小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

コロナ対策2022-8-3 <独り言>

2022-08-03 19:40:01 | 日記
コロナ対策 2022-8-3 <独り言>

(当方の専門は科学である。政治経済は専門外だから以下に書くことの証拠はない。わずかな自分の経験の集合から<科学者の勘>で組み立てている<仮説>である、つまり独り言である)

1,コロナ問題の根本は科学者であるはずの尾身氏の集団が政府に科学/ロジックを与えられないからだ。ここでいう尾身氏の集団とは感染研を母体とする自称科学者とか専門家とかいう集団を指している。
科学はパワーバランスの世界とは違うのだ。
尾身氏の集団はコロナの出だしから延々と(一見科学の衣をまとった)パワーバランスの世界でことを処してきた。この集団は本当の科学で血みどろになったことがない人で構成されている。尾身氏の集団は政府がいうことを聞かないからこんなになってしまったといっているが、これまで2つの集団がパワーバランスの言い合いをしてきたに過ぎない。この期に及んで、<各自自分で考えて自衛せよ>しかないのだから、尾身氏のいう内容に何も反論することは無い。しかし、なんてこった!    専門家という言葉だけがうろうろして、科学/ロジックを与えることができる集団と政府がまともなタッグを組めないでいること、あるいは組もうとしていないこと、あるいはそれがどういう意味を持つか全くわかっていないこと(すべてに関して)に、日本の将来に希望の光を見出せない。

2,このパワーバランス・オンリーの世界を作り上げたのは誰だ!!  
当方が推測する安倍氏の考え方は
1)強いものさえ維持すれば世の中安泰だ。強いものとはアメリカ、東京、大企業。 これが一番コスパがよく、一番わかりやすい、一番何も考えなくていい。 最もバカが考えることか、最も賢い人が考えることだ。 
 
2)<現在の憲法はアメリカが作ったから気に入らないから改憲だ>から<旧統一教会は反共産で代々付き合っているから、付き合って当然だ>にいたるまで、親から受けついだことを自分の原点としているにすぎない。彼には一貫した強い志があるとはいうものの、はたして、自分で血をながして得た自分の志はあるのか? 自分で自分の志を作り上げるほどの基本的能力があるようには思えない。

3)故安倍氏は常に目の前のパワーバランスに気を配り、文句の出方を最小限にし、自民党が強くなることを最大限にすることが最大の目標であった。彼にはもともと未来を見越した論理的グランドデザインなど作る能力は無い。現在の平和を国民に与えることにより、国民から最大の支持を引き出し、都合の悪いことはみな先送りするか、もみ消すか。その平和に国民は喜んで入り浸った。彼は平和を演出することだけは間違いなく<天才>であった。
一党が大勝し続けることは異常なのである。刹那の平和演出に、日本中がボケた。この罪は大きい。幸せだったと安倍氏を称賛する人はそうすればいい。当方みたいに、常に現在将来の危険におびえながら、四苦八苦している者にとって、なにもしなくてもいい平和などありえないのだ。それは虚、illusionだ、必ずしっぺ返しが来ると恐怖におびえるのだ。裏ではその恐怖にしっかり手を打ちながら、表では平和を演出するのが為政者だろう。恐怖をごまかすのはうまいが、裏の手を打つ能力がない。

4)政治は未来をみすえた理論的グランドデザインの上にパワーバランスを乗せる必要があるのに、現在の為政者には理論的思考が全く淘汰されてしまった。淘汰したのは誰だ!!  国民の大多数は理論的思考や理論的グランドデザインを描くことは出来ない。安倍氏自身も全くこの領域では無能に見える。まさにこの点が多くの国民に支持される所以だったのだ。両者のなれ合いの中で時は過ぎていった。安倍氏はこの欠如する部分を突かれることを非常に恐れ、その危険性のある者を徹底的に排除した。刹那の安定演出に不都合なことは徹底的に排除した。自民党の大多数はこの流れを支持してきたのだ。国民も支持した、これはとても見過ごせないことだ。残ったのは考えるのも嫌な見たくもない先送り事項の山なのである。しかも、これを論理的計画的に一つづつ片づけるという思考そのものが葬り去られている。

5)岸田氏は自身、小安倍でありながら反安倍ポーズをとることにより、このような潜在的反安部意識を味方にしてきた。しかし、安倍氏がいなくなると、小安倍だけが残った。だれが、残った、考えるのも嫌な見たくもない先送り事項の山を少しでも解決してくれるのか? 当方は安倍氏を買っていなかった。早く安倍氏の作ったillusionの世界を変えてほしかった。そこで対安倍氏をうまくやろとする岸田氏に期待していた。ところが、この期待は過去形になってしまうのか??? 安倍氏の国葬は当方にとってどうでもいい。国葬をきめてからの岸田氏の空虚感のほうが心配だ。対安倍氏で作ったシナリオが崩れて、一人になったときのシナリオがなかったことに気が付いたのでは困るのだ。状況が変わろうが自分のなかに燃えるものをもっていなければならないのだ。菅氏の副総理などという声が沸き起こり、またもや安倍氏の世界から抜け出せない政界がみえる。菅氏も安倍氏の欠陥を正そうとしていたことは認める。だけど、当方はもう安倍氏の世界にずっぽり浸かっていた人はみな消えてほしいのだ。もはや安倍氏を軸に思考する反安倍では日本は先に進まないのだ。

こんな文章を書き始めた動機は、現在のコロナ対策が、なんの論理的デザインもなく、これだけ時間がたったのに、考え方は結局なにも変わらず、ただのモグラたたきを繰り返していることに起因する。昨年あれほど一見期待できることをいっていた岸田氏であったのに、なにも変わらなかったことにたいする<呆れ感>である。最初に医療従事者にワクチンを打つことをしなかった理由が全く見つからない。さらにいまだワクチン接種推進の方法を持っていない。医療体制を改善、改革することもせず、医療制限を打ち出している。感染者全数把握をやめる、やめないはどうでもいい。やめた後のブランBを持ち合わせていないこと、すべてにプランAもプランBも持ち合わせていないこと、結局もモグラ叩きのパワーバランス政治オンリーから何も変わっていなかったことに唖然としているのである。<コロナと経済を両立させる>これはプランではない、パワーバランスによる勝手な願望を言ったに過ぎない。こんなことで、これから日本はやってゆけるのか。 <改憲>どうこうではない、プランAはプランBはプランCは出来ているのか?? これから作るって!!!そんな馬鹿な。プランは常にできていて、常にリニューしてゆくものだ。パワーバランス・オンリーの世界にはプランはないのだ。ただシーソーの漕ぎ方だけが上手くなった。

切羽詰まっている、まず侵略される地域、与那国、石垣、宮古、対馬、隠岐、稚内、釧路、知床などの北海道地域、東京や沖縄本島や米軍基地周辺のまず攻撃される地域等の人々はプランA、プランB、プランCもわからずに改憲の投票をしなければならないのか?

3,中国や、ロシアの目に見える侵略(invasion)だけでなく、目に見えない侵略(silent invasion)が存在することは明らかだ。しかし目に見えない。中国や、ロシアの行ってきた
silent invasionは世界中でぼろぼろ姿を現してきた。大陸から日本へのsilent invasionがあるに違いない。大陸には南北朝鮮も含まれる。目に見えてしまったsilent invasionの例はすでに多く存在する。 拉致問題もこの最たるものだ。 この期に及んでsilent invasionが話題にもならないのはなぜか? マスコミがすでに浸食されて意図的にねじ伏せられているのかと思っていたが、どうやら、ほとんどの日本人の頭の片隅にすらこの言葉は存在していないようだ。何が問題かわからないという某自民党三役の一人は本当にわからないのではないか? マスコミは宗教とつながる政治家をやり玉に挙げて喜んでいるが、ことの本質はもっと深いところにあるのではないか? <silent invasion>の意味も解らないボケぶり。
何の証拠も持ち合わせていないのでこれ以上は何も言うことができないが。

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