小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

Fujifilm GFX50SにSony 135mm STFを付ける

2020-12-31 19:38:59 | 写真日記
Fujifilm GFX50SにSony 135mm STFを付ける
2020-12-30

写真撮りの今年最後のお勤めです。
Fujifilm GFX50Sに米国製レンズアダプタ―Fotodiox Pro Lens Mount Adaptor Sony(a)-GFXを介してSony 135mm F2.8 [T4.5] STF SAL135F28を付けました。



アポダイゼーション光学エレメント(レンズの周辺にいくほど通る光の量(透過光量)が少なくなる特殊効果フィルター/STFスムース・トランスファー・フォーカス)を組み込んだ、10年前のAマウントレンズです。STFは滑らかで理想的なぼけ味が得られるとされていますが、当方は情緒をとらえるレンズと認識しています。



有栖川記念公園に行ってみました。紅葉は終わり、何もない公園でしたが、夕方の情緒を狙ってみました。やはりSony 135mm STFは情緒を表現するレンズでした。Fujifilm GFX50Sも情緒の表現をサポートしています。いいと思います。

























コロナ対策、修正版も書いてます。

それでは、良いお年をお迎えください。

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自然教育園日記 その168 Fujifilm GFX50S にZeissレンズが付けられる

2020-12-30 11:36:33 | 写真日記
自然教育園日記 その168 Fujifilm GFX50S にZeissレンズが付けられる

2020-12-30

コロナ対策2020-12-29は、書いてもしょうがない事をずらずら書いてあまりに切れ味がわるいので公開を取り消しました。来年、新型コロナは予想もしない展開となる予感がします。コロナ対策はまた考え直して書くかもしれません。


さて、話題をかえましょう。

Fujifilm X-T3 + Fringer FR-FX10 + Canon EF400mm F5.6L




Fujifilm GFX50S + Fotodiox Pro Lens Mount Adaptor Sony(a)-GFX + Sony/Zeiss 135mm F1.8(正式にはSEL135F18GM)



紅葉が終わって、自然教育園では鳥撮りしかありません。Fujifilm X-T3 + Canon EF400mm F5.6Lに機材を持ち換えて飛び鳥一本で、鳥の色々なポ―スを収集します。











鳥撮りカメラファンには申し訳ないのですが、ただ鳥を撮っているのでは全然面白くありません。陶芸窯の設置が終了して、ここの所、急ピッチで作品作りが進んでいます。これら撮影した鳥が陶芸に反映されるようになれば、鳥撮りも元気がでてくるでしょう。

さて本題です。思ったより早く、Fotodiox Pro Lens Mount Adaptor Sony(a)-GFXが届きました。さっそく試写してみました。残念ながら、これを購入した本来の目的である、紅葉はすでに終了し、自然教育園では鳥しか撮るものがありません。

Fujifilm GFX50S にFotodiox Pro Lens Mount Adaptor Sony(a)-GFXを介してSony/Zeiss 135mm F1.8(正式にはSEL135F18GM)を付けてみました。Fotodiox Proは米国イリノイ州の会社のようです。しっかりした作りで問題なく使えました。


Zeissらしい、見事な解像だと思います。とにかくリアルです。




Sony/Zeiss 135mm F1.8のボケもしっかり出ます。





Sony/Zeiss 135mm F1.8をフルサイズSony alpha7RIIIに付けた時に比べ、ちゃんと645中判カメラの味がします。 適当な撮影対象が無いためにSony alpha7RIIIよりFujifilm GFX50Sの方がマッチングがいいか、あるいはFujifilm GFX50S + Fujifilm GF120mm macroより魅力的絵が撮れるかはまだ分かりません。 残念ながら自然教育園は12-28から休園で、他の公園も臨時休園で閉まるところが多く、当分試写はおあずけです。Sony 135mm STFも試写が楽しみです。Fujifilm GFX50S + Sony 135mm STFの組み合わせなんて、めったに見られない超レアな絵ですよ。
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自然教育園日記 その167 自然教育園の紅葉 ラウンド2 645中判カメラとフルサイズカメラの対決

2020-12-21 22:30:16 | 写真日記
自然教育園日記 その167 自然教育園の紅葉 ラウンド2
645中判カメラとフルサイズカメラの対決

12-6~20まで自然教育園の紅葉撮影で。以下の機材のトライをしました。645中判カメラFujifilm GFX50SとフルサイズカメラSony alpha7RIII/IIの対決です。

① 中望遠レンズ


② 広角レンズ


(註:1)茶色文字は中国製 2)Fotodioxはまだ手に入っていないので、今回はトライできず。3)Magic Format Converterはフルサイズレンズを1.4倍にして中判カメラに適合させる。4)中判カメラに使うとレンズの焦点距離は実質約0.8倍となる。)

何でこんなに色々なトライをするかというと、絵画的写真を撮りたいからです。何で絵画的写真を撮りたいかというと、陶芸のモチーフを探すからです。

これだけ色々なトライをしても、今のところ紅葉で絵画的写真を作ることは成功していません。紅葉は陶芸モチーフに向いていないのでしょうか?

当方はすでにGoToトラベルでの軽井沢で紅葉の池への映り込み撮影でとりあえずは挑戦すべき陶芸モチーフ・ネタを手に入れています。

今回も意外な陶芸ネタを手に入れたのです。







ただの落ち葉です。紅葉は葉っぱの色や模様を色々変えてくれる。自然は作家さんより優れたアーティストだ。この写真はただ落ちている葉っぱをまったくそのまま撮ったものです。

さて、これで紅葉撮影の目的は達成したと言ってしまうとこのブログはもう終わりになってしまいます。

以下、膨大なトライから削って削っていくつかの写真を載せます。
頭を切り替えて、カメラ機材の話にしましょう。

今回のトライで以下の疑問にエイヤっと答えを出してみます。
①重たくて、機材が限定されるデメリットにもかかわらす中判カメラを選ぶべきか、レンズ、機材が豊富であり機動性の高いフルサイズを使う方が結局いい結果を得られるか?

②中望遠レンズではボケの大口径中望遠レンズと細密描写のマクロレンズはいずれが紅葉撮影に向いているか?

③広角レンズでは焦点距離何mmくらいが紅葉撮影に適当か?

④レンズの種類が足りない中判カメラにアダプタ―を付けてまで、レンズの幅を広げることは純正レンズを越すメリットを与えるか?

⑤今回使った4種の中国製レンズおよびレンズアダプタ―は使えるか? 中国製カメラ機材に手を出すのは誤りか、意味あることか?



枚数が多いのですが、長々と続ける価値もないので、一気に載せます。

比較の為にラウンド1での写真も一部載せています。12-6~20と期間が長く、晴れの日も曇りの日もあり、紅葉もどんどん変化し、最後の方は惨めな写真となりました。

1,中望遠レンズ

① Fujifilm GFX50S + GF120mm macro F4








② Fujifilm GFX50S + 中一光学85mm F1.2














③ Sony alpha7RIII + Sony/Zeiss 135mm F1.8
















④ Sony alpha7RIII + Sony 135mm STF (F4)
これは12-20撮影で、紅葉はすでに終わっており無理やりの撮影です。





2,広角レンズ

⑤ Fujifilm GFX50S + Fujifilm GF23mm F4








⑥ Fujifilm GFX50S + Fujifilm GF45mm F2.8




⑦ Fujifilm GFX50S + Zeiss Distagon 18mm F3.5












⑧ Fujifilm GFX50S + Laowa 15mm macro F4




⑨ Sony alpha7RII +Zeiss Distagon 18mm F3.5












⑩ Sony alpha7RII +Zeiss Distagon 21mm F2.8
これも12-20撮影で、紅葉はすでに終わっており無理やりの撮影です。



答え:
①重たくて、機材が限定されるデメリットにもかかわらす中判カメラを選ぶべきか、レンズ、機材が豊富であり機動性の高いフルサイズを使う方が結局いい結果を得られるか?

Fujifilm GFX50Sの圧勝です。絵画的写真を目的とするので、いずれの写真もぎりぎりまで色を修正してますが、Fujifilm GFX50Sは色がきれいです。Sony alpha7RIII/IIはビビッドで撮っても色がさえないので、無理やり修正してます。修正しすぎであることは認めますが、Fujifilm GFX50Sの方が修正しても嫌味にならない。全体の印象も645中判の方が勝ります。

②中望遠レンズではボケの大口径中望遠レンズと細密描写のマクロレンズはいずれが紅葉撮影に向いているか?
引いた画面ではマクロ細密描写でいいと思います。あえて絵画的にするためにボケを入れてみましたが、ボケはもっと接近した画面で複雑なボケを駆使しないと意味ありません。自然教育園ではロープが張ってあるので、自由に対象に近づけないこともありますが、ボケ写真はもっと考えないといけない。

③広角レンズでは焦点距離何mmくらいが紅葉撮影に適当か?
紅葉撮影にかつては12mmまで使っていましたが、18mmでも広角過ぎる気がしてきました。21mmの撮影時は紅葉が終わっていましたし、中判45mm(実質35mm)の撮影は少なすぎてわからない。今後どこまでも超広角に進まずに、デホルメを狙うには18mm(中判だったら23mm)までが限度、さらに中判45mm(実質35mm)をもっとトライしてもいいのではないかと思っています。


④レンズの種類が足りない中判カメラにアダプタ―を付けてまで、レンズの幅を広げることは純正レンズを越すメリットを与えるか?

やはり純正レンズで攻めるべき。645中判のボケ中望遠レンズはGF110mm F2で攻めるべきでした。これはフルサイズの85mm に当たるわけで、ボケはフルサイズ Canon 85mm F1.2Lには及ばないでしょうが、GF110mm F2はメチャクチャ評判がいい。30万円の投資です。これから30万円かせいでGF110mm F2を買いましょう。

だけど、中一光学85mm F1.2, Laowa 12mm, Laowa15mm macro, それにこれからトライするSony A マウントレンズを中判カメラに付けること。みな面白いじゃないですか。思わぬ絵が得られるかもしれません。どんどん楽しみましょう。

⑤今回使った4種の中国製レンズおよびレンズアダプタ―は使えるか? 中国製カメラ機材に手を出すのは誤りか、意味あることか?

中一光学85mm F1.2は絵は悪くないが、周辺減光が激しく(F1.8程度まで絞っても)、載せてる絵は周辺を5%くらいカットしています。中判はフルサイズより20%くらい画面が広いので、5%削っても中判カメラで使う意味はありますが、85mm F1.2と名乗るのはサギくさい。ネットでこのレンズにある程度の評価を与えているのはAPS-Cでテストしているからでしょう。 このようにいい所と悪い所が共存するのが中国製カメラ機材の平均的感想です。しかし、ここで使った中国製カメラ機材はいずれもそれなりに使う意義をちゃんと持ってます。他にないスペックを主張していて、それなりに使えるのですから文句はいえません。

来年の自然教育園での秋冬写真展ではこの中から2枚選んで出すことになるでしょう。自然教育園の観客で絵画的写真に反応する人はどうせ100人に1人ですから、受けを無視して自分の気に入った絵を出しましょう。

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自然教育園日記 その166 自然教育園の紅葉・ラウンド1

2020-12-14 19:26:19 | 写真日記
自然教育園日記 その166 自然教育園の紅葉・ラウンド1

12-6ごろから自然教育園の紅葉を追っています。このころから色付き始め、日に日に紅葉が進行しています。天気の良い時は、すくなくとも1日おきに紅葉を撮影しています。半ば定点観測のようなものです。
12-6~11をラウンド1としてご紹介します。まだまだ紅葉は進み、おそらく12-25くらいまで撮影可能でしょう。12-12~25をラウンド2としてご紹介しましょう。

機材は
1、Fujifilm GFX50S + GF 23mm F4, GF120mm macroF4を中心としてLaowa 15mm macro F4での接近撮影を少し。
2、Sony alpha7RIII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8, Zeiss Distagon 18mm F3.5

ラウンド1の最終日、Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8,を持ち出しました。このレンズを当方は, <天下の宝刀>と呼んでいます。(このレンズはソニーミラーあり一眼レフ用Aマウントで、ソニー・ミラーレスEマウントに付けるにはレンズアダプタ―が必要です)。これまで、このレンズは驚くべき画像をたたき出しています。Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8いまのところ中判カメラには付けられない(実はこれが中判に付けられるアダプタ―を見つけて注文しましたが、輸入物なので手に入るには3か月かかる)。そこで、久しぶりのSony alpha7RIIIの登場となりました。Fujifilm GFX50Sでは絞りを絞ってビシッとした全画面の細密描写が中心となるのに対して、Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8は近距離から遠距離までにいたる驚異のボケを演出できます。中判カメラではすっかりボケを諦めていました(中判カメラは事実上ボケレンズが無い)。Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8、<天下の宝刀>のボケは新たな紅葉の表現を与えてくれて、久しぶりにときめいています。

まずはFujifilm GFX50S + Laowa 15mm macroF4でちょっと変わった視点を試みます。これまで試みてきた広角レンズ接近撮影の紅葉撮影への応用にこだわってみました。


Fujifilm GFX50S + Laowa 15mm macro F4

まずはコロナウイルスが攻めてくる感じを出してみました。

次に葉っぱの穴から覗く試みをやってみる。色々やったけど大した収穫無し。


Fujifilm GFX50S + Laowa 15mm macro F4


Fujifilm GFX50S + Laowa 15mm macro F4



Fujifilm GFX50S + Laowa 15mm macro F4

風の強い日、一生懸命ススキを撮るが、こんな程度。

広角レンズ接近撮影で諦め。次は鳥撮りとの決別。


Fujifilm X-T3 ; miniBorg 55FL

最近、連日カワセミが近くに現れるようになりました。写真クラブの鳥撮り名人によると、2匹いて、昨年生まれと今年生まれのメスで、カワセミ1号、2号と呼んでいるそうです。
写真クラブの連中は紅葉の中に鳥がいる場面が撮りたくて、毎日うろうろしています。当方は上の写真を最後に、ここの所ずっと鳥撮りの機材は持たずに中判カメラ一本で紅葉だけを相手にしています。


Fujifilm GFX50S + GF 23mm F4

自然教育園の入り口から撮影した絵を順番に載せます。

入り口の変わったアングルを何度も撮ります、まあこんなところですか。


Fujifilm GFX50S + GF 23mm F4

ポチポチの葉っぱのリズムが好きです。


Fujifilm GFX50S + GF 23mm F4

ヒョウタン池にむかうイロハモミジのビューポイント。ここは皆さん撮影するから、特徴を出すにはとても難しい。


Sony alpha7RIII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

天下の宝刀のボケで勝負。

この道の途中にある、<物語の松>は何度も撮りますが、やはりこの松が、紅葉としてベストポイントです。この松の形がなんとも魅力的。


Fujifilm GFX50S + GF 23mm F4

中判カメラの細密描写で勝負


Fujifilm GFX50S + GF 23mm F4


Fujifilm GFX50S + GF 23mm F4


Sony alpha7RIII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8


Sony alpha7RIII + Zeiss Distagon 18mm

一方、Sony alpha7RIII を持ち出したことにつられて、長年の広角レンズの友 Zeiss Distagon 18mmを付けてみる。これがいい。爽快な軽量感と鋭い切れ味、色合い。長年の付き合いがどっと戻ってくる。


Sony alpha7RIII + Zeiss Distagon 18mm


Sony alpha7RIII + Zeiss Distagon 18mm


Sony alpha7RIII + Zeiss Distagon 18mm

ひょたん池の写真は毎回撮るけれど気に入った写真はいまだ撮れず。ここはラウンド2にずれ込む。

ヒョウタン池に続く水生公園の池に面するあずま屋の前にあるモミジはきれいなのですが、ここも皆さん撮るので、違いを出すのが大変。12-11は午前中曇りでしたがが、夕方になって日が差してきた。この横からの夕日で部分的に照らされる紅葉を撮りまくります。


Fujifilm GFX50S + GF120mm macroF4


Fujifilm GFX50S + GF120mm macroF4


Fujifilm GFX50S + GF120mm macroF4


Fujifilm GFX50S + GF120mm macroF4


Sony alpha7RIII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

これは2日後の天下の宝刀によるボケ・トライ、しかし、夕日のスポットライトにはかなわない


Fujifilm GFX50S + GF 23mm F4

森の小道の紅葉は比較的早く色づきます。この紅葉撮影においてFujifilm GFX50Sによる横長画面(通常4:3だが、16:9を使用)の効果を集中的にトライしています(Fujifilm GFX50Sはいろいろな画面の縦横比を設定できます)。ブログに載せると、横長ですから、画面が小さくなって、見劣りがしますが、大きくすると横長画面は独特の印象を生み出します。


Fujifilm GFX50S + GF120mm macroF4


Fujifilm GFX50S + GF120mm macroF4


Fujifilm GFX50S + GF120mm macroF4


Sony alpha7RIII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

このあたりから天下の宝刀のボケの使い方がわかってきました。遠くの対象にピントを合わせ、前ボケを使って、色と形のリズムを生み出す。

森の小道から武蔵野植物園に移動します。


Sony alpha7RIII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

ハリギリの葉の魅力に焦点を合わせて色と形のリズムを生み出します。

さらにイモリの沼へ続く道。ここは遅れぎみにイロハモミジの紅葉が進みます。


Sony alpha7RIII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8


Sony alpha7RIII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8


Sony alpha7RIII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8


Sony alpha7RIII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

イモリの沼に続く道の途中の、水生植物園を見下ろすビューポイント。皆さんが撮影するポイント。当方は天下の宝刀であえて、バックを超ボケにして、前の細密と超ボケを対比させます。


Fujifilm GFX50S + GF120mm macroF4
イモリの沼越しの紅葉ビューポイント。GFX50Sの横長画面を生かす。


Sony alpha7RIII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

天下の宝刀でのボケで、紅葉へ挑戦。奥に焦点を合わせて、前ボケで遠近感と色の質感バリエーションを撮ります。



Sony alpha7RIII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

これも同じ試み。奥に焦点を合わせて、前ボケで遠近感と色の質感バリエーションを撮ります。


Sony alpha7RIII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

これも同じ試みを極端に行った例。一番奥の小さな部分に焦点を合わせて、前ボケで遠近感と色の質感バリエーションを撮ります。これこそ天下の宝刀の真髄。

ラウンド1はここまで。
12-12から12-25くらいまで、紅葉を撮ることが出来るかもしれない。中判カメラでのボケを撮るために天下の宝刀をGFX50Sに付けるレンズアダプタ―を見つけて注文しましたが(このフルサイズ用レンズがそのまま645中判カメラに使えるとのネット情報を信じて)、手に入るのは3か月後、紅葉は撮れません。そこで崖から飛び降りるつもりで、超ボケレンズ、中国製、中一光学、スピードマスター85mm, F1.2 (GFX50S用)を7万円で中古・購入(中国製は極端ないい所とまずい所が共存する。 F1.2で中判とは無理すぎる、どこかに問題が生じるかもしれない。 中国製は個体差が大きい、中古だと元の設計が悪いのか、個体が悪いのか判別できない)。
ラウンド2では崖から飛び降りてけがをするか、中判カメラでのF1.2ボケを提供できるかお楽しみに。
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GoToトラベル 宮古島編-4

2020-12-05 16:52:39 | 写真日記
GoToトラベル 宮古島編-4

2020-11-19

宮古島市総合博物館は植物園のすぐそば、といってもカーナビ通り走しったら、バカくさいえらい遠回りさせられました。  博物館の宮古島の自然の展示は皆興味ある物でしたが、 蝶に関してのみ載せます。 宮古島は蝶天国


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm アサギマダラ 

この宮古島のアサギマダラが東京の自然教育園までやってくるのでしょうか。


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm オオゴマダラ
これはとんでもなく面白いモチーフだよ。


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm ジャコウアゲハ


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm ベニモンアゲハ


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm シロオビアゲハ


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm 
アオスジアゲハの集団吸水。アサギマダラの集団越冬などの展示が続きます。宮古島は蝶天国。


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm 
琉球陶器も撮影。

宮古島市総合博物館はなかなかいいですよ、○。次に宮古市伝統工芸センターを訪ねます。


宮古市伝統工芸センター(ネット)
ここはカーナビのコード番号表が間違っており、行き着くのにまたまた苦労しました。ポンコツ・カーナビには泣かされる。


スマホ

ここの展示の中心は、苧麻(チョマ)という植物から糸を績み、宮古上布という織物を作る伝統工芸です。この場所に広い工房があって実際作っているようです。宮古上布が宮古島のほぼ唯一の伝統工芸と見ました。このセンターの作りは、石垣島の八重山みんさー織工芸館を思いおこさせます。石垣島では家内がみんさー織の体験をしましたが、宮古上布の体験はここではやっていなくて、先に述べた体験工芸村でやっているそうです。


宮古上布(ネット)


ネット

沖縄には色々な伝統的織物があるようです。

宮古上布で作った財布だの帽子や着物、みなとっても高くて手が出ないので、以下のハンカチを1500円で買いました。天然藍で染めたものです。これは単に記念に買ったのでなく、陶芸のモチーフとして買ったのです。これは使えますよ! 頭の中である方法を思いつきました。


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 32mm
これで訪ねたところはお終いです。


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm

これはホテルの売店に飾ってあった宮古島のガラス細工で、唯一参考になりそうな作品です。

以下、今回入手した貝を載せます。


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 32mm
これは買った貝です。左2つは体験工芸村で100円/個で買ったもの。右下は平良繁華街のお土産屋さんでかった50円の貝。右上は空港お土産屋さんで買った磨き貝で、2600円なんぼ、この色と紋様が重要な陶芸モチーフ。


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 32mm 裏側


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 32mm 拾った貝


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 32mm
拾ったサンゴのかけら


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 32mm
拾った大きめのサンゴのかけら

とても気を付けたはずなのですが、東京の自宅まで、一匹のヤドカリがついてきてしまいました。小さな貝からたまらずひょこひょこ動き出す。飼うこともできないので、窓からほうりだす。下水に入って海まで流れることを祈るばかり。

宮古島のポイント
1、東急ホテル&リゾートは結構でした。推薦です。
タクシーの運転手さんは東急ホテル&リゾートが一番といっていました。さらに、シギラホテルはインバウンドがなくなって、従業員を大量解雇した為に、GoToトラベルで増えたお客に対応できずサービスの大幅ダウンで大変といっていました。東急ホテル&リゾートでもサービスが完璧というわけではありません、従業員のレベルもバラバラです。でも何故かいいホテルです。
2、ダイナミックな石垣島の海(離島を含めての話)と穏やかで利用しやすい宮古島の海とどちらがいいか? これは結論を出すのはむずかしい。石垣島は攻める海、宮古島は共存する海。しかし、宮古島の海は文句なく美しい。
3、宮古島は蝶の天国。蝶好きの方には気軽に楽しめる蝶天国です。これは旅行案内書には出ていない、今回の最も意味ある発見です。
4、伝統工芸、文化は沖縄本島>>石垣島>宮古島の順で、宮古島では伝統文化を見つけることは難しい。工芸の大半は本土からの外来品。石垣島もそうですが、宮古島はさらにその傾向が強い。アートという観点からは宮古島にはアートは殆ど見つからない。極端に言えば、宮古島は海と砂糖キビ畑だけの島。
5、インバウンドが壊滅して、宮古島観光は壊滅。しかし昔に戻っただけ。外来のビジネスはイライラの極致だが、本来の宮古は淡々と時が流れる。
6、一つ重要なことをいいわすれました。宮古島、沖縄離島の対中国感覚は本土の100倍以上です。タクシン―の運転手さんも尖閣に中国が侵入すれば、次は我々が狙われる。国がちゃんと対応してくれと極めてマジに言っていました。中国のワクチンなぞ絶対に打てないと。


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm
宮古島空港のレストランで沖縄料理の昼食を食す。

いかがでしたか、GoToトラベルは。これから仕入れた陶芸モチーフと格闘です。

今日、東京から高齢者の(GoTo)トラベルは控えてくださいとの要請がありました。
次に、GoToトラベルを2回経験した結果を踏まえて、ここのところの新型コロナ対策について考察してみましょう。

当方はこのブログで新型コロナ対策をシリーズで書いています。このシリーズで書いてもいいのですが、GoToトラベルでの実感を込めて、この項で書いてみましょう。




新型コロナ感染とその対策状況は上図で表せます。
1、皆さんの努力(マスク、手洗い、3密回避、小声で離す等々)は防波堤として表現しています。これを高めるよう、菅総理、小池知事、ワイドショウ等々が盛んにおっしゃいますが、その通りでこの堤防は高ければ高い方がいい。しかし、一般の方はこれ以上やりようがないと言わざるをえません。
2、しかし、社会活動において、どうしても一定の割合でこの努力を怠る場面が出てきます。今度の旅行でも、居酒屋では密です。飛行機内で大声ではしゃぐ若い方は初めから終わりまではしゃぎ続けていました。飛行機を降りるときに座席ブロックごとに順に荷物入れから荷物を出すようにと指示があったのに、大半の方は言うことをききません。前のブロックが荷物を出し始めると、次のブロックの方はつられて荷物を出し始め、それが波及してゆきます。モーニングショウやヒルオビを見ているのは年寄りか主婦だけですから、大半の方はニュースなどまともに見ていません。大半の方は周りを見て行動する。同調圧力でマスクをしているのです。当方は両者がマスクをしていれば、感染確率は1割に減るとして行動しています。大きな減少です、しかし0ではない。 若者は群れれば、間違いなく騒ぎます。同調圧力は騒ぐ方に働きます。 ニュースでは、GoToトラベルのバス旅行で、カラオケ大会の大騒ぎが見られたといっていました。 これも同調圧力は騒ぐ方に働く例でしょう。何も騒ぐのは若者に限らないのです。
どうしても感染者は出てくるのです。これを0にすればいいというのは無理です。一旦、社会活動を止めて感染者が0になったと思っても社会活動をもどせば必ず感染者が現われます。無症状者がウイルスを静かに引き継いでいるからです。
3、感染者とその周辺をクラスター対策で叩いても、現在のクラスター対策では無症状者がそれをすり抜けて市中に散らばってゆくことは第2波から第3波の移行過程で明確に証明されています。市中に散らばった無症状者は主として若者中心です。ここから、家庭内、院内、高齢者施設内のクラスターを生み患者の割合は若者から高齢者に移行してゆきます。そして重症者、死亡者が徐々に増加します。第2波から第3波への移行は絵に描いたようにこの道筋をたどっています。
4、医療体制は社会の全ての失敗で生じた患者さんを一手に引き受けて必死で最後の砦を死守しています。防波堤の小さな穴がどんどん増えて、つながって大きな穴となりドット患者が流れ込んで来れば、医療体制はいくら必死に頑張っても医療崩壊が起きます。これは堤防が崩れて水害が起きるように急激にやってきます。
5、社会活動を止めるしか手はなくなります。現在それでも経済活動を続けるのだと菅総理は頑張っています。
6、当方は東京において第2波から第3波に移る前の①新宿歌舞伎町でのクラスター発生時 ②患者が患者数の高止まり平行推移状態の時 この2か所でこの新型コロナ対策を大きく進展させるチャンスがあったと思っています。①では点(歌舞伎町)における無症状者の封じ込め②では感染症対策と経済活動双方を全開にして両者が拮抗していた時期があった、この時もう一手打てばこの平衡状態を感染者減少の方向へ向かわせることが出来たのに、この時の手が成功したら、その手は今後素晴らしい手段となったのに。これを見極める折角のチャンスを失ってしまいました。ではどういう手があるのか。(当方は、この一手は地域と対象に濃淡をつけた広範なPCR検査で感染者を一人でも多く発見するしかないと思ってます。) xxxxが問題でxxxxが出来なかったとか、xxx制度が決まっているからどうしようもないとか、いろいろ言い訳はあるでしょう。しかし、このチャンスを逃したために、医療崩壊か社会活動抑制かの2択に追い込まれました。そうした間にもなくなる方、社会活動のダメージ、倒産、自殺者の増加が続いてゆくのです。2つのチャンスを逃したためにどれだけの損失が生じたか。おそらく、小出しに社会活動の自粛が始まり、また患者は減少するでしょう。そしてまた同じことがくりかえされるのでしょう。 統治者は精いっぱいやっていると言います。そうだと思います。 しかし、さらに考えねばなりません。マストです。出来ないはずはない。当方は先端研児玉名誉教授の、点、線、面における精密医療の考えを支持します。科学的アプローチが全く不得意な、現在の政治家とそれをサポートするはずの有識者といわれる旧体然とした感染病専門家が現状の限界を生んでいます。 引き起こす莫大な損失は海外よりましだという言い訳は聞きたくない。海外よりましな理由は我々の作る防波堤の高さと医療従事者の努力が大半なのですから。
7、政治にまともな科学的アプローチを組み込んでほしい。GoToキャンペーンも経済側からの圧力で始めたものですが、当方はこれを支持しています。問題はそのマイナスの影響を測定する手段をちゃんと構築するという概念が最初から希薄なこと。これは一つの社会実験です、それならその効果を測定する手段がなければ実験にならない。負の効果を検証して、合理的にブレーキをかけることが出来ない。政治的手腕は見えても、まともな科学的アプローチは見えないのです。 新型コロナ感染状況も、独立した社会の感染モニターを実施していないから、実態がわからずに、実体を表さない感染者数、重症者数、死者数であーだ、こーだといっているのです。出てきた数字による政治的手腕は見えても科学的アプローチにはなっていないのです。
当方は以前から感染者の抗体の出来具合を調べましょう。ちゃんと科学的調査を地道に行うべきといってきました。今回、横浜市大と東ソー㈱による日本人の抗体の出来具合の研究報告が出て来ました。感染によりまともに抗体ができるようです。海外で抗体が出来ないだの、すぐ消えるだの言っていることはマスコミやWHOや某国研究者の作った立場の都合に合わせた物言いだったかもしれません。この報告で、考え方がまったく違ってきます。きっちりとした科学的アプローチが政策決定にも一般人の活動にも絶対に必要なのです。(旧体然とした感染病専門家の古い経験論ではないのです。 経験論は臨床医にまかせておけばいい、 研究者は実証研究をしてゆかなければ存在価値はありません。)
わかってますよ、この研究にも、児玉先生の抗体に対する研究にも国の補助金は投入されているので、国の力があってこその成果なことは。
みんな頑張ってることはわかってます。でもまだ足りない。
この辺でやめときます。筆の滑りが止まらなくなってきました。また落ち着いて、コロナ対策シリーズの方で書きましょう。
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