さきがけ県南政経懇話会の9月例会が横手市の松与会館で開かれ、静岡大名誉教授の小和田哲男さんのお話を聞いてきました。
小和田さんはNHK大河ドラマの時代考証などで著名な方で、「戦国武将に学ぶ経営戦略」と題した講演は、歴史好きの私にはとても面白く興味深いお話でした。
信長、秀吉、家康の戦国三英傑の話はもちろん、歴史に名を残した武将の逸話から、現在にも通じる教訓がたくさん紹介されました。
信長は側近の藤吉郎と光秀を競わせて天下を取ったが、やり過ぎて「本能寺の変」で命を落とした。
秀吉はナンバー2の弟、秀長が死んでから暴走が始まり、ついに政権が終焉したこと。
家康は2人の失敗から学んで、長期政権の礎を築いたことなどを歴史の事実から話されました。
政治家や企業経営者は総じて歴史好きが多く、何百、何千年経っても人間のする事は大きく変わらず、自らの人生哲学に生かす人が多いと感じます。