2020年大晦日。
今年もあと少しとなりました。
昨年の大晦日には、元号が令和に変わり素晴らしい一年になると信じていました。
年が明けて一転、新型コロナウイルスが全世界を襲いました。
東京オリンピックが中止。
その他、「当たり前にあるはずだったこと」がことごとく中止となりました。
卒業式、入学式、インターハイ、甲子園野球大会などなど…。
次代を担う子供たちの当たり前を奪ってしまった…。
このことが後にどう影響するのでしょう…。
経済も飲食業、旅行業、小売業など大手にまで大打撃となりました。
これまでにない生活スタイルを強いられました。
税理士会の会議もリモート会議へと移行。
ほとんど顔をあわせない日々でした。
そんな閉塞感漂う中での事務所経営でした。
春先に社員が辞め、なかなか欠員が埋まらず、
残ったスタッフの頑張りで仕事をこなしてきました。
そんな中でしたが、悪いことばかりでもなかったように思います。
若き社員はきつかったとは思いますが、大きく成長できたはずです。
そして、新しい出会いもたくさんありました。
コロナ禍だからこそ、自分自身の足でしっかりやっていこうと考えている方との出会いでした。
これまでの常識にとらわれず、新しい環境に対応する力を模索することこそ、
コロナ禍が終息した後に生き残る術ではないか。
そう思うことが多々ありました。
一方で、体は確実に衰え始めています。
緑内障…。
これはもう一生の付き合いです。
コロナウイルスで有名人も亡くなりました。
やはり、体が資本です。
年齢とともに心身ともに大切にしていかなくてはなりません。
人生の後半戦を社会とともにいかに有意義に生きていくか。
そのために今までどおりのことではダメではないか…。
自分自身をじっくり振り返ることもできた一年だったように思います。
今年一年、ありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
皆様、よいお年をお迎えください。
税理士 新井俊介