小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

自然教育園日記 その275 Sony alpha7CR試写―4

2024-02-17 19:17:23 | 写真日記
自然教育園日記 その275 Sony alpha7CR試写―4
2024-2-6
Sony alpha7CR +Sony 70-200mm macro
自然教育園に雪が降る時はなぜかいつも休館日の月曜である。火曜の朝出かけてもたいていは雪が融けてしまっている。今回もまたもや月曜に降る。よって雪景色は撮れず。
名残の雪景色をちょっとだけ。



これはヒョウタン池の一番奥、100mくらい先のカモを撮ってトリミング拡大したもの。



さて、寒い中自然教育園に来たのはもう一つの目的で、写真展の写真がちゃんとしているかを見回りに来たのです(時々、額が曲がったり、落っこちたりしている時があるのです)
自然教育園写真展が開催中です。ポスターの<ウソ>の写真は、虫・鳥を撮らしたらトップグループの一人であるクラブの女性カメラマンの作品。園では、こんな写真はそう撮れるものではありません。これ以外にもクラブの素晴らしい写真が満載ですから、いらしてください。



当方は、虫鳥から脱落して抽象画全開、The Art in The Pondとして以下の4枚(A2)を自然教育園写真展に出しています。後半2枚は張替用です(2月20日張替)。 



GFX50SII, Sony STF 135mm これはSTFで撮っていたのですね。よく見ると本物はとても素敵な絵ですよ。


Fujifilm 100S, Fujifilm GFX 120mm macro


Fujifilm 100S, Fujifilm GFX 120mm macro


Fujifilm 100S, Fujifilm GFX 120mm macro
(こう見るとやっぱりGFX50SIIは手放せないかな??)

当方の虫鳥でない抽象画に興味を示す、来館者はいないに違いない。だけどひょっとして100人に1人くらいはいるかもしれないと期待して、会場の写真展感想コメントボードを見に行ったのです。<池の水面に映る模様をアートとして捉える視点が新鮮でした!!>というコメントが1枚ボードのはじっこにぽつんと貼ってありました。一人わかってくれる人がいれば十分だと思っていたので、The Art in The Pondは出展した意味あったとします。 コメントを載せてくれた方、有難うございます。これでまた少し前に進めます。

先日の浜離宮のThe Art in The Pondは素敵だったと自画自賛していました。The Art in The Pondは何て面白いのだ!!と心の中では思っているのです。公募展用陶絵画がなかなか進まず、体力もなかなか回復せず、希望の見えない毎日ですがほんのちょっとばかり元気になったかな???

2024-2-14
Sony alpha7CR +Sony 70-200mm macro





近場のカワセミを撮るにはこのシステムで十分なようです。しかし止まっているところしか無理というのが結論。



カワセミに集まる人たち。連日こんな調子。



ユキワリイチゲが咲き始めました。




フクジュソウ


セツブンソウ

2024-2-16
今日はレンズを換えます。


Sony alpha7CR +Zeiss Planar 100mm macro + Extension tube


Sony alpha7CR +Zeiss Planar 100mm macro + Extension tube


Sony alpha7CR +Sony 70-200mm macro

花も咲いてきました。鳥から完全撤退して、マクロの世界へ移行しましょう。
マクロの世界でのSony alpha7CR +Sony 70-200mm macroの
位置づけを探ります。今日はSony alpha7CRを固定して、最新Sony 70-200mm macroと超オールドレンズZeiss Planar 100mm macroをちょっとだけ比較。同じ時同じ場所でセツブンソウを撮ります。最後の2枚をご覧ください。Zeiss Planar 100mm macroは<物語>を撮り、Sony 70-200mm macroは<写真>を撮りましたという感想になります。
ずっと言っている感想、Sony alpha7CR +Sony 70-200mm macroは<何でも撮れるが、面白い写真を撮るのは難しい>。しかし、Sony alpha7CRを固定してレンズを換えれば面白い写真が撮れるかもしれない。つまり<何でも撮れるが、面白い写真を撮るのは難しい>はSony 70-200mm macroのせいだったらしい。これがいまのところのSony 70-200mm macroの評価。撮れる距離の範囲は広いが、撮れるニュアンスの範囲は広くない。ダイナミックなボケやデリケートな表現は無理なようだ。Sony でマクロ撮影したいなら、ちょっと古いけどSony FE90mm F2.8 macroが今でも素晴らしいと思います。中古で安く買えます。
次はレンズをSony A マウントに固定してFujifilm 中判とSony alpha7CRを比較してみようじゃないか。お楽しみに。こんな試みをやろうと思うのは、Sony alpha7CRが軽くて高画素だから。これがSony alpha7CRの間違いなくいいところでしょう。
そうそう、Sony alpha7CR +Sony 70-200mm macro試写でピントが合わないと言っていた理由がわかりました。このシステムはピントが非常に薄い、どうしても拡大してピントを合わせる必要があるようです。現在はDMF(ダイレクトマニュアルフォーカス)を常用することによりピントの問題は解決しそうです。個人的にはDMFが嫌いでこれまで使わなかったのですが、本システムではDMFを多用するのがよさそうです。特に鳥はDMFしかないでしょう。

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浜離宮恩賜庭園  Sony alpha7CR 試写―3

2024-02-08 17:22:10 | 写真日記
浜離宮恩賜庭園  Sony alpha7CR 試写―3

2024-2-3
Sony alpha7CR + Sony 70-200mm macroの試写を続けます。

体がなかなか元に戻らないという気分はとっても楽しくない。とにかくいやでもなんでも毎日歩くしかない。今日は浜離宮恩賜庭園へ。




花を撮るつもりだったのが、水面を見つけて、そればかりを撮影する。



















本当は菜の花が咲いているというニュースを見てここに来たのです。


Sony/Zeiss A-mount 24mmを使ってみる。


Sony/Zeiss A-mount 24mm

とにかくA-mountは重たい。重たいわりには今日は特にこれといった収穫は無かった。


メジロと梅

色々メジロを撮ってみた。APS-Cサイズにクロップしているから、レンズは300mm換算である。 AFではちっともピントが合わないので、MFにしてみたが、これでもとってもピントの歩留まりが悪い。 目で見て合っているはずなのですが、ダメだ。 










今日も同じ感想。Sony alpha7CRは何でも撮れるが、いい写真が撮れない。何だかSony alpha1の試写の時と似た印象を受ける。高画素のわりにはピシッとピントが合わない。AFも思ったようにピントが合わない。どこが最新AFなのだ、ちっとも言うことを聞いてくれない。Sony alpha7RIIIを使っている時はそんな印象を持ったことは一度も無かったのに。昔のα7と今のα7は思想が違ってきたのか? 天下のソニーさんですよ、当方の使い方がズレてるのだろう、きっと。 それともFujifilm 中判を中心軸に考えるようになってしまったからかな? ひょっとするとこれはえらいことですよ!

Sony alpha9IIIのレビューでプロがグローバルシャッターよりプリ撮影にはまっていると絶賛している。 バカか!!! プロのくせに今頃こんなこといっている。当方が何年間もSony はなぜプリ撮影に無関心なのか、これは必須だと言い続けてきたのに。だれ一人賛同してくれなかった。Sony alphaからFujifilmに移行したのは頭の古いプロ大御所の言うことばかり聞いて、Nikonを越すことばかり一生懸命で、自分自身では一向に写真を撮らずにユーザーの願いを無視する最近のSonyの性格が気に入らないからだ。
Sony alpha1にプリ撮影がついたら、売れるものはみな売って、α1M2を買おうと思っていたのだが。Sony alpha7CRでこんな状態ではα1M2を買っても満足しないかもしれない。 高いだろうから文句を言っているので、50万くらいならば何にも言いません。50万なんてわけないよ、きっと100万円と言いってくるのじゃないか。

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新宿御苑 Sony alpha7CR試写―3

2024-02-06 17:17:31 | 写真日記
新宿御苑 Sony alpha7CR試写―3

2024-1-31
折角高いお金を出して買ったSony alpha7CR + Sony 70-200mm macroだから早い所いい所を見つけたい。自然教育園には花が全くないので、新宿御苑に行ってみる。

まだ体力が元に戻らない。歩くのがしんどいが歩かないと体力はもどらない。ヨタヨタ新宿御苑に行く。園は人が少なく気持ちいいのではあるが、いつもの1/3も歩かない内にギブアップ、スタバで昼食をとって早々と帰ることになりました。大した試写にならなかったが、ボチボチやるしかない。



















レンズをLaowa 15mm macroに換える


レンズLaowa 15mm macro


レンズ Sony 70-200mm macro

現在の感想
① AF, MF共に画像拡大によるピント合わせが、カスタマイズしていないために非常にやりにくく、 ピントがとれていない絵が少なくなかった。言い換えれば、AFが思った通り作動していないということで、予想通りAFへの信頼性は極めて限定的である。当方はまじに写真を撮ろうと思ったらMFが大半を占める。F4開放でマクロ撮影がこの機材の存在意義である。世間ではAFばかり議論されるが、F4開放でマクロ撮影は議論の余地もなくMFが決め手に決まっている。
② Fujifilm 中判はつまらない場面でも意味のある写真にすることが出来る。Sony高画素カメラではそうはいかない。つまらない場面はつまらないままである。まちがいなくFujifilm 中判の方が楽に絵が作れる。言い方をかえると、Sony高画素カメラでいい写真が撮れたら、世間でいう<写真>としては<いい写真が撮れましたね>と評価されることになる。
③ Fujifilm中判に対して、Sony alpha7CRは軽いから、色々なレンズや機材を持てる。これがFujifilm中判に対する画質的ハンデをカバーしくれるに違いない。ここでもSonyでいい写真を撮ることはテクニカルに高度な技術が必要だということになる。Fujifilm中判は絵作りは楽だが、持ち運びが楽でないということ。

Sony alpha7CR + Sony 70-200mm macroは予想通り、なんでも何とか撮ることが出来る。しかし、この機材はいい写真を撮ることは結構難しい、Sonyはただ撮れたというだけで、Fujifilm中判のように<おお!!>というようなストレートに撮る楽しみを与えてくれない。というのが、今のところの印象である。

CanonやNikonしか興味ない人には何の関係もないけれど、当方はFujifilm中判、Fujifilm APS-C、Sony フルサイズの間をそのメリット・デメリットのために相も変わらずに行ったり来たりしている気がする。Fujifilmが現行APS-C同等の性能のフルサイズを出せば問題はすぐ解決するのだが、これは無いだろうな。といっていまさらCanonやNikonを買う気にもならない。(Canon やNikonのいいところも十分とは言わないけれど理解していますよ、誤解のないように)。
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自然教育園日記 その274 Sony alpha7CR登場-2

2024-02-04 17:43:48 | 写真日記
自然教育園日記 その274 Sony alpha7CR登場-2

Sony alpha7CR + Sony70-200mm macroの試写を続けます。

2024-1-26
無論大きくトリミング拡大。今日の何とか見られる鳥写真はカワセミ3枚だけ



8コマ/秒では飛んでいるカワセミが撮れるのは単に偶然。



強い風でさざ波の立つ水面とススキを撮ってみる。ファインダーで見たとおりの水面反射マルぼけがとれるのはいいかもしれない。






ヒメガマの羅列
綿毛のディテールがきれいに出る、こういう絵が高画素ソニーらしい絵と思う。

2024-1-27
今日はピントが合ったのは1枚だけ。 大空を舞うオオタカはピンボケでした。
情けない結果となりました。

隣ではデカ望遠レンズと超高連写の方々が、さわがしくカワセミを追っています。
毎日いらっしゃる鳥撮り常連の方は集まってくる観客に、カワセミの居場所を教える案内役を担っています。写真クラブの鳥撮りの連中はカワセミにあきて、この場所にはいません。これが自然教育園の毎日の光景です。

鳥撮りは本格的機材を投入しないと、まともな写真は撮れないことは明らか。Sony alpha7CR + Sony70-200mm macroでも偶然いい写真が1枚撮れればいいじゃないかという考えはどやら捨てた方がよさそうです。予想通りですが、ちょっと残念でもあります。



3日間のトライでSony alpha7CR + Sony70-200mm macroが活躍しそうな場面は全く見つからず。カワセミの止まっているところだけではどうしようもない。

Sony alpha7CR + Sony70-200mm macroの試写は新宿御苑に場所を移すべきだろうな。

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