本町界隈のネオンが消えるころ、
庭に出てみた。
時刻は、13日午前2時半すぎ。
ビルに囲まれた、我が家の小さな庭から見上げる空は
真四角だ。
月が姿を隠し、星がきらめいていた。
あっ!
大きな流れ星がぁああ・・・
次の流れ星を待ってずっと、空を見上げていた。
口を開けたままだったことに気づいたのは、
およそ10分後・・・
あっ! と声をあげたときだ。
今度はさっきのより、小さな流れ星である。
3時ごろまでに、4つ・・・見えた。
首もだるくなってきたし、口を開けて空を見上げているので
のどもカラカラだ。
4つとも、「あっ!」っというまだったので
願い事なんか、念じる暇もなかったけれど、
なぜか気分がいい・・・
ンフフ・・・自然に笑みがこぼれた。
きっといいことが起きるだろう!
と、信じている。