We love you Arsenal.we do!!

旧『Arsenal and world football topic』 私の世界の中心は、常にアーセナル!

2011年を振り返って・・・

2011-12-31 20:04:25 | 日記

2011年はこのブログにとって飛躍の年となりました。通算閲覧者数が50万件を越え、定期的にコメントして下さる方も多くなり、それが更新を続ける励みとなりました。正直、酷い敗戦の後なんかは億劫で、何も書く気が起きないなんて日もあったんです。でも、そんな時こそ、同じグーナーさんと、ああでもない、こうでもないと、議論したいもんなんですよね。それがこのブログを通して、少なからずできたかなと。目標の一つでもあったので、それが叶えられて良かったです。このブログに訪れて下さった皆さんに本当に感謝致します。それでは良いお年を。



QPR戦プレヴュー

2011-12-31 08:58:46 | Preview

ガーディアン紙予想布陣

ARSENAL v Queens Park Rangers: Probable starters in bold, contenders in light.

アーセナルはQPRとの戦績がよろしくないようで、なんと勝率13%だそう。ただ、面子的には悪くないのに順位は16位と低迷。これ以上ホームで勝ち点を失うわけにはいかないので、しっかり集中して戦ってほしいですね。


ヴェンゲル「QPR戦後にロビンの状態を評価する」

ヴェンゲル監督
「彼は明日(QPR戦)にプレーするだろう。その後日曜日と月曜日の朝に彼の状態を評価して決断を下す。
(次の試合への)出場を除外しない。しかし彼も一人の選手として扱う。プレータイムは多くなっている。毎試合絶対的な存在となってしまっている。
彼は得点しなければならないことを知っている。その為に常に努力を重ねているんだ。次の2試合を無事終えられることを願っているよ。」


コンディションに問題がないようなら出場させるべきでしょう。休ませることが本当にリスク回避に繋がるかは誰にも分かりません。ただ、記録を意識して無理なプレーに走らないようにだけはしてほしいですね。


ヴェンゲル、バックラインの補強を改めて否定 他

2011-12-30 20:02:07 | 日記

ヴェンゲル、バックラインの補強を改めて否定

ヴェンゲル監督
「現段階では難しいと言わざるを得ないだろう。離脱している選手達は間も無く戻ってくるからね。確かにフルバックの選定は(ケガ人多数の為)難しくなっている。しかし4人離脱していて、その内2人は復帰が近いんだよ。にも関わらず3、4年の契約を結んで選手を買おうとするだろうか?私の考えはノーだ。こういう時にしっかり仕事をしてくれる人材がいるからね。」

サイドバックは全滅しているものの、元々2人づつ選手は揃えていたんですよね。こういう緊急事態には他のポジションの選手を宛がって対応するのが正しいと思います。それに、ジュルーやミケル、それからコクランなんかはプレーの幅が広がって良かったんじゃないでしょうか。


アンリのアーセナル復帰の行方は・・・?

ヴェンゲル監督
「普通に考えれば間違いなく起こり得るね。必要な事務処理を済ませ、MLSとレッドブルズとの合意を尊重しなければならないが、2ヶ月の契約で戻ってくることは確実だろう。
まだ合意に至っていない。私はそれに関与していないんだ。契約は完了していないし、取引を完了させる為には先方との協定を尊重する必要がある。
その時までは何も発表することができない。」


アンリ帰還はどうやら間違いなさそう。自身のクラブ記録を2ヶ月の間に更に延ばすことができるか?とか、ロビンとのコンビはどうなんだ?など、色々楽しみが多くなりそうです。

ウォルコット「トラオレとの対戦を楽しみにしている」

ウォルコット
「アルマンドは成功する為の全てを持っている。彼は非常に素晴らしい職人だよ。
ニール・ウォーノックは彼に多くをもたらすだろう。
アルマンドは前線に思い切り良く上がってくるし、守備も強固だ。手強い相手だよ。僕にとって良いテストになりそうだ。」


アーセナル時代はクリシとギブスがいた為にほとんど出番を与えられなかったトラオレ。ウォルコットはそのことについて同情の意を示しています。

「毎週プレーできないのが分かっているというのは辛い。監督に委ねられているからどうしようもないね。もし彼がまだここにいたら、チャンスを得られていたかもしれない。今はレフトバックが不在だからね。
3番手というのはかなり忍耐強くなければならない。でも今の彼はプレーしてるんだ。だからハッピーだと確信している。」


トラオレは13試合に先発出場。つまりレギュラーとしてプレーしています。個人的に結構好きな選手だったので、移籍した時は少しガッカリしました。今アーセナルにいてくれたら・・、と思ってしまいますが、まぁ彼がいたらサントスはアーセナルに加入していなかったでしょうし、サントスもアーセナルに少なくない貢献をしてくれているわけですから、どちらとも言えないですね。


ヴェンゲル、グルキュフ獲得をやんわり否定 他

2011-12-29 09:38:29 | 日記

ヴェンゲル「グルキュフはトップフォームに戻る」

ヴェンゲル監督
「我々は中盤に選択肢を持っている。ディアビとウィルシャーが負傷から戻ってくる。多くの人材がいるんだよ。

ただ、グルキュフの将来については心配していない。彼はベストなレベルに再び戻るだろう。4,5ヶ月離脱していたんだから彼の今の状態は通常だろう。何試合かプレーしただけだし、負傷の後だ、上手くいかないのは普通のことだよ。

1月から6月の間は彼にとって非常に重要な期間となるだろう。しかし私は彼がベストに戻ると思っている。」


夏には本気で獲得を目指すのではないかと言われています。ロシツキー放出やベナユンの完全移籍を見送った場合は、中盤は薄くはなりますけど、今の段階では確かに必要ないですね。


ファン・ペルシ「もっとヘディングで得点したい」

ファン・ペルシ
「取り組まなければならないことだと思っている。ヘディングは高さだけではない。例えばティム・ケイヒル。彼はジャンプが高く、タイミングが常に正しい。
もっと(ヘディングで)得点したいけど、昨年から少なくとも改善はしている。自分の視点から見て、ストロングポイントに成り得ると思う。」


ヘディングで得点を増やそうにもセットプレーでは蹴る側ですし、クロスボールでの得点も稀ですから難しいですね。ロビン自身は決してヘディングが弱いというわけではないと思うんですけど。

アルテタ「ホームでもっと容赦なく戦うべき」

アルテタ
「(ウルブス戦は)勝利以外に相応しい結果は見当たらなかったと思う。誰しもがハードに戦った。そういう試合の一つだったよ。我々には勝利を確実にする為のチャンスが7~10回はあったんだ。でも、それは起こらなかったね。
1得点じゃ十分じゃないんだ。ホームではもっと容赦なく得点し、クリーンシートを維持しなければならない。そうすればポイントを落とすことはなくなるだろう。
とても重要な時期なんだ。4日後には次の試合が控えている。クリスマスの試合を後悔している時間はない。試合に勝つ為にできることは全てやらなくてはいけない。次のQPR戦に向けて改善しなければならない。」


ここ最近はホームであまり良い試合ができていないような気がします。エバートン戦も勝ちはしましたけど辛勝でした。フルアム戦も追いつくのがやっとのドローゲーム。そしてウルブス戦も圧倒的に攻めながらドロー。嫌な流れを断ち切ってほしいです。

メルテザッカー「チャンスを逃してしまった」

メルテザッカー
「ガッカリさせられる結果だった。特に後半は多くのチャンスを創ったと思う。2点目を狙いにいったけど、それができなかった。4位に浮上する願ってもないチャンスだっただけにとても失望している。
同点ゴールは多くの偶然が重なってしまい、反応することができなかった。でも、12月の我々の戦いぶりは良かったと思っている。引き続き次のQPR戦も全力で取り組むよ。そしてその次のフルアム戦もね。」


多くの偶然と言いますけど、ハントはずっとフリーでしたからねぇ。ただ、既に気持ちを切り替えて次の試合に挑もうとしているみたいなので、それについては心配いらないのかな?

メルテザッカー「アンリはトレーニングでも別格だった」

メルテザッカー
「彼と練習できてとても嬉しかったよ。彼は練習でも非常に上手いね。
彼は経験豊富だ。我々にとって素晴らしい機会になるだろう。でも私は監督ではないからね。我々にとっても彼にとっても(加入することが)可能なのか分からない。練習では実力を示していた。共に戦うことになれば、それは良いことだね。」


アンリは昨シーズン、NYレッドブルズで29試合出場15得点と、得点感覚はまだまだ錆付いてなさそうです。負担が大きくなっているファン・ペルシを助けてあげてほしいんですが、果たして加入することになるでしょうか。

チェンバレン「素晴らしい1年だった」

チェンバレン
「アーセナルに加入した今年はエキサイティングだったね。ここまでの毎分が愛すべきものだったよ。その考えに変わりはない。昨シーズンはサウサンプトンで楽しんだし、今年1年の出来事に不満を言うことはできないよ。
2012年を楽しみにしている。クラブと自分にとって良い年になることを願っている。

ヴェンゲル監督にはこのレベルでプレーする能力があると言われたよ。それから僕がどれだけ多くのことを望めるかも重要だとね。
ハードワークしなければならないし、謙虚でなければいけない。彼に僕を選択してくれるようプレッシャーをかけ続けないとね。
いつも良い助言をしてくれるし、励みになるよ。批判であっても、常に建設的なんだ。ここに来て以来、彼との関係はとても良いよ。パット・ライスともね。僕はまだ若いし、学習している段階なんだ。」


わざわざ関係が良いことをアピールしますかねぇ。彼は少し扱いにくいんじゃないかと、少し勘ぐってしまいます。
まぁそんな私の下らない懸念はさておいて、彼にもっとチャンスを与えてあげてほしいですね。ウルブス戦なんて良い機会だったんじゃないですか?終盤に出場したシャマフなんて、ロビンに頭突きをかましただけじゃないですか。何の見込みもない選手を使うよりは、有望な若手にチャンスをあげた方が有益ってもんでしょう。






11/12 PL:ウォルバーハンプトン戦(H)

2011-12-28 11:09:39 | stats&match report

ARSENAL  1-1  WOLVERHAMPTON.W

得点者
(A)  ジェルビーニョ 8
(W) フレッチャー 38


Skyマッチリポート

Shots on Target
11  1
Shots off Target
6  2
Blocked Shots
9  3
Corners
13  3
Fouls
5  12
Offsides
2  2
Yellow Cards
2  3
Red Cards
0  1
Passing Success
88.5%  71%
Tackles
12  16
Tackles Success
100%  62.5%
Possession
73.3%  26.7%
Territorial Advantage
60%  40%
Total Passes
651  238
Total Crosses
38  7
Lost Balls
160  140
Recoveries
47  37
1st Half Poss.
67.7%  32.3%
2nd Half Poss.
81.3%  18.7%


ARSENAL
スチェスニー
ジュルー (85)
コシェルニー
メルテザッカー
フェルマーレン
ソング  (71)
アルテタ
ロシツキー
ベナユン  (64)
ジェルビーニョ
ファン・ペルシ

SUB
アルムニア
ミケル
コクラン
ラムジー  (71)
アルシャビン  (64)
チェンバレン
シャマフ  (85)


WOLVERHAMPTON.W
ヘネシー
ジュバール  (51)
ベッラ
ジョンソン
ウォード
フォルデ  (71)
ヘンリー
ミリヤシュ  sent off
ハント  (85)
ジャービス
フレッチャー

SUB
デ・フリース
エロコビ
スティアマン  (51)
グエディウラ  (71)
ハミル
エバンクス=ブレイク
ドイル  (85)


前後半合わせたポゼッションは70%を超え、許した枠内シュートは僅か1本。それでも1-1のドローです。

序盤に良い展開から先制点を奪い、その後もボールをキープして自分達のペースで試合を運べていました。この試合はラムジーとウォルコットを温存し、スタメン起用されたのはロシツキーとベナユン。先制点を演出したのは代役を務めたこの2人でした。

この2人がスタメン出場したメリットはまずボールが良く回ります。試合を落着かせてジワジワと攻めるにはもってこいですね。序盤はそのメリットを享受できていて、ポゼッションを高めて相手に極力ボールを渡さないようにし、無理なパスは狙わずリードを守りつつ相手守備陣の綻びを突くという展開でした。

しかし前半の終盤に失点したことで、この展開に狂いが生じることになります。そもそもその失点が酷いものでした。予兆はあったんですよ。この試合、コーナーキックの守備時にセカンドボールをPAエリア外正面でハントに何度か拾われていました。驚きではありませんか?コーナーキックのセカンドボールをエリアのすぐ外で数回拾われていたんです。しかもフリーで。そりゃ偶然だって起こりますよ。この拙い守備が最後まで尾を引きました。

この同点を機に、ウルブスは完全に守備固めに入ります。アーセナルはジェルビーニョ以外の選手が皆中央から攻めようとしてしまって、攻撃が停滞してしまいます。ベナユンに代わってアルシャビンが入り、少しワイドな展開も可能となった時にはチャンスも増えましたが、決定打には至りませんでした。

この試合の明らかな失策は守備で集中力を欠いたことです。攻撃では十分なチャンスを創れていたわけです。まぁ決定力が不足していたのも事実ですけど、それは引き分けた明確な要因とはなり得ないと思います。

これはもう戒めと考える他ないですね。もっと強いメンタルが必要です。レフリーが試合を上手くコントロールできていなかったとしても、要である選手が報復で警告をもらっているようではいけません。キャプテンもチームメイトをなだめる必要があるのに、真っ先に熱くなっていてはダメでしょう。次戦のQPR戦はあのバートンがいるんですよ。また開幕戦のようにプレー以外のところで残念なことにならないようお願いしたいです。

この試合でベンチにも入っていなかったウォルコットは病気だったそう。胃腸炎か何かだったみたいです。既に大分良くなっているようで、土曜日の試合には間に合うだろうとのこと。