小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

自然教育園日記その294 Fujifilm GFX100SかX-T5ハイスピードか

2024-09-20 15:43:09 | 写真日記
自然教育園日記その294 Fujifilm GFX100SかX-T5ハイスピードか

しばらく、Sony alpha7CRをはなれてFujifilm系カメラにもどってみます。
まずは中判カメラFujifilm GFX100S + GF120mmによるシングルショット+トリミング拡大とAPS-CカメラFujifilm X-T5 + XF150-600mmによる高速プレ撮影+超望遠レンズとどちらが面白い絵が撮れるかという試みです。
まずは自然教育園2024-9-16 Fujifilm GFX100S + GF120mm




これが上の元絵、この日の絵はみなこの程度のトリミング拡大をしています。








ミツガシワ水面






ゲンノショウコの花

次に
2024-9-18、Fujifilm X-T5 + XF150-600mm






















ここからは水面撮影で本題からそれます。Fujifilm X-T5 + XF150-600mmが水面撮りで何かメリットかでるか試してみたのですが、悪くはないですけれど、やっぱり中判の方が魅力的かな。















さて結果はとても興味深い。Fujifilm X-T5 + XF150-600mmはこれだけ見ている分には、結構使える絵を撮っている。しかし、Fujifilm GFX100S + GF120mmは相当トリミング拡大しているにもかかわらず、なにか魅力的絵を作り出す。しかし、Fujifilm GFX100S + GF120mmは5コマ/秒ではほとんど連写の意味がない。一日で(約2時間)Fujifilm X-T5 + XF150-600mmは連写でFujifilm GFX100S + GF120mmの10倍以上の絵を撮っている。後処理が大変だが、動きやチャッターチャンスの魅力が出る。さあどちらがいい?
当方にとってはやっぱり中判の方が魅力的なのです。どうしても。

ところで、本当にぼーっとしていたら2024-5にGFX100SIIが発売されたらしい。 兄貴ぶんのGFX100IIが昨年発売されたから当然のことですが、連写7コマ/秒と全く残念(GFX100IIは8コマ/秒)、AFや追尾が良くなったといっていますが、連写速度がこの程度では追尾もへったくれもないでしょう。ポート-レートにはいいかも。とにかく今のところ買い代えることはありません。でも中判の画質に魅かれる人は、思い切って安くなったGFX100S中古を買って中判の世界に入ってみてはどうでしょう。40万円は高いか?Sony alpha7RM5新品が買えちゃうからね。ほんとフルサイズの進歩で、中判が苦しくFujifilm 中判の位置づけはむずかしい。でも、でもFujifilmさんはめげずに技術開発してください。10コマ/秒いけば、Sony alpha7CRタイプのコンパクト中判がブレークしますから、あと少しです。

ということで」これから期待する機材は
Sony alpha7CRで10コマ/秒
Sony alpha1 + プレ撮影
Sony alpha7RM5+20コマ/秒、+ プレ撮影でもいい
でしょうかね。とにかく電車はいいから虫を追尾してほしい。
Fujifilmさんがぜんぜん寂しい気がします。応援しているのだから、もっとぶちかますやつを出してほしい。挑戦ですよ、あくまで挑戦ですよ! Sony alpha7CRみたいなコンパクト中判を出しましょう。10コマ/秒にしてしまいましょう。



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秋の暑い暑い日

2024-09-12 16:51:48 | 写真日記
秋の暑い暑い日
Sony alpha7CRを離れて久しぶりにFujifilm GFX100Sをもちだす。
2024-9-10 自然教育園 Fujifilm GFX100S+GF120mm macro






ツルボ

ファインダーを覗くときはFujifilm GFX100Sが一番楽しい。楽しいけれど撮るものが無い! 園も極めて静かだ。お日様だけが元気。

2024-9-11 新宿御苑 Sony alpha7CR+Sony 135mm STF
Sony 135mm STFが心残りで、再挑戦してみる。新宿御苑も撮るものがない。
人がパラパラの静かな新宿御苑はとてもとても魅力的。しかしとにかく蒸し暑い。
驚くことに9割は海外の方々。あちこちで、寝っ転がって、静けさを楽しんでいる。こんな素晴らしいところは海外にもそうありませんよ。
Sony alpha7CR+Sony 135mm STF も悪くないが、Fujifilm GFX100Sは何か、他の機材とレベルが違うという印象だけが残る。






水面


水面




















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Sony alpha7CR + Sony 135mm STFレンズ

2024-09-07 20:44:24 | 写真日記
Sony alpha7CR + Sony 135mm STFレンズ

Sony 135mm STFはミノルタ時代に開発され、Sonyからは2006年10月に一眼レフの為のAマウントレンズとして発売されました。オールドレンズながら、いまだファンが多い伝説的レンズです。ネットでは<ボケ味の極みを追求した、特殊なSTF(スムース・トランス・フォーカス)レンズ。レンズの周辺にいくほど透過する光量が少なくなる特殊フィルターを搭載することで、前後のボケ共に、鉄板に垂らした油がじわっと広がっていくような潤んだボケ味を堪能することができます。>と説明されています。Sony alpha7CRにつけての撮影は初めてです。このレンズはなぜか不思議な情緒を醸し出すので、<情緒を撮るレンズ>として尊敬しています。実際、このレンズを持ち出すのは殆ど水面を撮る時です。


Sony alpha7CR + Sony 135mm STFレンズ

実測total 1396g

今どきはいい水面がなくて、Sony alpha7CR + Sony 135mm STFレンズの試写としては気が向かないのですが、Sony alpha7CR+レンズシリーズはこれで本当に終了ということで一区切りにしたいので、何とかやってみます。

2024-9-3 有栖川記念公園



このレンズはこういうなんてことない場面を情緒的に表現するのです。水面の情緒が大きく効きます。


太鼓橋







自然教育園 2024-9-4


ヒョウタン池水面

今日は水が汚くて、まともな写真を撮るのは無理。




ミツガシワ水面


森の小道


前広場で上を見上げる。


最後の写真は、園をでようとしたら、受付の方が、面白いものがあると教えてくれました、<ミヤマカラスアゲハ>の幼虫がさなぎになろうとする場面なのですが、なんと園の管理棟の入り口でさなぎになるつもりのようです。

自然教育園 2024-9-5
昨日のミヤマカラスアゲハの幼虫は鳥に食べられたかと思ったら、ちゃんとさなぎになっていました。たいしたものだ。ミヤマカラスアゲハはきれいだから、ちゃんと蝶に変身してほしいものです。


(この写真は違うカメラで2024-9-7に撮影したものです)

今日は天気もいいので、STFレンズの不思議なところが出てくるかなと思い、無修正の風景をいっぱい載せました。しかし小さなブログ画面では無理なようですね。












ミツガシワ水面


ツルボ

2024-9-6 浜離宮恩賜庭園






















Sony 70-200mm macro


Sony 70-200mm macro

STFレンズ、興味あるレンズですが、はっきり言って17年前のレンズです。当方も実際にしょっちゅう持ち出すレンズではありません。今回このレンズをご紹介しようと、撮影を始めたのですが、なかなかそのいい所が表現できません。でも不思議なことに、もうやめにしようと思うのに、結局このレンズオンリーで4回も試写したのです。最後の2枚は最新鋭のSony 70-200mm macroです。十分魅力的絵をつくります。使い易く破綻が無くて安全です。それでも、STFレンズと何度も見比べるとSTFの個性がじわっと伝わってきます。Zeissのオールドレンズみたいに10年20年使うつもりで作られたレンズではなく、いつ壊れてもおかしくない老人レンズです。いたわりながら使いましょう。こんなレンズを作ってくれてありがとうと思いながら。

その後、よく考えると135mm STFのメリットは、次で表すことが出来ると思うようになりました。① 対象の花や女性に大きなボケを与えるわけではない、それなら大口径で明るいレンズの方が上だ。② マクロみたいな接近撮影はもともと得意でない。③ 風景写真は彫が深く、色調が濃く、これはこれで魅力的だが、ちょっと重たくなりすぎる。透明感のあるZeissレンズの色調の方が当方は好きかもしれない ④ このレンズは主役の花や女性の周囲の前ボケ、後ボケの美しさが本領であり、これらが融合した統合的美しき全体像なのだ、つまり情緒を撮るレンズなのだ。 よって、主役と同等に周囲のわき役に注意を向けなければならない。

STFレンズは新しいSony 100mm STF GMがあります。これだけ135mm STFを試写してもSTFの心髄が捉えられない一方で、STFにさらに興味がわいて、Sony 100mm STF GMを買ってみようかと調べてみました。新品で20万円、中古でも11万円くらいします。価格Comでユーザーさんが出している写真サンプルを見ましたが、Sony GMの匂いが一杯で、135mmSTFから乗り換える気は消滅しました。100mm STFと135mm STFは全然違うといって手放す人が多いという話もききます。とにかく100mm STFは忘れます。

さて、陶芸を開始します。海の空気をすってから陶芸を再開します。芸術は爆発だ! 破綻無いように小ぎれいに作るろうなんて思うのはもってのほか。途中でバリバリ壊れていいのだ。お前は何を表現したいのだ! 海にどやされてから始めます。

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自然教育園日記 その293  Sony alpha7CR + Zeissレンズー5 最終回

2024-08-31 17:37:02 | 写真日記
自然教育園日記 その293  Sony alpha7CR + Zeissレンズー5 最終回
2024-8-23
今日はSony alpha7CR の相手はsony A-mountの最後Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8



実測1780gと重たい。さすがにこれはトップヘビー。










ヒョウタン池 水面


ヒョウタン池 水面







クサギの花を接近撮影中にカラスアゲハが飛び込んだ。





こういうチョウ撮影にはSony/Zeiss Sonnar 135mmはミスマッチ。折角のチャンスなのに、この時、このレンズしかもっていなかった。こんなチャンス1年に1回くらいしかないのに、上手くゆかないもんだよ。













2024-8-25
Sony alpha7CR + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8に向いた対象は、現在自然恐育園に全くない。もう一日、トライしたのですが、ほんとうになにもありません。諦めてヒョウタン池水面を撮ります。



















写真を見てみると、撮る対象が無くて、必死にこのレンズの特徴を表現しようとしていることがわかります。でも全体的に、ボケを利用した幻想的あるいは抽象的表現を追いかけていることがわかります。  
なんたってSonnar 135mmはF1.8で大口径ですから、表現力はすごいですよ。手持ちのレンズでは一番かもしれません。昔よく<伝家の宝刀>と表現していました。しかし、さすがにこの機材は重たくて、トップヘビーで気軽に持ち出すレンズではありません。これぞという時に、本気で撮影する為の機材です。バランスからいってFujifilm GFX100Sの方が合っているかな?

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自然教育園日記 その292  Sony alpha7CR + Zeissレンズー4

2024-08-26 17:27:35 | 写真日記
自然教育園日記 その292  Sony alpha7CR + Zeissレンズー4
2024-8-17
今日は
Sony alpha7CR + Zeiss Batis 40mm F2
実測 total 917g 、1kgをきるところがうれしい。



このZeissはEFマウントのミラーレス用レンズで、これまでご紹介した一眼レフ用A-mountではありません。当然カメラに直接つないでいます。Zeissの新世代レンズといえます(といっても発売してからもう6年たちますが)。
当方はBatisを18mm と40mmを使っていて、一時ソニーを全部整理した時にいずれも売ってしまいました。これは再購入の中古です。
Old Zeissに比べて新世代Zeissはそれほど気に入っているわけではありませんが、このBatisはクローズフォーカスモードがあり24cmまで近づけることが出来るのと、さらに接写リングを使うと面白い魅了的ボケがでるのが気に入ってSony alpha7CR購入するとすぐに再購入したわけです。
今日の写真は通常モードの遠景からクローズフォーカスモードの接近撮影を入り乱れて行っており、トリミング拡大は最小限にしています。

台風一過、37℃の中の撮影で、撮影対象もこれまでと殆どかわりません。撮るものがそれしかないのですからしょうがないです。



わざわざボロボロの葉っぱを狙っています。





今日の主役は夏雲で、色々な切り取り方で演出してみました。







このあたりは接写リングを使っています。完全にとろけるボケが出ます。



今日の主役の夏雲













前広場の見上げるショットも主役は夏雲です。

接写リングを使ったボケ写真が今日ご紹介すべきテーマだったのですが、接写リング撮影は難しく、対象を選ぶので、ほとんど撮れませんでした。また次の機会にご紹介します。でもBatis 40mm一本で、工夫すればいろいろな絵を作れる、感激とまではいかないけれど、Zeissを感じさせる便利な優等生レンズです。

2024-8-21
Zeiss Batis 40mmの接写リング、ボケ写真が十分でないと、再び40mmを試写。ところが肝心の接写リングを持ってくるのを忘れてしまった。



やけに光る木肌



やっとツリガネニンジンを撮る。




オトコエシ







園を一周して入り口広場にたどり着き、ボーッとする時上を見上げるばかりでなく、地べたのアリも見る。セミの死骸に群がるアリの凄まじい迫力。この迫力を十分に表現できなかった。前々からの興味であるアリを今後テーマの一つにしようと決心した。
Sony alpha7CR + Zeiss Batis 40mm F2は見直しました。Zeiss Batis 40mm F2は軽量小型でも撮りようによって、色々な絵を提供してくれます。やはり接近撮影が可能であることが大きく貢献しているのでしょう。撮る人を選ぶ、隠れた名レンズかもしれません。




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