石膏型にワックスを塗り込んでいきます。ワックス原型になった時に形が見やすいように1層目は黒い顔料を混ぜます。細部のマチエールまでしっかり写したいので温度は高め。1層目の温度が低いと塗り重ねた所に重なりの境目が出来てしまいます。石膏型にワックスを塗る時は石膏型が十分に湿っていることが重要です。そうでないと塗ったワックスがはがれなくなります。もう水をかけても吸い込まないくらいが良いです。今回は型取りした直後だったのでほとんどそのままです。
2層目は温度をグッと低くしてモッタリ盛っていきます。そうしないと単純に時間がかかるからです。厚みは4mm。黒い1層目の透け具合でおおよその厚みを見極めます。
指を忘れていました。それは次回で!