亀戸天神社の梅
先週の湯島天神に続いて2月19日(月)に江東区にある亀戸天神の梅を撮りに出かけてきました。
鳥居をくぐると池(心字池)と社殿に続く太鼓橋があります、春は池の周囲に造られた「藤棚」に咲く藤が有名ですが、2月のこの時期に咲く300本の梅の花も見事で、知る人ぞ知る「梅の名所」です。
この神社も湯島天神と同様に「学問の神様」菅原道真にゆかりがあり、寛文2年(1662)に徳川四代将軍家綱が江戸の鎮守として九州・太宰府天満宮から祭神を勧請して造営されたと言われます。
JR総武線亀戸から徒歩15分で到着
太鼓橋から見た藤棚と本殿
しだれ梅が満開、20日から週末にかけて風雨の予報が出ている為、花が散るのが心配
スカイツリーも間近
亀戸天神社社殿
湯島天神(天満宮)の梅
南北朝時代の天平10年(1355)創建、歌川広重の「江戸名所百景」にも描かれた由緒ある神社です、また学問の神様として有名な菅原道真を祀っている為、入試の時期になると「合格」を祈念する多くの受験生、家族が参拝に訪れます。
こじんまりとした境内の梅園には「白加賀」、「豊後」、「寒紅梅」、「想いのまま」、「月影」、「冬至」、「見驚」、「道知辺」等、多くの梅の種類があり咲く時期も違います、私が訪れた2月16日は満開になった種類もありましたが全体的には5~6分咲きでした。
表鳥居
急階段の男坂 なだらかな階段の女坂
菅原道真に関係が深いと言われる「撫で牛」
本殿裏のしだれ梅は五分咲き
合格を祈念する絵馬の山
上野東照宮の冬ぼたん
5日に降った雪がまだ残っていることを期待して2日後の7日に上野東照宮「ぼたん苑」に出かけてきました。
徳川家康公を祀った上野東照宮の敷地内にある「ぼたん苑」は小規模ながら回遊式の日本庭園で約40種類160株の冬牡丹が植えられ2月25日まで開苑されています。
苑内に降った雪はほとんどが溶けていましたが、幸い日陰にはまだ雪が残っていてイメージしていた雪と霜よけのわら囲いの中に鮮やかに咲く花とのコントラストを撮ることが出来ました。
また苑内にはロウバイや早咲きの梅も咲いていて早春の訪れを感じさせました。
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寛永8年(1631)に建立、元禄7年(1694)に当地に移築された寛永寺清水観音堂 天明7年(1787)に造られた寛永寺の鐘、芭蕉の句でも有名な鐘です
関東大震災で崩れ顔だけ残された上野大仏
寛永5年(1627)に三代将軍家光が創建した上野東照宮
『上野東照宮ぼたん苑』
ロウバイの花が満開
寛永寺五重塔と咲き出した紅梅
五重塔は上野動物園内に建っています
上野東照宮の唐門、奥が社殿、拝観料¥500.-で境内に入れます