ニューヨークの想い出

ニューヨーク生活20年間の想い出を書いていこうと思います。

1501、松井レイズへ

2012年04月25日 | Weblog
所属先が決まらないままメジャーリーグ10年目を迎えた松井秀喜選手(37)が、「タンパベイ・レイズ」とマイナー契約を結ぶことになりました。
所属先が決まらないまま渡米して一人で調整を続け、その間も「待つしかない」と黙々と練習していた松井です。
所属先が決まらないまま開幕を迎えたのはプロ入り初のことで、不安の日々だったと思います。
マイナー契約ですが松井の力をもってすれば、すぐにメージャーに昇格するでしょう。
野球解説者の清原和博氏は「松井はまだやれる選手」とエールを送っています。
同い年で元同僚、ヤンキースのジーター選手は「とてもうれしい。長い間、最高のチームメートだった。対戦を楽しみにしている」と喜び、「ヒデキに仕事を与えられないのは(MLBの)シェイム(恥)だ。」と言っています。
ヤンキー・スタジアムに立つ松井選手を、ヤンキースナインや観客はスタンディング・オベーションで迎えるでしょう。
多くの人が心配していましたが、やっと活躍の場が与えられそうです。

レイズの本拠地はフロリダ半島西側に位置するセントピーターズバーグ(St. Petersburg)にあり、年間を通じて温暖な気候です。
リーグの球団拡張によって1998年に創設された新興球団で弱小球団でしたが、2008年にワールドシリーズに出場し、2010、2011年にもプレーオフに進出しています。
2007~2009年には岩村明憲(楽天)が所属し、2008年のワールドシリーズ進出に貢献しました。
タンパの位置は「534、キーウェスト」の地図を参照

黒田投手がいるニューヨーク・ヤンキース、松坂投手がいるボストン・レッドソックスなどと同じア・リーグ(アメリカン・リーグ)東地区に所属しているので日本人対決も多くみられそうです。
左肘の違和感を訴え検査中の和田毅投手が所属するボルティモア・オリオールズも同地区です。
ダルビッシュ有投手がいるてテキサス・レンジャーズ(西地区)、イチロー選手がいるシアトル・マリナーズ(西地区)もア・リーグです。
今年話題の日本人選手はア・リーグに多くいます。
ナ・リーグ(ナショナル・リーグ)にもアリゾナ・ダイヤモンドバックスの斉藤隆投手やミルウォーキー・ブルワーズの青木宣親選手などがいますが、ア・リーグに圧倒的に多くいます。

*昨年右ひじを手術したレッドソックスの松坂投手は23日、マイナーの試合で手術後初の公式戦登板しました。