バスーンふぁんたじあ

アマチュアバスーン吹きのメモ書き。

今年を振り返って2020

2020年12月30日 | 日記
 だいぶ間が空いてしまったが、今年を振り返って。

 コロナの緊急事態宣言以降の演奏会は、ほぼ中止又は延期となり、市民オケ、アンサンブル等の練習は中止となった。

 しばらくは、個人練習に専念していたが、次第に練習意欲が減退。やはり、練習で集まったり、演奏会本番がないとやる気がでない。これは、後にアンサンブルのメンバーも口をそろえて同じことを言っていた。

 結局、8月ごろまで楽器に触れず、リード製作もせずに過ごすことになった。

 コロナ以前に、県内の小学校から例年の演奏依頼があったが、緊急事態宣言解除後に確認したところ、行うとのことで、8月後半に入って練習を再開した。バスーン2、フルート、クラリネットという編成。併せてリコーダー四重奏。2校で演奏したが、子どもたちには大変に喜んでもらえた。特に、流行りの「鬼滅の刃」。

 9月に入って、市民オケの練習が再開される。演奏者の椅子の距離を離す、休憩時間をこまめに取り換気、弦楽器は始終マスク、管楽器は休憩時はマスク等の対策をする。6月に定期演奏会の予定だったが、10月に振り替え、曲数を減らし、感染予防対策をして開催した。緊急事態宣言解除後では、おそらくアマチュアでは最初の演奏会だったらしい。なお、指揮者の尽力で、当日の演奏会はユーチューブで生配信された。

 バスーンアンサンブルは、オケと同じく9月から練習再開。会社の指示で参加できないメンバーもいたが、10月ころからは全員が参加できるようになった。来年は、今年と同じく6月に、同じ会場で開催予定。プログラムも同じ。次こそ、開催できますように。

 リード製作は、なかなか意欲が湧いてこなかったが、11月ころから再開。きっかけは、アンサンブルのメンバーの友人の一人が、メイキングマシンを購入したこと。

 私がリーガー、別の友人がリードマシーンズを持っているので、リーズンスタッフを購入したいとのこと。友人はカードを持っていないので、私が代わりにオーダーすることにした。リーズンのHPを久しぶりにのぞいておどろいた。メイキングマシンが新しくなっている。しかも2012年に。

 私がリーガーのマシンを買ったときにも、リーズンのマシンはあったと思うが、構造はたいしてかわらず同じ平刃だったので、メジャーなリーガーを選んだ。モデルチェンジされたリーズンのマシンは丸刃で、削り型も8種類ほどある。刃の出し具合を測るマイクロメーターも取付可能。調整可能箇所も三ヶ所あり、使い勝手も良さそう。

 これは自分も購入しても良いかも、と思ったが、まずは友人のマシンを購入。届いた後、二人で使い勝手も確認しながら、調整位置によってどのくらい削られるか測定した。

 きれいに型通りに削ることができる。もともと型には元になるリードがあるので、ケーンの厚さによっては削り始めに段差が生ずるが、そこはマシンの調整と後のヤスリなどの調整でなんとかなりそうだ。

 というわけで、私も購入を決めた。








 削ってみて、中央から先端ハート部分までの厚さの曲線具合は良い。それを保とうとすると、リードの前1/3サイド部分はいつもより厚く残るので、そこは手作業になる。その手作業にけっこう時間がかかるので、リーガーのマシンとの併用を考えた。

 まずは、リーズンのマシンで全体の形を削り出し、両サイド先端はリーガーのマシンで落とす。これがなかなか良い。微調整をしていきたいところだが、年末になって忙しくなり、とりあえず新しいプッペは60本ほど作ったので、年明けて落ち着いたら再開したい。



 来年は、コロナ禍が落ち着きますように。

 みなさま、どうぞ良いお年をお迎えください。
コメント
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