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『ファイナルファンタジーXI 電撃の旅団編 映像攻略シリーズ2 アサルト』

2009年02月28日 11時53分34秒 | FF11
ファイナルファンタジーXI 電撃の旅団 編 映像攻略シリーズ2 アサルトファイナルファンタジーXI 電撃の旅団 編 映像攻略シリーズ2 アサルト
価格:¥ 2,940(税込)
発売日:2008-12-26


久しぶりに「まんだらけ」に行ったらあったので購入。DVD未開封で1000円ほどだったのでお買い得。正直2800円+消費税は高過ぎる。DVD2枚組だから仕方ないのも分かるけどね。

本誌の方は全98ページ。

アサルトの基礎知識(4P)、作戦戦績交換アイテムリスト(2P)、不確定アイテムリスト(2P)、監視哨別・移送の幻灯開通マップ(4P)、全昇進試験クエストガイド(4P)、皇国軍戦績アイテムリスト(2P)と、まずは基本情報。電撃の旅団ということで、右ページに4コマ2本、各ページの下部にはみ出し情報はお約束。

各アサルトは1ページで紹介されている。基本情報、マップ、ジョブ編成の指針、戦術例などが記載されている。マップはスタート地点・ゴール地点の記載はもちろん、アサルトによっては敵の配置や攻略ルートなどが掲載されている。DVDと併せて見ることで基本的な概要はかなり把握できるだろう。

作戦領域・目的別作戦戦績稼ぎガイド2ページを経て、ナイズル島捜査指令まるごとガイド!が16ページ。基本情報の他に、ジョブ別の立ち回り方などが書かれているので初心者には役に立ちそう。戦術目標別解説では、「とくせん」「ヘッド」「HNM」の特徴・攻略法も書かれている。ランプの点灯で課題となる手順ランプの説明は、初心者に分かりやすいかどうかは微妙な気もする。

まめもんたのアサズバッ!は6ページ。いわゆる企画ページ。シーフ&コルセアのみでのナイズル突入、ソロアサルト、ミシックWS紹介など。特にミシックWSは写真も豊富でそれぞれのWSがコメント付きで載っている。

本誌は全体的に手堅い作り。残念なのは4コマが微妙なところ。Oruがアサルトできない以上仕方ないかもしれないが、説明ばっかりで具体的なエピソードが全くなく面白みに欠けた。

電撃のDVDの売りはなんといってもコメンタリー。今回も各作戦を団長、Osho、Zangetuの3人で解説している。ファンなら楽しめる内容だ。全アサルトをクリアしているが、いくつかを除けば1度クリアしただけでそれ以降行ったことがないアサルトがほとんどだ。映像を見るといろいろと思い出したりして楽しかった。今だと大尉狙いは大変そうだけれどね。




ついでに、先日ソフトバンクから発売された攻略本3冊をちらっと立ち読みしてきた感想を。
エリアガイドは最新の情報だし過去エリアまでまとめてあるので、地図本を持ってないなら買いだろうが、読み物としての充実度は感じられなかった。
ギルドガイドは合成スキル上げのお勧めなど役に立ちそうだが、攻略本の常として上限値の記述がないのが残念なところだ。
ジョブガイドは中途半端な印象を受けた。各ジョブについては6ページずつくらいで、ほぼ基本情報主体。もう少し各ジョブのディープな掘り下げが見たかった。コンテンツ攻略はサルベージ、エインへリヤル、カンパニエ、花鳥風月を取り上げている。他のコンテンツはこれまで取り上げていたからカットしているのだろうが、物足りない感じがした。武器防具データもただ掲載しているだけでは使いにくい。
購入も考えていたが、立ち読みしてみて見送る方向へと気持ちが固まった。無駄に高い割りに、目新しい情報や切り口が少なすぎる。もっと切り口を変えれば面白い攻略本はいくらでも生み出せそうなのだが、なんでもそこそこという攻略本はもういらない感じがする。

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ジュワユース!

2009年02月22日 04時16分41秒 | FF11
以前から欲しいということはブログにも何度か書いた。入手するチャンスに近付いたこともあった。しかし、漠然とした欲望が明確な意志へと形作られることはなかった。
転機となったのは、「綺譚亭」にも書いたように仲のいいフレのジュワ取得だ。掲示板に書いた内容を改めて転載しておく。

不遇時代からの赤魔道士。ぼんくらーず時代を経験しているだけに愛着はある。AF取りやリフレにまつわる苦労などいろんな体験もした。まあマートには勝てなくて、結局白でクリアしてしまったけど。
赤魔道士は心のメインとずっと位置づけていた。裏ザルカの闇王戦でクマスタンチームのリーダーやったり。その後いろんなジョブを上げたけれど、メインは赤魔道士だと言い続けた。
でも、裏に通い続けたのにAF2は手しか取れず、サルベージにも乗り遅れ、ナイズル装備すら取っていない。赤盾用の着替え装備も十分に用意できていないし(金庫の問題も大きいが)、ソロ戦用の象徴たるジュワもない。
後衛は装備よりプレイスキルが重要というのが持論ではあるが、それでもここまで装備がないとメインと言いづらくなる。ないものはないで仕方ない。手の届かないものは諦めるしかない。しかし、手が届きそうで届かないギリギリの位置にあるものはなかなか諦めにくいのも事実だ。
そのひとつがジュワ。ソロ活動において非常に優秀な一品。忍赤吟の三人で取れると聞いたことが、忍や吟を上げるモチベーションとなった。でも、実際には機会がほとんどなかった。NMの湧き待ちの労苦が厳しいだけに、手伝ってもらうのも気が引ける。欲しいけれど、そこまでして取りたいかどうかは悩ましいところだった。
そのジュワを赤75になりたてのフレが取ったことで、気持ちが揺れ動いた。フレが悪いわけでは決してない。しかし、素直に賞賛できない。ディアをかけた相手にスリプルをかけるような赤なのに(ぉぃ
最近はすっかり学者がメインになっているし、黒青忍吟あたりに比べて赤で出る場面は少ない。赤のマクロはろくすっぽ着替えが入っていないひどいしろものだ。赤としてのプレイスキルもすっかりさび付いてしまっているだろう。
それでもジュワが欲しい。7年近く赤メインでプレイしてジュワを持っていないなんて、人徳のなさを示している感じだけれど、それでもジュワが欲しい。
最近あんまりFFXIで物欲は強くなかったのだけれど、ちょっと火がついてしまった。取れるあてがないだけに、火がついても仕方ないのだけれど。


要するに、「妬み」なわけなのだが、人を動かす力とはえてしてそういうものだったりする。
とはいえ、裏などの活動も始めてしまい、まとまった時間を取ることが難しくなっていた。唯一完全に空いていたのが木曜日。なので、木曜日の朝から海蛇の岩窟にキャラを放置していた。上に記したフレの協力を取り付け、LSメンバーの手伝いも借りようと思っていたのだが。
夕食前に確認してみると朝からまだCharybdisが沸いた形跡がない。夕食後、人を集めることができればチャンスかなと思っていた。しかし、戻ったまさにその時、Charybdisは別のPTに取られていた。ただ呆然と狩られていく様を見ているしかない。
午後8時過ぎに没。Charybdisは最短でも6時間後に抽選開始と言われている。つまり午前2時過ぎからということだ。フレはそれまで寝て、2時からの狩りに付き合ってくれるという。夜12時頃にポップ地点の部屋に着くと、ちらほらと人影が。その中の一人がソロで狩り始め、やがて彼の仲間が到着して来た。抽選が再開されたと思しき午前2時過ぎには他にも1PTが到着し、3組の取り合いという状況になっていた。
さすがにこのシチュエーションで長く続けても厳しいと思い、3時には終了。そのままキャラを放置して就寝した。

次にポップしたのは昼の12時過ぎ。なんと夜12時から狩り続けていたPTが倒していた。金曜日は夜に花鳥風月の活動があるため、確認のためにキャラを置いていたのだが、夕食などが終わってようやく落ち着いてプレイしようと思った9時過ぎ、丁度Charybdisとの戦闘が行われていた。9時半、没を見て白門へと帰還した。
土曜は夜まで活動がないのでチャンスではある。ただ土曜の夜は長時間活動に参加するため湧きの状況を確認できない。日曜も午後に裏に行くため連続した張り込みができない。ある意味ラストチャンス。これを逃すと木曜まで日程的に厳しそうだ。
抽選再開は午前3時半頃のはず。花鳥を終えた後朝まで寝るつもりだったが、PS2の稼動音の大きさのせいもあってなかなか寝付けず、3時過ぎには目を覚まし、画面を見ては寝ようとする、画面を見ては寝ようとする、といったことのくり返しが続いた。
何度かうとうとしながら、朝7時50分にCharybdisの没を確認してようやく眠りにつくことができた。

昼1時50分。フレと二人で狩り始める。LSメンバーはちょうどメリポを始めたところだったりと手が空いていない人ばかり。私が忍/踊でフレが赤/白。過去、忍と白の二人で狩ったPTもあったのでなんとか二人でも倒せるかなと思っていた。
しばらくするとNAのPTが現れた。ライバルの登場に気が重くなる。取り合いのプレッシャーも強いし、例え取り合いに勝てても、Charybdisを倒せなければ取られてしまう。雑魚を延々と狩り続けるも一向に湧く気配はない。
夕方4時頃にLSメンバー二人が手伝いに来てくれる。赤二人ではあるが頼もしい存在だ。一方、ライバルだったNAPTはPTがバラバラになり、他にもライバルっぽい存在はいたが、実際に雑魚に手を出すところはなかった。
5時になり手伝いのひとりが離脱。ライバルはいない状況になったものの、今度は時間との戦いになってきた。みんな夕食の準備などもあるし、何より夜8時半から私自身がリンバスの活動に行くことになっている。逆算して7時から8時の間には終わらねばならない。
6時を過ぎ、手伝いのもうひとりが夕食で離脱。しかし、別のLSメンバーが駆けつけてくれた。また赤だけど(笑)。7時には夕食で離脱したメンバーが復帰。再び4人での狩りが続けられた。
5時間以上という疲労もさることながら、ここまでやってポップしない運のなさにやるせなさが募った。この機会を逃すとまた一からということになる。手伝ってくれた人に対しても本当になんて言っていいか分からなくなるくらいだし、これをまたお願いするのは気が引ける。
7時半を回り、どれをラストにするか迷った。8時を越えるとタイムオーバーなのは間違いない。次をラストに、とついに宣言した。55分にポップする分が最後と。
だが、ログをよく見ると、倒した時間は32分だった。疲労のせいか初めて時間を間違えてしまった。しかし、ラストの宣言は変わらない。48分にポップした雑魚を見て、これで終わりと落胆した。倒さなくてもいいかと思っていたが、一人が釣ったので倒す。さあ、帰ろうと思い、微塵がくれをするために扉の外に。
その時メンバーの一人がもう一匹だけポップを見て帰らないかと言ってくれた。Charybdisの抽選となる雑魚は、部屋内だけに湧くDevil Mantaではなく、部屋内と扉の外のどちらかに湧くDevil Mantaだから、そちらのポップまで見ていこうと言ってくれたのだ。次のポップは56分。勘違いがあったが、8時をリミットとして考えればギリギリ許容範囲。
これまでずっと部屋の中で湧き待ちをしていたが、扉の外でじっと立っていた。思えば、この数日、海蛇の岩窟に張っていたが、倒された瞬間は何度も見たが、沸いた瞬間は一度も立ち会っていない。最後の最後にその悪しきジンクスをおもんばかって外で待っていた。

「きたーーー!!!」の叫び声に慌てて扉を開けて急ぐ。ついにCharybdisがそこにいた。

忍と赤3人。十分に倒せると思っていたが、そんな楽な相手ではなかった。以前にも一度忍者で戦って勝ったことがあった。だから、少しなめていたのかもしれない。その時は詩人がいたが今回はいない。Charybdisの手数の多さをなかなか避けきれない。一応回避装備ではあるのだが、以前に忍白二人で倒した忍者の装備に比べるとかなり落ちる。
開始して間もなく蝉が回らなくなってくる。張った瞬間にもう消されている。通常攻撃が1~8撃という凄まじさ。攻撃間隔は決して早くはないのだが、多段やWSが来るとHPはすぐに真っ赤になる。そして1/3ほど削ったところで、6撃プラスメイルシュトロムで瞬殺された。赤はみんなサポ白でマラソンがうまくできない。既にDevil Mantaが沸いていて、絡まれてしまった。赤も次々と死亡。それでもリレイズを駆使してゾンビマラソン。ようやく私の衰弱が切れ、雑魚を倒し、再びCharybdisに挑む。しかし、十分なサポートもない状態では戦いにならず、あえなく死亡してしまう。
全員衰弱ではどうしようもなく、CharybdisのHPも回復してしまった。この惨状を聞きつけて、LSメンバーが二人駆けつけてくれることになった。特に詩人をお願いして向かってもらう。幸いライバルはいない。
時間は8時20分を回り、リンバスへの参加は絶望的となった。もちろんこの状況に背を向ける気などさらさらない。おそらく不参加になるとこをテルで伝えて、Charybdisとの再戦に決意を新たにした。

ヘルプで駆けつけてくれたメンバーの一人が途中で絡まれて死亡したり、手伝ってくれていた一人が途中で離脱したり、更にもう一人手伝いに来てくれたりといろいろあったけれど、リベンジの戦いはなんとか無事に終えることができた。エレジーとマンボマンボの偉大さ。窮地が全くなかったわけではないが、先の一戦とは全く別次元の戦いとなった。詩人は自分がプレイしているとその価値を実感できないが、特に盾でプレイするとその有り難味が本当によく分かる。
ついにジュワユースを手に入れた。
一つのアイテムを手に入れるのにここまで苦労したのは、赤のAF帽子であるワーロックシャポー以来かもしれない。いくつかそこそこレアな装備も持っているが、それはLS活動に長く参加していたからに過ぎない。参加してポイントを貯めさえすれば取れるアイテムとも言える。
時間的にも労力的にも大変な協力を得ないと手に入れられないという方が、少なくとも私にとっては厳しい条件だ。「絆」のゲームとはいえ、人に「絆」を強いたくはない。でも、「絆」なくしては取れない。ジュワ取りは時間的労力的な苦労よりもそうした精神的な問題がどうしてもつきまとう。
長時間手伝ってくれたLSメンバー、死なせてしまった人、ピンチに駆けつけてくれた人、そして、私の我がままをきいてくれて、常にサポートしてくれたフレ。誰一人欠けても取れなかったし、本当に感謝の気持ちでいっぱいになる。どんな言葉を並べても伝えきれないくらいだ。

私にとっての赤魔道士は、FFXIでの「絆」を象徴するジョブかもしれない。ヴァナでのいい思い出も悪い思い出も赤魔道士と結び付いているものがたくさんある。装備も貧弱だし、メリポもろくに振ってないし、マクロも全然だし、まさに「垢」魔道士なんだけれども、それでも言おう、私の心のメインジョブは赤魔道士だと。

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第43回スーパーボウルプレビュー

2009年02月01日 23時58分00秒 | アメリカンフットボール
いよいよ日本時間の明日朝スーパーボウルが開催される。アメリカにおける最大のスポーツイベントであり、一種の祭典ではあるが、やはり興味は勝敗の行方に他ならない。

2008年シーズンは、強いディフェンスと徹底したボールコントロールオフェンスを擁したチームが躍進した点で強い印象を残すシーズンとなった。もともとフットボールでは勝利をもたらすものは強いディフェンスであり、そのディフェンスを助けるためのボールコントロールオフェンスは見た目は地味でも勝利のために必要なものとされている。今シーズンのトレンドは原点回帰と言えなくもない。
NFCでは、カロライナを筆頭に、アトランタ、NYジャイアンツ、ミネソタ、シカゴがこのスタイルで好成績を残した。ジャイアンツは昨年優勝した時よりもはるかにグラウンドアタックに重きを置くようになった。アトランタはRBターナーの加入、シカゴもルーキーRBフォルテの活躍がチームの原動力となった。
AFCでは、テネシー、ボルチモア、マイアミがこのスタイルで成功を遂げた。特にマイアミはワイルドキャットフォーメーションの多用という斬新なスタイルも持ち込んでドアマットチームから地区優勝に躍り出る大躍進となった。本来このスタイルだったジャクソンヴィルはOLに怪我人が相次いだためにシステムが崩壊してしまったが。
これらのチームは接戦には強みを発揮できるが、キャッチアップが必要になると辛くなる。リスクの低い攻撃を行うが、それでもミスは発生する可能性があり、ミスが起きると建て直ししにくいという特徴もある。上述したチームのうちプレイオフに出場したチームは全て、自らのミスを契機に敗退してしまった。プレイオフという舞台では、単純なボールコントロールオフェンスでは勝ち切れないということが証明されたとも言える。

3年前のスーパーボウルに勝利したピッツバーグは当時RBパーカーやRBベティスのランを軸とした徹底したボールコントロールオフェンスのチームだった。守備は伝統的に非常に強く、このスタイルにマッチしていた。しかし、その後QBロスリスバーガーのパスを生かすべくオフェンスのスタイルを変えている。プレイオフでもサンディエゴ戦ではランが有効だったが、ランが機能しなかったボルティモア戦でもなんとか攻撃の形は作れた。今シーズン、エースRBのパーカーが負傷がちだったにもかかわらずAFC2位の成績を残したのもラン頼みのチームから脱皮できたからだ。ただ、ロスリスバーガー中心のパスオフェンスが有力かと言うとまだそこまでは言えないだろう。ロスリスバーガーは器用だが安定感に欠ける。レシーバー陣もエースのワードこそ素晴らしいが他は一流とまでは言えない。ディフェンスの力とホームフィールドアドバンテージがプレイオフでの勝因だったのは間違いない。

アメリカンフットボール黎明期から存在するカージナルスだが、1947年のNFLチャンピオンシップでの勝利を最後に頂点から見放されている。当時はシカゴにチームがあり、その後セントルイスに移り、フェニックスへとやって来た。私が知るのはフェニックス時代からだが、チーム名をアリゾナと変え期待されるシーズンもあったが長くドアマットの時期が続いた。1970年に6地区制となった時にNFC東地区という激戦区に入ったことも災いした。74、75年と地区を連覇したもののその後は低迷が続き、フェニックスと名乗っていた6シーズンは全て負け越し、アリゾナ時代も勝ち越しは98年の一度のみだった。8地区制となり西地区に移ったことで俄然期待は高まったが、シーズンが始まると期待はしぼむばかりだった。
ここ数年明らかに他地区と比べてレベルの低さが目立つ西地区ということで、今シーズンの躍進もかなりフロックという目で見られた。実際他地区の強豪には歯が立たず、地区内での6勝が地区優勝の原動力だった。地区外のチームに対する勝利は、2週のマイアミ戦(マイアミがブレイクする前)、5週のバッファロー戦(試合開始早々にバッファローのQBエドワーズが脳震盪で欠場)、6週のダラス戦(QBロモを欠いた試合)である。16週のニューイングランド戦で全く成すすべなく敗れた試合を見ると、とてもプレイオフで勝ち抜けるとは予想だにしなかった。
ところがアトランタに快勝するとチームは勢いに乗り、劣勢という前評判を覆して初のスーパーボウル進出を決めた。アリゾナ低迷の原因として常にOLの弱さが指摘されていた。今シーズンもパスプロテクトがもたなくて攻撃が組み立てられない試合もあり、地区優勝したものの大きな改善があったとは思えなかった。しかし、プレイオフに入るとOL陣が健闘を見せている。稀代のパサーであるQBワーナーと現在NFLナンバーワンと言ってもいいWR陣を擁するだけにパスを投げる時間さえ与えられれば攻撃は十分機能する。リードしている時の戦い方などに不安も残すがプレイオフで力をつけたチームは強いのは確かだ。

常識的に考えれば守備力の強いピッツバーグの優位は動かない。しかし、チームの勢い、特にストーリーがあるチームは本来の力以上のものが試合で発揮される。ピッツバーグが優勝した06年のスーパーボウルも地区6位から、引退するRBベティスを故郷デトロイトのスーパーボウルに連れて行こうと燃え上がった。07年のインディアナポリスや昨年のNYジャイアンツもプレイオフに勢いを持って戦ったチームが勝ち残った。思えば2000年のスーパーボウル、ドアマットチームだったセントルイスを大躍進させたワーナーのあのシーズンも忘れられないストーリーだった。
フットボールでよく指摘されるモメンタム。勢いというものの怖さ、強さは長年フットボールを見てきたファンには決して馬鹿にできないものだと分かっているだろう。ピッツバーグの守備は強い。しかし、厳寒の地ではなく温暖なタンパベイでの試合だ。アリゾナの破壊力を果たして完璧に止め切れるのか。20点を越えるような試合展開になれば攻撃力のあるアリゾナに勝機があると見ている。ストーリーの完結に期待して28-17でアリゾナの勝利と予想しておこう。

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