望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

考えようによっては「ランチ」

2020-10-31 13:56:46 | 暮らし・花・趣味

昨日の残りのおかずを冷蔵庫から出して、
冷たいまま食べる。

「カリッと焼いたチキンと、3種のキノコを使った、
 素朴な味のアヒージョ。冷し仕立て」

こんな名前をつければ気分がいい。


そこら辺の小鉢にブチ込んでるけど、
言い方を変えれば、
「和テイストの器」でもある。


残念なのは、
面倒くさくて爪楊枝で食べてること





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リモート演劇ウラ話<その6>

2020-10-30 17:20:14 | 舞台・ウラ話

私のとんでもない台詞の数々を、
ダンナの会社の人に聞かれてしまった(だろう)ことも、
すべては、すぐそばの部屋で撮影をしたがゆえ。

場所さえ離れていれば、
何も問題はなかったんです。


そう!

リモートの、
気づかなかった、もうひとつの大きな問題が、

 < 撮影場所! >

バックが白で、余計なものが写り込まない場所。

これが、予想以上に難しかったんです。


例えば、
エアコンの角がちょこっと入っちゃう、とか、
明かりのスイッチが入ってるとか、


私は動きのない役だったので、
それほど広いスペースは必要なかったのですが、

それだけに、ちょっとした写り込みも、
大きく目立ってしまうんですね。


で結局、ここ!という場所は、
本当に1か所だけで、

タブレットの角度が、
数ミリズレたら何かが写りこむため、

絶対に触れない、揺らさない、
ヒヤヒヤしながらの場所厳守でした。



一方、
動き回らなきゃいけない役の人は、
一気に難易度が上がります。


とにかく体全部が写るだけの、
白いバックを確保しなきゃいけない。

なおかつ、その状態で、
「暴れちらして」も、
余計なものが写り込まない場所を、
作らなきゃいけない。


そんな無茶ぶりに応えて、
カーテンからベッドから、何から何まで、
白い布で覆ったキャストもいて、



これ、涙ぐましいと思いませんか?


他にも、部屋を思いっきり片づけたり、

タンスどかして、本棚どかして、ベッドどかして、
やっと白い壁を発掘したりと、

それぞれ準備段階から、
「自宅で撮影」のハードルは、
かなり高かったようです。


それも撮影が何日もあるので、
撮影のたびに、それだけのことを、
しなきゃいけないという・・・。




それに比べれば、
私は圧倒的に楽だったのですが、


いざ撮影となったとき、

やっと確保した白バックに、
まさかのダメ出しが・・・。


  <つづく>






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リモート演劇ウラ話<その5>

2020-10-29 16:42:31 | 舞台・ウラ話


あとで思い返してみると、
いろいろと「やっちまった感」満載ですが、

でもホントに、ホントに、どうしようもないんですよね~。

防音設備があるワケじゃないし。


若いキャストの1人が、ツイッターに、

「家の中でめちゃくちゃに暴れ散らして撮影しました。
 母親には何をしてるの?と聞かれました。
 まさか、パセリの役をやってるとは思いもしなかったでしょう。」

と書いていましたが、
そうでしょうねぇ。


彼女の役は、パセリ3きょうだいの1人。
全身を使う、動きの激しい役だったので、

きっと、家が、地震並みに揺れたのだと思います。


この作品には、
ゲームのような映像もあるんですが、



それはまた別に、個人的に別撮りをしたんだとか。



しかし、この自撮り、
一人でどうやって撮ったんだろう?

動き回って画面からはみ出さないように、
いろいろ知恵を絞ったんだろうなぁ。



ほんとにね、
世の中、気楽に、
リモートだリモートだって言ってますが、

中に入ってみると、
一人暮らしは一人暮らしで、家族持ちは家族持ちで、

きっと、いろいろ大変だと思います。



これは別に芝居に限ったワケではなく、
真っ当なお仕事でも同じで、


ある方が、
会議をしているときはいいけれど、
上司から一対一で意見を言われているようなときは、
ダンナに見られたくないと書いてらして。

あああ、なんか、わかる、って思いました。

だって、それぞれ皆、
「そこは見せたくない。見られたくない」
って顔があるんですから。


リモートで仕事してらっしゃる皆さまは、

「家の顔」と「外の顔」の境目が、
ビミョーにわからなくなるこの感じ、

どうしてらっしゃるんでしょうねぇ。



私はもう、パスかなぁ・・・。


せめて撮影場所が離れていれば、
何とかなったんですが。

この場所の条件のキビシさも、
やってみて初めてわかったことで・・・。


   <つづく>





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リモート演劇ウラ話<その4>

2020-10-28 22:49:26 | 舞台・ウラ話

 

自分の恥ずかしさばかりを、
気にしていたものの、

向こうには、
ダンナの会社の人が何人もいた・・・。

 

 

そんな中で、

「出ていけーーーーーっ!」

「この親不幸者っ!!」

「ぐわぉーーー(と激しく泣く)」

 

それも、リハーサルを含めて、

同じ言葉を何回も叫んでいたという・・・。

 

   うひゃぁ・・・

 

 

会社の人、どう思っただろう??

 

・・・と気付いたのは、これを書いてから

 

 

それまで、

自分のことしか考えていなかった私っていうのも、

相当なもんじゃと、自分でもあきれましたが、

 

ただ、ウチのダンナっていう人間が、

あんまり、いや、まるっきり、

細かいことを気にしない人なんですね。

 

だから本当に、

本人は気にならなかったと思います。

(そうじゃなきゃ、さすがに何か言うだろう)

 

なもので、

いいっちゃいいんですが・・・、

 

 

でも、間違いなく、

PCの向こう側にいる方々には、

声が届いていたはず。

 

完全に、ではなく、

なんとなく、とぎれとぎれに、聞こえてくる、

 

「出ていけーーーーーっ!」

「ぐわぉーーー」

 

などなどの不穏な言葉・・・。

 

「木村さんち、ヤバいんじゃ?」

とか、思われてた・・・よね? たぶん

 

はぁ~~~~

 

今さら仕方ないけど・・・、

私は、絶対に、

ダンナの会社には、行かないでおこう。

 

   <つづく>

 

 

 

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リモート演劇ウラ話<その3>

2020-10-27 23:28:31 | 舞台・ウラ話

 

撮影の初日。
たまたまリモートワークの日だったダンナが、
PCの前で仕事している時、

私は、すぐ隣の部屋で、
大声で芝居をするということに・・・。


そりゃ、私だって、
そんな場所でやりたくなかった!

 

でもね、Wi-Fiの近くじゃないと、
電波状況が悪くなって、変な間ができちゃう。

 

なおかつ、

バックの壁が白で、
余計なものが写り込まない場所、

 

・・・と考えたら、そこ以外になかったのです。

 


当然、ドアは閉め切ってやっていたものの、
芝居の声で喋れば、そりゃ全部筒抜けです。

 

 

これがもう~~~、

 

「イヤ」とか何とかいうレベルのイヤさじゃなかった

もう、いたたまれないほど、イヤだった

 

もちろん、私の舞台をいつも見ているので、

こっちも今さら、どんな芝居を見せようが、
恥ずかしいなんて思いません。

 

 

 なんだけど・・・、

 

共演者の声が聞こえない中、

たった一人で、

 

叫んだり、泣いたりしているのは、
やっぱり、普通の舞台とは違い過ぎました

思わず日和って、テンションが落ちかけるのを、
また無理やり持ちあげて、

懸命に頑張りましたが・・・、

 

 

でも・・・、

 

実はこれを書いていて、初めて、

もっと大事なことに気づいてしまったのです。

 

ドアの向こうにいる、

あっちも仕事中だったんだーー!!!



ってことは・・・、

 

PCの中に、
会社の人が何人も並んでたんだーー!!!

 

そんな中で、隣の部屋で、

 

「出ていけーーーーーっ!」

とかやってたんだーーー

 

 <つづく>

 

 

 

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リモート演劇ウラ話<その2>

2020-10-25 16:23:59 | 舞台・ウラ話

 

この話のオファーをいただいた時、
あまり深く考えずに受けました。

芝居への飢餓感もあったし、

それ以上に「リモートなら」みたいな、
気楽な感覚があったんですね。

 

1本の舞台ともなれば、
稽古場と劇場通いに、およそ2ヶ月。

オファーを受けたときは、まだピリピリしていた時期で、
舞台をやるなんて発想すらなかった。

 

でも、リモートなら!


稽古場に集まらなくてもいいし、
ちょこっと時間とれば楽勝だわ。

だって、往復の移動時間ゼロだし、
台詞だって、シーンごとに覚えりゃいいんだから。


楽して芝居ができるって最高!


少なくとも、その時にはそう思いました。

 

 

しかしね、

よく考えてみたら、


舞台中継をリモートで予約しても、

その時間に家で、ずっと観るって、
想像以上に難しいんですよね。

アーカイブでもなきゃ、
とてもちゃんとは観られない。

 

観るだけでも大変なのに、
自分で出るとなったら、

そんな気楽な考えで、
できるワケないんですよね

 

 

私の場合、演出家の気遣いで、
撮影は2日だけにまとめてもらいました。

 

  たった2日。

 

  それもお昼だけ。

 

めちゃくちゃ楽でしょう?

ここでも大事にしてもらってました。

 

 

   なんだけど・・・、

 

    なんだけど・・・!

 

 

 スタートの撮影の日が・・・、

 

   よりにもよって・・・、

 

 

  ダンナもリモートワークの日だった!

 

 


我が家の、たった1台のデスクトップPCの前で、
ダンナが仕事している時、

私は、すぐ隣の部屋で、

  大声で芝居をするということに・・・。

 

   <つづく>

 

 

 

 

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リモート演劇ウラ話 今度こそ<その1>です

2020-10-24 12:46:33 | 舞台・ウラ話

 

いつも以上に横道に外れまくっておりますが
今日からはもうちょっと、
ウラ話らしきものに話を進めたいと思います。


あらためて書きますと、

私が参加したのは、

<完全リモート>の作品です。

全員が自宅で、孤独に、
かつ、超ハイテンションで、
自撮り撮影をいたしました。


しかし・・・。

共演者の誰にも会わずに芝居を作るなんて、

これまで考えたことがあっただろうか・・・。


でも、だからこその経験が、
たくさん出来ました。



とにかく、演出家が福島にいて、
キャストの1人は大阪在住。

残りのキャストは東京で、
だけど同じ空間にいるように、
普通に芝居は進んでいくワケです。

休憩時間に、
「え?東京、そんなお天気なんですか?
 大阪、雨降ってますよ~」
なんて会話をしてたりするんです。


いやぁー、長生きはするもんじゃ。


ただ、やはり、
普通の芝居の感覚ではできませんでした。


これまでも、リモート呑み会で、
お風呂の中から参加してきたヤツがいたりと、

あっちこっちから集まる感じは、
わからないではなかったのですが、


やっぱり芝居をするとなると、
生身の人間が傍にいない中、

相手との台詞のやり取りが、
何とも不思議な感覚でした。


なんて言ったらいいのか・・・。

相手の質感がわからないんですね。
だから、相手から何の圧もこない。
そこをどう受けるか?

ビミョーな「どうすればいいの?」感が、
ずっとついて回っていました。


ま、しかし、それはそれ。

それ以上にねぇ、もう、ねぇ、

リモートならではの、
いろーんな<びっくり>があったのでございますよ!



最初から当然、わかっていたつもりが、

現実にはまーーったく、わかっていなかった、
笑える話がイロイロと

 




  <つづく>

 
 
 
 
 
 
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昨日の話に、ちょっと追加です!

2020-10-23 10:10:21 | 舞台・ウラ話


ーーーーーーー
やっぱりね、
リモートで朗読だけ、っていうのは、
ちょっと厳しいんですね。

何か、「名作を読む」だけではない、
プラスαを加えないと、
小さな画面で見ている人を、
最後まで引き込むことは難しい。
ーーーーーーー

昨日、こんなことを書きました。


でも、今、たまたま、
その「プラスα」のひとつを見つけてしまいました!

ほんとにたまたま、
「アートにエールを!」のサムネイル画面を見ていたら、

ふと見つけた作品がこれで。




何となく開いてみたんですね。



・・・そしたら、結局、



一度も飽きることなく、最後まで見て、

「あ~~~、おもろかったぁ。
 時間あったら、もう1回見よ」

となった自分に、かなり驚きました。


  そうかぁ、
   そうだよね~~。


トップクラスの役者さんになると、
まったく動きのない「リモート朗読」でも、
面白く見せられるんだ・・・。


  うーーーむ。

   ある意味、ショック。


もちろん、それぞれの役があって、
会話で成立している作品を、
純粋な「朗読」とは呼べないかもしれません。

演劇と朗読の境界線上あたりかな。


でも、こういう「朗読」も沢山あって、

やっぱり、なかなか最後までは、
見ていられないのも事実なのです。


それに加えて、内容が面白かったんだなぁ。

単純に、私好みってことだけど(笑)

出来のいいコメディは、
数が少ない分、出会った時は最強なのです。



そういえば、以前、
昔のサンシャインボーイズの皆さんがやった、
『12人の優しい日本人』

あれも、ただの「リモート朗読」だったけど、
あの長時間、
それも内容を知っているのに、
大笑いして楽しんだっけ。



つまり、「プラスα」って、
ものすごく単純なことだった?



内容が面白くて、役者が飛びぬけて上手ければ、

「リモート朗読」も面白い!


  ・・・・・

    ・・・・・
 

 ・・・・・私、とんでもないことを言ってる?

       自分自身を否定してる??



でも、そういうことなんでしょうね。
悔しいけど。


つまり、それほど、
「リモート朗読」はハードルが高い、
ってことなんだと思います。


って、人の作品ばっかり語って、
自分の宣伝をしていませんが、

私が参加したのは、
思いっきり動きのあるリモート演劇でございます。



パセリ農家の悲願
(第一部のみのデモ版。完全版は近く公開予定)


マンガチックな動きでごまか、あ、いや、
飽きずに楽しんで頂ければと思っております


いやぁ、なんか、突然の衝撃だったもので、
思わず書いてしましました。


次回からは、今度こそ、ウラ話をばっ!







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リモート演劇ウラ話・・・まで、また届かなかった(~_~;)

2020-10-22 11:35:02 | 舞台・ウラ話

ウラ話という割に、
ぜんぜんウラ話に進んでいませんが


前回お話した、
東京都の芸術文化活動支援事業である、

<アートにエールを!東京プロジェクト>

これは、
舞台がない、お金がない、先が見えない、
というコロナ渦の舞台関係者にとっては、

申請が通れば、
芝居ができて、支援金も出る、
本当にありがたい制度なのです。



「アート」なので、カテゴリーは、
音楽、演劇、舞踊、美術、映像、伝統芸能、その他、
とありまして、


私たちの場合は、
その中の「演劇」カテゴリーに入るのですが、

演劇といっても、内容はまさに千差万別。


最初のころは、
<完全リモートで朗読>
・・・というのが圧倒的に多かったのですが、


だんだん手の込んだものも出てきて、

三密を避けての、
普通の映像作品のようなものも、
かなり登場しています。



やっぱりね、
リモートで朗読だけ、っていうのは、
ちょっと厳しいんですね。


生なら聴いていられても、
リモートだと飽きてしまう。

作品は、名作が選び放題だから、
申請を通すのは楽だし・・・って、

そういう言い方をしちゃいけないけど


役者がきちんと読めば、
それだけで、できてしまうんですよね。


もちろん、朗読の難しさは、
骨身に沁みているので、
間違えても楽だとは言いません。


  ・・・が、


  「何か」が足りない。



何か、「名作を読む」だけではない、
プラスαを加えないと、

小さな画面で見ている人を、
最後まで引き込むことは難しい。

オール3で、時々4がある成績表、
みたいな印象をずっと感じていて・・・、


・・・って、
また、関係ないことを語ってしまった


ここから続けると長くなるので、
今日もまた、違うネタのままで、
次回に続けます。


あ、ちなみに、私が参加したのは
完全リモートだけど、演劇です。

演劇? いや、マンガ? いや、ゲーム?

まぁ、またそれは、おいおいお話を・・・



  <つづく>





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2020-10-21 17:22:20 | 暮らし・花・趣味
スーパーの屋上にて。

買い物袋を車に乗せて、ホッと見上げた空。

うん。上等の夕暮れである👍

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