守られるべきことは何？

森のくまさん

誰もが知っている歌ですよね。

この歌詞を勝手に改編したとして訳詩者が訴えを起こしました。

ニュースによると、発売側はJASRACの許可を得て販売と主張し、

訳詩者側は、断ったのに勝手に販売するとCDが送られてきたと主張。

この改編されたとされる歌の動画を見ましたが…。

最初は原曲そのまま。

突然、まったく違う曲と詩が差し込まれます。

その部分自体はとても斬新で、クオリティ自体は大変高い印象でした。

しかし、「森のくまさん」として発売することには非常に違和感を感じました。

パロディにもなっていないと思いました。

原曲を全く無視したと思われても仕方がないと思いました。

以前、「おふくろさん」という歌でも、

作者に断りなく間奏中にセリフを入れたことから、

作者が二度とこの歌手に歌わせない、となったことがありましたね。

歌は人々の心に訴えるものです。

作り手の気持ちを受け、聞く側が感動する。

歌う人は作った人の気持ちを考えながら表現すると聞いたことがあります。

「森のくまさん」も「おふくろさん」も作り手の気持ちが無視された結果なのではないかと思います。

著作権が守るべきもの。

これは、作り手の立場のはずです。

営利のためではないはずです…。