小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

自然教育園日記 その165 白金自然写真クラブの写真展(2020 秋冬写真展) 

2020-11-27 17:33:35 | 写真日記
自然教育園日記 その165 白金自然写真クラブの写真展(2020 秋冬写真展) 

すでに自然教育園における白金自然写真クラブの写真展が始まっています。当方は毎年、紅葉のいい写真が撮れないので、秋冬写真展は元気がでません。

今年も、自然教育園の紅葉は何か変です。昨年よりさらに変です。黄色系紅葉と赤系紅葉が極端に分離。魅力的と思われるシーンもなく黄色系紅葉はもう終了し、一方赤系紅葉はちっとも赤くなる兆候がみえません。今後、本当に赤く紅葉するのでしょうか?? 今年、いい写真が撮れないと、来年の秋冬写真展はまたもや元気が出ないことになります。

以下、当方の出展各品。
1、
紅葉の朝
2019-11-29
管理棟前広場
全紙


2、
秋色の競演
中判カメラでの細密描写をお楽しみください。
2019-12-12
武蔵野植物園周辺
全紙


3、
秋の水面(みなも)
2019-12-3
ヒョウタン池
A3ノビ


3-2
No3の張替
アサギマダラのいる風景
アサギマダラとフジバカマ
2020-10-14
武蔵野植物園
A3ノビ


3-3
No3の張替
夕日の紅葉
2019-12—8
おろちの松手前
A3ノビ


以下、候補に上がったが採用しなかった写真。





今回のポスターは以下の通り。これは自然教育園側がクラブの展示写真から独自に選んでポスターを制作するものです。なにやら当方の写真が右下にちょこんと入っています。



当方の全紙2枚は1枚3300円、計6600円かけています。たいした写真でもないので、全紙にするかずいぶん迷いましたが、出来てきたプリントを見て全紙にしてよかったと思っています。出展3枚は情報伝達写真でなく絵画的写真という当方の主張を貫いたという点で満足しています。しかし、予想通り、自然教育園の訪問者は虫鳥には反応しても、絵画的写真に反応する方はほとんどいないのが現実で、元気をもらう点は何もありません。
自然教育園はちっとも魅力的な絵画的写真の対象に出会わない毎日で、自然教育園に入るのが何かいやになって、今日は自然教育園に入らずに恵比寿コースを散歩。このままでは来年の秋冬写真展は惨めなことになりそうです。

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自然教育園日記 その164  Fujifilm X-T3/T4のプリ撮影システムについての間違い訂正

2020-11-05 17:45:24 | 写真日記
自然教育園日記 その164  Fujifilm X-T3/T4のプリ撮影システムについての間違い訂正
2020-10-29~11-3

Fujifilm X-T3は連写10コマ/秒だから、プリ撮影システムで使えるプリ部分はせいぜい1コマであり、Fujifilm X-T4は連写30コマ/秒だから、プリ撮影システムのプリ部分は3コマくらいに増えると思っていました。フジフィルムショウルームに電話して聞いたところ、プリ撮影システムはT3からT4になっても内容は同じで変化ないとのことでした。調べてみるとT3、T4いずれも連写速度を10コマ/秒、20コマ/秒、30コマ/秒と変化出来ることがわかりました。但し20コマ/秒、30コマ/秒とすると画面がクロップされて少し小さくなります。クロップされると、レンズの実質焦点距離はAPS-Cで1.5倍、さらに1.25倍、 結局1.8倍になります。つまりminiBorg 55FL, 250mm なら実質450mm、Canon 400mm F5.6Lなら実質720mmになるということです。望遠側にふれるから鳥撮りにはかえって好都合です。
これでFujifilm X-T4を買い足す意味がなくなってしまいました。当方にとってFujifilm X-T3に対するFujifilm X-T4の意義は手振れ補正だけ(AFや画像処理も進歩しているとそうですが)ということで、Fujifilm X-T3を使う時は高速で撮影する場合が多い当方には手振れ補正のために20万円はらう必要は無いということになります。
Fujifilm X-T3で連写30コマ/秒としてプリ撮影(当方はプレ撮影といっています)を連日トライしています。たいしていい場面に遭遇していないのですが、これまでブログを間違えてに書いてきたので、早めに訂正しておきます。

以下のカワセミは50~100mくらい離れた暗い対象を撮っているので、表にだせる絵ではないのですが、連写30コマ/秒となるとプリ撮影部分が確実に増えて、まともなプリ撮影になっています。ただし、撮れる枚数がふえると後の処理が大変になりましたが。 

以下、Fujifilm X-T3 + miniBorg 55FL  このシステムはMF only







以下、Fujifilm X-T3 + Canon 400mm F5.6L このシステムはFringerレンズアダプタ―を使っているので、AF中心ですが、ごちゃごちゃの枝の中の鳥はMFを使い分けています。
























いくら撮っても、この距離、この暗さだと、ピシッと拡大できるわけでもなく(ISO 6400~12800で撮っているのですから)、出すところに出せる絵にはなりません。しかし、陶芸のモチーフとして色々な飛び姿を収集できることはありがたい。



これは20~30mくらいの近距離に現れた時。
数年前はこのような近距離でホバリングする場面がありました。オスがメスに<こんなに魚をとるのが上手いよ!>とアピールするためかな?
この子はまだ若いので、魚をとるのがまだ下手なようです。
その内いい写真も撮れると思うのですが、当方はすでに望遠による鳥撮りに飽きてきた。そろそろ中判マクロに戻りたい。





コゲラが飛ぶところを撮影するのはほんと難しい。枝の上をちょこちょこ動き回るので追いかけるのがたいへん。



エナガはかわいいから何でも許しちゃう。







ここのところスズメが集団で木の実をあさる。超元気である。








いまのところたいした写真はありませんが、これはいい場面に遭遇していないだけで、Fujifilm X-T3の連写30コマ/秒によるプリ撮影システムは確実に使えます。これからFujifilmを買おうとする方は当然Fujifilm X-T4を買うことをお勧めします。手振れ補正はあって損になることはありませんから。

みなさんプリ撮影システムにちっとも興味を示さないけど、こんな有意義なシステムはないのに、この無関心はなんとも信じられないですよ。

AF追尾が進歩すればプリ撮影システムは鬼に金棒なのですが。瞳AFでなくて、動くものを自動的に追いかけてくれませんかね。



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