バスーンふぁんたじあ

アマチュアバスーン吹きのメモ書き。

シェイパー購入

2011年01月28日 | リード組み立て
リーガーに発注してあるガウジングマシンとプロファイラーはまだ納品されていない。おそらく今月中には手元に届きそうにない。

ところで、現在シェイパーはFoxの2番を使っているのだが、プッペから仕上げる際にブレードのサイドをやすりで削って先端の幅とサイドの幅を調整している。そのため、どうしても1本1本に微妙な違いが出てしまう。それはそれで1本1本微妙な調整ができるということで良いのだが、手間がかかる。自分用のオリジナルのシェイパーを作ればよいのだが、自分の型はこれだ、というものがまだ定まっていない。以前、知り合いの方にオリジナルの試作シェイパーを作ってもらったことがあり、修正途中となったままでいる。

リーガーやフォックスで、様々なタイプのシェイパーが出ているので、その中から選んで使ってみようと思っていたのだが、何しろ種類が多すぎてどれがどうなのかよく分からなかった。最近は、○○タイプという著名プロ奏者のリードの型を模したものが各メーカーで出ている。特にフォックスでは二十種類近くのモデルを用意している。

その中で以前から気になっていたのが、シャロウタイプのもの。カタログによるとAlmost Knochenauer Shapesに分類されている。説明によると、Knochenauer Shapesの輪郭には直線はなくすべてがカーブによっていて、 Almost Knochenauer Shapesは基本的にはKnochenauer Shapesだが直線的要素を含んでいる、とのこと。フォックスの2番はこの中に分類される。ちなみにフォックスの1番は、 Modified Knochenauer Shapesに分類され、本質はKnochenauer Shapesだが、直線とカーブの組合せでできている、とのこと。他には、 Straight Line Style Shapesの分類があり、これは直線のみの組合せできていて、ガーフィールドタイプはこれに含まれている。他に、Mechler Style Shapesがあり、これはいわゆる釣鐘型である。

シャロウタイプのものは、フォックス2番よりも先端の幅が狭く、チューブでもっとも細くなる箇所の幅がわずかにせまい。ただ、最細になる先端からの距離が違うのでカラー部分でどのくらいの差が出るのかは作ってみないと分からない。

フォックスのページからは直接カードでの購入ができないようで、問い合わせをしなければならない。だが、こちらのUKのページではカードでの購入が可能だ。ただしこちはポンド。ドルで購入したほうが安そうだが、メールでのやりとりやもし銀行送金になった場合の手間を考えると、多少高くなってもカードで購入した方が早いと思い、FoxUKで購入することにした。送料込みで147ポンドほど。日本円で約2万円弱。直接フォックスでドルで購入すればおそらく送料込みで200ドルほどだろうから、日本円で1万7千円弱といったところか。まぁ、手間を考えてよしとしよう。

到着するのが楽しみだ。

それにしても、以前知人に資料を頂き興味を持ったガーフィールド(タイプ)のシェイパーはその特異さが際立っている。何よりチューブ部分の細さは他のものよりもかなり細く、7.5㎜となっている。たぶん組み立てると7㎜程度の幅になるのではないだろうか。
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木五の練習と今日のリード

2011年01月24日 | 日記
昨晩はニールセンの木管五重奏曲の初練習。私以外のメンバーの方は上手な方ばかりで、これは相当個人練習をしなければならない。今回は初合わせということで、とりあえず最後までやってみて、残りの時間は1楽章を中心に合わせのタイミングや音の絡みを確認する。極端に高い音やこれは無理だという運指はないので、リズムや出るタイミングを覚えてあとはじっくり復習うのみ。来月の練習までに指の回らないところがないようにしたい。

今日は空いた時間にリードを削る。



3本はいつものケーン。1本(青糸)はボナッツァのケーン。無理なくクロウするところまで削り、あとは楽器につけて吹きながら調整。
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週末の練習

2011年01月23日 | 日記
今週末は、金・土・日と練習が続いている。金曜日は以前から所属している市民オケでベートーヴェンの交響曲8番の練習、昨晩土曜日は来月予定のミニ・コンサートのバスーンデュオの練習、そして日曜日今夜はニールセンの木管五重奏の練習。

やはり合わせの練習は個人練習よりも段違いに楽しい。が、それも個人練習がちゃんとできて楽譜がある程度吹けるようになっていればの話。今夜のニールセンは楽譜をいただいてから少しずつ譜読みをしているが、まだテンポでは指は回らないしカウントがちゃんとできるか不安な箇所が何ヶ所もある。今夜の練習が心配だ。

ところで、昨夜のバスーンデュオの練習はあいかわらずに楽しい。相方はとても上手な方だし、この十年間一緒に吹いてきたので音も良く合って気持ちが良い。今年は事情があって、オケで一緒に吹く機会があるか分からないので、アンサブルをたくさんしようという話になった。

練習後、家で一緒に鍋をつつきながら、今年の目標はいつもは遊びでやることの多いイエロー・ブック(マイ・メロディー・ブック)全曲を、きちんと練習して録音しようと、盛り上がった。それと、バスーンカルテットも始めようということになった。そのために、まずは楽譜集めと、メンバー集めをはじめなければならない。楽譜は何とかなりそうだが、問題はメンバーだ。何しろ月1回でも集まれることが大事なので、住んでいる場所や練習日程が合わせられるかが鍵となる。

うーん、今年は忙しくなりそうだ。

それにしても、まだガウジングマシンとプロファイラーが納品される気配はない。

練習に出かける前に、知り合いの方から鉢植えのいちごを頂いた。







その方はいちご栽培をされていて、鉢植えのいちごは鑑賞用としても人気があり、今年は550鉢も作ったそうだ。しかも一鉢500円で販売ということでほとんど売れ切れになるほどだという。しかし、それで採算が合うのか心配になる。

今、いちごの甘く良い香りが家中に満ち満ちている。食べごろのいちごは早速いただいた。
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見学

2011年01月18日 | 日記
先日、近隣にある市民オケの練習を見学した。

現在所属している市民オケの練習場は、自宅から自動車で1時間(途中高速利用)ほどのところにある。会場に着いてからウォーミングアップをする時間や、途中渋滞にはまったときのことを考えると、練習開始時間の2時間前には家を出なくてはならない。今のところそれが苦ではないのでよいのだが、将来的にはもっと自宅から近くでの活動の場がほしいと以前から考えていた。ただ、自分は現在のオケの指揮者の方を尊敬しているし、当面は現在所属しているオケも続けるつもりでいるのだが。

見学した市民オケ(Kフィル)は、自宅から途中高速を使って30分、道路が空いている時間帯なら高速を使わなくても40分で練習会場まで行ける。これだと夜7時からの練習で、家で夕食をしてからでも余裕で間に合う。今のオケでは夜7時からの練習だと、5時に家を出て高速途中のサービスエリアで食事をするか、途中でコンビニに寄っておにぎりでも食べていくことになる。

Kフィルは、私が東京から実家に戻ったときにはまだなく、10年ほど前に設立された市民オケだ。そのころ、Kフィルとは別にもう一つ近くに市民オケが設立された。そちらのオケの方が距離的には近いが、練習曜日が合わない。どちらにしても、そのときには現在所属している市民オケに入団していたし、東京で所属していたアマオケの練習にもまだ行っていたので、それらのオケに顔を出すことはなかった。

顔を出してみようと思ったきっかけは、練習会場までの距離のこともあるが、住んでいる市の隣町で数年前から年末に第九を歌う催しが始まり、そのオケがKフィルだったこともある。その演奏会にはまだ行ったことはないのだが、合唱団を主宰している方のお一人が知っている方で、よくその話を聞いていたからでもある。

そんなことで、練習を見学してみようと思うにいたった。練習会場に着くと、数人の方がウォーミングアップをされていた。バスーンの方もいらっしゃたので、声をかけあいさつをする。今日は今年最初の練習で、雪が降った関係もありあまり人が集まらないかもしれないとのことだった。

私は、バスーンパートが2人揃っていれば、後ろで見学し途中で帰るつもりだったのだが、お一人は欠席とのことで、せっかくだから吹いていきませんか、とお誘いいただいた。曲目はチャイコの交響曲第1番「冬の日の幻想」。こんなこともあろうかと、一応持っていたスコアに目を通し、CDを聴いておいたのだが、渡されたパートは1番。いやいや、たぶん吹くとしても2番と思っていたので、ソロのある1番パートはあまり目を通していなかった。うーん、これは困ったと思ったが、まぁ仕方がない。吹けるところだけ吹いて、できるだけ合奏の邪魔をしないようにと、覚悟を決めて席に座る。

このオケは練習もすべて常任指揮者の方が棒を振るということで、指揮者の方にあいさつをし、見学で楽譜も初見です、と断りを一応いれておく。練習が始まると緊張からか、胃が痛くなってきた。まわりに知った方もほとんどなく、初回の練習とはいえどもあまりに吹けなければ入団を断られてしまうかもしれないと思うと、胃が痛くなるのもいたしかたなしか。

それでも、吹けない箇所は何ヶ所かあったものの、練習予定の1、2楽章は何とか音を出すことだけはできた。練習が終わって、今後のことをバスーンの方と少し話をし、入団についてはまた後日改めて連絡することにして、帰路についた。

今年はニールセンの木管五重奏もあるし、オケのかけもちをして自分の許容範囲をこえてあっぷあっぷにならないか、しばらく様子をみることにしよう。それにしても新鮮な気持ちで練習に参加できて楽しかった。
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削り初め

2011年01月13日 | リード
年末年始の忙しさがようやく落ち着き、のんびりとしたまとまった時間が久しぶりにできたので今年最初のリード削りをする。



3本とも先月に組み立てたボナッツァで購入したGPSケーンで作ったリード。プロファイルドタイプが異なり、単純に厚さだけでいえば、赤(プロファイルドタイプ2)が一番厚く黄色(プロファイルドタイプ7+)が一番薄い。青(プロファイルドタイプ3)はその中間あたり。どれもソフトタイプで、材質は柔らかめだ。

黄色は材質が柔らかめということもあり、先端をカットしてすぐにクロウするが、ここから調整するのが難しい。材質をミディアムかハードにすればよいかもしれない。赤色は厚い分クロウさせるまでの時間がかかる。青色はその中間でなかなかによさげな感じがする。もし次に注文するとしたらこのプロファイルドタイプ3をするだろう。

先日、知人から頼まれていたリードを送った。いつもはダンツィケーンで作ったものを送っているが、今回はそれに加えて昨年末までに作ったピゾニーやボナッツァ材のものも送らせていただいた。合計10本送ったわけだが、なかなか鳴り方を統一させられない。できるだけいつも同じ感じで吹けるようなリードを送りたいのだが…。それでも、10本ともそこそこに使えます、という評価をいただいたので、ほっとしている。
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