小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

港区の坂―3 高輪、白金台-2

2020-05-29 15:57:13 | 写真日記
港区の坂―3 高輪、白金台-2

2020-5-9, 14, 26
昨日の続き
品川駅からのびるザクロ坂を上がって、新高輪プリンスの玄関あたりを左折する下り坂を少し下り、途中の左の道から高輪3丁目に入ります。

機材はSony alpha7RII + Zeiss Batis 40mm
26日からFujifilm X-T3 + Zeiss Touit 32mmに変更



高輪3丁目はこのような階段だらけ。



階段を上がるとハイセンスの建物があり行きどまり。向かいにミニあり。





高輪3丁目地区は階段だらけです。つまり車が通れる道は限られ、知らない方はとうてい目的地に行き着けません。歩いてもなにがなんだかわかりません。



歩いているルートは良くわからないが、どうにか国道1号線に出ます。これをこすと東五反田4丁目。



ここも階段だらけ。



この階段を下り左折するとこのような左右が急な崖の暗い道。





さらにすすんで、坂を下りると広い通りに出ます。左に曲がると以前は逓信病院、現在はNTT東日本関東病院を経て五反田駅です。




スズキの軽自動車は最近かっこよくなりましたね。

いつまでも品川区を歩くわけにもいかず、港区地区に戻ります。







さて、上大崎一丁目地域にもどります。



これは陶芸用スタジオに借りようとおもっていた崖上のアパート。コロナ問題で、スタジオ物色は中断しています。



上大崎一丁目も白金台2,3丁目もあるは、あるは階段だらけ。






坂の下のミニ



普通の道を歩いてゆくと突然の階段にぶつかります。




階段の下の道


畠山記念館



畠山記念館は白金台2丁目にあり、このあたりの目印。所蔵品は茶道具を中心とした日本・東洋の古美術品であり、実業家の畠山一清が開設した。敷地はかっては畠山邸の一部。



畠山記念館近くのよく散歩で通る小道



きれいにディスプレイしている邸宅があるのが、この小道を気に入っている理由かもしれません。



白金台3丁目地区にはこのような張り紙が並んでいます。環状4号線の工事に反対する張り紙です。





環状4号線連絡版というのまでありました。これは長い反対運動の戦いを表しているのでしょう。そりゃ同情しますよ。



どうやら、白金台交差点の白金ドンキから始まり、白金台3丁目を通って、グランドプリンスホテル高輪の横にある旧衆議院高輪議員宿舎跡地を突きって品川駅と高輪ゲートウェー駅の間を通ってJR線を越すようです。2033年3月までに完成予定ということになっています。



確かに、旧衆議院高輪議員宿舎跡地は大きな工事が行われています。





白金台3丁目、2丁目は本当にほのぼのと幸せ気な地域なのですが。

環状4号線工事は本当に大ごとですよ。どうなりますか???





このお寺は、木を切らずに塀をへこましているのが面白いので撮影。こんなわけ解らない状態でウロウロしているうちに目黒通りに出ました。

右に曲がれば、日吉坂上です。突然、今日の散歩は終了。



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港区の坂―3 高輪、白金台-1

2020-05-28 17:56:59 | 写真日記
港区の坂―3 高輪、白金台-1
緊急事態宣言解除となりましたが、急に事態が変化するわけでもなさそうです。ブログというのは日常生活の中でたまたま印象に残ったことをつづるわけですから、急に生まれたり、無理やり作ったりするたぐいのことではありません。 <港区の坂>はそのあたりに住んでいる方には少しは興味あるでしょうが、関係ない人にはレスポンスしようもない。
この希薄なレスポンスに、心は折れるのですが、他にしようもない。毎日、カメラをもって散歩しているので、撮影写真はたまる一方です。心が折れようが、まだしばらく書き続けましょう。

これを書くにあたって、結構しらべているので、ほんと大変なのです。その成果として、なるほどそうだったのかと、自分の住んでいるところの周囲に関してずいぶんと理解が増えました。その内、<港区の坂>を書いたことが無駄ではなかったと思える日がくるでしょう。

2020-5-9, 14, 26

機材はSony alpha7RII + Zeiss Batis 40mm
26日からFujifilm X-T3 + Zeiss Touit 32mmに変更

今回は出発点を日吉坂上とします。高輪ゲートウェイ駅に向かいます。




目黒通り、日吉坂上から桑原坂を下ります。







日吉坂上の角には八芳園があります。内部には立派な庭があり、今頃はツツジがきれいなのですが、コロナ自粛で閉園となっています。八芳園とは1万2000坪の敷地内に庭園のあるレストラン・結婚式場。



さらに下ると、デザイン会社が上部を占め、下はレストランとなっている、デザイナーズビルといえる建物があります。レストランは以前キッシュ&タルトという店で洒落ていたのですが、その後経営難で色々変わっていって、どんどんつまらなくなり、現在はなにやらよくわかりません。



坂を下ると国道1号線、桜田通りに出ます。この角は明治学院大学。



国道を越えても坂はそのまま続き、名前を桂坂に変えます。




ミニ発見



なにやら高輪館という表札のあるお屋敷の横から洞坂が始まります。こういう小さな坂が楽しいですね。
高輪館は旧東芝山口記念会館とありますが、現在は日本テレビホールディングスが所有しているそうです。









くねっと曲がった洞坂を抜けると東禅寺があります。



東禅寺はこの周辺からすると予想外の広さと、お寺らしさを有しています。









このお寺をぐるっと回ってみると、その裏手は暗闇坂のごとく暗い坂道で、あまり通りたくない雰囲気です。



裏手は、お寺の木々のおかげで、昼でも暗い雰囲気。それでも住んでいる方はいらっしゃる。住めば都なのでしょうか。お寺というものが、周囲に良くも悪くも大きな影響を与えている。

白金台2,3丁目、高輪2,3丁目には驚くほど数多くのお寺があります。それらが、皆東禅寺のようにうっそうとした木々に囲まれているわけではなくスッキリと近代化しているところが多い。東禅寺の周囲は地域全体が時が止まったように異次元の雰囲気です。



さて、東禅寺の参道に戻ります。国道15号線、第一京浜に続く、こちらはお寺の裏とは打って変わって、高級マンションがならびます。





国道に向かって左には日本フラワーデザイナー協会(NFD会館)の建物、右は港区立高輪公園があります。



港区立高輪森の公園ともよばれており、江戸時代、薩摩藩島津家の下屋敷・抱屋敷でした。
明治時代に入ると、政治家・後藤象二郎の屋敷となった後、宮家の邸宅として昭和22年まで使われていました。この森の中の公園、東禅寺、高輪館などが連動して、この一帯の時が止まったような異次元の空間を作っているといえます。



第一京浜(国道15号線)に出て左折してしばらく歩くと桂坂の出口、それに続く高輪ゲートウェイ駅の入り口があります。この周辺はまだまだ、再開発中。



今日もテスラに遭遇。



再開発の塀にそって高輪ゲートウェイ駅に向かいます。


高輪ゲートウェイ駅



なにやらイベントスペースがあるが、今のところクローズ。







隈研吾氏の設計と聞きます。店は全てクローズ。結局、期待したような面白い所は今のところ発見できず。この未来的景観には高輪ゲートウェイなどというチャライ名前より、単に<高輪>駅の方が品がいい。高輪というところは色々歴史があるのだから、どこかの新興地みたいなネーミングはセンス悪い、なんでも海外に憧れる年寄りの仕業に違いない。


海側



第一京浜(国道15号線)に戻って品川駅にむかうと右は3つのプリンスホテルの集合地域。高輪プリンス、現在はグランドプリンスホテル高輪の入り口に向かう坂を<さくら坂>というのですが、その標識がどうしても見当たらない。これまでご紹介したように、港区は坂の標識がよく整備されています。後で紹介する渋谷区などは坂の標識が殆ど無い。こんなキチンとした立派な坂であり、その途中にはプリンスホテルのサクラタワーがあるのに、坂の標識がないことに当方は腹を立てています。高輪ゲートウェイというネーミングや坂の標識を抜いてしまう成金行為に怒っているのです。グランドプリンス高輪の案内にはちゃんと<さくら坂>と書いてあります、ここの標識が行方不明であることをホテルは知らないのでしょうか? 今度聞いてみましょう。




グランドプリンス高輪貴賓館~旧竹田宮邸~ 現在はグランドプリンス高輪(旧高輪プリンスホテルの)結婚式場として使用されています。



品川駅から新高輪プリンスホテル、現在はグランドプリンスホテル新高輪の脇を登る坂にはちゃんと標識があります。



大体品川駅や高輪、新高輪プリンスホテルは港区高輪3丁目、品川駅なのに高輪3丁目です。高輪ゲートウェーは高輪2丁目、第二京浜(国道1号線)を越えて白金台2丁目、白金台3丁目、ここで目黒通りとぶつかります。港区である白金台2丁目、白金台3丁目と品川区である上大崎1丁目、東五反田4丁目が一つの高台にまとまっている感じで、グチャグチャな小道と坂、さらにあちこちに階段が道をつないでいます。何度もこのあたりを歩いているのですが、目印になる広い道や、川が無いので、いつも自分がどこを歩いているのかわからなくなります。今回も、坂、階段の多さとグチャグチャ感を出そうと色々撮影したのですが、どこがどこやらまったくわからなくなってしまいました。



ザクロ坂を上がって、新高輪プリンスの玄関あたりを左折する下り坂があります。このまま行くと五反田駅までいってしまいますから、左の道から高輪3丁目に入ります。



いい色のアルファロオがありました。ヨーロッパ車は色がうれしい。

今日はここまで、高輪地区から白金台2,3丁目地区はまた明日。







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港区の坂 その2-2 三田、白金台

2020-05-24 19:01:16 | 写真日記
港区の坂 その2-2 三田、白金台

今日は潮見坂の続きからです。

撮影は全て、Sony alpha7RIII+ Zeiss Batis 40mm



この一帯は普連土学園(私立女子中学校・高等学校)の敷地です。



潮見坂に続く、国道1号線へ下る坂、蛇坂。ここも初めて。



蛇坂から見下ろすと広大なお墓。この三田地区も、白金、白金台地区も数多くのお寺があります。人の住むところお墓あり、お墓あるところお寺あり。京都だったら、一つ一つお寺をめぐるのですが、自分の住みかの周りとなると、この数多くのお寺の名前を全く知りません。



蛇坂を下って第一京浜に出て左折します。



国道1号線を真っすぐ行くと魚籃坂下へでます。またミニに出くわす。




道のわきのショウウインドウに面白げなディスプレイ。

この道は道の脇にきれいな花壇が続きます。ちゃんと、見てみると、よく手入れが行き届いていて、花の配置もよく考えられています。誰かが丹精込めて手入れをしているのでしょう。









通る方はなんとなく気がついてはいるが、まじに見る方はいないでしょう。それでも、あるとないとでは大違い。街を飾る方々に感謝です。



魚卵坂下に来ました。ここから高輪白金駅を中心とした再開発地域、SHIROKANE AERCITYに入ります。




SHIROKANE AERCITY



SHIROKANE AERCITYの裏には、人気のお店が2軒あり、自粛で行くところがない若者が集まって、大人気です。



焼きたてエッグタルトと自家焙煎コーヒーの、『オーファクトリー白金』



我々もポルトガル・リスボン「パステイス・デ・ベレン」の元祖エッグタルトを思い出しながら、0ファクトリーのエッグタルトを食べています。ポルトガルのエッグタルトと日本のエッグタルトはちょっと違っていて、日本はベースが層状のパイ生地であり、ポルトガルは一層のパイ生地です。


となりのガスタ



スペイン・バスク地方、サンセバスチャンの本家直伝、バスク・チーズケーキの味を忠実に再現、ということでバスク・チーズケーキブームに乗って大人気。

SHIROKANE AERCITYの脇道を古川と麻布通りに向かって歩きます。




SHIROKANE The Sky 11,000m2超の広大な再開発

ここでまた広大な再開発地域に遭遇。
この白金高輪地区は再開発で、大きな素敵なエリアが出来そうです。白金高輪地域といえば、最寄りの駅もなくしょうもない地域だったのですが、地下鉄白金高輪が出来てから、みるみる変化してゆきます。一つ先の白金台駅より白金高輪のインパクトの方が大きい。住んでいる方が地価上昇で喜んで売りに出すから、大きな地域をまとめて再開発できるのでしょう。今日の散歩だけで3つの大きな再開発地域に出くわし、白金高輪駅のインパクトには驚きました。



ひき肉少年(左)とMaison D`AHNI shirokane(右)

古川、新古川橋へ続く道には人気のお店が2軒あります。
Maison D`AHNI(メゾン・ダーニ)はフランス・スペインの国境に位置し風光明媚で知られるバスク地方の伝統的なスイーツ「ガトーバスク」、「マカロンバスク」を中心とした焼き菓子と、日本の四季折々の食材を活かした色とりどりの生菓子をご提供するパティスリー。
何故か、ガスタに続いてバスク地方のお菓子屋さんが集まっています。



メゾンダーニ ガトーバスク、ガトーバスクアラクレーム、ガトーバスク オウ ショコラ、フィナンシェなど。



ひき肉少年のひき肉ライス(1000円)」にトマト・チーズ・ゆで卵のトッピングが追加された「少年の夢(1,150円)、丸鶏+鶏ガラの出汁に、オレガノやターメリックなど10種類以上の香辛料が混ざってさらに、ヤザワミートのひき肉がゴロゴロと入っています。 現在はテイクアウトしてます。


向かいにミニ発見。

古川、新古川橋を渡らずに、古川にそった小道を左に曲がります。





このあたりは白金一丁目地区、有名なヤザワミートの加工・製造工場があります。『ヤザワミート』といえば、厳選した至極の黒毛和牛を扱う精肉卸専門店。全国のホテルや三ツ星レストランなど一部のハイクオリティなお店に肉を卸すと同時に、直営店も展開しており、五反田の『ミート矢澤』、八重洲の『焼肉矢澤 東京』、恵比寿のハンバーガー店『BLACOWS』など。自粛で販売先がクローズになり、自ら倉庫の前にテントをはり、各種ミートを販売しています。知る人ぞしるヤザワミートですから、気が付いた方が車で買いに来ています。今だけのチャンス。メンチカツなど総菜に加工したものもテイクアウトしています。

この道は、古川と北里通りの間を並行して走る小さな裏通り、ヤザワミートのすぐ先には前回紹介したレトロ商店街、白金四ノ橋商店街の入り口です。



今日はこの道に入らずに、さらに裏道を直進します。実は、この裏道は最近の自粛時代の定番散歩道で、ほぼ毎日歩いています。





途中にいつもシトロエンC3が止まっているので、フムフム、次はシトロエンC3にしようかと思いながら歩いているのです。この港区の坂を書くために、このあたりを散歩すると、とてもシトロエンが多いことがわかります。シトロエンは日本中でも年間数千台し売れてないのですから、このあたりに十台くらいあるということは、大変なシトロエン集積地区ということです。みなさんBMWに飽きて、人と違った車を買いたい方が、日本車と値段がかわらないけど洒落てるシトロエンに目を付けたと思われます。

実は以下の写真の車は外見からてっきりシトロエンのセダンと思っていて、シトロエンC3とセダンとどちらにしようかなと考えて楽しんでいました。実はこの車シトロエンとは全く関係ない<テスラ>であることがわかりました。もう十数年間、車に無関心でしたので、世の中変わっているようです。当方は今もそうですが、これからも車に乗らないつもりなので、車なぞどうでもいいのですが。面白いことない自粛期間中の頭の中でのほんの遊びです。


旧高松野宮邸の傍でテスラ発見。


魚籃坂下付近でテスラ発見


TheSky再開発地前でテスラ発見

これ等はナンバーから同じ車ではありません。








近所にテスラ3台発見。

この車、テスラはアメリカのシリコンバレー発、純粋電気自動車。1千万円前後の、性能抜群の車。SUV, タイプXはリアがガルフイングです。シトロエンC3の5台分の値段。すみませんお見それしました。最近500~700万円のテスラ3というのも登場しているようです。日本で年間千台くらい売れているうちの相当の台数が港区に集まっているようです。まあ、車に乗らない当方には全く関係のないことですが。マセラッティなど一千万円超えの車がぞろぞろ走っている中で、珍しい車だったので載せてみただけです。これを開発したシリコンバレーのベンチャーの起業者達はとてつもないお金を手にしたに違いありません。


ミニ発見


北里通りを走るテスラを発見。


レトロな北里通り



且つて、近くに当方の運営するベンチャーの東京分室があったので、よく昼飯を食べに来た居酒屋、嵯峨。 鯖の味噌煮定食が当方の定番でした。 オープンの準備をしていました。再開するようです、よかったよかった。


レトロな豆腐屋さん。


並んで、レトロな和菓子やさん。



このカフェの裏に、当方の通っている白金陶芸教室があります。白金陶芸教室も最近やっと再開しました。



北里通りで当方の気に入っている焼き鳥屋さん、鳥平。一人2000円あれば十分食べたり飲んだりできます。再開できるのかな?



古い家をそのままリノベ―ションしたカフェだのレストランだのお店が並んでいます。



洋食ハチローもレトロな感じでしょう。



恵比寿3丁目交差点の手前で真っ赤なテスラに遭遇。



北里通りと外苑西通りがぶつかる恵比寿3丁目交差点。直進すれば恵比寿ガーデンプレースと恵比寿駅です。
左に曲がり、外苑西通りに入ります。





ガード下にはいっぱいお店が並んでいます。人気のラーメン店、丸金。



外苑西通りの続きの東京都道418号北品川四谷線がトンネルに入るあたりで、ちょっと脇道を進んで左に曲がると日東坂です。
そのたもとにある人気のパン屋さんKINMUGI。







日東坂の途中のマンションに当方が気に入っているカラーリングのミニがあります。ストライプがきいてます。





松岡美術館があります。個人のコレクションによる美術館ですが悪くありません。



この美術館の裏においてあるミニは最も当方の好みの色です。



ミニを見に裏道をちょっと回り道をしてから白金通りに出ます。通称プラチナ・ストリートといいますが、正式には外苑西通り。立派な坂なのですが、名前のある坂としては認知されていません。秋冬にはイチョウがきれいに紅葉し、セレブ通りとしての面目躍如となり、当方のブログに何回も登場しています。





バイオトップというグリーン、花や観葉植物のお店、レストランも併設。



この先にチョコレートで有名なエリカ。バレンタインデーは勿論、いつも人気です。やっと喫茶も再開したようです。ここのチョコレートはさすがに美味しい、推薦です。



このバブルチックな建物は元ソニーのビルでしたが、ソニー危機の際に売りに出され、その後、有効利用されないまま放置状態です。





その向かいにプラチナ・ストリートを代表する3軒のレストランが並びます。



もっとも古くからある、ブルーポイント。地下鉄白金台駅が出来る前から、ぽつんとここにありました。日本でのオープンカフェの走りで外人のたまり場でした。ここも再開したようです。



隣は、ボエーム。新宿御苑近くや箱根に姉妹店がある人気レストラン。自粛をものともせずにこのあたりでは唯一オープンを続け、連日にぎわっています。当方がこのあたりでは最もコストパホーマンスのよいレストランとして推薦しています。



テラス席が魅力。室内はとても広い。



その隣が、もっとも新しいThe Tender House。オープン直後は外人が集まりましたが、その後、あまり外人を見なくなりました。外人はコストパホーマンスに極めて敏感ですから、苦しい展開ではないかと心配しています。とにかくこの地域のお店は入れ替わりが激しい。賃貸料が高い割には、集客力が十分でない。その上に同じような傾向のお店が多いので、お店を維持するのは大変のです。このプラチナストリートを登った角にあるレストランは、これまでに3回入れ替わっています。どれもお客は入っているのですがビジネスとしては破綻しています。



The Tender Houseもやっと再開か?



プラチナ・ストリートのトップ、目黒通りとプラチナ・ストリートがぶつかる白金台交差点には、白金のイメージとしてはまったく合いそうもないドンキ、白金ドンキがあります。白金台交差点に店を構えてから数年経ちますが、ミスマッチにもかかわらず自粛期間でも連日大変な人です。遠くから車で大量な買い物にやってきます。無論外人には大人気。当方もお酒が安いのでいつもお世話になっています。しかし、ここは外苑西通りのエンドなのですが、このまま延長され、高輪ゲートウェイに向かって、環状4号線としてのびる予定なのです。目黒通りの向こう側は白金台3丁目,2丁目で、次回にご紹介しますが、白金台で最もゴチャゴチャした地域です。ここを環状4号線が突っ切るのですから大変。住んでいる人にはほんと迷惑と思います。
このあたりを飛ぶようになった羽田空港への侵入空路の超迷惑とあいまって、メチャクチャなお上の傍若無人さには頭にきています。この飛行機の騒音は半端じゃないですよ。

目黒通りの白金交差点を左折して、少し歩けば出発点日吉坂上です。なお、右折すれば、いつもの散歩道自然教育園です。今日はこれまで。



写真では小さく見えますが、南風の時は連続して飛んでくるわけで、実感としては全くうるさい。静かで平和な世界をぶち壊す、何の権利があるのか? このコロナ問題が終息したら、この飛行ルートを叩き潰してやる。

いつまで、この<港区の坂>を続けるのだろうか。これを書くには、一回に当たり3日以上の撮影を行っており、ネット情報を探したり、結構大変のです。色々な発見もあって意義はあるのですが、面白いかというと、労力の割にはたいして面白くもない。見る方もたいして面白くないでしょう。自粛期間だから仕方なくやっています。今後、頑張って、高輪ゲートウェイ駅を中心とした散歩、恵比寿ガーデンプレースを中心とした散歩、六本木を中心とした散歩の3回を予定しています。頑張って書いているのです、こりずに見てください。これ等を全部載せる前に自粛解除になって、通常の生活に戻るといいのですが。














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港区の坂 その2 三田、白金台

2020-05-23 18:21:54 | 写真日記
港区の坂 その2 三田、白金台

2020-5-5, 5-17, 5-21

機材は全てSony alpha7RIII + Zeiss Batis 40mm



今日は目黒通りにある日吉坂上を出発点とします。



日吉坂上から日吉坂と桑原坂が始まります。今日は日吉坂を下ります。 たまたまミニが通りかかる、今日もミニだらけです。







日吉坂と下ると、且つての都ホテル、現在はシェラトン都ホテル。



途中に、当方お気に入りの名無しの坂、三光坂にある服部金太郎氏の洋館跡横の坂の出口です。正面にThe Shirokane Guest Houseと表札がある大きな入り口があり、屋敷跡利用の新しいホテル&結婚式らしい。
日吉坂のエンド付近にあるマンション、ラ・マーレ白金には立派なバラが植えてあります。手入れも大変でしょう。こだわっています。









日吉坂を下ると、国道1号線〈桜田通り、第二京浜〉にぶつかります。ここに清正公(せいしょうこう)と通称される覚林寺(かくりんじ)があります(港区白金台一丁目)。日蓮宗の寺院で旧本山は千葉県鴨川市小湊にある大本山。誕生寺。覚林寺には加藤清正の位牌や像が祀られていることから、付近の住民からは「清正公さま」と呼ばれ、勝負祈願の寺として信仰を集めています。



左は三田駅に向かう国道1号線の名光坂ですが、今日は国道を渡って、天神坂を上ります。



見つけました、シトロエン C3 エアクロスらしき車にでくわしました。


天神坂





この道はメリーロード高輪と命名して盛り上げようとしていますが、特に興味を引くお店が無いのです。

坂のトップを左に曲がると旧高松宮邸があります。現在は上皇上皇后両陛下の仮住まいの地です。正式には高輪皇族邸(たかなわこうぞくてい)であり、2019年から仙洞仮御所(せんとうかりごしょ)となりました。

右に曲がれば東海大を経て品川駅に方面につながる道です。


旧高松宮邸 空撮 ネット情報


旧高松宮邸の脇の坂道

旧高松宮邸を過ぎると、本日のメイン地点、伊皿子交差点です。



右から伊皿子交差点に入り、左に曲がると魚籃坂、右に曲がると伊皿子坂、直進すると聖坂。
魚籃坂下は国道一号線(第二京浜)です。伊皿子坂を下ると、四十七士で有名な泉岳寺があり、地下鉄の泉岳寺駅に続きます。その先は第一京浜(国道15号線)で、JR新駅,
高輪ゲートウェイも近くです。伊皿子坂から魚籃坂は結構なアップダウンですが第一京浜と第二京浜をつなぐ重要な道となっています。








魚籃坂の途中にある魚籃寺





魚籃坂のトップ近くにある英国風カレー屋さん、SUNLINE。具のないシャバシャバのカレー、1500円で一種類。<お水はいっさいだしません>と看板に書いてあるいわくつきのお店で、すでに20年くらい続いているのだからすごい。現在は自粛で休業ですが、まだ健在なんでしょうね?
ちょっと伊皿子坂を下りてみます。



NHK交響楽団の練習場があります。



向かいには大きな宮殿のような建物があり、幸福の科学の関連の建物です。この白金地域には幸福の科学の建物がどんどん拡大しています。

この洋風建築に対比するような、昔からのお寺、泉岳寺があります。







四十七士のお墓が並んでいます。首洗いの井戸などもあります。



門前のお土産屋さんも皆自粛休業中。



ちょっとあいた扉から覗いてみると、それらしきお土産が並んでいました。

さて、伊皿子交差点に戻り、伊皿子交差点を左折すると聖坂で、三田駅に向かいます。

伊皿子交差点は大きな3つの坂が交わり、3方いずれの坂も下ってゆく、結構珍しい交差点と思います。実は、当方この伊皿子交差点からすぐのところのテラス三田というマンションに住んでいたので、この辺は馴染みの場所なのです。

テラス三田の裏手には三田台公園があります。ここは貝塚が出土しており、大昔はこのあたりが海岸であったことを物語っています。



三田台公園 正面に見えるのがテラス三田。


貝塚のディスプレイ





大昔このあたりが、海辺の高台であったことがうかがわれます。



聖坂から国道1号線への坂道の一つ、幽霊坂。名前が印象的ですから、よく覚えています。





さらに聖坂を進むと、亀塚公園があります。



この奥にカントウタンポポの保全区というのがありました。今回初めて気が付きました。

久しぶりにこのあたりを歩いてみると、殆ど変わってないなという感じがします。
ところが、亀塚公園を過ぎた先に、ものすごい広域の再開発地域に出くわしました。いったいここはどういう建物が建つのでしょうか? ここの大きさはすごいですよ。




三田三・四丁目地区第一種市街地再開発事業



すでに巨大なビルが建っています。



この再開発地域の元はどうだったかというと、中学校、大学、古いアパートなどがあったのです。この地域がJR新駅、高輪ゲートウェイに連結してゆくのです。高輪ゲートウェイ周辺も再開発中、高輪ゲートウェイは次回の港区の坂でご紹介しましょう。

今回、港区の坂を探検していると、ここばかりでなく数か所の大きな再開発地域に出くわしました。このような大規模な再開発ばかりでなく、この自粛の期間に、なにやら、住宅やマンションの建て替えや修理がやたら目立ちます。まじで、この状態は半端でないですよ。建築業だけが自粛なしでフル回転しているようです。いまがチャンスなのでしょうか?
とにかく港区は、ちょっと目を離すと、古げな建物がどんどん消滅してリニューされ月単位で景観が変化してゆきます。



これは魚籃坂下や地下鉄白金高輪駅からすぐのところの再開発建築現場



高輪皇族邸を中心とした図面になっています。実際に旧高松宮邸のすぐそばから始まり、国道を越えた向かい側まで、広大な地域の再開発です。



高輪皇族邸の前の道から第一京浜におりる坂の途中からこの再開発地域は広範囲に広がっています。このあたりは景観がかなり変わるでしょう。昔住んでいた者からすると、この静かな街の変化にビックリです。

さて、聖坂に戻り、この聖坂の再開発地からすぐのところに不思議な建物があります。当方が住んでいたころからこれは何だろうと思っていました。調べてみると。



建築士、岡啓輔さんが作られている「蟻鱒鳶ル」(アリマストンビル)。自力建設を成し遂げようと、12年以上にわたって奮闘中、「三田のガウディ」とよばれています。「三田のガウディ」ファンは再開発の波がここまでおしよせることを心配しています。

聖坂の途中から左に入いる幽霊坂はその名前が印象的なので覚えていましたが、その先の
潮見坂と蛇坂は今回初めて通りました。以前この地域に住んでいたにもかかわらず、住みかの周りでも知らない場所というのがあるもんです。





この坂を登るのは初めてです。

今日はここまで。<港区の坂 その2>の続きはまた明日載せます。お楽しみに。







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港区の坂 その1 白金、白金台、南麻布、元麻布-2

2020-05-17 17:42:40 | 写真日記
港区の坂 その1 白金、白金台、南麻布、元麻布-2
2020-5-7

今日は有栖川宮懸念公園から。

カメラ機材は全て、Sony alpha7RIII + Zeiss Batis 40mm F2.0です。







有栖川宮記念公園の入り口向かって右側は南部坂、左側は木下坂です。今日は南部坂を上がります。



最近は、BMWと言えばミニ。みなさん大きな車が必要なくなって、このあたりではミニが急増。当方もミニとシトロエンC3に出会うと必ず撮影します。単にどの色がいいかというだけの興味です。



南部坂にはドイツ大使館があり、敷地の壁に絵入りドイツ語単語のポスターがずらりと貼ってあります。



南部坂を上がってしばらく麻布十番方面へ元麻布地区を歩きます。まずは仙台坂上。



仙台坂がありますが、今日はこちらを降りずに元麻布地域を進みます。

途中に氷川神社があります。ここは港区七福神の一つ、毘沙門天が祀ってあり、正月暇な人が七福神巡りでよくここを訪れます。







この元麻布地区は古くからのセレブ地域で、チャライ建物は全く無し。例えばこのような変わった形のマンションが目を引きます(あまり住みたいとは思いませんが)。





これは奇妙な形のマンションの向かいにある、これまたセレブ、マンションの入り口の花壇を撮影。



通りがかりの車。



さて、ここが今日のメイン地点。元麻布の坂の集積地。左手が今歩いてきた一本松坂、正面が暗闇坂、その横を入ると狸坂になります。 右手が大黒坂。  近くに狐坂、七面坂と密集しています。









この坂を下ると、麻布十番商店街の奥に降りてゆきます。



暗闇坂は確かに暗い。結構急な坂です。



暗闇坂の隣にある狸坂







狸坂という名には似合わない、洒落た建物が並んでいます。

さて、大黒坂に戻ります。





今日は大黒坂を下って、麻布十番商店街を目指します。





大黒坂にはその由来である大法寺(大黒天)があります。ここも港区七福神巡りのコースで大黒様が祀ってあります。



坂の途中にある<めぐみ>というお店。なにやら、外人や若い人が足を止める雑貨屋さんです。当方はいつも素通り。





大黒坂の途中に七面坂があります。いずれも麻布十番商店街に通じています。



大黒坂の途中に止まっていた車

さて、麻布十番商店街に降りてきました。当方の今日の唯一の興味は、このコロナ緊急事態宣言の直前にボヤ騒ぎがあった居酒屋、鰓呼吸の現状です。



この居酒屋は、よく海産物を知っていること、よい日本酒が置いてあることで当方のひいきの居酒屋です。ここで、いくつも気に入った日本酒に出会っています。コロナの影響でつぶれると困るので、応援に飲みに行こうと思っていた矢先にボヤ騒ぎとなりました。ボヤ騒ぎがあって、きっと火災保険が下りて、自粛クローズのあいだに、リニューすればナイスタイミングであろうとおもったのですが。覗いてみると単に休業の張り紙があるだけで、リニュー工事の痕跡もなく、ただ誰もいない暗い店内が見えるだけです。大丈夫かな。これまでも楽勝という感じで無かったので、このまま廃業となるのではないかと本当に心配しています。当方のひいきの店はなぜかいつもつぶれるのです。

鰓呼吸を見たので、帰ります。途中まで元麻布の同じコースをとり、仙台坂上まで戻って直進。薬園坂を下ります。南麻布に入って三光坂下への最短コースを取ります。


パティオ十番





この坂の途中にイラン・イスラム共和国大使館があります。




大使館の塀にはイランの風景写真がべたべた貼ってあります。これを見ると、ドイツ大使館の塀のドイツ単語イラストがいかにドイツらしいかと思ってしまいます。

薬園坂につながる小さな坂、奴坂や釣堀坂があるのですが、 いくら調べても残念ながら坂の標識がありません。

今日は超暑いし、帰りはひたすら歩きます。



再び、明治通り(麻布通り?)を越して、四ノ橋(しのはし)で古川を渡ります。この続きに白金四之橋商店街が続きます。この商店街は、白金のイメージとはかけ離れた超レトロな商店街です。八百屋の前にはおっちゃんが暇そうに椅子に座って、日がな通りかかりの知り合いとおしゃべりをしています。京都の商店横丁のようなレトロ横丁があって、いろんな小さな店がまとまっており、日々の総菜がここで全部買える。スーパーマーケットの時代にまだこんな横丁が存在しているのです。この商店街で最も流行っているのが、100円ショップのCanDo。それでもお金が潤沢でない外人の住人がずいぶん増え、道路はタイルばりになり、それなりに頑張っています。
ここで、ちょっとしゃれた、掃きだめのつるのようなパン屋さん、Blau Bergがあり、いつも散歩の帰りにおやつを買います。









ミニを見つけて撮影。

レトロと洒落たセンスが混在する不思議な地域です。

さて、四ノ橋商店街を抜ければ北里通りで、すぐに三光坂下です。きょうはこれでおしまい。 一万2千歩の散歩でした。






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