限りなく会話劇で恐ろしくアニメ的でない物語を演出が支えるという構図は1話同様。特にAパートは新房監督らしさが溢れ、見応え聴き応えがあった。
一転、一気にシリアスなBパートの演出は物足りなさを感じた。シリアスになり過ぎない空気感を出したかったのかもしれないが、主人公の暦によるひたぎの過去の説明描写は精彩を欠いた。
「蟹」の演出は最近の流行という感じでもうひとつといった印象。特に蠢く漢字は、『蟲師』で初めて見たときは衝撃的だったが(それ以前にあったのかもれしないが)、このところ見かける機会が多く既に陳腐化してしまった。
解決が決して救いとなっていない点は好感が持てる。だが、最大の問題は、ひたぎがツンからデレになってしまったことだ。これにより作品の魅力が99%減少した(笑。デレは敗北だよ。
一転、一気にシリアスなBパートの演出は物足りなさを感じた。シリアスになり過ぎない空気感を出したかったのかもしれないが、主人公の暦によるひたぎの過去の説明描写は精彩を欠いた。
「蟹」の演出は最近の流行という感じでもうひとつといった印象。特に蠢く漢字は、『蟲師』で初めて見たときは衝撃的だったが(それ以前にあったのかもれしないが)、このところ見かける機会が多く既に陳腐化してしまった。
解決が決して救いとなっていない点は好感が持てる。だが、最大の問題は、ひたぎがツンからデレになってしまったことだ。これにより作品の魅力が99%減少した(笑。デレは敗北だよ。
化物語 ひたぎクラブ [Blu-ray] 価格:¥ 7,350(税込) 発売日:2009-09-30 |