ヴェンゲル監督
「時々、個が育ちすぎて主たるカリスマとそれを支える者という構図になってしまうことがある。
ロビン・ファン・ペルシは30ゴールを挙げたが、30ゴールを挙げる選手がいれば誰でもボール預けようとするだろう。それと同じくらい単純なことなんだ。今の我々の試合は少しばかり多様化されているね。
我々にはスピリットと、共にプレーしたいという願望を深層に強く抱いている。真のチームとして共にプレーするのを楽しんでいるように見える。それは良い基盤となっていて、興味深い。
昨年は9月にタイトルレースから外れていた。そうなると精神的に厳しいのは当然だ。今の我々はベターか?時間が経てばそれを知ることになる。
タイトルを争うチャンスはあるだろう。10試合経過すればそれが分かるはずだ。クオリティはあるんだ。どれだけそれを強く欲しているかを示さなければならない。
現時点では倒すべき敵の強さも分からない。まだタイトルを争うチームと対戦していないからね。ビッグクラブ相手にどの程度やれるかが重要となるね。」
もはやヴェンゲル監督にとってリバプールはタイトルコンテンダーではないと。まぁここ4試合で最弱の相手であったことは事実ですが・・・。
昨シーズンは開幕4試合を終えて3得点10失点。失点の大部分が3節のユナイテッド戦ではありましたが、得点は1試合平均で1点を下回っています。今シーズンは4節を終えて8得点1失点。勝ち点は8ですが、ゴールディファレンスは申し分ないですね。連携がまだまだ確立されていない状況でこの成績は予想を上回るものと言えるのではないでしょうか。
目標は総得点で昨シーズンの74を上回り、49失点を半分以下に減少させること。毎試合数字を意識して戦うことは、案外重要なことかもしれませんね。