We love you Arsenal.we do!!

旧『Arsenal and world football topic』 私の世界の中心は、常にアーセナル!

ヴェンゲル「チームはポジティブなエネルギーに満ちていた」

2012-09-16 10:58:33 | 日記

'There is a positive energy in this team'

パフォーマンスについて
ヴェンゲル監督
「特に前半の45分間は高い水準だったね。我々のコンビネーションとペースは良かった。全体的なパスのスピードと素早いコンビネーション、そして動き出しは非常に優れていた。二つのOG得られたことは幸運だったが、全体的に今日のパフォーマンスはリバプール戦で示せたことを引き続き発揮できていたように思う。観る側からしても非常に楽しめたんじゃないかな。後半の我々は少し緊張感を失っていた。まぁ、人間だからね。とはいえ全体的に試合をコントロールできていたし、真剣に取り組めていた。」

重要な試合が控えていることについて
「これから重要な1週間が始まる。火曜日にはモンペリエ戦だ。日曜日にはシティ戦、そして2週間先にはチェルシーを迎え撃つ。その後に我々はチームの状況をより知ることとなるだろう。だがこのチームにはポジティブなエネルギーに満ちている。真のチームプレイを目指しているんだ。非常にエキサイティングだよ。」

中央でプレーしたジェルビーニョについて
「知っての通り、我々の全てのウインガーがセントラルストライカーとしてプレーできる。アジアツアーのシティ戦でジェルビーニョをその位置試した時に決断したんだ。彼のプレーぶりは気に入っていたし、心に残っていたんだよ。彼は動き出しが素晴らしいし、中央でもスピードは活きていた。一度置き去りにされたCBは、再び彼を捕えるのは難しいだろうね。」

カソルラについて
「カソルラは本当に楽しませてくれるよ。彼にはボールを持っていてほしいね。今日のスペイン人MFの典型だ。技術的に完璧で、素晴らしいヴィジョンと姿勢を持っている。昨夏も彼を求めてマラガと戦ったんだ。彼らがスペインであることと、取引をするのが速かった為にそれが適わなかった。だが我々と彼との繋がりは残っていたようだ。」

ポドルスキについて
「まず彼はドイツ代表として101キャップを持っている。我々の仕事において一度正確なボールが毎回得られるようになれば適応するのは容易となる。チームとしてそれが成立するようになればより簡単だ。真のイングリッシュゲームに直面すればとても難しいことではあるがね。彼はフィジカルが強く、優秀なフィニッシャーだ。今日は彼をセンターフォワードでプレーさせることを躊躇した。そこで1度だけしかプレーさせていなかったからね。彼は左でバランスを与えてくれている。リバプール戦でも上手くやってくれていたし、私はそれを壊したくなかったんだ。」

コクランについて
「マーケットで動かなかったのは彼がいて、フリンポンとウィルシャーが戻ってくるからだった。ウィルシャーは復帰まで遠くないし、フリンポンは月曜日にフルトレーニングに加わる。ディアビもこのポジションだ。我々には守備専業のMFはいない。ボールを持てば誰もが前へ進んで行く。」

ジルーをベンチに置いたことについて
「彼には大きなプレッシャーがのしかかっていた。それに、ひと時の休息を与えることも悪くないと思ったんだ。火曜日にどうするかは分からない。もはや彼がプレッシャーにさらされていた時期はすぎたと感じている。」

ウォルコットも中央で起用できるのか?
「ウォルコットも最前線でプレー可能だ。彼と共に取り組んでいくよ。彼は1週間病気で休んでいて、トレーニングセッションをこなせたのは1度きりだった。」

ディアビのフィットネスは?
「ディアビはモンペリエ戦でフィットするべきだろう。今日プレーすることもできたんだ。トレーニングセッションも良かった。だが我々はリスクを冒したくはなかった。」

ミスをしたスチェスニーについて
「彼は失望していると思う。失点はネガティブな出来事だったが、我々はそれを受け入れる。起こったことは仕方がないよ。」




 


大勝するも今季初失点

2012-09-16 08:42:08 | stats&match report

ARSENAL  6
OG 11、37、 ポドルスキ 31、 ジェルビーニョ 35、71 ウォルコット 89

SOUTHAMPTON 1
フォックス 45


ARSENAL
スチェスニー
ジェンキンソン
フェルマーレン
メルテザッカー
ギブス
コクラン (67)
アルテタ
カソルラ
チェンバレン
ポドルスキ (75)
ジェルビーニョ (74)

SUB
マンノーネ
コシェルニー
サントス
ラムジー (67)
アルシャビン
ウォルコット (74)
ジルー (75)


SOUTHAMPTON
K・デイビス
クライン
ホーイフェルト (29)
フォンテ
フォックス
シュネデルラン
ワード=プラウズ
S・デイビス (46)
パンチオン
ララーナ
ランバート (76)

SUB
ガッサニガ
ヨシダ (29)
リチャードソン
チャプロウ
ラミレス (46)
マユカ
ロドリゲス (76)


6得点で大勝するもミスから今シーズン初失点を献上。代表ウィーク明け、そして前半で大量得点を奪うことに成功した為に後半以降は締まらない試合展開となってしまいました。

試合開始序盤はサウサンプトンが高い位置でプレスを仕掛け、マイボールとなれば前線に蹴り込むようなことはせず丁寧に繋いできた為にやや押し込まれます。
とはいえそれも10分程度しか持続しません。プレスを仕掛けてもボールが奪えないことでラインはずるずる下がり、11分には早くもアーセナルが先制します。ポドルスキの粘りから最後はギブスのシュート性の折り返しがOGを誘いました。
その後、ナーバスになるサウサンプトンを更に責め立て、一方的な展開となります。30分圏内で立て続けに3得点を挙げ、一気に突き放すことに成功。サウサンプトンは40分近くまでシュートを1本も打てませんでした。

前半終了間際にアーセナルの守備が緩くなったこともあって、エリア付近で左右に振られ、最後はスチェスニーがなんでもないクロスをキャッチミスし今シーズン初失点を喫してしまいます。
スチェスニーは開幕戦以来の出場で、ケガ明けということもあって冴えませんでした。バックパスを受けた後のフィードを相手に渡してしまうことも数回ありました。得意なはずのハイボールの処理で、ファンブルしてしまった責任は大きいです。せっかく守備陣が集中していたのに、彼のミス一つで台無しとなりました。とはいえ彼に救われた試合は何度もあります。彼がミスをしたら、他の選手でカバーして助け合えば良いだけのことです。

冒頭でも述べましたが、前半の大量得点とミッドウィークのCLを気にしてか後半は緩い展開に。サウサンプトンがロングボールを蹴り込んでくれるチームなら楽に戦えたかもしれませんが、彼らはしっかり繋いできました。繋いでくるチームを相手にプレスを緩めてしまったら、それは攻め込まれてしまいますよね。とはいえ前半でズタズタにされてしまったチームを立て直すのは容易なことではありません。ある程度攻め込んでも人数が足りず、決定機を作り出すには至りませんでした。一度非常に近づいた場面がありましたが、シュートミスで得点には至らず。少ない決定機を活かすというのは、本当に難しいことです。

さて、アーセナルはこの試合でケガのディアビに代えてコクラン、CFのジルーに代えてジェルビーニョを先発起用しています。
コクランに関しては守備の意識が高く、何度か良いパスを通していました。まぁ今の彼にディアビ程のダイナミズムを求めるのは酷なことですが、これから試合経験を積んでいけばもっと存在感を示せそうな期待感はあります。彼に代わって出場したラムジーは得点に絡みはしたものの、深い位置で丁寧にプレーしなければいけない局面では恐いですし、トップ下でゲームを創らせるには視野が狭いです。ラムジーは周りの選手に活かしてもらう役所が一番フィットしそうです。
それからCFで起用されたジェルビーニョですが、2得点を挙げて結果を出しました。裏へ抜けるスピードは速いですし、自分で突破できるので手詰まりになった時は頼りになります。ですがジルーと比較して守備に参加する頻度が低く、最前線に張っていないので守勢に回っている時に相手のバックラインに高い位置を取られてしまいます。もし対戦相手が同等以上である程度攻められる展開が続くようなら、最前線で体を張ってくれる選手がいたほうが心強いです。今後は強豪との対戦が続きますし、まだまだ試すべきことは多いですね。

次戦はCL、アウェイのモンペリエ戦です。ジルーにとっては古巣対戦となりますが、ここで結果を残してポジション争いを活性化してほしいですね。