ヴェンゲル監督
「ビッグクラブに早く行きすぎると、他の選手が既にそこにいて居場所を確保できないことがある。多分彼は準備ができていなくて、成熟していなかったんだろう。私には分からないがね。
今の彼は準備ができている。彼は27歳で、バイエルンにいた頃から今に至るまでにドイツ代表として50～60キャップを積み重ね、その間にワールドカップとユーロも経験した。
彼には経験がある。ドイツ代表として100キャップを持っているんだ。彼は試合に落ち着いて挑んでいるように見えるね。チャンスをつかめば得点を期待させてくれる。
我々は難しい状況にあったクラブから選手を獲得した。昨年の彼はケルンで18得点を挙げた。
私からすればチャンピオンシップを支配しているクラブであれば30得点の価値がある。だがそれはこのクラブで30得点することを意味しているわけではない。昨年の彼はCFとしてプレーしたが、我々にとっての彼は右サイドや左サイドでより多くのことをしてもらう。彼はフィニッシャーだ。それは確かだよ。」
ヴェンゲル監督
「彼はよりベターな選手となる。20歳でこの類の負傷を負ってしまえば立ち上がり、前進していくはずだ。25歳でそうなってしまうと話は違ってくる。彼の年齢なら問題はない。
例えばエドゥアルドは足首に制限があった。ジャックは単なる骨折で、そのような制限はない。エドゥアルドは靭帯を断裂していて、構築において足首を縛らなければならなかった。一度足首の柔軟性を失えば、もちろん同じ選手とはいえないだろう。ジャックはそのケースとは異なるんだよ。
彼のベストフォームを見つけ出すまでどれくらい長い期間が必要かを予測するのは難しい。人々が忍耐強くいてくれることを望むよ。確かな3ヶ月の競争の後、彼は戻る。それを見つけるまでに小さな爆発を繰り返すだろう。
彼はインターナショナルプレーヤーだ。それにも対処しなければならない。彼は非常に強い男だ。疲労骨折は多くの若い選手に起こることなんだよ。18～20歳の選手は、およそ60％が疲労骨折をしている。」
ヴェンゲル監督
「状況が長引けばより難しくなる。私はまだ彼とサインすることを望んでいるよ。これからの2ヶ月が極めて重要となる。」
1月までに交渉がまとまらなければ放出となるのか？
「チームとクラブの必要に応じた対処をする。状況次第で契約満了まで余裕を持つこともできるだろう。
これからの2ヶ月で解決策を見つけられることを望んでいる。選手はプレーしなければハッピーにはなれないんだ。」
ウォルコットの契約延長については何の希望も見い出せていないのが現状といったところ。アーセナルは週給75000￡以上を提示する気が無いように見えます。というか無いですね。このまま在籍してもチェンバレンの控えとなってしまうのが目に見えています。まぁこれはウォルコット云々というより今のチェンバレンが凄すぎるというだけの話なんですけどね。控え選手に年俸およそ5億円を支払おうとしている自体大盤振る舞いだと思います。
ヴェンゲル監督は『契約の問題を抱えている選手は使い辛い』と仰っていますが、それは口実でしょう。あまり積極的にも見えませんし、1月に放出と予想するのが妥当な線でしょう。もちろん残念ではありますけどね。この予想が外れてくれれば嬉しいですよ、ええ。
コナー・ヘンダーソンがコベントリーへ3ヶ月のローン移籍。ヘンダーソンにはリーグカップ等で出番を与えられるかなと思っていたんですが、ローンで経験を積ませることを選択したようです。アネケに続いてヘンダーソンまでいなくなってしまうとU-21の弱体化は避けられませんが、選手個人としてみれば昇格争いをするチームに身を置いた方が実りは大きいでしょう。
ちなみにコベントリーは昨シーズンまでFLCに在籍していたものの、今シーズンからリーグ1（3部相当）に降格しています。ロビー・キーンがだ活躍していた時が、懐かしいですね。
