
▲高台からベルンの街を一望する。赤い屋根の旧市街は世界文化遺産でもある。
ひきつづき、スイス旅行記。
山麓の街で1週間ばかり過ごしたあと、
列車に2時間ほど乗ってスイスの首都ベルンへ。
ヨーロッパの街は必ずと言っていいほど、
決まった曜日になると街のどこかで市場が開かれる。
今回はベルンの市場で見つけた
一軒のユニークな花屋さんを紹介したい。

いままでフランスやドイツなどで何度も市場は見てきたけれど、
この街の花屋さんはとりわけセンスがいいと思う。
ただ切花や鉢植えを売っているんじゃなくて、
ほとんどの店にフラワーアレンジメントしたものが並ぶ。


中でも多肉植物と果実をメインに扱う一軒の花屋さんの
フラワーアレンジメントには目を見張るものがあった。
コケからちょっと離れてしまうけれど、
たぶんコケに心ひかれる方なら、
きっとこの花屋さんにも食指が動くハズ。


▲店先にずらりと並ぶ果実類。ぺポカボチャにザクロ、トウガラシ、ホオズキ、ヘチマ類など。

▲ナスやゴーヤもある。

▲これは何の実だろう? でもお皿に載ってるだけでなんだかアートなかんじ。
そして、これらの素材がどう変身するのかというと・・・

▲アロエっぽい多肉植物の葉にくるんでステキなオブジェに。

▲アップにするとこんなかんじ。

▲ホオズキとぺポカボチャ、ウリのような果実を結んだ秋を誘うオブジェ。
どれもおうちに飾ればステキな
インテリアになりそうなものばかり。
もう鞄からお財布を出しかける勢いで
わが家にひとつ買いたかったけれど、
ナマモノなのでやむなく断念したのだった。

▲おまけ。果物屋さんでは8月末だというのに早くも栗が並んでいた。