奇想庵@goo

Sports, Games, News and Entertainments

初めてのさそり(昨日のヴァナ)

2005年01月31日 18時28分11秒 | FF11
予定していた礼拝堂ツアーが流れて、やることもなくぶらぶらしてたら、サソリBCのシャウトが。それに乗って初めてのサソリBCへ行ってきた。
構成は忍シ狩赤黒黒。黒で参加。黒二人が寝かせ担当で、赤が回復と寝かせフォローという戦術。パルブロの奥は少し混んでた程度でさほど順番待ちもなく、いざ突入。初戦はひやりとする場面もあったが、2戦目以降は徐々に慣れ、安定した戦いぶり。私の順番は4番目。私の時だけ順番待ちが長かったのはお約束(涙。

まあ無難に勝利はできたのだけど・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
宝箱を開けて出てきたものは、
上質なサソリの甲殻(9k相当)・・・これは必ず出る。
千手院力王(エクレア)・・・忍者専用片手刀。潜在付き。
アビヌスナイフ(競売2k)・・・エンチャント:毒の短剣。えーっと、ゴミです(泣。
トレーナーグローブ(3k)・・・獣使い専用両手装備。当然ゴミ。
エボニー原木(9kちょっと)・・・これが一番高額アイテム _| ̄|○
フェニックスの尾(2k)・・・ゴミです。。。。。。。

総額、売れて2万と少し。大ハズレというやつです。ビギナーズラックって言葉は死語ですか(滝涙。
結局6戦して、2人当たり、2人まあまあ、2人ハズレな感じ。もちろん一番のハズレは私・・・。劇毒は出ず、ダマスク2つ出たくらいだったけど。それにしても、あんまり期待はしてなかったけど、ここまで酷いとは。BCに勝利すると一人4kのギルが入ってくるけど、6千で24k、アイテムより高額やん・・・・・・(魂の叫び。
甲殻と原木は競売、他は店売りし、力王はとりあえず保存。忍者上げて、潜在外せばそれなりに強い?まあ上げるのが大変なんだけどね。

まあ今回行ってみて、次回からは参加しやすくなったのは確か。印章自体は腐るほどあるから、まあ機会を見つけて行こうと思う。ただまあ、ロットの弱さに続いて、BCでのアイテムの出の悪さにも定評ができそうで、それがとてもとても怖いんだけどね(笑)。

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デュナミス-ウィンダス(昨日のヴァナ)

2005年01月30日 20時17分47秒 | FF11
昨日の夜は裏ウィン。当初はボスディンの予定だったが、集合時間には別LSが既に編成済ました状態で集まっていた。終わるまで待つという案も出されたが、さすがにかなり深夜までかかることになるので辞退者が出て、ウィンに変更。今回も回線落ち頻発はなく、危なげなくクリア。AFのドロップもよく、内容としてはまずまずの結果。ロットの弱さで右に出るものがないと自称している私は当然ロット負け。

所属している裏LSは、もともとは実装当初から試行錯誤しながらやってきたところで、私が参加したのはボスディン・ザルカバードが実装された後。基本的な戦術はほぼ完成して、他鯖にも見られないほどの精霊攻撃主体のLSだった。ザルカクリアに向けた挑戦の頃には私も行けるようになり、ボス相手に逃げ惑った(笑)。いわゆるゾンビ作戦せずにクリアできるのではないかという望みもあったが、そんな最中に内紛からLS崩壊となってしまう。分裂したような形から再出発した現LSは、ザルカクリアを目標に結成された。旧LSのような精霊主体の攻撃はできなくなったので、一から戦術を練り直しながら、4カ国をクリアし、ボスディンも突破した。ただザルカクリアには人数的に厳しく、ゾンビ戦法への共通認識もまだ形成されていない。そうした状況下、回線落ちバグ発生で、長期的な休止状態になった。今年に入って昨日が二回目となる。今後週一ペースな感じで活動を続ける予定と言うが・・・。
旧LS時代から、AFは参加時に希望ジョブを明記する形で定着している。そのため前衛ジョブを上げている人だと複数のジョブのAFを多数所持していたりするが、後衛一本の人だと初期から参加していてもまだ4カ国のAFも持ってない場合もある。AFを持ってる人の参加率が低下したり、AFを取れないことの不満を募らせてる人もいる。毎回参加者数は40人前後で、ザルカでもそう変わらない。今のシステムでは、クリアもAF狙いもどちらも上手くいってない感じだが、それを変えるパワーがLS内に感じられないのが残念だ。
ただ同時に裏LSの運営の大変さも見ていてよく分かる。100人前後の人が所属し、FF11や裏に対する思いも人それぞれだ。すべての人を満足させる運営なんて不可能だし、どんなに運営を頑張っても特段の見返りはない。裏は、クリアへの想いとAFへの欲が絡むのでHNMLS同様に軋轢なども生みやすい。スクウェアエニックスはそうした諸所の問題を放置したまま、問題解決をユーザー間に委ねているが、それは手抜きと呼ばれても仕方ない状況だ。
様々な理由から裏LSは掛け持ちしにくい(通常は禁止だろう)。また新規募集もそう多くない。といって、新規LS立ち上げは容易ではない。裏はHNMと同じくFF11の楽しみの極一部ではあるが、高レベルになってできる楽しみの中では比較的参加しやすく他の要素では替えがたい面白さがある。それだけに裏の活性化はFF11の活性化に繋がる重要な問題だと思うし、それは単に裏のシステムだけでなく、裏LSの運営をサポートする部分まで考慮した変革が必要だと思う。機会があれば、今後も裏LSのあり方について書いてみたい。

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白いサブリガ(昨日のヴァナ)

2005年01月30日 17時01分04秒 | FF11
昨日、土曜はフレに主催させて(笑)、フォミュナ水道でサブリガ取り。
ここでのFomor狩りは初めてだったので、人数などが不明で、2PTを目処に募集。結果、14人でこのイベントを実行した。前衛後衛7人ずつ、白は二人だけだったので私も白で参加。
水道のFomorはPTを組んでいるものが多く、特に3匹PT相手だと、どうしても死者が出る展開に。扉越しに絡まれたりしたこともあって、全滅1回を含め、死者は出まくった。まあ40制限だとできることが限られているし、ララバイなどもレジが多い。さらに敵のスリップダメージが強烈で、イレースは白しか使えないので回復までなかなか手が回らない。
まあでも、死にまくっても、経験値的にはプラス。40のデスペナの低さ、もらえる経験値の量などから、死ぬこと自体は苦にならない。しかし、衰弱時間が長く、結果的に狩るペースがどうしても悪くなってしまった。

落とした白サブリガは、トータルで十数個。希望のサブリガをゲットしたのは5人と少なく、希望外のドロップが目立った。図書室を中心に戦ったが、印象としては、図書室よりも通路のFomorの方がドロップが良かった感じ。主催サイドの指示がもたもたしてたこともあって、思ったほど狩れなかったかなあと反省。狩で行って、サーチを使えるようにすればよかった。
Fomor相手の戦い方ももっと工夫が必要に感じた。TPを消されるので連携は組めないし、このレベルだと精霊も強くない。理想を言えば、各PTにイレース持ちの白二人入れた3PTのフルアラ編成か。戦い方、移動指示、釣り指示などやるべきことの徹底ができなかったのが悔やまれる。次回やるとすれば、もう少しなんとかしたいところだ。

結局、フレはシーフサブリガロット負け。3個出たけど、希望者も多かった。一方、私の希望した獣使いのサブリガ(詩人で着用予定)は、獣使いFomorと一度も対戦することなく終了。水道内に1匹しか湧かず、そこに行った時はNAの獣使い二人PTが張ってて、戦えなかった。礼拝堂と比べ格段にドロップ率はいいが、獲物が1体POPではなかなか狙いにくい。そこだけなら1PTでも狩れるけど、そこに湧くFomorも限定されるわけだし・・・。


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ヨアトルのゴブ(昨日のヴァナ)

2005年01月29日 02時25分29秒 | FF11
ここのところネタ切れ気味。毎日の更新も止まっちゃったし。

で、昨日、というか感覚的にはまだ今日のヴァナ(笑)。

吟遊詩人のレベル上げ。ここ数日ヴァナに入ってないから、ほぼ一週間ぶりくらいのレベル上げとなった。50前後のレベル帯は人が少なくてPTを組むのも苦労する。けっこう待ちくたびれた頃に誘われた。
忍暗シ白赤詩でイフ釜前のゴブをやることに。ここでの狩りは初めてだったので、ちょっとわくわく。テレポでなく、あえてカザムからチョコボで狩場へ。東側は1PTいたので西側を拠点に狩り開始。POP地点で戦うことになるので、湧きリンクがきつかったが、ライバルなしなので狩るペースは悪くない。
リンクしたときはララバイで眠らせ、けっこう忙しいが詩人らしく動けて楽しかった。一度、リンク時に寝ていたゴブが起き、後衛の方へ歩き出した。寝かせようとしたら、戦っていたゴブが自爆。HPがまだ多かったから瀕死に。すると、後衛の方へ行きかけてたゴブが戻ってきて一発ポカリ。昇天しちゃいました。まあ何もする間もなく殺されたので、仕方ないけどね。
およそ13000くらい稼いで解散。47→48になり、ようやく50台が見えてきた感じ。

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FF11-[自ジョブに関する40の質問]

2005年01月27日 20時03分43秒 | FF11
ネタがないので(苦笑)、「FF11 ぷらぷらプレイ日記」さんの[自ジョブに関する40の質問]をやってみる。

[自ジョブに関する40の質問]
はじめに
・質問に答えるジョブを教えて下さい。
赤魔道士。

・そのジョブのレベルを教えて下さい。
74。75まで@10000くらい。

・そのジョブを始めた理由は何ですか?
なんでもできそうだったから。

・そのジョブを上げ始めてから今までの期間はどのくらいですか?
2年7ヶ月・・・長いね。

・サポートジョブは何をつけていますか?
PTではサポ黒。ソロでは必要に応じて。

自ジョブ悲喜こもごも
・自ジョブを上げている中で苦労する(した)点は?
ジラート以前は、「ぼんくら~ず」と呼ばれてました。当時はレベル上げPTの中で貢献している実感が湧かなくて辛かった。

・自ジョブをやってて、一番楽しいときってどんなとき?
ピンチの時に、うまく立ち回ってうまく切り抜けたとき。

・自ジョブをやってて、一番悲しいときってどんなとき?
ピンチの時に、自分のプレイスキルの低さからジョブの性能を発揮できなかったとき。

・自ジョブサイキョー(・∀・)だと思うところは?
格下相手だとしぶとい。ソロ活動のしやすさは、最近は他ジョブに抜かれたかも・・・。

・自ジョブショボン(´・ω・`)だと思うところは?
殴りダメージの低さ。殴っても殴っても敵のHP減りません。

魔法・アビ・装備について
・自ジョブの使える魔法・アビの中で一番好きなものとその理由
コンバート。使い所が難しかったりするが、それだけに面白い。

・自ジョブの装備できる装備品の中で一番好きなものとその理由
ワーロックシャポー。赤魔AFの象徴的装備。ファストキャスト効果も優秀。

・持ってないけどいつかは欲しい!という装備はありますか?
エンハンスソード・・・・・・・・・・・・まあ無理なのは分かってますが(涙)。

・自ジョブでこんな魔法・アビが使いたい!性能/グラ両面から妄想して下さい。
敵のTPを吸収できる魔法が欲しい。赤魔道士の腰に着けた剣は飾りじゃありません!って言いたいから(笑)。

・自ジョブでこんな装備をしてみたい!性能/グラ両面から妄想して下さい。
マントのグラフィックの実装が一番希望かな。赤魔道士AF+赤マントは・・・・・・夢です。

自ジョブから見た他ジョブ
・自ジョブから見た戦士さんの印象は?
リンクして眠らせた敵に挑発入れてくれる戦士さんは頼りになります。

・自ジョブから見たモンクさんの印象は?
見た目がかっこいいですよね。でも、骨は嫌いです(ぉぃ。

・自ジョブから見た白魔道士さんの印象は?
PTに絶対欲しいジョブ(笑)。リフレ回しますのでケアル頑張ってください。

・自ジョブから見た黒魔導士さんの印象は?
精霊のダメは羨ましいです。攻撃力に関しては赤では全く歯が立ちません。

・自ジョブから見た赤魔道士さんの印象は?
証取りなどで組んだ赤オンリーPTは楽しかったですね。人によって同じ赤でも攻撃寄りだったり、回復寄りだったりするし。レベル上げだと、赤二人とかはあんまり好きじゃないかも。相方の動きを見ながらになっちゃうしね。

・自ジョブから見たシーフさんの印象は?
殴りに行く時は、シーフの邪魔にならないように気を付けてます。今のところ、誤爆されたことはありません(笑)。

・自ジョブから見た吟遊詩人さんの印象は?
ライバル。いつもフィナーレに負けてますが(泣)。バラバラもらうので、詩人さんいるときは殴りに行きません。

・自ジョブから見た暗黒騎士さんの印象は?
リフレ回すタイミングが難しい感じですね。MP使う人にはそれなりに回しますが、ジュース飲む人も多いし。

・自ジョブから見たナイトさんの印象は?
MPの使い方が上手いナイトさんは好きです。白なしPTで、ヘイトのため以外に純粋に回復役も担ってくれる人だともっと好きです(笑)。

・自ジョブから見た獣使いさんの印象は?
PT組むことないですからねぇ。まれに組んでもペット使わない人もいますし・・・。

・自ジョブから見た狩人さんの印象は?
赤から見ると、その攻撃力は憧れの的。実際にやるとまた違うんですが。

・自ジョブから見た召喚士さんの印象は?
未だレベル上げでの役割が定まってない印象。有能なのに制限が強くて、うまく生かすのが難しいジョブ・・・。

・自ジョブから見た侍さんの印象は?
黒の時ほどではないけど、赤から見ても頼もしいジョブ。後衛やってると、連携あった方がリズムに乗りやすいし。

・自ジョブから見た忍者さんの印象は?
神様(笑)。でも、忍者やってる時は、赤が神様に見えるのでおあいこ(笑)。

・自ジョブから見た竜騎士さんの印象は?
ジョブというより、竜騎士=リーダーって印象が(^^ゞ。

・前衛ジョブの中で、自ジョブといちばん相性がいいと思うのはどれ?
忍者。まあナイトもだけど。盾ジョブとセットだと一番上げやすそう。

・後衛ジョブの中で、自ジョブといちばん相性がいいと思うのはどれ?
白。白さんがいるかどうかでPTでの動き方が全然変わっちゃいますしね。

・ひそかにライバル視しているジョブはありますか?
詩人。フィナーレやララバイに負けないように頑張ります(笑)。

・自ジョブを含めたときに、もっとも理想的だと思う人PTの構成は?
ベストはジョブより狩場やプレイスキルなどに掛かってると思うけど、忍狩戦シ白赤とかだと自由に動けて楽そう(笑)。

・こんなの追加されたら転職しちゃうかも…なジョブはありますか?
赤は心のメインジョブなので、メインは変わることないと思います。実際は黒も74だし・・・。

自ジョブPR
・自ジョブにキャッチコピーをつけるとしたらどんな感じ?
必要に応じていろんな役割をこなすことができるジョブ。決してオールマイティーって訳じゃないけど、オールマイティーっぽさを感じられるジョブ。

・自ジョブの能力を活かすために自分なりに工夫していることは?
各種サポ上げ。サポレベル以上に上げてるジョブも少なくない。特化ジョブをプレイすることで、赤での動きにいい影響でるかな?(笑)

・自ジョブに関して、他ジョブの方に知っていてほしいことは?
プチオールマイティージョブだけど、何かに特化しようとすると、他の要素は大幅に低下しちゃう。決してなんでもできるジョブじゃない。あと長い間放置されてるので、バージョンアップで変化が欲しいって気持ちは分かって欲しいね。

・あなたが考える理想の自ジョブ像とは?
PTにおいては黒子役。普段は潤滑油として機能し、ピンチの時はフルに働く。
ソロにおいては冒険者。誰も行かないところに行き、強敵相手にも立ち向かう。

・これから自ジョブを上げようと思っている方へ、先輩からメッセージを!
PTの時は、こまかく気を配ること。やれることがたくさんあるけど、同時にできるわけじゃないから、何からやるべきか常に考えておく必要がある。赤はソロで経験を積むと、その経験がPTでも生かせるジョブだと思うから、ソロもどんどん体験すべし。あとは自分なりの赤らしさを見つけることも大切かな。


以上。
FF11ってジョブチェンジがいつでも、なんのデメリットもなくできるという珍しいゲームなんだけど、それでも「メイン」ジョブっていう概念が存在してる。もちろん、一つのジョブしか上げてない人もたくさんいるけど、発売されて2年半以上経ち、複数のジョブを上げている人も少なくない。今は昔に比べて遥かにレベルが上げやすくなってるし。複数ジョブを75(キャップ)まで上げてる人はけっこういるけど、それでも「メイン」ジョブはちゃんとあるから面白い。私のように最初からこれと決めた人も、たくさんジョブを上げた中でこれがメインと思うようになった人もいるだろうし、FF11の変化の中での悲喜こもごもがジョブを通して繰り広げてきたわけだ。

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NHK及びテレビの話

2005年01月26日 01時05分08秒 | ニュース
NHK海老沢会長が辞任を発表した。

NHK海老沢会長 辞任

遅すぎた、というのが一般的な意見だし、私も同感だ。ただムードに踊らされている気配がないわけでもない。最近は、海老沢会長を極悪人のように揶揄する表現も目立つが、今回の辞任は一連の職員の不祥事の責任問題に端を発している。元プロデューサーによる制作費の横領など金にまつわるモラルの低下が続けざまに表面化し、国民からの受信料で成り立つNHKへの信頼低下を招き、その責任を海老沢会長が取らなかったことが更に事態を深刻化した。
更に国会参考人招致の際に生放送をせず、それを編集権の問題としたことで世論の反感を買った。12月に放送された検証番組でも、結果的には火に油を注ぐような内容となってしまった。

金に関する不祥事はNHKに限ったことではない。民放でも時々表沙汰になることもあるし、世間一般でそう珍しいことではない。ただ受信料の存在がより問題視されることとなった。例えば民放でもその金はスポンサー料として企業から出ているし、企業は広告料として製品の価格に転嫁している。よって、辿っていけば人々の懐から出たお金になるのだが、こっそり取られたお金より目に見えて支払わされているお金の使われ方のほうが、よりシビアに見てしまうものだ。
昨年、不祥事が続いたことでNHKへの信頼が低下した時に、社内の改革と責任の明示をアピールしていればこのような流れには至らなかっただろう。本来、長のつく役職の者は、責任を取るために存在しているのだが、実際には、その席にしがみついて見苦しく足掻いてしまう。高い地位にいればいるほど、世間との距離が開いて、人々の声が届かなくなってしまうのも一因だろう。参考人招致における姑息な手法は、自身のおかれた状況が読めていないせいとも言える。

ただ問題の軽重を考えると、明らかに民放各局がNHKを叩いて世間を煽ったのは間違いない。海老沢会長が責任を取るべきなのは確かだが、金の問題などがNHKよりクリーンと胸を張っていえるのか?海老沢会長の件はあくまでも道義的な問題だ。もっと重要な問題は他にいくらでもありそうな気がするが、連日大きく取り上げた。
NHKが信用できないからといって、民放が信用できるというわけではない。放送界全体がもっと真摯に改革に取り組む必要があると思うが、なかなか厳しいと感じざるを得ない。


ここからは少し違う話。
個人的に、地上波に関して、NHKと民放、どちらかしか見れないとしたら、NHKを見る。もちろんどちらにもいい番組はあるし、つまらない番組も多い。ただ平均すると民放全体よりNHKの方がすぐれた番組が多い。また私の好きなスポーツ中継においては、民放はひどい内容が多すぎて評価の対象にすらならない。正直、民放が全部つぶれても困らない。しかし、NHKがつぶれて民放だけになると少し困る。
よく、ゲームの悪影響だとか、ネットの悪影響だとか、そういった番組をテレビでやっていたりするけれども、この数十年の日本で最も国民に悪い影響を与えているのは間違いなくテレビだ。単に低俗・俗悪が問題なのでなく、視聴率が取れればなんでもOKといった精神や、何をやってもシャレで済ませられるといった感覚を撒き散らしている。他の媒体があくまで能動的なものなのに対し、テレビは電源をつければずっと見てなくても受動的に垂れ流された放送を受け入れてしまう部分がある。特に民放番組がかもし出すムードは、ちゃんと見なくてもテレビをつけているだけで伝わってきてしまう。
犯罪事件報道で時折特定のジャンルの影響を取り上げたりするが、テレビがこれまで与え続けてきた悪影響に対して科学的な視点から検証されたことはほとんどない。あって当たり前となっているテレビという媒体が、どれほどの力を持ち、どれほどの影響を及ぼし、どれほど人の心の奥底まで良くも悪くも届いてしまっているか、それを調査し、悪影響があるならば、現在の番組の何がいけないのかを調べ尽くさねばならないだろう。そして、それはテレビ自身が行うべきことだったはずだ。

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応龍とサブリガ(昨日のヴァナ)

2005年01月25日 00時10分24秒 | FF11
日曜の昼は、フレのプロマシアミッション進行の手伝いで応龍戦へ。
現在実装されているPMのBCの中でも1,2を争う難易度と言われている応龍戦。しかも、フレのジョブはシーフ。BCにもよるが、あまりBC向きのジョブではない。まあ応龍戦だと、ナイトと狩人以外の前衛は役に立たないという相場が決まっているようだが。
この日に向けて、戦術を用意し、いくつかの準備もしてきた。フレがリーダーで人集め担当。戦術その他が私。戦術に必要なジョブの人を集めてもらい、ナシ赤黒黒召でいざ出発。応龍戦の基本戦術は地上にいるときは寝かせて、飛んでる時に精霊か遠隔で攻撃。ただシーフがいることを利用して寝かせた後に不意だま入れることを組み込んだ点が今回の特徴。
鱗も用意してあったので、BCまで一直線のつもりが、道に迷って、一旦エスケプ(泣)。鱗の取り直しまでして、なんとかBCにたどり着く。まあ私がクリアした時からずいぶん時間が経っているとはいえ、先導役が道に迷ったんじゃ情けないことこの上ない。
ようやくBC到着。戦術を知らせて、いざ挑戦。とはいえ、応龍戦は難しいと評判だから、一回くらいは全滅しても仕方ないかなぁと思いつつだった。プロシェル済ませ、大地とバストンラをかけ、いよいよ突入。眠らせ、ディスペルして、不意だまWSで・・・と思ったら距離が遠すぎてWSが不発。それでも不意だまは入って龍が飛んだ。
精霊で削り、降りたら寝かせ。そろそろ起きるかなと思って、不意だまをと言うそばから龍が目覚めて飛んでしまう(笑)。で、そんなことをやってたら、もう龍のHPは半分程度。このBCでは7割削れば終わりなので、そろそろラッシュのタイミング。龍の攻撃も熾烈になり、ピンチになりそうな場面もあったが、印フリーズ×2が決まり、クリアに成功した。
大地とバストンラのお陰でかなりダメを防げたし、全員がいい動きで戦術を実行してくれたことが勝因かな。私はヤグドリの見忘れたりしたけど(苦笑。ちなみに、シーフの不意だま作戦は開幕時以外不発。まあスリプルの切れるタイミングがつかみにくいせいじゃあるけど。5人でも勝てるんだ?ってフレに言ったけど、きっとフレの果たした役割はあったはず・・・たぶん・・・きっと・・・(笑)。

もっとシビアな戦いになると予想してたBCが楽に終わってしまってちょっと気抜け。昔、自分がクリアしたときは、情報などなくて、戦い死んでいく中で敵の特徴を知り、攻略を考えて勝利した。応龍戦は忍者で参加して死にまくったよ・・・。それでも工夫しながら勝つことが楽しかった。今は情報があるから、どういう戦術を立てるかは楽しいが、その実践は意外とあっけない。楽な分、楽しみは減った感じ。そんなことを思いつつ、何か面白いことないかなぁとフレと話してて、夜に礼拝堂に行くことにした。
礼拝堂は、PMで応龍戦の次の舞台。PMだけでなく、鞄クエアイテムやサブリガ取りで行く場所となった。今回はPMとアイテム取りの合同ということで企画。集まったのは13人。PMクリアを優先し、そのあとアイテムを狙うことに。鍵を使った扉開けでトラブルがあったりしたが、なんとか苦労しながらPMはクリア。時間が思ったよりかかって、アイテム狙いは短時間のみだったが、鞄クエアイテムはほぼ希望者に行き渡った。サブリガはドロップが悪くて一つだけ。フォミュナ水道の方がドロップがいいと教えてもらうなど、主催者より参加者の方が詳しくて、ちょっと主催としてはイマイチ準備不足だった(まあ昼に思いついて即実行だから仕方ないけど)。フレはPMクリア、私は赤銅の鋳塊をゲットできたのでまずまずの結果。今度はサブリガ狙う予定。取っても絶対に穿かないけどね(笑)。

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AFC Championshipgame

2005年01月24日 23時40分30秒 | スポーツ
★New England Patriots at Pittsburgh Steelers
アメリカンフットボールは準備のスポーツと呼ばれる。相手を分析し、どこをどう攻めるのか研究し、そのための戦術を組み立て、プレイを用意して、試合に臨む。しかし、現実には自分たちのプレイスタイルというものがあり、それを基にしながらいくつか用意したものを組み込んで試合を行う。選手が混乱してしまっては戦術が機能しないからだ。
New Englandの強さの特徴は、相手に合わせて組み上げる要素が他のチームとはレベルが違うほど大きいという点だ。Indianapolis戦とPittsburgh戦で全く異なる戦術を見せた。もちろん選手の理解度の高さもあるが、ルーキーや移籍組だって活躍している。何より大きいのはHCビル・ベリチックの存在だ。彼は分析力などにももちろん長けているが、なにより選手にどう伝えれば理解してプレイさせられるのかを熟知していることが素晴らしい。

Pittsburghのファーストドライヴ、3rdダウン3からQBベン・ロスリスバーガーのパスはWRアントワン・ランドルエルの手を弾いてSユージーン・ウィルソンにインターセプトされる。これがフィールドゴールに結びつき3-0。続くPittsburghのドライヴ、敵陣39ヤード地点で4thダウン1。ここでパントでなく攻撃を指示し、RBジェローム・ベティスが突進するも止められてしまった(記録上はファンブルロスト)。この直後のプレイで、QBトム・ブレイディがWRディオン・ブランチに60ヤードのタッチダウンパスを決め、10-0と点差を広げた。第1クォーター中にFGで3点は返されたものの、第2クォーター再びブランチにロングパスが通り、それをタッチダウンに結び付けて17-3。追い上げようと敵陣まで攻め込んだPittsburghだが、ロスリスバーガーのパスがSロドニー・ハリソンにインターセプトされ、そのままリターンタッチダウンされてしまった。

後半、Pittsburghがタッチダウンを奪うが、すぐにNew Englandもタッチダウンを奪って、点差は縮まらない。それでも、Pittsburghはパスを増やして攻め、タッチダウンを奪い、更に相手の攻撃も止め、必死に追い上げた。第4クォーターに入り、敵陣2ヤードまで迫るが4thダウンとなりFGで31-20。しかし、続くNew Englandの攻撃を止められずFGを決められて点差が14点差に戻ってしまった。そして、ロスリスバーガーがこの日三つ目となるインターセプトを喫して、Pittsburghは力尽きた。ラストスコアは41-27と予想外のハイスコアリングゲームになった。

Indianapolis戦ではQBペイトン・マニングの攻撃を封じることが試合の鍵であったが、この試合では、常にリードを保つことに主眼が置かれていた。第4クォーターに入っても、ボールコントロールに徹するのでなく、パスを投げて点を積み上げようとした。New Englandの守備が強いとはいえ、Pittsburghのランを完全に止めることは不可能だ。接戦になれば、このランは脅威となる。常にリードを保ち、Pittsburghにキャッチアップを強いることによって、ランの脅威が減り、勝利の可能性が高まる。
この試合の勝敗を分けたと言ってもいいプレイは、第1クォーターの4thダウン1のベティスのランを止めたプレイだ。みえみえのランプレイではあるが、"バス"の突進力を止めることは難しい。この試合のモメンタムをつかむために4thダウンゴーの判断は正しかったと思う。これを止めたのはコーチングではなく、守備の選手たちひとりひとりの能力だ。元々ショートヤードの守備に定評があったが、このプレイの結果は試合全体に大きな影響を及ぼした。第4クォーター敵陣深くでFGを蹴ったのも、このプレイの印象が残っていたことが判断材料になっただろう。
ロスリスバーガーにスリーメンラッシュで挑み、パスラッシュよりパスカバーでQBをコンフュージョンさせる作戦は3つのインターセプトという結果を生み出した。特にロドニー・ハリソンのインターセプトリターンタッチダウンはかなりのダメージをPittsburghに与えてしまった。ロスリスバーガーの出来はJets戦に比べると悪くなかったが、相手が悪かった。自分のやれることをキチンとやろうと徹するだけでは勝てないようなゲーム展開にされてしまった。

この試合を通してひとつ気になったことがPittsburghディフェンスの精彩のなさだった。NFL1位のトータルディフェンス、ランディフェンス、スコアリングを誇る最強守備陣。RBコーリー・ディロンのランはかなり止めたとはいえ、ロングパス2本を通され、ターンオーバーは奪えず、何より得点を取った後のドライヴで止められずに失点を許したことがチームの勢いを止めた。ブリッツバーグと呼ばれる激しさは発揮されず、ブレイディにプレッシャーを与える機会が少なかった。連勝を呼び込んだチャレンジングなフットボールが、連勝を重ねるたびに徐々に保守的な姿勢へと変化してしまったのか。
もともと圧倒的なラン攻撃で時間を支配し、守備に割かれる時間も少なかった。相手のキャッチアップ攻撃を止めるにはハードなブリッツは有効で、それがターンオーバーを導いた。そう考えると、スタッツ上の守備成績は本来の力を正当に示したものでないことに気付く。もちろん強力な守備ではあるが、どんな相手にでも対応できるNew Englandの守備と比べると力が劣っていたのかもしれない。

New Englandは連覇という大きな目標にあと一歩まで迫った。戦力均衡の時代、そして戦術が日ごとに進化する時代にこれほどの強さの持続は信じられない思いだ。HCビル・ベリチックの才能と、彼の戦術を理解して実行できる選手たち。特に、ブレイディ抜きにはこの強さは維持できないだろう。ヴィックのようなアスリート能力も、カルペッパーのような強肩も、バルジャーのようなクイックリリースも持ち合わせていない。ペイトン・マニングのような天才的パサーでもない。ファーヴのようにタフでもない。彼の偉大さを証明するスタッツはただ勝利のみ。勝てるQB。それこそが最も優れたQBだ。
SuperBowlではどのような戦術を考えるのか。もうファンでは予想することも難しい。そこで行われるプレイを見ることを今から楽しみに待つしかできない。ベリチックとブレイディのコンビが、どんな試合をしてくれるのか。

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NFC Championshipgame

2005年01月24日 22時12分19秒 | スポーツ
★Atlanta Falcons at Philadelphia Eagles
勝敗を決めたもの、それはPhiladelphiaの守備力だった。Atlantaの誇る強力なラン攻撃をわずか99ヤードに抑え込み、チームを完勝に導いた。特に注目されたアスリートQBマイケル・ヴィックをパス136ヤード、ラン26ヤードに封じた。
私がアンダーレイトしていたこの守備は、トータルヤードではNFL10位だが、スコアリングでPittsburgh、New Englandに次ぐ3位を誇る。DEにジェヴォン・カースを獲得、MLBにジェレマイア・トロッターが復帰し、入れ替わりのあったDB陣もスターター4人のうち3人がプロボウルに選出された。名守備コーディネイターであるジム・ジョンソンが指揮するこのディフェンスは安定して強さを発揮している。ただこのところインパクトに欠けるきらいがあった。強い守備ではあるが、守備力を前面に押し出すチームではないし、New Englandのような緻密さや、Pittsburghのような派手さはない。今シーズンのNFC各チームの低迷に助けられての強さという印象があっただけに、この守備の真価が分からなかった。

試合の均衡を破ったのは、3rdダウン10でのルーキーCBディアンジェロ・ホールのイリーガル・ユース・オブ・ハンドの反則だった。オートマティック・ファーストダウンを得たPhiladelphiaは、このシリーズをタッチダウンに導き、先制。第2クォーター、Atlantaはラン主体の攻めで敵陣ゴール前まで攻め込むも、RBのT・J・ダケットのランが押し戻され、決め手を欠いてFG止まりで7-3。Philadelphiaは再び3rdダウン11のピンチで、AtlantaディフェンスのパスラッシュをかわしてQBドノヴァン・マクナブがWRフレディ・ミッチェルにパスを通しファースト・ダウンを獲得する。ディフェンスが気落ちしたタイミングで、今度はロングパスをWRグレッグ・ルイスに決め、ゴール前へ。最後はTEチャド・ルイスのきわどいキャッチでタッチダウンを奪い、14-3と突き放した。これ以上点差を開くわけにはいかないAtlantaも相手の反則にも助けられてタッチダウンを返し、14-10と追いすがって前半は終了した。

後半最初のドライヴ、PhiladelphiaはRBブライアン・ウェストブルックのランが冴え、FGで17-10とした。しかし、まだ1タッチダウン差。追撃を図りたいAtlantaだったが、痛恨のミスが出てしまう。第3クォーター残り3分6秒自陣深くからの攻撃でQBマイケル・ヴィックがTEアルジ・クランプラーに投じたパスがSブライアン・ドーキンスにインターセプトされる。これをFGにつなげ、20-10と点差が開いた。キャッチアップを求められる場面だが、ヴィックのパスが冴えず、得意のスクランブルもできない。時間だけが虚しく過ぎていく。Philadelphiaはロングドライヴをタッチダウンまで結びつけ、駄目押し。27-10で試合を決めた。

Philadelphiaディフェンスはヴィックに無理にプレッシャーをかけるのではなく、パスカバー能力の高さを生かして彼のパスを封じた。スクランブルを封じることを主眼に置いたディフェンスだったが、ヴィックのパスはそれを破れなかった。Atlanta自慢のラン攻撃はところどころで光ったものの、特に後半キャッチアップが必要となると使う機会がなくなってしまった。
Atlantaディフェンスは健闘したと思うが、ブリッツを好まない守備コーディネイターエド・ドナテルの下、フォーメンラッシュではシーズン中のようにQBにプレッシャーを与えられなかったことが敗因の一つとなった。マクナブは試合中落ち着いてオフェンスをコントロールし、ミスを犯さなかった。

マイケル・ヴィックはNFL屈指のアスリートである。だが、クォーターバックとしては決して超一流とは言えない。Philadelphiaディフェンスにまさにそこを衝かれた。パサーとしては課題が多いことは間違いない。パスの精度、ディフェンスを読む力、動きながらのパス能力といった点はまだ合格点に達していない。またチームのリーダーシップという面でもまだ物足りなさを感じる。
ヴィックを見るとき、いつも思いをだぶられるQBがいる。元Philadelphia EaglesのQBランドル・カニンガムだ。強肩のパサーとしても優れていたが、なんと言ってもそのスクランブル能力の高さが目立った。当時は、先日亡くなったDEレジー・ホワイト、DLジェローム・ブラウン、LBセス・ジョイナー、CBエリック・アレンら強力な守備を擁し、常に優勝候補に挙げられながら、同地区のWashington、NY Giants、DallasにNFC王者の座を奪われた。RBやWRにやや人材を欠き、オフェンスがカニンガム一人に頼る形だったことが大きな要因だった。現HCアンディ・リードがPhiladelphiaに来て、カニンガムは放出され、Minnesotaでパサーとして活躍したこともあったが、SuperBowlには無縁のままユニフォームを脱いだ。
24歳4年目のシーズンが終わったヴィックだが、パサーとしての成長なしに、QBとしての評価の向上とチームのSuperBowl出場は難しいだろう。もう将来性で語られる存在じゃない。この経験をどうつなげていくかがNFLファンの大きな注目だろう。

マクナブにとって、アンディ・リードにとって、Philadelphiaにとって、この勝利は待ち望んだものだった。戦力均衡の時代に4年連続チャンピオンシップゲーム出場は偉業だが、スーパーに出なければ意味はない。SuperBowlへ行くために積み上げてきたものがキチンと発揮された試合だった。
しかし、今シーズンNFCは低迷するチームが多く、AFCの盛り上がりに比べるとインパクトに欠けた。NFCチャンピオンの実力の程を示さなければ、今年のタイトルの重みが軽くなってしまう。昨年アンダーレイトされたCarolinaが食い下がり、素晴らしい試合を見せてくれた。王者に挑むことになるが、少なくともPhiladelphiaの強さは見せて欲しい。

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心の闇

2005年01月23日 19時07分44秒 | ニュース
最近のニュースで頻繁に目にする言葉「心の闇」。衝撃的な事件が起こるたびに犯罪者の「心の闇」が取り上げられる。この言葉を聞くたびに私は違和感を覚える。「心の闇」とはなんなのか?

ショッキングな事件が起きると、なぜそのような事件が起きたのか気になるのは普遍的な心情だと思う。この「なぜ」の中核を犯人の動機として一般的には報道されている。例えば、憎しみから人を殺した者の、その憎しみの内実を掘り下げ、いかにその憎しみが蓄積されたのかを報道したりする。またその犯人の育ちや性格から動機に迫ろうとする。しかし、どんなに肉薄しようとその全てを解明することはできない。そこで「心の闇」という言葉を使って、届かない部分を埋めようとする。
程度の差はあれ、人は誰もが憎しみを抱く。だが、憎しみを抱いた者全てが人を襲うわけではない。そして、憎しみと犯行の狭間を乗り越えるのは、単に憎しみの量の多寡ではない。なぜ一線を越えてしまうのか、その解明は容易ではない。育ちや性格はその理由の一端にはなるだろうが全てではない。

実際にはどんな驚くべき事件でも、犯行の動機が全く理解できないという事件はほとんどない。人々が分からないのは、なぜ犯罪を犯したかというより、なぜ犯罪をやめることができなかったのかであろう。それは人々が自制する心を持っているからだ。事件によっては、その犯罪を、仕方ないことと捉えることもある。「なぜ」という想いが残るのは、動機の謎ではなく、動機の弱さによってである。なぜこの程度の動機でそのような犯罪を犯してしまうのか?

では、動機から犯罪に及ぶ溝を埋めるものが「心の闇」なのか?
人の心は複雑で矛盾に満ち、様々な想いが常に変化しているものだ。自分自身の心を完全に把握することはできないし、ましてや他人の心を完璧に理解することなどできない。ただ人として共通するものは多いし、言語や文化、時代、地域などが同じならばその共通性はより高まる。だから人は自身の心の動きを知ることで他人の心を類推することができるし、同じ思いを共感できたりする。
「心の闇」は本来、人の心の中に宿る負の感情や欲望を指していた。誰もが持つそうした感情や欲望を、通常、人は社会生活の中で表沙汰にせず隠して生きている。そして社会のルールの範囲内で、そうした感情や欲望を発散し、心をコントロールできるようにしている。
だから、凶悪な犯罪から学ぶべきことは、動機の内容以上に、動機と犯行までの距離の問題であり、犯行へのハードルの高さを引き上げる方法である。「心の闇」は犯人の心理を理解不能と位置づけ、こうした学ぶべき経験を考える機会を放棄しているように思えてしまう。

犯罪を犯した人の心を全て理解できないのは当然だ。動機の全てなんて、本人でさえつかめると思えない。そうした分からない部分を「心の闇」という言葉で片付けるのでなく、分かっていることから事件の経験を生かす道を考えるべきだ。分からないことは分からないとするのが学問の初歩だ。分かったふりをして語ることは論外だが、分からないことをぼかしたまま語ることも決して本質に正しく迫ることにはならない。
「心の闇」の弊害として、「心の闇」を持つものが犯罪者といった誤った認識が広がることだ。「心の闇」は悪ではない。負の感情は時にパワーとなる。大切なことは、いかに自分の心をコントロールするかということと、自分の心を通して他人の心を知ることだ。それこそが犯罪への抑止となる。
現在治安は社会の大きな関心事だ。警察、刑法、裁判、受刑などのシステムは社会の変化に十分に対応できていず、その改正が急務であることは間近いない。だが、そうしたシステムの変革だけでは犯罪の増加に対応できない。犯罪の増加に歯止めをかけるには、単純な倫理や道徳では担えない。マスメディアの果たすべき役割は重いが、それは個別の事件を真摯に扱うことによってのみ達成できる。「心の闇」という曖昧な言葉で問題をぼかすことなく、丹念に分かることと分からないことを見極める努力が必要だろう。

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