翼の溶接

翼は２つに分けて鋳造しました。それを一つにくっつけました。

TIG溶接はこれまでさんざん練習してきたのでもはや得意分野になりつつあります。それでもブロンズの溶接は鉄に比べて難しい！
次回から翼か本体か、どちらかを集中的に仕上げていきます。

鋳込み！

型を焼いて水分を飛ばし、鋳造しました。
今回は特大のるつぼで大量のブロンズを溶かし、柄杓ですくって連続的に流し込むやり方をします。このやり方なら一人でできるのです。
ブロンズが溶けたらよく撹拌して上に上がってきた酸化物を取り除きます。

あとは柄杓をるつぼに突っ込んで、、、

運んで、、、

流す！

これを３回くらい連続で。重いですが、それ以上に熱いです。重さがあるので常に利き手の右手が前にあり、右手がやけどしそうなくらい。
懸念事項としては何回かに分けて流したことによって層が出来てしまっていないかということがありましたが、割ってみたら奇麗に流し込めてました。

いままで色んなやり方を試してきましたがこれで一つの方法論が確立できた感じです。上手くいくやり方が分かったようです。

型持ちの釘を抜きました。





穴を溶接し、このあと翼を１つに繋げてそれぞれ仕上げ、その後本体と溶接です。完成は近いです。

荒付け

粘土を付け始めました。