部のトリミング拡大耐性は立派なもの。しかし、Zeissに比べると色が苦しい。いろいろカメラ側で調節してはみましたが、撮影条件で、色がころころ変わるのが使いにくい。全部RAW現像にすれば何とかなるかもしれないが、めんどくさいレンズだよ。とにかくLaowaには振り回されつづけている。3万円くらいなら、諦めも付くが、実際は9万円で買っているので、なんとか元を取ろうとあがいているのです。ちまたでは13万円でうっているから、この値で買った方は嘆いているにちがいない。

つまり、いずれの広角レンズも不満足という結論です。カメラを初めてからDistagon 18mmが中心でしたが、いまだ満足ゆくフルサイズ広角レンズにはお目にかからないという結果です。 ただしAPS-CですがTouit 12mmはいいですよ。その前のペンタック limited 15mm (APS-C用)もよかった。
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自然教育園日記 その120  面白いのはBMCのNikon1 V3 かSony FE 90mm macroか Laowa 12mmか

2018-06-17 15:38:29 | 日記
自然教育園日記 その120 
面白いのはBMCのNikon1 V3 かSony FE 90mm macroか Laowa 12mmか

2018-6-1~6-14
写真は60~70点の出来と80~90点の出来の時は見手の反応が10~100倍違う。
自分で60~70点と思う時は、だれも反応しない、自分で80~90点と思う写真なら、殆どだれでも反応する。この違いはとっても大きい。このクリティカルポイントの壁はなんとも越しがたいのだ。


Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mm BMC (Best Moment Capture)


Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mm BMC (Best Moment Capture)

これなんか、ちゃんとピントがあって、トリミング拡大できればかわいい絵になるのだが、Nikon1 70-300mmnoBMCではそれは難しい。

このあたりで、なんでシジミチョウくんだりが飛ぶまでじっと待っていなければならないんだ(こいつらは飛ばないと決めたら、まったく飛ばないのである)と頭に来て、Nikon1 70-300mmをほおりだした。


Sony alpha7RIII + Sony FE 90mm macro F2.8

マクロレンズはどこまでも拡大できる。しかし、飛び上がるところを撮るのは至難の業。


Sony alpha7RIII + Sony FE 90mm macro F2.8


Sony alpha7RIII + Sony FE 90mm macro F2.8


Sony alpha7RIII + Sony FE 90mm macro F2.8

Sony FE 90mm macro F2.8はLaowa 12mm に比べると100倍くらい楽だ。ただ撮ればいいし、容易にガンガンにトリミング拡大できる。しかし、だれでもそれが出来るから、珍しい写真をとるには珍しい対象を探さねばならない。

Laowa 12mmの場合は近づけば虫は逃げるし、影になるからLEDライトで照らさなければならないし、ピントは薄いし、手持ちでやったら、手が3本いる。三脚立てても、そこまで超接近するのはとっても大変、しかもファインダーをのぞいて撮れるケースは極めてまれ。真ん中にはいれれば、こちらもガンガンにトリミング拡大できるのだが、真ん中をはずしたらアウト。超接近撮影でトリミング拡大しても、マクロよりいいことあるのか、いまのところ疑問。労多すぎる。


Sony alpha7RIII + Laowa 12mm F2.8 Zero-D


Sony alpha7RIII + Laowa 12mm F2.8 Zero-D


Sony alpha7RIII + Laowa 12mm F2.8 Zero-D


Sony alpha7RIII + Laowa 12mm F2.8 Zero-D


Sony alpha7RIII + Laowa 12mm F2.8 Zero-D


Sony alpha7RIII + Laowa 12mm F2.8 Zero-D


Sony alpha7RIII + Laowa 12mm F2.8 Zero-D


Sony alpha7RIII + Laowa 12mm F2.8 Zero-D

超広角接近撮影では背景の情報がある程度入ってくる、そのメリットをいかそうと努力するが、そういい場面があるわけではない。

どうあがいても、60~70点を越さない。

珍しくない対象を、撮り方でなんとかしようと思っても60~70点を超すのはなかなか難しい。
自然教育園では、どうしても珍しい虫や鳥や花(あるいはそれらの珍しい場面)を見つけるのが60~70点を越す近道なのだ。
大体、自然教育園の見手のクリティカルポイントはずいぶんと、珍しい虫や鳥や花(あるいはそれらの珍しい場面)側にずれている。

鳥や虫を撮ろうとおもったら、
ニコン一眼レフ(連写が10コマ/秒以上あればなんだっていい)+ ニコン300mm単焦点(AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VRなんたって、重量が755gと軽いからすごい、このレンズのためにニコンを使う)
珍しい場面を撮ろうとおもったら
オリンパスOM-D E-M1 Mark II(フォーカスブラケット、深度合成、プロキャプチャー、ハイレゾショット等種々のトリックを使ってビックリさせることができる)+オリンパス・プロレンズ(これらトリックのいくつかはオリンパス・プロレンズを必須とする)
しかないと思うようになってきた。

だけどいやだね、このあまりにも写真、写真した路線は。
どうしても人と違う写真を撮らないと気が済まないなら、
自然教育園から脱出して、当方の機材向きの、当方の好みのところを探しにゆくか?
それとも、なんとか頭をひねって、まだ自然教育園をほじくってみようか?
なにしろ、毎日の散歩コースだから、そう簡単には捨てられない。

なんで、こんなに悩んでいるかといえば、フジフィルム中判デジタル(GFX 50S)が頭をはなれない、しかしこれに100万円投じたとしても、自然教育園での撮影ではまったくこの100万円が生かされないのではないかという恐怖にさいなまされているのである。お金が際限なくあれば、フジフィルム中判デジタルもオリンパスOM-D E-M1 Mark IIも買ってしまうんだが(どうせ、後者はすぐ飽きて放り出すだろうが)。

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自然教育園日記 その119 Laowa 12mm Zero-D 試写 その3

2018-06-11 19:24:20 | 日記
自然教育園日記 その119 Laowa 12mm Zero-D 試写 その3

機材はSony alpha7RIII + Laowa 12mm Zero-D F2.8  
Kipon NIK-S/EM(ヘリコイド付レンズアダプター)でニコンマウント・レンズをソニーFEマウントに付けています。
場所は自然教育園 2018-6-9



対象と背景のボケのコントラストにより接近広角撮影の面白みを出すことが出来ます。



これも対象と背景のボケのコントラストにより接近広角撮影の面白みを出す例です。



自然教育園はイイギリの雄花が一面に落ちて、この季節の情景を作ります。



これも対象と背景のボケのコントラストにより接近広角撮影の面白みを出す例です。


タカトウダイ 

Laowa 12mmは開放がF2.8ですから背景の立札をぼかすことが出来ます。フォクトレンダーUltra Wide-Heliar 12mmですと開放でF5.6ですから、消したいバックの情報を消すことができません。



(城ヶ島公園で撮影, 2018-6-8)

Laowaは周辺の画像の流れが汚いので、周辺をカットすることが多い。


(城ヶ島公園で撮影, 2018-6-8)

真ん中に対象を入れさえすれば何とかなります。

どうやら、Laowa 12mmはF2.8によるボケを利用することがメリット。周辺の画像の流れが汚すぎることがデメリットという結論に落ち着きつつあります。

それにしても、13万円の品の下取り価格がマップカメラで3万円とはひどすぎる。何としてもLaowa 12mmのメリットを生かした絵を撮ってこの仕打ちを見返してやりたいものだ。

以上の絵は、強烈なLEDライトを買い込んで、超接近広角撮影の問題点を解決しています。
LEDフラッシュライト GENYOS SG-409R <閃>というやつで、480ルーメンという明るさです。<閃>というのは名ばかりでなく、驚異的に明るい。おなじルーメンをうたう他のライトはこんな閃光はでません。5000円もしましたが、超接近広角撮影のためにはいたしかたない。




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白金自然写真クラブ 写真展 2018春夏 のご案内

2018-06-04 18:08:13 | 日記
白金自然写真クラブ 写真展のご案内

日時 2018-6-8~7-11
場所 国立科学博物館付属・自然教育園(目黒/白金台)管理棟フロア―

当方は以下の写真を展示予定。
この写真展は自然教育園内で撮影した写真に限定されています。
結構時間をかけて撮ったつもりですが、たいして面白い写真がありません。なんででしょうかね? いろいろ特殊な撮影にチャレンジしているので、なかなかうまくゆかないのかもしれません。

Sony alpha7RIII + Zeiss Batis 18mm F2.8  2018-3-31 春の渦潮

今年は花筏の規模が大きく、晴天と重なったのでスローシャッターで流してみました。風が殆ど無く、数秒露光となりました。これだけ露光するとさすがに花筏以外の風景も動いているわけで苦しい撮影条件です。ちょっとでも強い風が吹けば、圧倒的に楽に撮れるのですが。

花筏のスローシャッターは春写真の定番で、世の中にはもっと素敵な写真はいっぱい存在しているのですが(ふつうは流れのあるところで撮るのです。この池は流れの無いただの池)、この平凡な池の風無しではこれが精いっぱいです。なにせ花筏というのは数日しか見られないのですから。その間に晴れたり、風が吹いたりしてくれないといけないのです。


Sony alpha7RII + sony FE90mm macro F2.8 <カメノコ・テントウムシの離陸>

カメノコ・テントウムシは1cmくらいあるちょっと大きなテントウムシです。自然教育園ではそう見かけないテントウムシなので(当方にとっては)、よたよた出てきたカメノコ・テントウムシにビックリしてマクロで撮影したら、たまたま飛び上がった瞬間が撮れたということで。ただそれだけのことです。こういう単なる図鑑写真は出さない方針だったのですが、ほんの気の迷いで出すことになりました。単なる昆虫写真は今回限りにしたいものです。


Sony alpha7RII + フォクトレンダーSuper-Heliar 15mm F4.5  2018-4-10 <春のさざ波>

最近買ったフォクトレンダー15mmを試写しているときに池のさざ波がきれいだったので撮ったのですが、ただそれだけです。実際の池を知っている人にとってはこんな深い森に囲まれた魅力的な池に撮れているのはビックリするだろうと思って出したのです。実際の平凡な池を知っている方以外はたいして面白い写真ではありません。


Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm F2.8 2018-7-2 <夏の思い出>

これは蝶の広角レンズ接近撮影の練習をしている時に撮った写真です。広角レンズで接近して撮るとマクロや望遠レンズと違って背景の情報が入ってくるところが面白いのです。しかし、近づけば蝶は逃げますから、接近してピントのあった絵というのはそう簡単に撮れないのです。ツマグロヒョウモンという平凡な蝶ですから、図鑑写真にしか興味をもたない自然教育園の来園者には何が面白いのだと言われるでしょう。蝶の広角レンズ接近撮影は初心者で、まだまだなのです。


Sony alpha7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8 2017-5-19 <アオイロニワゼキショウの世界>


Sony alpha7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8 2017-5-19 <アオイロニワゼキショウの世界>

この年はアオイロニワゼキショウを重点的に攻めていました。Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8に接写リングを付けて1cm以下の小さな花と飛ぶハチ(アブ?)を一画面に撮る、これはとっても難しいのです。アオイロニワゼキショウの世界はボケ写真トライの中で行っていました。ボケ写真ですからSony FE 85mm F1.4 GMも接写リング、F1.4で同じシチュエーションでトライしていますが、これはもっともっと難しい。そのわりには、見る方はアッソウと見飛ばすに違いありません。今年もアオイロニワゼキショウにトライしたのですが、 何故か今年は花と虫の場面に出会わない。アオイロニワゼキショウの世界はいったいどう撮ったら人は足を止めるのでしょうか?? また来年に持ち越しです。

今回は何か気が乗らなくて、ご案内も間近になって、しぶしぶという感じなのはなぜか?
いつもは世に逆らって抽象画を狙うはずなのに、今回は周囲におもんぱかって、変に具象っぽい写真をだすから、自分でも納得できないでいるのだという結論になりました。これではいかんですよ。自分を取り戻さなければ。
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自然教育園日記 その118 春から夏への狭間

2018-06-01 19:21:29 | 日記
自然教育園日記 その118 春から夏への狭間

淡々とした日課の自然教育園散歩における撮影から、ピックアップして写真を載せます。ただ習慣的に自然教育園を3周して、10000歩/日を達成しようという日々です。 目標らしきことを言えば、蝶の色っぽい飛び姿を撮って、陶芸のモチーフとしたいという目標は持っています。
これまでいっぱい蝶の飛び姿を撮ったのですが、使えそうなモチーフはたった1枚です。先日ジョルジュ・ブラックの展覧会に行きましたが、彼は10指に満たないモチーフを一生使いまわして色々な作品を作っています。絵画から、リトグラフ、シルクスクリーン、陶器、ガラス、彫刻、木彫、タイルモザイク、タペストリー、ジュエリーなどなど。これでいいんだと思いました。このブラックの展覧会はインプレッシブだったので、後程紹介しましょう。

2018-5-9
5月の新緑に青空がいい。

Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm F2.8


Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm F2.8


Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 50mm macro F2.8


Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 50mm macro F2.8 ヨコズナサシガメ
中国、東南アジアから昭和初期に侵入した、うれしくない見ためのカメムシ。


Sony alpha7RII + Sony FE90mm macro F2.8


Sony alpha7RII + Sony FE90mm macro F2.8 アカズジキンカメムシ

この組あわせは、正当的で、やっぱり絵作りが楽だよ。

2018-5-11

Sony alpha7RIII + Sony FE70-300mm G ツマグロヒョウモン オス(左)・メス(右)


Sony alpha7RIII + Sony FE70-300mm G

2018-5-16


Nikon1 V3+ Nikon1 70-300mm アオサギとダイサギ(?)


Nikon1 V3+ Nikon1 70-300mm


Nikon1 V3+ Nikon1 70-300mm


Nikon1 V3+ Nikon1 70-300mm アオスジアゲハ


Sony alpha7RIII + Laowa 12mm Zero-D F2.8

2018-5-19

Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 50mm macro F2.8

LaowaとZeiss touitを比較。Laowaに対する決定的コメントはまだやめときましょう。


Fujifilm X-T10+ Zeiss touit 50mm macro F2.8 ミズイロオナガシジミ

この蝶は昼間ぜんぜん飛ばないで、同じところで夕方までじっとしているのです。


Fujifilm X-T10+ Zeiss touit 50mm macro F2.8 テングチョウ

顔の先が尖っていて、テングのようなのでこの名がついた。


Fujifilm X-T10+ Zeiss touit 50mm macro F2.8

やっぱり、Fujifilm + Zeiss touitは安心できます。


Nikon1 V3+ Nikon1 70-300mm アオイロニワゼキショウ


Nikon1 V3+ Nikon1 70-300mm  ルリシジミ


Nikon1 V3+ Nikon1 70-300mm ルリシジミ


Nikon1 V3+ Nikon1 70-300mm アカボシゴマダラ(春型は赤星がない)
ヒラヒラ飛んでかわいいのだが、要注意外来生物(生態系被害防止外来種)。2000年頃から突然関東地方南部で見られるようになった。日本固有の奄美群島亜種由来ではなく、
人為的に放たれた大陸産の外来個体群の可能性が指摘されている。


Nikon1 V3+ Nikon1 70-300mm


Nikon1 V3+ Nikon1 70-300mm


Nikon1 V3+ Nikon1 70-300mm


Nikon1 V3+ Nikon1 70-300mm

色っぽい飛び姿をさがし続けているのです。
Nikon1は殆どがベスト・モーメント・キャプチャー(BMC)を使っています。1インチカメラにしては善戦してると思いますよ。


Nikon1 V3+ Nikon1 70-300mm ウラギンシジミ

2018-5-22

Nikon1 V3+ Nikon1 70-300mm


Nikon1 V3+ Nikon1 70-300mm


Nikon1 V3+ Nikon1 70-300mm  ヒメジャノメ(?)


Sony alpha7RIII + Laowa 12mm Zero-D F2.8

強力LEDランプを物色中です。

2018-5-25

Nikon1 V3+ Nikon1 70-300mm


Nikon1 V3+ Nikon1 70-300mm


Sony alpha7RIII + Laowa 12mm Zero-D F2.8


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