写真紀行

日々の風景と将来に残したい風景を求めて

鎌倉アルプスを歩く

2016-06-06 11:21:26 | 登山

北鎌倉駅に集合 
午前8時にJR横須賀線の北鎌倉に集合、今回のハイクは登山仲間の会「リチャード隊」(会長のH氏がリチャードギアのファンの為に命名とか)の会員11名中9名が参加、東京近郊で電車で集合できる事、足慣らし感覚で登れる為か、仲間の参加率が高かった。


                     
                                  一本後の電車で到着する仲間を待つ            北鎌倉からアジサイの名所「明月院」先の登山口を目指す、可能であれば明月院に寄る予定だったが、すでに開門を待つ人が行列していた為、入るのを諦めて登山口へ


              
                       午前8時30分の開門を待つ「明月院」の入口、開門したら大混雑の予感                                明月院を過ぎて明月谷登山口を目指す
  

           
                      途中にあった石仏                                  見過ごしてしまいそうな登山口の看板            登山口、1人だけスニーカーを履いた仲間が、鎌倉アルプスを甘く見ると後悔するよ   
  
                       
                    天園コハイキングースは入山料を払って建長寺から入るのが一般的、明月谷ルートがあるのを知って、私も今回が初トライです                 所々に咲くアジサイが目を和ませる


                 
                                       鎌倉アルプスは本格的な登山とは程遠いが、適度にアップダウンがあって「ファミリーハイク」には最適なコース、鎌倉には別に源氏山コースもある、20分程歩くと建長寺ルートと合流
 

                
                                          ルート途中から横浜みなとみらいのビル群が望める                      建長寺からのルートと合流する半僧坊展望台から見た鎌倉市内、富士山が霞んで見えた  


               
                                                 眼下は建長寺                                         鎌倉・八幡宮から由比ガ浜までを貫く若宮大路が眼下に   

                    
                                                      山に囲まれた鎌倉                       

 今回参加した9名

            

                
                                                                                     半増坊展望台に集合


                
                                   展望台から半増坊茶屋を眼下に見る                    半増坊からコース終了地点の太平山まで1時間のコース 


       
               建長寺裏から登る天園コースは半増坊までひたすら急階段を登るが、明月谷コースは多少時間がかかるがアップダウンもあってハイクの雰囲気が味わえる為、明月谷コースがお薦め
  
      
                                                                                         コース終点の大平山(標高159.2m)、1,592mではありません



                         
                                                                                        天園ハイキングコースも間もなく終点、最高峰(?)の大平山で小休止


                                
                                                                                                            少し歩くと鎌倉市から横浜市に住所が代わっていた

                                      
                           明月谷から約4km歩いて来た、瑞泉寺まであと400mの表示


                           

      
                                                                                                                                           天園コースの終点、これから瑞泉寺に向かう     


                                                                          


            
                                瑞泉寺に向かう道沿いに咲く紫陽花                          


瑞泉寺http://www.kamakura-zuisenji.or.jp/muso/ 
嘉暦2年(1327)、鎌倉幕府の重臣である二階堂道蘊が夢窓疎石(国師)を招請して臨済宗円覚寺派の寺院として開山、鎌倉随一の花の寺として有名、鎌倉駅からのアクセスが良くない二階堂に在る為か、市内の他の寺社と比べても訪問者が少なく、ゆっくりと寺院内を回ることが出来る
本堂裏の庭園は夢窓疎石(国師)により岩盤を削って造られた禅宗様庭園で書院庭園の起源と言われる、京都の天龍寺、西芳寺の庭も疎石の作。


                  
             

                  
                           拝観料¥200.-を払って境内に入る


           


                         
                                                                                 本堂の裏にある庭園


                    
                                                夢窓国師作の庭園、奥の洞窟は座禅の為の窟  
                                  

           
                                                  簡素な造りの本堂               


                     
                                     境内はこじんまりとしているが、一年を通して何らかの花が咲いている


                      
                        


       


                       
                  高浜虚子、川端康成、久保田万太郎等多くの文人に愛されていた                                   苔むした山門への階段
              

ランチタイム
紫陽花が見頃となったこの日、鎌倉市内は多くの観光客が訪れており、9名がゆっくりと昼食をするのは難しいと判断、鎌倉宮近くの蕎麦や「鎌倉武士」に予約を入れ、午前11時45分に店に入る  

             

                                                                          
   店は住宅地の中にあって民家を改造したこじんまりとした店、ビール+そば味噌、みんな十割蕎麦か鴨蕎麦を注文、店の佇まいから味は期待していなかったが、予想に反して美味!、蕎麦粉は北海道と長野産をブレンドしているとの事

覚園寺
建保6年(1218)創建の真言宗泉涌派の寺院、昼食をとった蕎麦屋の近くにあり、初めて訪れる、金沢街道から北に入った谷戸の奥にあり、境内、周辺は都市化が進む以前の鎌倉の面影を残していると言われる
 


                   


            


                  
 

             

      
鎌倉宮
後醍醐天皇の皇子である護良親王を祭神とする神社、明治2年(1869)2月に明治天皇が、武家から天皇中心の国体へ復帰させることを目的として鎌倉幕府を倒して建武中興に尽力した親王を讃える為、親王を祀る神社の造営を命じ、同6月14日に「鎌倉宮」の社号が下賜され7月に建立される。


       
 

                                                     


源頼朝の墓所
鎌倉幕府初代征夷大将軍、北条時政、義時等の坂東武者と平氏を打倒、鎌倉を本拠て関東を制圧、建久3年(1192)に武家政権として150年間、国政を司り、以降、武家政権は室町幕府、江戸幕府へと継承された。
頼朝は建久10年(1199)に53歳で亡くなり大倉法華堂(白旗神社)に墓所が造られた、墓石は江戸時代に薩摩島津氏により建てられた。

                               
 

                                                        

 
鎌倉八幡宮
瑞泉寺―覚園寺―鎌倉宮と歩いて八幡宮に到着、何時来ても人出が多い。

                                        


                                                                
                                    皆、少々疲れ気味で八幡宮への参拝はせず、鎌倉駅に向かう事とした 
                               

                                 
                                 石垣が崩れて暫く工事中であった「段葛」が完成していたが、歩道は管理しやすい為なのか、土ではなく合成樹脂? 


                                                      
                          二の鳥居が段葛への入口                                                         ホットドッグで腹ごしらえ中のT氏、H氏,、前にある飲み物は? 


            午後3時、JR鎌倉駅で解散しました、皆さんお疲れ様でした、なお、解散後に江ノ電が混んでいた為、自慢の足で鎌倉から長谷まで走ったI氏、S氏、重ねてお疲れ様。

 

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1 コメント

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楽しいハイク (リチャード)
2016-06-10 19:43:08
水先案内人、ありがとうございました。
おかげさまで、楽しいハイクが出来ました。
蕎麦屋も良かったです。お店選定も、さすがですね。
また、良いコースがありましたら、ご提案ください。

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