森共同アトリエ 管理人日記

共同アトリエのnews、管理人の彫刻制作記録、管理人の徒然日記etc

1日仕事の日〜。

2012年02月11日 20時14分14秒 | 管理人徒然日記
今日は朝から仕事でしたなかなか作品が進まないです6月くらいには一旦完成まで持っていって、次の作品に入らないと、来年の出品が危ういです(笑)
↓管理人を捜せ!

帰り。甲州街道で脱原発のデモ行進に遭遇



世の中絶対なんて無いですからね。安全安全って言っても、車だって飛行機だって事故に遭うのは確率の問題で、どんなに気をつけていても起きる時は起きます。稼働してればいずれ何かが起こるのは当然で、そのリスクを埋めて補えるメリットが実際あるかどうかなんですが、突き詰めていくと微妙なんですよね。クリーンかつ低コストで高いエネルギーを得ることが出来るって言う触れ込みですが、あえてクリーンということは別として、コスト面でも、交付金や、核燃料のリサイクル、使用済み燃料の保管に膨大な費用がかかって、実は火力発電に比べてみてもあまりコストダウンになってない、どころかむしろマイナスなんだという試算もあります。ただし、もし本当に二酸化炭素が温暖化の直接の原因になっているならば、むやみに火力発電を推奨も出来ませんね。う〜ん。個人的にはもっと街の明かりが暗くてもいいから自然エネルギーでなんとかならないもんなのかなと思います。化石燃料もそろそろ枯渇間近と言われているし、もっと生産的な経済活動のサイクルを整えていった方がいいんだと思います。みんなが少しずつ我慢したら、何とかなるんじゃないかな〜
でも世界全体で協力して取り組まないと意味ないですねそうでないと結局地球が汚れていくのに変わりないですから。

なんだかんだえらそうなこと言って、自分が超節電主義かというと、全く違います(笑)いかんいかんけしからんですね(笑)以後気をつけます

さてさて、明日も1日仕事なのです日々休み無しああ、出来ることなら神様。僕に、時間と、時間をください

作品の搬入。

2012年02月10日 16時28分21秒 | いろいろな人の展示、作品
今日は新制作展の受賞者展の作品搬入に銀座まで行ってきましたルートは基本芸大方面で、芸大付近からはそんなに遠くないので、そこそこ(笑)迷わずにいけましたでもなんだかんだで2時間強かかったな〜都内の運転はストレスたまりますね〜

銀座。多くの人にとってそこはステキスポットなのでありまが、僕にとってはやっとたどり着いた本屋みたいなもんで、なんか落ち着かなくてむずむずしてしまいます。この圧倒的なアウェー感はなんだ…。

なんだかんだで設置完了
入り口ど真ん中におかせてもらえましたこの作品はこの間修理したにもかかわらずすでに割れが出て来ていますま、その辺は気にしな〜いいい意味で(?)我ながらザックリして来たな〜と思います(笑)。
制作過程はブログで見れますが、簡単に説明すると、この作品はほぼ一木彫りで、両腕、ワンピースの先、左ふくらはぎからかかとにかけて(原木からはみ出る部分)だけ寄せ木をしています。髪の毛と背中の隙間は実は丸彫りしていて、通常の鑿では刃が届かないので、鑿を切断し、鉄筋を挟んで溶接し、リーチを伸ばして彫り込みました。頭部はほぼ形を決めたあとに後頭部を切り離し、そこから掘って空洞にし、このとき目も刳り貫いています。足首が細く、通常では出来ないほどの前傾姿勢の為に、普通に彫っていくと足首で折れてしまうので、まずワンピースの裾より上を先にほぼ形を決めてしまって、脚を彫り込む前に体を横に切断して上下に刳り貫き、上体を軽くしています。その後切断面を合わせて脚を彫り込みました。左脚は基本体重を支える役割を果たしていないので、右脚だけで全体重を支えています。よく脚の中に鉄筋とか入ってるんじゃないの?って思われますが、そうではないんですね。意外と木は強いです!あ、でもこの作品は木彫2作目で、まだ木の感覚があまり無い状態だったので、ほぼ勘ですね。多分折れないっしょって(笑)結果オーライ
この作品は、曲面展開や、曲線(陰影の滑らかな変化)にこだわって制作した作品なので、その辺に注目してもらえればと思います。おすすめビューは、正面と、背面向かって右後ろから、正面向かって右前からです。特にこの斜めの位置からは、前傾の動きが大きく見えて風を感じます(笑)逆の斜めからだと動きを殺してしまうのでイマイチです。それも確かめてみてください。
あ、ちなみに僕はいつもモデルは無しでつくってますが、服に関してはシワの出来方を検証しています。プチプチでつくったマネキンに似たような服を着せてシワの印象を取材し、作品の中では省略や取捨選択を重ねてより美しい形を目指しています。必ずしも実物が最高ではないところが彫刻のおもしろさであり、意味でもあります。当然人体そのものも、写し取るという行為自体は、構造を学ぶ上では非常に有効だし、絶対に避けては通れない道ですが、それ自体が彫刻になるかというと少し難しい気がします。スーパーリアリズムとかならまた別ですけど、作品が表現として表出されたものである限り、実際の形がどうであるからということにこだわりすぎるのはあまり良いことではなくて、だからといって何でも良いかというとそうでもない、結局作品としての質を決定づけるのは作家それぞれの注目している世界への従順さと、それを再現する技術、あるいは熱情なのだと思います。ウマイやヘタに関わらず。作者の内面の「本当」に近いものが詰め込まれた作品からは、ゾクッとするような何かを感じることが出来ます。残念ながら僕の作品はそんな作品には到底及ぶものではないですが、そのうちそんなのが出来たらいいな〜と思ってます(笑)

こっちはオマケ一応今現在、僕の人生の中で最後の塑像作品です(笑)これは去年の新制作展に出品した木彫作品のマケットです。これを見ながら初めての木彫を制作しました。
水粘土で制作した原型を込め型で型取りし、型に土を込めて高温(1250°)で焼き締めしたセラミックの作品です。テラコッタではどうしても彩色に抵抗があって(木彫では全く抵抗無くガンガン塗ってます。なんでだろー。素材感が強いからかな?)、基本土そのものの色に委ねるようにしていました。なので黒が欲しければ黒泥を、白が欲しければ半磁器や白土を、赤が欲しければ唐津赤を、といった具合に土の種類を切り替えています。この作品では帽子とコートが黒泥、顔と髪が白土、マフラーが唐津赤です。ただし、土の種類が異なるという事は、収縮率も大きく異なるので、ただつなげるだけでは乾燥と焼成時にバキバキに割れが入ってしまいます。なので、表面こそピッチリ色を切り替えていますが、内側のつなぎ目は隣り合う土をしっかり捏ねてグラデーションをつくることによって緊張を分散しています。素焼きの状態に比べて焼き締めした作品はその言葉通り締まった感じになります。作品がググッと縮むことで密度感がその分高まったり、表面的な抵抗感や、色自体も濃くなるので、見た目強い印象になるわけです。ただしヘタを打つと、素焼きだったら空気感があって良かったのに、焼き締めしたらなんかただの塊になっちゃったねということもあります。強くなるんならなんでも焼き締めがベストっ!って訳にはいかないんですな〜(笑)この作品の表面のガサガサしてる線の集積みたいのは、形を作る時に全部櫛刃のカキベらを使ったからです。特に土をおさえたりしないで、マチエール?ノンノン!フォルムよフォルムってな感じでつくりました。

画像で見たからいいや。…って、いやいや…。是非直接見に来てください(笑)今日会場当番決めして、僕は初日月曜の午後からと、16日木曜の午後2時半から、17日金曜の1日、20日月曜の1時半から3時、23日木曜の午後2時以降会場にいます。多分会場で一人でボーッとしてるので、声をかけてあげてください(笑)

一緒に展示をする金属の作家のゼロ・ヒガシダさん。長いこと海外(主にアメリカ)で活躍なさってることは知ってましたが、今日初めてお会いして話しました。実は僕の大先輩で、大学の講座も同じでした今は日本とアメリカ、オーストラリアを行き来しつつ、作品の販売、いわゆる本当の意味での作家として生活しているそうです!すごいな〜!アメリカは日本より美術作品を購入して飾る、みたいな感覚が普通に浸透してるので、土壌としては圧倒的に日本よりいいみたいです。販売価格にも大きな開きがあるそうで、日本のこの文化後進国具合はどうにもなりませんね〜
ヒガシダさん。作家としてだけでなく、一人の人としてもとても深みを感じるひとでした〜またじっくり話してみたいですな〜

あ、今日は制作休みです。もうつかれてなにもできないよ〜

スクリューの穴を詰める。

2012年02月09日 18時27分32秒 | 新しい制作!(2011)
今日も午後から制作です。今日から体の下地彫り込みに入る予定でしたが、足の寄せ木のときスクリューをねじ込んだ穴や、ところどころ隙間があったりするので、そっちを先に埋めてから彫り込みます。最終的にはウッドパテ様に全面的に頼るので、そこそこ埋まってればいいやというゆるゆるな意気込みで始めます(笑)
今日はスクリューの穴をなんとかす!

バンドソーで材を適当なサイズにカット。

穴の数分用意します。

これをベビーサンダーで穴の形に合わせて削っていきます。

全部30mmのロングドリルであけた穴ですが、ところどころ穴をあけ直して丸の形が歪んでたりしてるので、1箇所ずつ削っては合わせての繰り返しですサンダーを床に置いて、そこに木を押し付けるようにして削りました。サンダーも片手で持ち続けるのはキツい

エポキシでくっつけます。エポキシは気温が低いとカタくなるので、沢山使う時は絞り出すのが大変なのでストーブで暖めるといいです

エポキシをくっつけて、木槌で叩き込みます。

今日は穴を全部塞いで終わりにしました〜

明日はギャラリーに作品を搬入に行ってきます。ウチの車にはナビが無いので地図を片手に迷わないようにしないとです
いつも思うけど、たった10日ほどの展示で作品がお蔵入りしてしまうのはもったいないな〜もう一回くらいどっかで展示できる機会があればいいんですけどね。


毛の彫り込みの為の彫り込み。両頬のまとめ。

2012年02月08日 19時34分00秒 | 新しい制作!(2011)
今日は夕方から制作を始めました

昨日中途半端になってしまった右頬をしっかり彫り込んで、反対側も少し手直ししました

だいぶいい感じかな〜とりあえず頭部の下地はこんなもんで。



次は首から前脚へ!

そういえば風邪ほとんど治りました

作品の積み込み。

2012年02月08日 19時17分01秒 | 管理人徒然日記
今日は午前中の授業でした〜1、2、3、4限と授業が続く日ですが、高3の授業の3、4限はすでに今年度の授業はすでに全て終わってるので、1、2限のみで早々に帰宅です
とりあえず作品を今日車に積み込んでしまいます

作品に支柱を立てて倒します。ここが一番緊張する〜足首細いんで折れるんじゃないかってドキドキ…。

車を倉庫につけて、頭から突っ込みます。支柱を引っ掛けたら台座を上げてズズッと滑らせます!この作品はそんなに大きくないし、かなり内ぐりをしっかりしてるのでかなり軽いです。ほぼ完全に乾燥してるのもあって、空気かっ?!ってくらい軽かったすみません言い過ぎました。

ま、とにかくマンパワーで何とかなる作品はいいですね〜しかもレンタカー借りなくて済むのもグッドいつも2t以上のトラックじゃないと作品が乗らないので、自分の車で搬入するのはなんか新鮮です(笑)
でも木ってある程度の大きさでも意外と持てちゃうから危険なんですよね石とか、人力じゃ絶対無理って重さがあったら機材をフル動員して動かすんですが、木だと多少重くても面倒なので踏ん張ってしまいます。で、腰を痛めます。僕が椎間板ヘルニアになったのも、確実に木彫1作目の大きい寄せ木材をガンガン持ち上げてたからに決まってます。今や半ばネタ的な扱いですが、当時は地獄の苦しみを味わったので、今は余り無理せず、フォークやリフター、父親などを使うようにしてます(笑)