あまねのにっきずぶろぐ

1981年生42歳引き篭り独身女物書き
愛と悪 第九十九章からWes(Westley Allan Dodd)の物語へ

Sad Boys

2018-10-23 00:31:38 | 音楽

ども、お今晩わ。ブログ管理人の亜麻寝でごわす。

どっつぁんです。殺気まで、おいらは不貞腐れて今日も寝ておりました。

酒早くに飲んでダウンしとったんですわ。ははは。笑えまへんね。笑えまへんどでげすでえ。

それでね、俺は体内の汗と在る出日戸を浄化する為に、ぐっすりと寝続けたかったのですが、それができなかったのはうちのパソコンはなんでか最近、スリープしたかと想うと起動を繰り返す、ということを何分か置きに繰り返すようなアホになってしまって、このPCちゃんが起動する「ぶいーん」という音と共に俺は目は醒めないけれども夢とうつつの間をうつうつと過ごし、どちらの世界へも行けないような彷徨い魂となって何にもない空間でただ俺の彷徨い魂は脳内で何か同じ事を繰り返し繰り返し考えて試し続けているみたいな夢を見ていとった気がします。

しかし飽きたのでしょうか。俺は在る場所へ走って行ったんですよ。

そこには在る連中が、食材のたんもり盛られた籠を持ち、酷く悩んでおりました。

場所はスーパーマーケット。どうやらその野菜売り場前で立ちはだかり、「どうする?」みたいな顔で真剣に考え事をしている連中はなんと。

 

 

この方たち。Sad Boys(悲しい男の子たち)でありました。

まあ確認できたのはYung Lean(ヤング・リーン)たんだけであって、実際Sad Boys全員がそこにいたかどうかは全くわかりません。

 

 

 

 

でもYung Leanたんが所在しているのはSad Boysであって、だからヤングがそこにおって、他に何人かの若い青年が共におるとはもうSad Boysに違いないであろう。という真にいい加減な推測です。

で、ヤングってたれ?サッドボーイズとはとこのといつら?と訊ねられましたら、彼らはスウェーデン出身のラッパーでヒップホッパーです。

ヤングたんは96年生れの22歳で実際にヤングなヤングです。ヤング・リーン・ヤングです。

Wikiを見たところ、彼は『ヒップホップグループの「サッド・ボーイズ」を率いる』と書かれてあるので、ヤングたんが、彼らに、「おい、着いて来いね。絶対だよ?着いて来なかったらぽくは絶対に泣いてしまうからね?いいの?ぽくを泣かせても。ぽくはぜったいに嫌だよね。きみたちは、ぽくに着いて来ないときっと災いが起きてとんでもないことになるだろうね。いいのかなあ~それで。いいって言うなら別にいいけどさあ~やっぱ嫌じゃね。嫌じゃあねえ、ぽくに着いて来るっきゃなすわなあ。でしょでしょでしょでしょ?ぽくがやっぱ一番売れてるし、ぽくがきみたちを率いて行かなくちゃならないんだ。だから、って嗚呼~行かないで行かないで往かないで。ぽくを一人にしないで。ぽくはひとりじゃなーんも実はできないもん。きみたちの力がぜったいに必要なのだよ。もーわかってるくせにい。意地悪しちゃやだやだ。だってさ、ぽくたち、生まれてこの方、Sad Boys(悲しい男の子たち)だからね!」

と言ってですね、彼らの全てを、悲しい男の子たちグループに連れ込んでいるということでございましょうな。

うんで、ヤングたんがデビュースタジオ・アルバムを出したのは2014年ですな。

っつうことは4年前でマジかよ、ヤングたん、まだ18歳とかの頃でチョーヤングリーン時代なわけですね。

この1stアルバム『Unknown Memory』がまたね、傑作なんですわ。

かと想えば二年後に出した『Warlord』も傑作で、同年に出した『Frost God』もまたまた傑作。

去年に出した『Stranger』もこれがちょっと凄い変化をしていてね、傑作だったんですよ。

ま、良かったら購入して聴いてみてくださいまし。

自分は今、『汝、我が民に非ズ』を聴いていますけれども。

ま、ちょうこれを聴き終わればね(今は9曲目です。)、ヤングたんを久々に聴こうと想っておるまする。

で、話の続きを致しやしょう。

それでね、なんと、スーパーマーケットの野菜売り場前に、俺のわすの好きなヤング・リーンたんがおって、サッドボーイズたちが悲しんでおるではないか。

僕はすーんとそこへ飛んでいきました。夢の中なんでね、飛んで行くことができるんですね普通に。

で、彼らに挨拶を、吃驚させるかなあと想いましたが、わざと大きな声で明るく言いました。

「YO~!KOZUEだぜ~。YAあYAあ~。えっなになになにしてるのお~?こんな日本のスーパーに遣って来て、野菜売り場の前に立ち尽くして一体きみたちは何を悩んでおるのかねえ~?ほわい?」

するとちょっと驚いたが、同時にほっとした。という顔になったヤングたんが、僕を見て言いました。

「Oh。KOZUE。ちょうどいいところに来た。実はぼくたち、ブロッコリーが買いたいのに、ブロッコリーが買えなくって、とっても悩んでるんだ。」

僕はヤングの手にあるものを見た。するとそれは確かにブロッコリーであるのだが、どうも、売れ残りの腐りかけてる?みたいな感じのところどころ黒くなっている貧弱なブロッコリーであった。

なるほど、悲しい男の子たちはわざわざ日本へ飛行機でスウェーデンから遣って来て、日本のスーパーマーケットで色んな食べたくなった食材を買って今晩は、シチューとかどうよ、それかグラタンとかもいいなあ。よし、材料を揃えよう!ということになって、今ここにいると。そういうわけでっすかあ。

僕は若いヤングで悲しい男の子たちを眺め渡して、なんという純朴さであろう。と感心感動したのだった。

さすがスウェーデンラッパー、北欧ラッパー野郎だぜ。と想った僕は、彼らに言った。

「なるほど、そういうことか。よし、ではここはわたすが一躍買ってやろうじゃないか。君たちを助けよう。」

そう言って売れ残っていたブロッコリー二つを彼らの籠に入れ、彼らと共にレジの前に並んだのだった。

そしてレジが回ってきたときに、僕は勇気を出して籠からブロッコリーを取り出し、レジの女性に尋ねた。

「すいません。あのねこれね、食べられますかねえ?なんか黒くなってるんですよお。」

そしてレジの女性はわたしが手渡した二つの豆腐を凝視して言った。

「これは…食べられないこともないですが、一つはかびていて、食べても精神的に美味しくないしお腹を壊す危険性もあると想いますが、食べられないことはないですから買っても大丈夫かと想われます。」

そうか…。僕は苦悩した。何故なら彼らを助けると言ったのに、特に彼らを助けられそうなことをできそうにないのだろうかと店員に知らされたからだ。

うーん。どうするぅ?という困った顔で僕らは彼ら、悲しい男の子たちを振り返ろうとした。

その時。

なんとしたことか、その瞬間、僕は、夢とうつつ、つまり夢の彼らのいる世界と、こちらの目の前には彼らのいない世界の間の世界に来てしまい、何にも無い世界でただただ、僕はその二つの豆腐の、黒い部分をどうするべきか?黒いほうは買わないで、辛うじて表面の黒くなっていない方の豆腐だけを買うべきじゃないかと彼らに促すか。

しかし、その時、僕はなんと彼らに言えば良いのであろうか?

何故なら僕は、英語を丸っきり話せないからであった…。

え、どうしよう~あああああああああああぁぁぁっっっ。touhu、ユアーズ、ワントゥープリーズ?アイムソーリイヒゲソーリイ。トゥー is EAT ノーで、ワン is EAT OKかもしれない。

って言えば伝わるだろうか…?

そんなことに悩んでいたらば、気づけば、僕の眼はすっかりと、醒めて、こちらの世界に毛布にサンドウィッチ状態で横たわっていて、外はすっかりと夜だった。

僕は想うのだった。なんでまたヤング・リーンたんが夢に出てきたのだろう?

今年の7月3日にも、僕はヤングたんとの温かい彼との深い絆を感じる夢を見たのだった。

でも不思議なのが、僕が別に彼の音楽を聴いて彼のことを意識しているときではなくって、まったく彼の存在をすっかりと忘れておる時、違う音楽に夢中になっているときに限って彼は僕の夢に出てくるようなのである。

これはどういうことであろうか?

もしかすると、僕は彼をInstagramでフォローしだした頃から、彼に目をつけられて、彼はわたしの自画像を載せているインスタを毎日のように打ち眺め、「うーん。KOZUE。ビューティフル。KOZUEは前はちょくちょくぼくのインスタ写真に💙マークをつけててくれとったのに、なんで最近まったくつけてくれないの?なぜなぜなぜWhy?悲しいよ哀しいよ。泣いちゃうよ。ぼくは君の💙とても嬉しかったんだ。それなのに、最近非公開設定して、酷いよこれじゃあぽくちゃんがkozueの写真見れへんやないかっ。ばかっ。kozueと一緒に鍋してえなあ。」

とでも潜在意識のなかで強く想い続けていたのではないか?

だから、僕が他の人に夢中になっているときに限ってヤングは、「あーん哀しい悲しいかなしいではないかー。何故ぽくちんの歌を聴かないのお~。さびちいよきみぃ~。ぽくちんの歌を聴けっつってんだあ。kozue~ん。」と悲しんで泣いて、彼の悲しい魂が、僕の悲しい魂を呼び続け、それで彼はこっそりと、僕の夢の中に実はしょっちゅう登場しているのかも知れない。

だが覚えているのは、まだ二回とかで、まあそうゆうことって、よくあるよねー。きっとあるよ。夢の中で僕の好きな人全員と、繋がってる気がするからね。

インスタを観に行かなくなったのはね、色々と深い訳があるのだよ。もう、何人ものインスタを長時間かけて、見るのはしんどくなったからだよ。(僕はひいきをしたくないからね。一人二人だけ覗いてあとは観ないってことをあんまりしたくないんだ。)

ははは、ただそれだけさ。でもたまあに、ああ彼はどうしてるかなあ。と酷く気になったときだけ、見るようにするよ。

どうか悲しまないでいてくれ。

そう、君がずっとずっと、悲しい男の子だって僕は知ってる。

だから君を、大好きなんだ。

わかっているだろう?

 

 

Yung Lean - Leanworld (Rat & Bones)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


LEO今井「CITY FOLK 」人は受け容れられるもの。受け容れられるものだよ。

2018-02-01 07:55:22 | 音楽

LEO今井の2006年のデビューアルバム「CITY FOLK 」のAmazonレビューを書きました!(Amazonサイトで全曲視聴できます

 




レコチョクというサイトでもダウンロードできるようです✨City Folk」 LEO今井

 

 

レビューは本当に苦手で溜まらないのですが、彼の音楽への情熱がまたも湧き上がってならなかったので書きました。

良かったら彼の音楽をいくつか挟みますので聴きながら読んでください(ω・,,ヽ)

 


 

 

 

今日、たぶん7年振りか、8年振りくらいにこのLEO今井のインディーズ時代のデビューアルバム「CITY FOLK」を聴いています。
すごく懐かしくて、切なくて素晴らしくて、泣きたい想いに満たされています。
何年経っても全く色褪せない本物の傑作アルバムです。

LEO今井は、わたしと同じ学年の1981年生まれで誕生日もわたしより11日早いだけです。
同い年のアーティストで、これほど才能の在る愛せるアーティストがいることが本当に嬉しいです。
もう泣きたい想いです。泣かせて欲しいくらいに彼の切ない孤独な魂が詰まっているアルバムです。
あまりにも美しい。このアルバムは特に儚さを強く感じます。
渋くてたまらないのに同時に少年のようなあどけなさも感じるとても不思議なアルバムです。どの曲も本当に大好きです。

こんなにいいアルバムを7,8年聴いてなかった…いろんなことに夢中になっていると時間が過ぎるのは真に早いものです。
言い訳ですが2010年に付き合っていた彼氏が激オコしたときにCDを何十枚と捨てられまして(彼は今頃どうしているのだろう…)、そのなかに確かこのアルバムと、彼の「Fix Neon」と「CITY FOLK 0.5」があったはずです。
今じゃこのアルバム、プレミアついて「¥ 15,428より」とかってなってます。「CITY FOLK 0.5」は「¥ 9,550より」…
なんでなんでなんで?Why?何故こんなヤバイほどの傑作たちが再生産されないんだあ。

一番彼のなかで初々しい汚れなきアルバムだと想います。
そんなこと言ったら他のアルバムは汚れてるんかーい。とツッこまれそうですが、
決してそういうわけではなく、誰にもまだ染められていないような大自然のなかに育った少年のような(人は 受け容れられるもの 受け容れられるものだよ)一番若々しさのなかにあるもうきっと戻れやしない(痛みが 過ぎ 涙のよう 瞬きと 共に 過去へ落ち)澄んだ湖の水面に眩しく反射した西日みたいな時間の止まったきらめき、ゆらめきが確かに詰まっているのです。
()のなかは「ばいばい」の歌詞です。何故か彼が歌いながら間に入ってきました。唯一無二の才能です。


ばいばい feat. Kenji Jammer, Takuji Aoyagi 


彼はきっとこのレビューを読んだらあのときの困ったような顔で笑ってくれると想います。憶えていますか?わたしのこと…(ってなんかストーカーみたいだな…)
2008年の7月18日逗子の海の音霊SEA STUDIOというライヴハウスで、彼氏と一緒に急いで千葉から来たがライヴに遅れて観れなかったと意気消沈していると、なんとあなたが夕暮れの陽が沈んでいく海を前にして普通に砂浜にいたので、勇気を出して「LEOさ~ん」と声をかけて言い訳を言った女でっせ。
わたしが「間に合わなくてライヴ観れませんでした…」と残念そうに言うと彼も残念そうに「あぁー…それはどうも申し訳ございませんでした…」と謝っていただけて、なんて誠実な御方だろうかと感激した次第です。
その際、「昨晩に明日行きますってメールしたMyspaceの音猫ですぅ」って言ったら、あなたが、「あっ、音猫さん…ですか…っ」と言ってくださったので、わたしは、うわあ~憶えていてくれはったんや~と嬉しくて舞い上がったのを憶えています。
あとで彼氏と一緒に「すごい良い人だな(笑)」って言って遠くから眺めていました。

逗子の海 (その時に書いた記事です。)



LEO今井を知ったのは、当時付き合っていた千葉のその彼氏と上手く行かなくて、家にも帰ることが出来ず、わたしの精神状態はかなり悪かったので仕方なく他の男性が借りてくれたレオパレスで一人で暮らしていたときに、そこに無料であった衛星放送テレビで音楽番組を見ていたときに、LEO今井の「TAXI」のPVがかかって、わたしはがっつーん、UUSS!と衝撃を受けまして、新鮮な輝きをわたしは観たのです。

 

LEO今井 - Taxi

 


彼がレオパレスに来たときに、彼が持ってきてくれたラップトップで「なんか検索したいことある?」って訊かれて、わたしは「LEO今井検索して!」と言って彼といっしょにLEO今井のPVを観ました。
最初に観たのは「TokyoLights 2(東京電燈其二)」だったと想います。

 


LEO今井 - TokyoLights 2(東京電燈其二)

 


Taylor Deupree(テイラー・デュプリー)が一番好きだと言っていたニヒルでクールでドライな彼も、この曲を気に入ったようで「変わってるな(笑)」と言っていてわたしも嬉しかったです。
今まで聴いた事のないどのジャンルでもないような不思議な魅力を感じました。
当時の26歳のわたしは日々落ち込んでいたのですが、LEO今井の音楽に胸の奥が情熱とわくわくに弾んだことを憶えています。

すぐに「Fix Neon」を買って、この「CITY FOLK」も買いました。
二枚とも期待以上の完成度の高いアルバムですごく嬉しくって毎日聴いていました。
二枚ともあまりにセクシーなアルバムです。
セクシーさは、人間の深い悲しみから生まれるのだと確信できます。
LEO今井の神経質そうな鋭い目を見るだけでわかります。
彼は繊細で傷つきやすくて日々とんでもないストレスと闘っているであろうし、深くてならない悲しみや切なさを知っていることが。

それは音だけでなく、彼の歌詞を読んでもひしひしと胸がきゅっとなるほど伝わってきます。
もっとたくさんの人に知ってもらいたい音楽です。
わたしのように、壊れかけているほど苦しい時期でも励まされる音楽が確かにここに存在しています。

LEO今井のエネルギーは凄まじく強力で愛の深いエネルギーです。
向井秀徳が彼の魅力を見抜いたのがまた素晴らしい。
似ているようで全く異質な二人が惹かれ合ったからKIMONOSのような傑作コンビアルバムも生れました。



Kimonos - Soundtrack To Murder



何故、今日、彼のことをふと想いだしたかというと、さっき「愛着障害」というものについて調べていまして、「愛着障害が改善しないまま大人になってしまったら…」というところを読んでいたのです。
そこに愛着障害によって、「自己肯定感が得られずに『自分には価値がない』『どうせ私/僕なんて…』と、自分に自信が持てなくなる。」ということが書いてあって、これを読んだ途端、わたしはKIMONOSの「Almost Human」という曲のなかでLEO今井が歌う


「And you say you're 『almost human』

But that's too easy That's too easy to say」

「君は言う『僕はくだらない人間だ』

でもそれは簡単なんだ。それを言うのはあまりに簡単なんだ」


という彼の書いた歌詞を想いだしまして、わたしはそれを読んだとき、衝撃で溜まらなかったのです。

向井とLEOによるこの歌の解説を転載したいと想います。

 



向井「まず、レオの歌詞が素晴らしい。観念的なんだけど、シンプルだ。
“Almost Human”は『人間失格』の海外翻訳でのタイトルである、とレオから聞いて、私は太宰治をあまり読まないが、レコーディング中、太宰の作品について彼とよく話した。焼酎を呑みながら」

 

LEO「“どうせ僕なんて、どうせ私なんて”と自分を卑下するような人に対して、“そう考えてしまうのは容易ではないか”と訴えかける内容の歌詞。
私の個人的な体験と気持ちから直接的にインスパイアされた歌である」

注釈:現在は『人間失格』を“No Longer Human”と訳すのが一般的である

 



 確かに太宰治は「わたしなど…生きる価値に及ばないのでございます」と言う台詞が世界一似合う男だと想います。

そうかぁ、LEOは太宰治が好きなのかあっ。これは大変嬉しき発見です。


 

Kimonos - Almost Human

 

 


バシャールが言った「クリエイション〔創造主〕があなたのことを必要だと思い、あなたが存在しているわけですから、
『私には存在する価値がありません』というのは、クリエイションに対して喧嘩を吹っかけているようなものです。」という厳しい言葉以上の衝撃がわたしのなかに起きたのは確かです。

わたしもよく、はあ…自分はほんまくだらんなぁ…としょっちゅう落ち込む人間なのですが、そのたんびにLEO今井の「でもそれはあまりにも簡単なんだ」という声が聴こえるのです。
つまり、わたしが「あぁ自分はなんてくだらないのだろう」と想った瞬間にLEO今井が生霊の如くにわたしにとり憑き、耳元で囁き咎めるのです。
それくらいある意味トラウマ級の衝撃な歌詞でした。
なんでかとゆうと、彼が歌う「君」っていうのはLEO今井自身であるのが伝わってくる歌だからです。
彼は本当にしょっちゅう絶望して焦燥感というものをほとんど常に感じている人じゃないかなとわたしは感じます。

惜しくも「CITY FOLK」がCDとして手元に無いので、歌詞を読むことが叶いませんが、このアルバムの歌詞をまたじっくりと読みながらわたしは聴きたいです。
CDの再生産を心から待ち望みます!!!
どの曲もほんとに大好きなのですが、今そのなかでも特にぐっと来る曲を挙げるならば、4曲目の「ばいばい」と、9曲目の「Hola」です。

「Hola」

まるで当時の十年前のわたしと一緒に聴いているような心地になります。あれから10年。彼もこの10年、色んなことがあったのでしょう。
LEO今井はわたしにとって、とても親しみを感じる存在です。大切にしているものが同じであるように感じます。

是非、再生産されるまでデジタルミュージックでダウンロードして皆さん、この苦しいときほど胸に響くアルバムを聴いて、感じてください。
気付けば夜が明けてきました。


 


 

 

 

 

 

 


BEXEY & LiL PEEP - Poison

2018-01-15 00:07:13 | 音楽

 

 

Lil Peep & Bexey


 BEXEY & LiL PEEP - Poison [Prod. by Eric Dingus]



前回の記事の

ロミオとジュリエット

にも貼り付けた曲です。今日(14日)の14時51分から翻訳を始めて、20時過ぎに一端なんとか終えました。

いやぁ、ここまで真剣に曲を自分の力だけで翻訳した(といってもGoogle翻訳の力が大きいが)のは初めてでかなり大変でしたが、なんとなくニュアンスがわかったことでとても満足しています。

わたしがなんでここまでしてこの曲の歌詞を翻訳したかったのか。

話せば長くなるので、ちょっと食事を摂ってから続きを書こうと想います。

この曲は、

Lil PEEP 彼は今、何処で眠っているだろう?

で紹介致しましたLil Peep(リル・ピープ)と、彼の親友であるBexey(ベクシィ)が一緒に組んで作った2015年のEPのBEXEY & LiL PEEP - Romeo's Regrets [EP]の二曲目です。

 

BEXEY







Lil Peepは惜しくも、昨年の11月15日に鎮静剤と抗不安薬の過剰摂取によって21歳で夭折しました。

彼は出演前のツアーバスのなかで息を引き取っていたところを発見されました。

そしてLil Peepとツアーを一緒に回って、一緒にライヴをするほど仲の良かったBexeyは、そのときに彼の眠っていると想っていた姿をライヴストリーミングし、カメラに向ってまるで死んでるみたいだ、と知らずに冗談を言ってしまったことで

Lil Peepが死んだことのニュースが流されたあとに、Bexeyのそのすぐに削除したビデオが悪意の在る者によって拡散され、彼はSNSでLil Peepのファンたちから大バッシングを受け、彼のTwitterやyoutubeのコメントなども見る限り、未だにLil Peepファンからの彼への憎悪は続いています。

彼がLil Peepを殺したのだというコメントも見かけました。

Bexeyは、Lil Peepへの追悼曲のBEXEY - LETTER TO PEEPのなかで、「ぼくはきみが死んでいることを知らなかったんだ」ということを歌っていました。わたしはその曲を聴いて悲しくて涙が溢れました。

彼はのちに、「ぼくの兄弟はぼくの腕のなかで死んでしまった」と言っていました。そして「ぼくは永遠に終った」と。






 


わたしはそのような出来事を、まったく知らないときに、BEXEYの音楽に魅せられました。

彼は本当の才能の在るアーティストです。多分、Lil Peepと変わらない年頃であるだろう彼の背負い続けなくてはならないものを想うと、とても胸が苦しくて、同時に深い感動を覚えます。

その人生はまるで、イエスを裏切り憎悪を何千年後も受け続けなくてはならないユダの宿命のように悲しく美しいものに想えたのです。

原始キリスト教の聖書であるユダの福音書では、ユダはイエスの最も信頼するイエスを理解していた弟子であり、イエスの真の意図をユダが受けとって、イエスを裏切って裏切り者と呼ばれ続ける役目を自ら買った存在であるのだと書かれています。

わたしは今日、このBEXEY & LiL PEEP - Poisonという曲の歌詞を自分なりに翻訳していくうちに、感動と畏怖の想いに心が震えるほどでした。

この曲は本当にBexeyとLil Peepのその後に待ち受けている受難と犠牲の預言のような曲であり、イエスとユダの親愛と裏切りの役の運命そっくりの運命を予期しているかのような歌詞だったからです。

この曲が収められているEPのタイトルはRomeo's Regrets(ロミオの後悔)です。

ジュリエットが死んだあとに、後を追って死ぬことすら叶わないロミオの苦難を意味しているような題名に感じました。

彼は未だに「きみが彼(Lil Peep)を殺した」と言われ続けていますが、わたしは未だに、姉と兄から「おまえのせいでお父さんは死んだ」と想われ続けて生きている人間です。

最愛の父を「自分が殺した」と想い続けているわたしの人生と、きっと自分を責め続けているであろう彼の人生は、その深い闇のなかにこれからもずっと生きていかなくてはならない宿命を背負った人間として深く共通しています。






そういったわけで、英語がまるでだめなわたしの拙い初めての和訳を、良かったら読んでください。

色々、スラング用語もそのつど検索して、訳してみました!

是非、この記事の一番上に戻って、BEXEY & LiL PEEP - Poisonを再生して聴きながら、読んでみてください。


 

 


Poison

 Bexey

  

 

 




[BEXEY]

Lying down
横になっている

In this slow drive
このスロードライブのなかで

Remembering my good share of the darkness
ぼくの暗闇の幸福な負担を想いだしているんだ

I searched around the corners
ぼくは秘密の場所のあちこちを捜した

Without tracing back to you
跡形もなくなっているきみに戻って

Coz you were spiked
きみならアルコール入りだった

By this empty poison
この空の毒によって


How did you know? (No way)
どうして知ってるの?(マジかよ)

Even I didn't know that (Know)
ぼくですらそれを知らなかったよ(知ってる)

Never lonely alone (Alone)
けっして孤独な独りじゃない(独りだ)

I taught my mirror how to talk back (Real quick)
ぼくはぼくの鏡に言葉を返す方法を教えた(マジで素早く)


How did you know? (Know)
なぜきみはわかってたの?(わかる)

Even I didn't know that
ぼくでさえそれはわからなかった

Never lonely alone
まさかひとりぼっちじゃないよね

It's all clearer when you walk back
きみがいつ戻ってくるか、はっきりとぼくはわかる



 [Verse 1 - BEXEY]

I'm watching the thing full of ink drip, fast
ぼくはインクの滴で満杯のものを見守っている、早く

Like your tears did
きみの涙のように

A million dollar masterpiece
100万ドルの名画

On that cheap canvas (arghhh)
その安いキャンバスの上で(オワェッ)

Worn underneath
ボロボロの下で

Like a couple of bold scars in the winter (yeah)
恐れを知らない対になった冬の傷痕のように(そうだね)

Tear through the sheets of my skin when I'm sleepin'
ぼくが眠っているときにぼくの肌のシーツを切り裂く

I'm deep in
ぼくは深くに

Laughing while I'm crying with a vision, i can't see shit
ぼくは幻視と一緒に泣いていると同時に笑う、何も見えない

Jump angel demon, paladin nightmare dreamin
天使悪魔と交わる、パラディンの悪夢を夢見る

How bout' i right-click demon?
悪魔を右クリックしてくれないの?

I'm healing while i'm bleeding
ぼくは出血しながら傷を癒している

Tear your life to pieces
きみの人生をばらばらに引き裂く

Up on that [?]
その上に……



[LIL PEEP]

How did you know?
どうしてわかったの?

Where do i go now, from here
ここから先、ぼくはどこに行くのか

Follow the road
道に従う

You're on your own now my dear
ぼくの親愛なるきみ、きみはいま自分自身に在る

When i make it to the other side
ぼくは向い側にそれを作るとき

Of the universe where angels cry
天使たちが泣く宇宙で

I'ma find you there, I'ma end your life
ぼくはそこできみを見つける、ぼくはきみの人生を終らせるつもりだよ

On sight, make it right
見ててごらん、うまくやるよ

You were my sacrafice
きみはぼくの犠牲(神に捧げられた生贄)だった


 

[BEXEY]

 

Lying down
横になっている

In this slow drive
このスロードライブのなかで

Remembering my good share of the darkness
ぼくの暗闇の十分な役割を想いだしている

I searched around the corners
ぼくは秘密の場所をぐるぐる回って捜した

Without tracing back to you
跡形もなくなっているきみに戻って

Coz you were spiked
きみなら麻薬入りだった

By this empty poison
このからっぽの毒によって

 


How did you know? (No way)
どうして知ってるの?(ッパネェ)

Even I didn't know that (Know)
ぼくですらそれを知らなかった(知ってるよ)

Never lonely alone (Alone)
けっして孤独な独りじゃない(独りだよ)

I taught my mirror how to talk back (Real quick)
ぼくはぼくの鏡に言葉を返す方法を教えた(すぐに遣る)


How did you know? (Know)
なぜきみはわかってたの?(わかるよ)

Even I didn't know that
ぼくでさえそれはわからなかった

Never lonely alone
まさかひとりぼっちじゃないよね

It's all clearer when you walk back
きみがいつ戻ってくるか、はっきりとぼくはわかる



 [LIL PEEP]

It's all clearer when you walk back
きみがいつ戻ってくるか、ぼくには明らかにわかる

I'm getting mirror till they're all black
彼らがすっかり黒くなるまでぼくは鏡になっている

The grim reaper said to call him Jack
死神が彼をジャックと呼ぶと言った

I never knew that it would be like that
ぼくはそんなことになるなんて知らなかった

 

It's all clearer when you walk back
きみが戻ってくるとき、はっきりとわかる

I'm getting mirror till they're all black
彼らの全身が真っ黒になるまでぼくは鏡になってる

I taught my mirror how to talk back
ぼくは言い返す方法をぼくの鏡に教えた

I never knew that it would be like that
ぼくはそんなふうになるってわからなかった

(The grim reaper said to call him Jack)
(刈り取りの神が彼をジャックと名付けた)



[Verse 2 - BEXEY]

Building or breaking
建物か破壊

It's running so smoothly, earthquaking
そう、するする走って、地震

Entangle, i love you and hate you
巻き込む〔縺れさせる〕、ぼくはきみを愛し、きみを憎む

Just to stare at your bottom lip when you're concentrating
きみが集中しているときにきみの下唇を見つめるばかり

Open my arms receptive
ぼくの両腕を広げて受け容れる

Telling your banter to the universe
きみの意味深な(気の効いた)冗談を宇宙に伝える

Dig my foot in the ground, spit on the earth
ぼくの足で地面を掘り、大地に唾を吐く

One person i thought i'd kill
一人ぼくはぼくが殺すだろうと思った



RELAX (don't give a fuck)
リラックス(なこと気にしねえよ)

With you and your eyes
きみと共にきみの目で

And you flare your fingers
そしてきみはきみの指を炎で揺らめかせる

Speak in silence, reaching higher
静寂の中に語る、さらなる高みへ到達

Live and die
生きると死ぬ

[?]
And say goodbye
そして別れを告げる

Give up to an unopened coffin
開かれていない棺を返上する

Then you bury it beyond the sky
それからきみはそれを空の向こうに葬り去る

You know why?
どうしてかわかるよね?














Wish You Were Here(きみがここにいたらいいのに)

2017-12-25 23:59:10 | 音楽

最近またちょっとみちた(うさぎ)の調子が悪くなってきて、くしゃみの連発の早さが早くなってきたことで、みちたもイライラしていて、甘いおやつほしさにサークルをガジガジとする音で眠っても2,時間後くらいには起こされる。

いつもこの時期、父の亡くなる前の今の時期が一年で一番精神が不安定になる自分も不眠がちになってるせいもあるのかもしれない。

今日は昨夜からずっと、某アプリで知り合ったクリストファーに悪ふざけの連発の冗談が彼を傷つけたようで、彼から早くもブロックを食らわされた直後に僕を慰めるかのようなタイミングで僕にコンタクトを送ってきてくれた同じアメリカ人の29歳のアメリカの学校で文法と読書を教えている先生だという男の子と楽しくチャットしていたのだが、少し眠って目が覚めると、あまりに絶望的な感覚に目の前が真っ暗になっていた。

僕は苦しさを紛らわしたくて、僕と同じレディオヘッドが好きだと言ったその男の子に好きな曲は何かと尋ねた。

その後には「死を感じる」とクリスマスを楽しく過ごしているであろうSNS機能も付いているそのアプリのなかで僕一人だけそんなことを呟いてしまった。

そのちょっとあとに、彼から返事が来た。

 

 

 

僕は好きな洋楽もほぼ題名で覚えられず、その曲名がどの曲だかわからなかったので、聴いてみた。

 

 

 

Sparklehorse and Radiohead - Wish You Were Here

 

 

 

この曲は、僕の好きな曲で、僕の好きなSparklehorse(スパークルホース、厳密にはSparklehorseの 中心人物であるMark Linkous)をレディオヘッドのトム・ヨークがヴォーカルにフィーチャーしたWish You Were Here」(Pink Floydの1975年のアルバムWish You Were Hereのタイトルトラック)のカバー曲である。

僕はこの曲を久しぶりに聴いて、涙が溢れた。

 

 彼はとても親切にこうやって歌詞まで送ってきてくれた。

 

 

残念ながら彼の載せてくれた歌詞の自動翻訳では正確な意味がわかりかねるので歌詞の和訳を以下のサイトなどで読んでみた。

WIsh You Were Here ピンク・フロイド (Pink Floyd)

「あなたがここにいてほしい」ピンク・フロイド

上のサイト氏は悲憤を交えた語りがすごく良いと感じて想わずまたも涙が零れた。

下のサイト氏の訳はとても優しい語りが悲しみをより感じさせてくれて、”you”への想いがとても親しみが深いことが伝わってきて、この両方の良いところを合わせた和訳が自分は気に入った。

そしていくつかの歌詞の解釈も読んでみて、疑問に感じるところができた。
それは二連目の、この部分だ。



Cold comfort for change?
And did you exchange
A walk on part in the war
For a lead role in a cage?


ちっとも嬉しくない慰めと引き換えに
お前は交換してしまったのか

自由への戦いでの端役と
冷たい檻のなかでの主役とを

(上のサイト氏の和訳)


変化を得るために 嬉しくもない慰めを手放し
戦いの端役を捨てて 檻の中の主役を取ったんだね?

(下のサイト氏の和訳)



これがさっきの彼が送ってくれた歌詞の自動翻訳では

「冷たい快適の変化のために?
 あなたは交換しましたか。
戦争の一部を歩いて、
かご(檻)の主導的役割を果たしましたか?」

といったとても面白い翻訳になっている。

この翻訳の場合は、下のサイト氏の「”変化(change)”を得る為に、”嬉しくもない慰め(Cold comfort)”を手放した。」というこの”Cold comfort”と”change”が、”you”の手にしたどちらかであるという意味合いとは違ってくる。

これだと、”you"は、これらの、”Cold comfort for change(冷たい快適の変化)”のために、君は上記のすべてを交換した(犠牲とした、引き換えにした、手放した)のかい?という意味合いになる。


これに対して、彼はこのように英語で答えてくれた。(そしてその自動翻訳の翻訳にまたも僕は悩むこととなる・・・)

 


多分だが、彼は”Cold comfort”と”change”が、”you”の手にしたどちらかであるという意味合いであるとは受けとっていないように想われる。

 


Cold comfort for change,a stagnant peace,a cold routine comfort for uneasy change maybe?
”変化の冷たい快適さ(cold comfort for chang)(ってのはつまり)、停滞した平和、不安な変化のための寒い日常的な快適性(って意味かも?)”
という意味を彼は返して来たのだろうか?と考えている・・・

そしてさらに彼は続けてくれた。



Trading all these parts of yourself for new shallow pieces
”新しい浅い部分のためにあなた自身のこれらすべての部分を取引きする”

”これらすべての部分”とはつまり、その上にある歌詞のすべての彼が交換した部分(英雄たち、熱い灰、熱い空気)であると想われる。
それらすべてを手放してでも、君(you)は、”cold comfort for chang”(彼の言う”新しい浅い部分”)を手に入れたかったのか?と投げかけているのではないか?と考えた。


わたしは”Cold comfort”とは、”ちっぽけな安らぎ”程度の日本でよく言う”ささやかな幸せ”みたいなニュアンスの言葉なのかなと考えたが、どうやらそのような意味合いよりも、もっと辛辣で”ちっとも(さっぱり、わずかな)慰みにすらならない慰み(もの)”というようなニュアンスのある言葉らしい・・・?

だから彼が、”you”の引き換えに手にしたであろうそれ(cold comfort for chang)について、”新しい浅い部分(new shallow pieces)”と表現したのではないかと想ったのである。

よってピンク・フロイドの好きなアメリカンの彼の解釈は、”you”が持ってた良いすべてを引き換えにして手に入れたのは、”変化の冷たい快適さ(cold comfort for chang)、停滞した平和、不安な変化のための寒い日常的な快適性というそれらすべての”新しい浅い部分”という大変に複雑かつ、或る意味快適性な寒々しい感じのする(退屈的な)ものであったんじゃないか?。という感じなのかなと想ったのである。

そして歌い手は、その境遇と僕らのいた場所の何が違ってた?同じじゃないか。僕もきみと同じところにずっと今までもこれからもいるんだよと最後に歌い上げ、”You”に向かって、「なんで行っちゃったの?戻ってきて欲しいよ」と切実な、涙混じりな本当に悲しい叫びが聴こえてどうしようもなくなるのに、何故かその曲を聴いて僕は、暗闇に射し込む暖かな光を今日、珍しい晴れた午後に振る天気雨(それも霰みたいな)と僕の魂に降る感涙の雨と共に、生きてゆきたいという勇気として受けとったのは、たしかに、確かなのである。


僕は翌日にスパークルホースの歌うこのカバー曲は原曲の歌詞の

The same old fears

の部分の”fears”(恐怖や未来に対する不安、心配などの意)を、

The same old tears

”tears”(涙)に変えて歌っていることにようやく気付いた。
スパークルホースのマーク・リンカスがこの部分を変えたのだろうか?
それとも、トム・ヨークだろうか?
もしくは二人で同時にこの部分を”tears”にしないか、うん、そうしよう。という感じに二人の想いが一致したのだろうか。
トムもマークも、恐怖や不安よりか、悲しみ(涙)の強い人だからかもしれないと、僕は深いカタルシスを感じながら噛み締める想いで何度も聴いている。


これを機に僕は、ほんとにこれから、洋楽の歌詞というものに、ちゃんと、もっともっと真剣に目を向けて行きたいと想った。

 

とりあえず、今日、死に掛けていた僕にこの曲を贈ってくれた君(You)に、本当にありがとう。

勿論、この曲を書いたピンク・フロイドのロジャー・ウォーターズ(Roger Waters)、そしてこの曲の”you”であるだろうと彼も信じている精神を病んで去っていってしまったシド・バレット(Syd Barrett)、そしてこのカバー曲を作ってくれたレディオヘッドのトム・ヨーク(Thom Yorke)、そしてこのカバー曲を歌った2010年に自らこの世を去ってしまったスパークルホースのマーク・リンカス(Mark Linkous)、すべてにも同じ愛と感謝を贈りたい。


本当に、ありがとう。


Pink Floyd - Wish You Were Here














Lil PEEP 彼は今、何処で眠っているだろう?

2017-12-12 07:06:58 | 音楽

彼の音楽を聴いてから、悲しみに打ちのめされています。
今夜はLil Peep(リル・ピープ)という米ペンシルベニア州に生まれニューヨークのロングアイランドで育ったラッパーを御紹介したいと想います。





















彼のことはつい昨日の11日に知りました。
残念なことに、彼はもうこの世にはいません。
彼はつい先月、現地時間11月15日に21歳でこの世を去ってしまったからです。



人気急上昇中の若手ラッパー、リル・ピープが21歳で死去 向精神薬の過剰摂取か


リル・ピープは今年8月にリリースしたばかりのデビュー・アルバム『カム・オーバー・ウェン・ユア・ソーバー』を提げたツアーでツーソンを訪れていた。
 午後9時45分から始まる本番の数時間前にはファンと交流しているところをツアー・プロモーターが目撃していたが、本番1時間前にツアーバス内で死亡しているのを発見された。



ヒップホップ界のKurt Cobain(カート・コベイン)になりたいと公言していて、周りからも現代のKurt Cobainだと称されていたようです。
カート・コベインでさえ27歳で死んだのに、6年も早いじゃないか・・・・・・

昨日彼を彼が死んだことのニュースを見て知ってから、彼の音楽をたくさんダウンロードして聴き続けています。
今年の8月15日に発売されたデビューアルバムの『Come Over When You’re Sober, Pt. 1』は特に哀愁が強くて寂しくて彼の人間性が最も表れているような優しい心の叫びが胸を締め付けるような曲が多いです。




『Come Over When You’re Sober, Pt. 1』







彼は死ぬ前日にInstagramに"When I die You'll love me"(=ぼくが死んだら、きみはぼくを愛するだろう)というキャプションの投稿をしたことで、自殺説も囁かれていました。




まずは彼の音楽を聴いてみてください。





Lil Peep - Awful Things ft. Lil Tracy (Official Video)






「ぼくが死んだら、君はぼくを愛してくれるだろう」と死ぬ前の日に遺した彼を知ってからこのPVを観たので、とても悲しかったです。


















タトゥーを身体中に彼は彫っています。
いかついのから可愛らしいのまでたくさん彫っていますが、なかでも逆さになった十字架がとても目に付きます。
逆十字とは悪魔的な意味を持っているのではなく、聖ペトロ十字のシンボルであり、イエス・キリストの弟子であり初代ローマ教皇と伝えられるペテロが処刑される折、自身がキリストと同じ状態で磔にされるに値しないとして逆さまに十字架にかかることを希望した、というエピソードに由来する。
 その為、カトリック教会では聖ペトロの十字を「謙虚」と「キリストと比較しての無価値」の象徴として用いる
ことがあるようです。

そう考えると、リル・ピープの世に惜しまれる夭折はまるでキリストの望むこの世界に自分は生きるに値しないと悲しんで自らキリストと違う方法で死のうとしたような最も孤独な死のように感じてしまいます。





もう一曲、彼の曲を貼ります。





Lil Peep - The Brightside






今のところデビューアルバムのなかで一番好きな曲かもしれない。
なんかね、彼のビデオや写真ってすごく笑顔が多くて、それも思い切りの笑顔が多くて、嗚呼すごい無理して笑ってるよなってわかるのがすごい良いなって、切実で本当に美しいと感じます。




渡辺志保 Lil Peepの訃報を語る


『The Brightside』という曲ですね。
「明るい方」っていう意味ですけども、結構このフックでも
「どうやって時間をやり過ごせばいいのか? みんな、人生は短いから無駄にするなって言うけど、俺は死にたいんだ。
(Help me find a way to pass the time Everybody telling me life’s short, but I wanna die)」。

「どうやったら君は俺のものになるんだろう? 
みんなはやめろって言うけど、俺はやってみたい。だから今夜俺はまたハイになる
(Help me find a way to make you mine Everybody telling me not to, but I’m gonna try Now I’m getting high again, tonight)」
 っていうフックがあったりとか。



相当苦しそうだな・・・この歌詞をそのまま捉えると、でも歌詞っていうのはノンフィクションをフィクションとして昇華させるためのものとして、そのためにあるようなものなので、この歌詞が彼の本音だとそのまま捉えるのはちょっと違うような気がします。
この先やりたいことがたくさんあると彼は語っていましたし、っていうか題名が『The Brightside(明るい方)』という、この題名こそが彼の本当の願いなのではないか。とわたしは想うのである。



故リル・ピープ、死因が明らかに


死因は過剰摂取で、体内からは主に鎮痛剤として利用される合成オピオイドのフェンタニルと抗不安薬のザナックスが検出された。
米アリゾナ州ピマ・カウンティーの検死当局は、彼の死は事故だったと断定している。

  リル・ピープは、薬物摂取、うつ病、自殺願望などに関するダークな歌詞を、メロディアスな独特のスタイルでトラックに乗せる“lo-fi rap”(ローファイ・ラップ)、“emo trap”(エモ・トラップ)などと称される独自のジャンルで人気急上昇中だった。



リル・ピープの死因が明らかに。鎮痛薬や抗不安薬の過剰摂取により「偶然」起こった死


なお、「The Guardian」などはこのリル・ピープの死をアメリカにおける処方薬濫用の象徴的な症例として指摘。
 アメリカでは近年、こうした処方薬の抗鬱剤や鎮痛剤の濫用と依存症が問題となっており、大統領経済諮問委員会の最新の発表ではこうした処方薬濫用による死亡例はここ10年で倍増していることも明らかになっている。




死因は鎮痛剤フェンタニルと抗不安薬のザナックス(Xanax)のオーヴァードーズであり、自殺ではなく事故であると発表されたようです。
自分は25歳のときに当時恋人が勤めていた和食料理屋でハルシオンのオーヴァードーズと芋焼酎のロックをがぶ飲みで救急車で運ばれ病院の個室で二日間半ほど眠り続けていたことがあります。
ハルシオンと芋焼酎のODだけで二日半の昏睡ですよ?
死亡例が続出するほどのザナックスっていう薬は一体どれだけきつい薬なんでしょうか?


若者のドラッグ使用とヒップホップ


Xanaxは短期間作用型抗不安薬であり、ヒップホップ界でも蔓延している薬である。
世界中で処方されているこの薬であるが、非常に依存性が高いらしく、12歳〜の若者の乱用が目立つとFox47が報道をしている。
国立薬害研究所のコンプトン氏によると、その依存性が強さが一般に知られていないのもあり、依存する人が非常に増えているとのこと。

もちろんXanaxは使用方法を守れば不安薬として作用するが、その依存性により、ハイになるために乱用する人が増えているとも語られている。
米国の年間のドラッグのオーバードーズの死因の30%以上がXanaxや類似ドラッグによるものであり、年々増えている数字は米国やオーストラリアでは大きな問題となっている。
 ヒース・レジャー、マイケル・ジャクソン、ホイットニー・ヒューストンなどの死因の一つにXanaxが関わっていたことが発表されている。



これはとんでもない薬ですよ。わたしも酒と一緒にOD(オーヴァードーズ)したのがハルシオンでなく、このザナックスであったら今頃あの世にいるのかもしれません。あの世でこれ打ってるかも知れませんよ。

薬がなければ死ななかったであろう人たちをわたしは本当にたくさん知っています。
麻薬じゃないですよ?病院で普通に出される薬ですよ。
わたしは精神科で出された薬を飲んでいるとき、人(彼氏)をも殺しかけたことがありますし、万引きもしましたし、わたしのやったことで警察沙汰に2度なっています。
薬を飲んでいないとき、そんなことは一度もありませんでした。
精神薬というものは、脳内物質を不自然に変えてしまうものなんです。これは麻薬と同じ作用です。

その恐ろしさを想い知ったのでわたしはもう精神薬はそれ以後から30歳の時を最後に、とんぷくとしてしか飲んだことはありません。
もうここ6年ほど、わたしはどの精神科で貰う薬も飲んでいません。眠れないときは精神科でよく漢方薬を貰ってました。すると自然にすうっと眠れて副作用もありませんでした。

何度かオーヴァードーズはしたことがありますが、あの時もわたしだって本気で死のうと想ってオーヴァードーズはしませんでした。
ただ愛する人からの愛に飢えて、苦しみに耐え切れずに、わたしが死に掛けたらわたしをもっと愛してくれるかもしれないと想って摂取したのです。
彼も、もしかしたらそんな想いで、きっと死なないだろうと想って過剰摂取してしまったのかもしれません。
彼は死ぬ為よりむしろ生きてゆく為に飲んだように想えてなりません。
今頃、あの世か、あの世とこの世の境の世界で慚愧(ざんき)の念に苦しんでいるかもしれません。

薬を簡単に出す先生をどうか信用しないでください。
その薬は人を殺してしまう薬かもしれないし、死んでしまう薬かもしれません。
実際にパキシルという抗うつ薬を飲んだあとに殺人を犯した人が何人もいます。

製薬会社っていうのは、かろうじて合法にできる依存性の強い殺人・自殺願望の起きる薬を売っているわけです。

もうこんなことは、止めてくれ・・・と俺は言いたい・・・・・・
一体何人殺したら、止めてくれるんだ。

嗚呼・・・俺の愛し続けたTelefon Tel Aviv(テレフォンテルアヴィヴ) も・・・彼も精神薬のオーヴァードーズだったはずだ。














観てくださいよ、この彼の、幼児のような無邪気さ・・・多分、彼が可愛い刺青をたくさん彫っているのも、この愛おしい存在たちをいつだって側に置きたい(身体の表皮に住ませていたい)んだもんぼく!っていう底の深いさみしさというものから来ているのではないだろうか?



前にわたしが好きになったラッパーのPost Malone(ポスト・マローン)とも仲が良かったそうです。
彼の音楽とも似ている部分はありますが、わたしの好きなスウェーデンのラッパーのYung Lean(ヤング・リーン)の音楽の哀愁、孤独、闇の深さとかちょっと似ているような気がします。
ポスト・マローンは95年生まれ22歳、リル・ピープとヤング・リーンは同じ96年生まれの21歳です。
若き天才が続々と出てくるヒップホップ界を皆喜んだことでしょう。
でもそのなかでも一番セクシーなのは、リル・ピープなように感じます。


【追悼リル・ピープ】21歳の死が、ヒップホップ界にはびこる薬物依存の問題を浮き彫りに

「The Guardian」は近年では若手のアーティストに処方薬濫用が浸透していて、特に抗鬱剤のザナックスについてはリル・ピープを中心としてひとつのシーンさえ形成されているとも指摘している。

 代表的なアーティストにはリル・ピープのほか、スウェーデンのヤング・リーン、スーサイドボーイズ、リル・ザンなどが挙げられていて、特徴的なのはサウンドがロー・ファイなこと、ラップは意識が混濁しているのが影響しているからか発語がはっきりしないこと、そして歌詞では繰り返し抑鬱状態や処方薬がテーマとして取り上げられることだという。




おいおい、ヤング・リーンもザナックス飲んでるのかよ・・・やばいなそれは、なんとかできないのだろうか?


救いを求める声がこれほど大勢の人間に向けて発信されているにもかかわらず、Instagramは所詮パフォーマンスというのが前提になってしまっているため、誰もがそれをスクロールして片付けてしまったところにソーシャル・メディアのパラドックスがあるとも指摘されている。


とあるが、わたしは誰もが彼の救いを求める声をスルーしたとは想えませんよ。
実際、わたしも一人、心配で心配でならないアーティストがいます。
いつも何をしたら彼は助かるのか?何をしてやれるのか?何も助けてあげられないことに苦しんでいるファンは多いと想います。
愛するアーティストが本当に苦しんでいるか、嘘で苦しんでいる様子をアップしているかを見分けられないファンはいると想いますか?





それでは、気を落ち着かせて、わたしの心を一番打ち震わせた彼の曲を貼ります。




LIL PEEP - NO RESPECT FREESTYLE (DIR. BY @ILLIEGEL)





彼のなかで一番セクシーな曲じゃないでしょうか。
バイセクシュアルであったという彼にしか出せないセクシーさなのかもしれない。
この曲の、死の淵を漂っているような感覚と、彼が両性愛者であることの想像するだけでも強烈に苦しそうな境遇を想うと、彼はほんとに死にたい想いを抱えていたのかもしれないな。とも感じます。













彼は今どこにいるのでしょうね。彼の魂は、どこかに落ち着けているのだろうか、それとも、どこかを彷徨っているのだろうか。

とにかく彼らの、そんな魂が今も苦しんでいるなら、どうにか魂の苦痛を和らげる為にわたしはなんでも力になりたいと想います。
その為に、わたしは苦しみ続けて生きているようなものです。
















 



 


❆R.I.P. Lil PEEP forever❆





lil peep - gym class



















傷みのカタルシスーBalam Acabー

2017-11-29 06:49:18 | 音楽
Balam Acab たんとさっき、夢のなかでお話ししてた((。ˇ‿ˇ。))..zzZZ
彼とわたしはなぜかわたしの実家のような場所にいて。
わたしは彼に訊かれたからだろうか、自分が結婚できない理由についてあれこれと話していました。
Balam Acab(バラム・アカブ) は、アメリカはペンシルベニア州出身のAlec Koone(アレック・クーン)によるソロ・プロジェクト、ウィッチハウス界の若き鬼才と呼ばれているミュージシャンです。
彼と最近、あるSNSのなかのDM でほんのすこしコミュニケーションをとることができています。
親切でまたフレンドリーな彼は何度とお返事をくれました。(後に夢の話を彼に話すと”なぜ結婚しないの?”と同じ質問をしてくれました・・・感激・・・!)
彼は音楽も変わっていますが、その性格もアーティストのなかでもとても変わっている人だと想います。
天才であるがゆえの苦悩を、彼も毎日苦しみ続け、どうにか強いアルコールと強い抗不安薬で堪えているような人であることはわかります。

彼の奏でる音楽は、言い表すなら小さな儚い堕天使のようです。
誰かに羽根をもげられ、天に帰れなくなったのではなく、彼は自らを傷付け、戻れないようにしたかのような、そんな切実さを感じる音楽なのです。

表現というのは、自分の持っているものを表現するのではなく、自分の求めているものを表現するのだと感じています。
彼の音楽のほとんどはどれも優しい音楽ばかりです。
ダークな曲もありますが、そこに優しさがあるからわたしは好きなのだと想います。
彼の優しさは、並大抵のものではなく、本当の悲しみを知る優しさであると感じるのです。
ただ癒されるのではなく、わたしの底の底にある苦しみと悲しみを彼の音楽は癒すのです。

彼の感じてきた、感じ続けている傷みとわたしは深く共鳴し、そこにカタルシスが起きるのです。

あなたも、良かったら彼の音楽を聴いてみてください。
できれば2011年当時20歳の1stフルアルバムである「Wander / Wonder」というアルバムを全部聴いて欲しいのですが(最後まで聴くことで得られるカタルシスがある為)、(youtubeには普通にフルアルバムがupされてるが・・・)
ちょっと全曲貼るわけにもいきまへんので、仕方なく、今日は前にも貼った「Apart」と「Now Time」という曲を貼ろうと想います。








BALAM ACAB - Apart (video)









Balam Acab - "Now Time"











日本も北朝鮮にミサイルを発射されたりなど危険な国と成り果てていますが、
わたしたちはずっと、ずっと、本当は危険で苦痛極まりない世界に生きてきたのだと、
彼の哀しくて儚い音楽はそれを伝えているように感じます。



















Christian Löffler

2017-09-05 03:05:01 | 音楽
今夜は、ドイツのケルンを拠点とする神秘的、幻想的で繊細(メランコリック的である)な音楽家のKi Records(日本語の木に由来する命名という)の主宰者でもあるディープ・ハウス・ディープ・ミニマルテクノ・ダブテクノ・テック・ハウス・ミニマル・ハウス・アンビエント・テクノ・ダンス・エレクトロニカアーティストのChristian Löffler(クリスチャン・レフラー”正しい発音はクリスティアン・レフェラーでしょうか?”)のBoiler RoomのLIVEを御紹介したいと想います。








Christian Löffler Boiler Room DJ Set









いやぁー、わたくしはひっじょーぉっに、感動してしてしまいました。
今まで観たBoiler RoomのLIVEで一番のLIVEですよ、これは。

Christian Löfflerは前に好きになって注目して聴いていて今回ボイラールームLiveを見つけたのでちょいと観てみようと想いまして観てみたのですが
これがまた,偉い前半は緊張感が半端無くてですね、自分はシラフで観たのですが冷や汗が脇から垂れるほど(笑)緊張感が凄くって、

液晶画面に向かって眼を釘付けにして観ていたのですが、後半からかけて、客が増えてきまして、
段々と緊張感がなんていうんでしょう、抜けたわけじゃないんですが、安心感というか、安定感が出てきて、

楽しくなってきましたもんで、これはいいなと想って、お酒を入れましたんです。
すると凄く緊張感は保ったままでゆるぅく乗れる感じで身体が自然と乗ってきましてですね、
めちゃくちゃ良くなってきたんですわ。

いやぁ、感動して、客層がまた、ベルリンだからでしょうか?なかなか厳しそうな人が多いように観えて
それが段々と人が増えていくに連れてクリスチャンたんが自然と受け容れられてくる感覚がですね、
マジで快感でしたよ。
クリスチャンたん、やったなあ!っていう心からの応援と賛美と共に、こんなに感動するボイラールームライヴは今まで観た記憶がありませんでした。

またクリスチャンたんが、真面目そうな御人だから。。。

ものすごく美しい表情の人でして、どんな悲しみのなか生きている人なのだろう?と気になる御人です。
Wikiには(5. April 1985 in Greifswald) となっているので、わたしより4つ下の今は32歳なのかな?


















なんだかこのLiveを観て、人ってなんでリズムを打つ音楽に楽しくなるのだろうなぁと考えたりしました。
どんなにダウナーで哀しくてダークな音でも、テンポとリズムさえあれば楽しく踊れるのが人間なんだなぁと妙に不思議に想ったりしました。

わたしは好きですね、哀しい音楽で人が踊っているのを観るのが。

哀しい音なのに自然と身体が動いて楽しくなってくるって、素敵じゃないですか?

人間の持つ面白さを改めて想い知ったようなLIVEでしたね。

楽しくってつい、自作カクテルを二杯も飲んでしまいました。
続けて二回目観ました。4時27分。あと30分延長して欲しかった。。。それほど素晴らしいLiveでした)



このわたしの好きなChristian Löfflerの物哀しい曲で、あなたも一緒にわたしと踊りませんか?









Christian Löffler - Roman














Boiler Room x Budweiser: Toronto Pt.1

2017-08-18 18:50:44 | 音楽
Boiler Room x Budweiser: Toronto Pt.1



今DJのLive中継で生Liveをボイラールームという「ライブをするアーティストやDJのプレイをリアルタイムで配信し、それをアーカイブ化する場」で行なわれていますね。
場所はカナダのトロントのようです。

実はBoiler Roomチャンネルは録画のものを前々からよく観ていたのですが生LIVEでは初めて観ます。
手前で踊ってる黒い服の若いあんちゃんが(笑)踊りが派手で面白くてテンション上がりますね。
いいですねぇ、ティーンエイジャーにも見えますが未成年はこういう場所は無理なのかな?どうなんでしょう。
人を楽しませるパフォーマー的なキャラクターですよね。

Boiler Roomチャンネルを登録して、youtubeの設定でお知らせをパソコンの右下に出してくれる設定にしておくとLIVEが始まると知らせてくれるようです。

この設定今までもあったのかなー、もっと早く知りたかったです。
どうやらこのliveはスポンサーがバドワイザーで、DJはSteven Julien - (別名義Funkineven)というアーティストのようです。(もしかしたらバドワイザーの社員もdjになって紛れこんでいるのかもしれませんね)
なかなかチョイスミュージックが私好みで楽しいです。(41分頃から掛かっていた曲がすごく良かったなぁ・・・誰なんでしょう)
大好きなアーティストの生LIVEが観れたらかなり一人でも盛り上がっちゃいますよね。
(追記:一時間を過ぎた頃から、日本人女性のようなDJに変わりましたが、この人は誰かちょっとわかりませんね・・・あのあんちゃんがいなくなるとさみしいなw
当然ですがDJが変わるだけでチョイス曲の印象はまるでがらっと変わりますね。このアジア系女性Djはミニマルテクノミュージックアーティストなのかな。)


たぶんLIVEが終れば録画動画として保存されるはずだと想いますがどうなんでしょう?


4時間ほど続くようですが、飽きるまで観ようと想います(笑)

こういうダンスやテクノミュージック系が好きな人はBoiler Roomチャンネルは要チェックですよ♪(かの有名なトム・ヨークなんかもプレイしています)

取り急ぎ更新でした・・・





ちなみにわたしのお気に入りのボイラールームLIVEはこれです。


Sascha Funke 50 min Boiler Room Berlin DJ Set




ドイツのベルリン出身のSascha Funke(サシャ・フンケ)です。
すごくセクシーなDjセットで最高ですよ!保存版LIVEですね。(今気づきましたが、エイフェックス・ツインたんの曲が入ってたんですね、先にSascha Funkeを好きになったもんで、当時は誰の曲かわからずに聴いていました)






Sascha Funketたんの
名曲はこちらです。
Mango!!

Sascha Funke - Mango (Live at Maria am Ostbahnhof Berlin)









モリッシーの切実な訴え「僕らはこれが起こってしまう社会に生きていて幸せとは言えない」

2017-08-03 17:09:48 | 音楽






去年の記事ですが、80年代UKインディー・シーンを代表する伝説のバンド、ザ・スミス(The Smiths)のヴォーカリストであるモリッシー(Morrissey)の訴えを今日は載せてみたいと想います。



非常に、わたしはモリッシーの苦しくてたまらない感情がこの声明のなかに詰まっていることが感じられて、胸が締め付けられてなりません。






「動物愛護の団体は単なる存続のために存続していてはダメだ。

英国の動物たちに課せられた地獄のような時代遅れの社会的不正に対しては行政の声が必要なんだ。

だって、当然動物たちは言葉で訴えられないし、一方で数多くの思慮深い市民たちは誰も何もできないこの問題をすごく気にかけているじゃないか。

動物愛護の活動家たちが訴えたいことは、ものすごく言う価値も聴く価値もあることなんだ。

でも、僕らは政府が市民を啓蒙するのをただ座って待っていればいいってわけじゃない。

酪農農家の偽善による災いをこれ以上続けてはならない。
その甚大な影響ときたら最悪だからね。

牧場と"と殺(屠畜)"場の動物たちは必死に生きようとしているのに、生きたまま、包丁の刃の下で身動きできずにバラバラに引き裂かれる。

どんな結果もこの状況を正当化なんてできない。
僕らはこれが起こってしまう社会に生きていて幸せとは言えない。
このように無慈悲な社会は滅亡するだけだ。

と殺(屠畜)場は現存するナチスの強制収容所のようなもので、もし君が牛乳を飲む人なら、君は虐待のシステムを容認してるってことになる。

人間のと殺(屠畜)なんて存在しないし、もしそれが存在するって信じてるなら、自分で体験してみたら? 

動物連続と殺(屠畜)犯のジェイミー・オリヴァーが『キッド・ミート(仔ヤギ肉)』をあんなに情熱をつぎ込んで人間の食事に加えたのなら、彼は自分のキッド(子供)を人々に消費してくれと差し出すんじゃないか? 
もしそうしないなら、それは何でだ? 
なぜ動物に対してあんなに残酷になれるんだ? 
どんな憎悪が彼らを駆り立てているんだ? 

食肉業界は、結局のところ、地球のことも、気候変動のことも、動物のことも、人間の健康のことも思いやってない。

これは悪魔的に仕込まれた世界で一番の問題なんだ。

おまけにどんな政治的な論争でも、この問題は押さえ込まれてしまっていて、もし触れられたとしても、その重要性を強調するだけ。

と殺(屠畜)場は僕らの誰もが安全じゃないっていうことを雄弁に示してくれている。

食肉製造が気候や環境、草原、森林、湖沼、河川、海洋、大気そして宇宙に及ぼすゾッとするような影響を調査してみてほしい。

目ん玉が飛び出るさ。これ以上に大きな地球的悲劇は発明できないだろう。

動物に対する社会正義を要求なんていうレべルじゃない。

僕らはただ、人間たちに合理的に親身に考えてほしいと頼んでいるだけだから。

 キツネ狩りや野鳥狩りができないことで、ザクセン=コーブルク=ゴータ家はやることがなくなるだろうけど」





わたしたちはモリッシーが言うように、動物たちが人間によって苦しめ続けられている世界では幸せになることは不可能だとわたしも感じます。









昔から動物を本当に愛しているモリッシー。








1985年にはザ・スミスの「Meat Is Murder (ミート・イズ・マーダー、肉食は殺人)」という2ndアルバムがUKチャート1位を獲得し、このアルバムを聴いてレディオヘッドのトム・ヨークもベジタリアンになったと言っていました。

当時の日本盤LPの帯には「肉喰うな!」と書かれていたそうで、わたしが買ったCDも帯には「肉喰うな!」と書かれています。

モリッシーはこのアルバムの最後の曲「Meat Is Murder」でと殺(屠畜)される牛の悲しみを感情を押さえ込んだ悲しい声で訴えかけるように歌い上げています。
その曲の2011年のLIVEの映像にPETAが映像を合わせているものを見つけました。




Morrissey - Meat is Murder [Glastonbury & PETA footage]



家畜たちの絶望的な悲しみが伝わってきます。




それでモリッシーがPETAと一緒に製作したこのビデオを観て悲しくて涙が溢れました。

'Someday' | Morrissey's New Opening Act







このようなビデオを観るなら、肉を食べるならばせめて大量生産されている肉は食べるべきではない、と想う人は多いのではないでしょうか。


モリッシーの声って本当に優しいですね。
深い悲しみのなかでずっと生きていることがわかります。
この時代で世界で一番に利益を上げ続けている畜産業に対して訴え続けるのは本当に命懸けの行為なのですが、
モリッシーのような命をも犠牲にして訴え続ける人たちをわたしは心から尊敬しています。


















ディアハンター「独りでいることを選んでしまっているのかもしれない」

2017-07-29 21:18:31 | 音楽
地球の皆さんこんにちは。風呂から上がってさっぱりしてきた亜麻根です。
え?宇宙のあなたも見てるよ?って?
というか、ここも宇宙の一画だすがなっ。
つって、今日も何故か変なテンションです。

今日も昨日のDeerhunter 「妄想することはそこから脱出する手段になることがある」に引き続きまして、
ディアハンター(Deerhunter)というアトランタ出身のバンドについて記事を書きますぜ!
今日朝に起きてからずっと書いていますぜ!












洋楽バンドが好きな貴方、今からわたしの懺悔を御聴きください。


その前にディアハンターの一曲をどうぞ、最新アルバム「Fading Frontier」からの曲です。







Deerhunter - Take Care









寂しげな曲のなかに響く口笛がとても好きです。

今日もずっとDeerhunterを聴いています。
実は夢のなかでもずっと、Deerhunterの音楽が流れていた気がするのです。

そして確か、Deerhunterのヴォーカルのブラッドフォード・コックス君と一緒にいる夢を見た気がします。
その夢をもとに、今朝書いたのがGondolaです。

彼と二人で大きな大観覧車に乗ろうとしていたような、そんな夢でした。
幻想の世界へ彼がいざなってくれたのでしょうか?

「Cover Me (Slowly) / Agoraphobia」の繋がる二曲が特に夢の世界にぴったしで本当に大好きになっちゃいました。

昨日よりも今日のほうがディアハンターのことも彼のことも大好きなのですが、
わたしはもしかしたら、彼のことを傷つけてしまったかもしれない、そうさっき彼の病気のことを知って、想いました。


彼の少年性、そして「性別がない」音楽

彼はマルファン症候群という先天性の疾患を抱えているそうなのです。
難病に指定されていて、およそ5,000人に1人がこの病気の遺伝子の変化をもっているそうで、あの伝説のラモーンズのジョーイ・ラモーンも同じマルファン症候群だったそうです。
ジョーイ・ラモーンは享年49歳、イメージではもっと若くに死んだ人だと想っていました。

今では、適切に治療(手術を含む)を受けることで、普通の方と同じように高齢になっても元気に過ごされる方も少なくありません。

ということだそうで難病だからといって夭折する人が多いわけではないことに安心しました。


彼の身体がとても痩せていることは、わたしは何かの疾患や病気が隠れていることは感じていました。
でも自分自身、父の死から急激に痩せて元の体形に戻したくとも戻らないのもあって、
痩せている自分の身体を受け容れようとする複雑な心理なのでしょうか、笑ってしまったのです。
それも爆笑で・・・・・・

言い訳がましいですが、彼のほかの写真ではわたしも笑いは起きません。
何故か、あの写真が、可笑しかっただけなのです。。。
表情が特に。。。

ごめんなさい。ブラッドフォードたん、赦してほしい、今度「無知は罪だ」という曲を作ってぼくを喜ばせて躍らせて欲しい。
とかゆうたら、また夢のなかで激オコにさせるのだろうか?

ブラッドフォードたん激オコしやすそうやからなぁ・・・






一息ついて一曲を貼りましょう。







Deerhunter - Leather and Wood









憂鬱な心地良さに浸れる曲ですねこれは。
とてもセクシーな曲です。




 「性別がない」ということを、ブラッドフォードはバイセクシュアルだという意味では語っていない。
アセクシュアル、つまり自分はセクシャルな存在ではないという言い方をする。

セクシャルな存在になる前段階の少年性のようなものを指しているのだろう。
彼が好む雑誌に『ボーイズ・ライフ』が挙げられるが、これがどんなものかというのはアマゾン等で検索すれば瞭然である。

日本で言えば『学研』みたいなものだろうか、思春期前の少年が携える、ホビーと冒険のバイブル。ちょっとした科学実験や虫取り、子どもが喜ぶジョークやまめ知識がまとまった、男子児童ライフをめぐるトータルな情報誌で、大人の読むものではない。


成人男性の身体を持った人間に、そのような「アセクシュアル」が本当に可能かどうかわからないが、そうありたいと思う人がいるのは理解できる。
まして彼の場合はかなり特殊な身体だ。

世界に対するスタンスとして、自らを異物、あるいは周辺的・外部的なものであると捉えていたとしてもおかしくない。
それは彼の音楽のスタンスでもある。
 



「アセクシャル」という言葉はあまり聴き覚えがなかったのですが、

「異性愛者の人が同性を恋愛対象として見ない、同性愛者の人が異性を恋愛対象として見ないのと同じように、異性も同性も恋愛対象として見ない人のことです」

まるで恋を知るまえの子供のような純真さをブラッドフォード君は持っているのか、それとも自分の疾患が遺伝する確立が50%ということを知ってから彼の心を性別を持たない生き方へと変えて行ったのでしょうか。

確かなのは、彼のそんな特異な苦しみや悲しみが優れた作品を生みだし続け、才能を呼び起こし続けていることでしょうね。


人と違うことで苦しいことはたくさんありますが、一つは差別されたり、変に上辺だけの哀れみを受けることです。
上辺だけの同情心は最早、蔑みに近いものがあるので傷つくことが多いと想うのです。
人から無意識にも受ける哀れみの顔のなかに存在している「価値が低いもの」として見られている目を、彼も子供のころからきっと感じていたのではないか。

わたしも世間から観ると激痩せ体形なので、痩せすぎだとよく心配されたりするのですが、軽い風邪すら10年以上引いてませんし、食生活には普通の人よりずっと気を使っています。




では重い話になってしまったので、ここでわたしの好きな一曲をまたかけましょう。




Deerhunter - Vox Humana







名作「Microcastle」がボーナスCD12曲入りの「Weird Era Cont.」が付いていることをわたしは知りませんでした・・・
ネット視聴はこういうことがよくありますね。
ちゃんと調べてから視聴しなくてはならぬなと感じました。

「Weird Era Cont.」もわたしはすごく好きです♪


ブラッドフォード・コックスとほうじ茶



ディアハンターのフロントマン、ブラッドフォード・コックス。
ちょっと変わった方なのですが、ひとまず取材時はおにぎりとほうじ茶があれば大丈夫。

という か、むしろなければ取材してくれません。
憤慨されます。物凄く。恐ろしい位に。

しかも1日に何十個も食べる。食べる食べる食べる・・・
このおにぎりとほうじ茶のせいで、スタッフが毎回コンビニを走り回っているのもいい想い出・・・。




どうやらブラッドフォード君は糖質中毒のようですね(笑)米食べすぎだろ(笑)
おにぎり食べたくなってきた・・・
ちょっとお米を粗って炊飯器に設置してこようと想います。

ただいまです。レッドキヌアも入れて設置して炊飯ボタンを押してきました。

それにしても学研のような少年雑誌が部屋に積まれているブラッドフォードたんのお部屋は素敵ですね。
ポルノ雑誌が積まれているお部屋よりずっと大人びていると想いませんか?
子供の頃の気持ちを忘れないことこそ、本当の大人の姿のように感じます。





図書館でこの男の子が真剣にBoys' Life Magazineを読んでいて、ふと隣の席を見るとブラッドフォード君も真剣になって同じ雑誌を読んでいたら、男の子はぎょっと目を剥くか、にやりと笑うか、ぱははっと歯抜けの顔で笑うか、さてどれでしょうね。







誰より大人だと感じますね。メンバーの中でも。
そういや前に欲しいと想っていた球体間接人形の体形が凄く細くて手脚と指が長くて綺麗な男の子のお人形さんで、欲しいなぁ、でも高いなぁなんて想っていたのですが、その人形とブラッドフォードたんの体形がよく似ていることに気づきました。

お人形さんは特に女の子が欲しがるものなので、そういった人形が量産されているということは
現代の女子たちの憧れの体形なのかも?
手脚や指が長いのはとても綺麗ですよね。
異星人や未来人体形かもしれません。

ブラッドフォード君の体形をずっと眺めてたら普通の人の手脚等が妙に短く感じられてしまいますね。

ご飯早く炊けないかな꒰ ´͈ω`͈꒱

もし一人の女の子が”性別のない”ブラッドフォード君に恋をして告白したならどうなるのでしょう?
「失せろ、雌豚、ファックオフ!」とか言われるのでしょうか(汗







仔羊からの求愛はOKのようですね。

そうか、ブラッドフォード君からしたらわたしもデヴなんですね。
お、ご飯が炊けたぞ♪
痩せていても健康なら何も問題はありませんよね。
ちょっとおにぎりを握ってきてこましたろうと想います。

白米もたまに食べると美味しいです。。。
ほうじ茶が飲みたかったのですがなかったので「奇跡の自然栽培 虹の玉葱 玉葱皮茶」というのを今煮出しています。
虹の玉葱って、虹色なんでしょうかね?
ってディアハンターと全く関係ない話になっていますね。




[Interview] Deerhunter

2013.11.27



確かに、前は疲労困憊していたし、そういうことをやる余裕がなかったけど。着の身着たままで演奏したりとか。
今は音楽に取り組む準備が十分に出来たし、ハッピーだから。
コスチュームとかやってみようと思った。



段々と余裕が出てきているようですね。良かった良かった。
良いレーベル会社と出会えたようで、ミュージシャンにとって安心できる嬉しい境遇ですね!


ここでわたしの好きな曲をまた一曲。モノマニアから。




Deerhunter - T.H.M.






ストロークスもこういう甘い音を得意としますが、ディアハンターはそれ以上に少年の無垢なスウィートさが出ていてまた違って良いなと感じますね。
マイクロキャッスルからフェイディング・フロンティアまで全部好きになってきていますが、まだ今のところ203回しか再生していないので、一曲を45回以上再生するくらいになると好きな曲がまた変わったり、増えたりしてくるかな?


なんで当時は良さがわからなかったんだろう??って不思議に想うアルバムってありますよね?
「マイクロキャッスル」もほんとそんなアルバムですね。
音楽を好きになるのもほんと時機があるんだろなって感じます。

また夢に出てきてくれるかなぁ。
好きだ~~~❀✫✿ディアハンター♬ ♪♡♫✩✲







また変な顔見つけた(笑)



なんかずっとブラッドフォードたんの体形をうっとりと眺めてしまう自分がいる。。。
憧れの体形なのかなぁ~。







でもやっぱり、ブラッドフォードたんだから好きなんだろな♪










これ壁紙にしようかな(笑)なんでこんな母性本能をくすぐられるんだ~





では最後に、最高だったライヴ映像を良かったらご覧ください♪




Deerhunter - Live at Primavera Sound 2009






完璧のLiveですね。
特に「Microcastle」の高く通る声はものすごく美しくて陶酔しちゃいました。
観たかったなぁ・・・

幻想の世界で、観せておくれね?
お願いだよmybeby☆ミ











題名はこのブラッドフォードのインタビューから。


[INTERVIEW] Deerhunter














Deerhunter 「妄想することはそこから脱出する手段になることがある」

2017-07-28 23:37:03 | 音楽
皆様、今晩は。阿呆で器具類ぴえろんの尼寝です。
今夜は久方振りに音楽を御紹介致しましょう♪

今日からハマッた音楽です。

ずばり、そのバンド名をDeerhunter(ディアハンター)と言います。
アメリカのジョージア州アトランタ出身であるそうです。



ディアハンターで一番有名なジャケットと言えば、多分2008年の「マイクロキャッスル」 - Microcastle これではないですかね?










これは当時ジャケが非常に気になって、ジャケットのインパクトから視聴したくなったアルバムです。
危なそうな香りのするジャケットですよね。これは。



このバンドのヴォーカルのブラッドフォード・コックス (Bradford Cox)がですね、実は今朝に書きました映画「ダラス・バイヤーズクラブ」人生は一度きりだけど、他人のも生きてみたい。の映画に出演していたのです。







そのシーンがこちらです。
左端の彼がそのブラッドフォード・コックスですね。
彼の雰囲気が可愛らしくて気になっていまして、後でディアハンターという前にアルバムを視聴して当時は悪くは無いもののあまり好きにはなれなかったバンドのヴォーカルだったことが解りました。






Deerhunter - Cover Me (Slowly) / Agoraphobia







この一曲目二曲目はとてもシューゲイザーでドリームポップな曲ですね。



全体的にはシューゲイザーというよりドリームポップでサイケポップロックなアルバムだと感じますが、自分は前はどうもそこまで好きにはなれなかったアルバムです。
ニューゲイザー、ニュー・サイケデリックなどと呼ばれているようですね。

しかし悪いというよりは、自分には良さがちょっとまだわからないなという口惜しさの残る感じのアルバムでした。

それが今回聴きなおしてみるとなかなか良いと感じました。
映画の力でしょうか?









右端がブラッドフォードたんですね。
母性本能を器用にもくすぐることがぼくはできるぜ的な自信ありげの特質をお持ちな人格性というところでしょうか。
非常に惹かれる人間性ですね。
実は当時どんな男たちが遣ってるかも全く知らんでわたしはアルバムを聴いていました。。。

音楽(作品)が第一でしょう!という人間なので、音楽がよければ人間はなんでもいいわけなんですね。

しかし今回は映画の彼にとても惹かれまして、音楽に戻ってきて出会ったんだよん♪という運命的なデイア(デアイ)でありました。


さっきディアハンターの「モノマニア」 - Monomania(2013年)ってアルバムが最高に乗れるで、お酒を飲みながら褥(しとね)の上で久方振りに飛び跳ねて踊りました。
楽しかった(笑)酒と良い音楽さえありゃ独りでも楽しめる36歳を手前にした独身女です。
ほんと、久しぶりに良い運動になりましたが、途中頭を左右に振りすぎて目が廻って倒れかけました。

狭い部屋で頭打って死ぬ危険性があるので、皆様も気をつけてくださいね。

しかしこれだけ独りでも楽しくなるバンドと言やぁ、ストーンローゼスやレイト・オブ・ザ・ピアくらいしか咄嗟に想いつかないほど貴重なものです。

ディアハンターに感謝しましょう。


今のところ、モノマニアの次に好きなアルバムは「ハルシオン・ダイジェスト」 - Halcyon Digest(2010年)ですね。


そこから一曲。



Deerhunter - Helicopter (Official Video)




いいですね、文句の付けようもない甘いサイケポップロックです。




最新アルバム「フェイディング・フロンティア」 - Fading Frontier(2015年)からも一曲。




Deerhunter - Snakeskin





大分サイケ感が強い曲ですね。この曲もすごくかっこいいです。




そして先ほど一番乗りのりに踊ってしまったモノマニアから一曲。



Deerhunter - Back To the Middle (Official Video)




これはPVがかなりインパクトがあって、にやにやしながらずっと観てしまう感動的なプロモーションビデオですね。
この曲はほんと楽しい♪
これからもたくさん独りで踊りたくなっちゃう曲ですね。





それで画像を色々拾ってて、見た途端つい爆笑してしまったのがこの画像です。









細すぎだろっ(笑)とつい自分の162cm37kgの体型を忘れて突っ込んでしまったほど細いですね。
彼からしたらわたしもドデブじゃないですかね?もう「ドとブ」とも発音してもらえなくて、「ドゥ・デヴ」って言われそうです。
わたしも相当細いですが、これでもまだプヨプヨ感はそこらかしこに見えるように感じます。

いや、細いだけじゃなくて、服装から表情から全部が面白くて笑ってしまったのですが、こんだけ好きな音楽をじゃんじゃんと奏でといて拒食症とかあるのか?と疑ってしまいますが、心配になるくらいの細さではありますね。

でもまあ大丈夫だろ(笑)と想ってしまうのは、やっぱり好きなことを遣り続けていける深い喜びですべてをカバーできるでしょう?と感じるからかもしれませんね。

これがバンド解散とかになると心配にはなるものです。

しかしロックミュージシャンなんて痩せすぎてるくらいで普通ですから、それほど違和感も感じないですね。
逆に激太りしてたら、大ジョブなのか?と心配になる職業です。
(追記、ブラッドフォード君の細さは翌日になってマルファン症候群という先天性の疾患からによるものだと知りました。。。
それについての謝罪と懺悔を含めた記事をまた書いたので良かったらご覧くださいね♪)

ディアハンター「独りでいることを選んでしまっているのかもしれない」




それは墓ですか?
――ディアハンター、インタヴュー


「僕には大切なキャラクターがいて、それはジョーイ・ラモーンとかパティ・スミスとかロックンロールのアーティストなんだけど、(中略)いまいったような人たちはすごくつまらないところから脱出できた人たちだよ。
マッチョイズムからもね。
僕はすごく苦い人間なのに、みんなはセックスとかアルコールとかダンスだとかを求めてる。
クソ・マッチョイズムというほかないよ。」



なるほど、トレインスポッティングのレントン(ユアン・マクレガー)でさえセックスとアルコールとドラッグに溺れていたが、ブラッドフォード・コックスの言い分では、そんなものはクソだという意見が当時あったわけですね。今も変わらないかな?

自分もついさっき、アルコールと一緒に激しくも阿呆なダンスを繰り広げてしまったのだが(笑)
わたしもブラッドフォードからしたらクソ・マッチョイズムと言われるのでしょうか?
いやいや、音楽にダンスやアルコールやセックスは求めてませんよ。
何故なら、音楽があまりに優れていると自然にダンスとアルコール(陶酔・脳内麻薬)とセックス(性的な快感)が起こるものではないのかどうか・・・?
要は、良い音楽は乗れるし脳内麻薬どぱどぱだし、快感が凄いよねってことでしょう?

まぁそんなこたぁなんでもいいのですがね。
音楽さえ良ければアーティストの言い分さえもスルーして問題ないでしょう。


しかし、ロックというのはアルコールとダンスを切り離せるものですか?

わたしだっていくらなんでも音楽をセックスの手段などにはしたことはありませんよ。
ブラッドフォードとの意見の対立とかどうでも良いくらいに音楽が素晴らしいですから、気にすることはありませんよ。




てか、わたしの一つ年下じゃん、ブラッドフォード君は。
1982年生まれは問題年ですよ。
色々ね。
問題児の多い産まれ年ですよ。

感性の豊かな変わり者の人間が多いですよという意味です。

しかもうちの母親の命日5月15日が誕生日じゃないですかっ。
運命的ですね、これまた。











ノースリーヴで身体が真夏で頭だけ真冬ですね。
ロックミュージシャンはファッションもなんでもありです。


奇跡の来日を果たした、天才ブラッドフォード・コックス率いるディアハンター(Deerhunter)。





――エコー&ザ・バニーメンのエコーと同じですね。エコーって、リズムマシーンの名前だったんですよ。
「知っているよ。日本製だよね。
僕が一番最初に買ったレコードはエコー&ザ・バニーメンの『クロコダイルズ』だったんだ」

――サイケデリックですね。やっぱサイケが好きなんですね。
「サイケというか、サイケデリック・パンクだよね。
サイケデリックだから買ったんじゃないよ。
中古で安く、メンバーが木にもたれている変なジャケットのレコードだったから買ったんだ」

――でも一番最初にエコバニを買うなんて変わってますね。
「レコードではね。CDだとたぶん、マドンナとかを買ったんじゃないかな、覚えてないんだけど」

――普通ですね。
「普通だよ」




この尻切れな形のインタヴューの終え方はなんなんだ(笑)
笑かしてくれますねほんと。
その後、何も続かなかったのか(笑)
ブラッドフォードを激オコさせてしまったのでしょうか。

ジャケ買いはするべきですね、この時代は特に。

頑張って欲しいですね、レコード会社に負けるなーという応援をし続けないといけませんね。。。





Deerhunter perform Memory Boy on David Letterman (February 22, 2011)





いやぁ~真面目そうですねぇっブラッドフォード君。
イメージどおりの好青年という感じで嬉しいですよぼくは。




最後にもう一曲、モノマニアの曲を貼って終えましょう!





Deerhunter - Monomania (4AD)







かっこいいですね!一番やさぐれた感じのアルバムで大好きですよ∩*´ω`∩









Björk「Black Lake」その拘束の愛は、いまも子宮のなかに。

2017-04-25 02:44:47 | 音楽
今日(24日)は早朝に寝て夕方に起きてからずっとBjörk(ビョーク)の2015年のアルバム「Vulnicura(ヴァルニキュラ)」を聴いて、そのLiveをyoutubeで観て、それでさっきBjörkの出演した「拘束のドローイング9」という映画を観終えたところです。

静かなカタルシスに今も浸っている感じなのですが、まずはBjörkの「ヴァルニキュラ」というアルバムについて記事を書きたいと想います。







自分はBjörkは16歳の頃に好きになって4作目の「ヴェスパタイン」までのアルバムをよく聴いていました。
想い出のたくさんある大切なアーティストなのですが、それでもヴェスパタイン以降はちょっと離れてしまった感じで2004年からアルバムをろくに聴いていなくてそれが悲しいなと感じていました。

ところが今日たまたまyoutubeでBjörkの「Black Lake」っていう曲のPVを観まして、あれこんないい曲を作ってたのかと感動してこの曲の入っているアルバム聴いてたかなと想って「ヴァルニキュラ」を聴いてみたら通しでLastfmで一回聴いていました。全部の曲一回だけ聴いて「Black Lake」だけ2回再生ってなってたので、当時もこの曲は良いと想っていたようですが、すっかりその後聴けていませんでした。






アルバムについて調べてみると、「ヴァルニキュラ」はビョークの13年間連れ添ったパートナーである現代美術家のマシュー・バーニーとの別離を軸に表現した”ハートブレイクアルバム”と称していて、パートナーと別れる9ヶ月前から時系列順に辿っているという。
生まれ始めた不安-別れ-癒えというプロセスを経ていくのが素晴らしい。

1曲目「ストーンミルカー」は別れの9ヶ月前を表し、
2曲目「ライオンソング」は別れの5ヶ月前、
3曲目「ヒストリー・オブ・タッチズ」別れの3ヶ月前、
4曲目「ブラック・レイク」別れの2ヶ月後、
5曲目「ファミリー」別れの6ヶ月後、
6曲目「ノットゲット」別れの11ヶ月後を表しているようです。

自分が最も感動したのは別れて2ヵ月後に作った「Black Lake(黒い湖)」なのですが、この曲を貼りましょう。



björk: black lake





ダンサー・イン・ザ・ダークの曲に通じるようなものすごい内省的な曲で重いですがカタルシスが起きている非常に美しい曲です。


Black Lake - Björk日本語訳歌詞



私たちの愛は子宮だった
だけど私たちを繋いでいた拘束は壊れてしまった



という出だしがすごくいいですね。わたしたちの愛は一つの子宮で拘束されていた関係だったという、一人の母親の子宮のなかで手を繋ぎあっている双子の胎児のようなイメージが浮かびます。
よくも知らないのにビョークとマシュー・バーニーの愛ってものすごい深いだろうなって感じていた自分がいました。
なんでかというとビョークの音楽が悪くなって行った(良い意味では実験的な音楽になって行った)のはマシュー・バーニーと知り合ってからで、音楽性(ビョークの持ち味)をここまで変えてしまうマシュー・バーニーという男は凄い男だな、と想ったからです。
そこにある愛が深くないわけないだろうと。
だから知りもしないのに今度のビョークの愛した男は凄いんだなっていうのは解っていました。

ビョークの良いものを180度変えてしまった男と言える。
だからなんか、みんなのビョークをおまえ一人で独り占めしたのか、みたいな気持ちでいました。
まあ二人が愛し合ってるならいいけどお?という感じであたたかく見守ろうと想っていました。

そういう気持ちがあったんで、ビョークがマシューと別れてわたしの本当に感動する曲をまた作ってくれるようになった、っていうのは色んな意味で悲しいですね。
自分はどこかでビョークを連れ去ったマシューという男に嫉妬していたのかなと思えてきます。

別れたことを知る前に感動した曲なので、わたしはマシューと共鳴しているビョークを受け容れられなかったのでしょうか。

こんなに悲しく、つらい曲で我々を感動させるビョークはやっぱりマシューを本当に愛していたんだな、今も愛しているのかしら、と胸がぎゅっと切なくなります。

二人のあいだには娘が一人居て、親権問題などの泥沼な関係にあるのに、その表現はこんなにも美しい。
いや、もう最悪な泥沼だからこそ、美しい曲が出来上がったのでしょう。
そんな、気がします、ぼくは。









Happy Sad Valentine's Day~その美しいケツを、俺に出せ~

2017-02-14 08:55:23 | 音楽
アルバート・ハミルトン・フィッシュの、
その、
ケツを、
ケツを、
ケツを。
俺は、釘と鋲(びょう)の付いた板で思い切り、
叩いて、
叩いて、
叩いてやりたかった。
その、けつが、血まみれの血塗れた受難の成就のケツとなるまで、
めちゃくちゃに、血が飛びちるほどに、
打って、
打って、
打って、
打ってやりたかった。

と、朝からこの世の酷い悲しみに感動しているあまねでおわす。












Albert Hamilton Fish 1870年5月19日 - 1936年1月16日



アルバート・ハミルトン・フィッシュとは約400人の子供と幾人かの成人を殺した知る人ぞ知るシリアルキラーです。
「満月の狂人」「ブルックリンの吸血鬼」「グレイマン」などの異名を持つ彼は最期は電気椅子による処刑でこの世のしがらみから解放されました。
彼は幼いころ尻を、鞭で叩かれていたようです。
このわたしも、物覚えがつくまえから、母と、母が死んだあとは父から鞭打ちのしつけをされてきました。
あの痛み、想いだすだけで、じ~んじ~んじ~んか~んじ~て~る~というウィンクの「愛が止まらない 〜Turn It Into Love〜」という名曲が脳髄の溝に流れて詰まるほど胸がじんじんします。
わたしはどうもこのアルバート・ハミルトン・フィッシュという人間の人生が今日はやけに心にしみいり、
彼を他人のようには想えません。

悲しみの深さは、顔を見れば、いや、その目を見れば、わかってしまう。
なにゆえに、彼はこのような人生を歩んだであろう。



そんな、狂気の悲しみが似合うきょうは、ハッピーバレンタインデイなので、狂気を胸に抱き、その手には釘と鋲の付いた板を持ち、
俺はいまから、ふとんに突っ伏し気絶する約33分75秒前です。
昨日の昼前ころから眠ってないのですこし変なテンションです。


またおいらはバレンタインメロディ第二段集なるものを選んできたので
ケツに血が滲むような想いでよければ聴いて、ぇ、ください。
何故かずっとトイレを我慢して書いてるので、お腹が唸っております。










Jimmy Giuffre - My funny Valentine








BLONDE REDHEAD Valentine








F.S. Blumm & Nils Frahm - Valentine My Funny












このように、素晴らしい三曲が見つかったわけです。
ありがとう。この、あてのない悲しみよ。








Valentine Melody~甘いぼくのチョコを召しあがれ~

2017-02-14 00:00:00 | 音楽
ヴァレンタインの想ひDayっつったっらね、おれは、おらはこんな想ひディがある。

あれは中学のたしか、一年か二年、おらが学校へ行かなくなっちまった前のことだす。
おらは一年からのクラスメイトで好きな男子がおったのだが、彼奴(きゃつ)の誕生日に家に友達と一緒に押しかけ、
豚のぬいぐるみとラブレターをやったのに、うんともすんとも糞とも返事が返ってはこなかったので
おらは嘆いた。
そんで、違う男に目移りしちまってよ。
はは、おらも悪い女ごだぎゃ。
違うクラスのその河童みたいな顔した男子をじっと見つめ続け、おらは目で落とした。
きゃつは完全に落としたと想ぉて、バレンタインに初めて父と兄以外の男にプレゼントを贈ったのさ。
お菓子なんざ作ったことのないおらのそれは一生懸命に焼いた何故かチョコではなくクッキーだった。
それと可愛いうさぎとかの置物をあげたのだ。
すると、そいつからの返事もまた、なにもなかった。
人伝いに聴いた話によると、そやつ様は笑いながらこんなことを言っていたらしい。
「(クッキー)硬すぎてうさぎも食わんかった(笑)」
まあおらがわがままで横柄やったから、彼奴(きゃつ)もそんな反応をしたのかもしれんばいが。
おらの因果はそのころから、ひどかった。
っつう、とくに落ちのない話だぎゃん。ぎゃっふぅうん。

甘く苦い記憶を海馬の舌でつつみこむため、おらのfoobar2000のなかで『Valentine』検索して出てきた曲たちをよかったらわたしの手作りの愛と義理の生チョコ代わりに聴いて汚君生死(おくんなまし)。








Prefuse 73 - The Only Valentine's Day Failure




Cibo Matto - Hotel Valentine




DIIV - Valentine





Fiona Apple - Valentine





Les Georges Leningrad - Nebraska's Valentine





Happy Valentine's Day - Outkast






なかなか酸っぱみと苦味の深い甘い闇チョコが揃いました。
余は満足也。





SOFT BALLET

2016-06-11 19:39:35 | 音楽




50歳とか言っても、まだまだ全然若いと、藤井麻輝みたいな人を見ると思いますね。
純粋で仕方ない人って年取らないですよね。
感情を抑えることなく人々の目も気にせず外に出したり。
そういう人はたびたび人を困らせ傷つけて苦しめてしまう。
でも裏がないから憎めない、孤独だけれど人に愛されやすい。
すごく魅力的だなと思います。

でもそういう人はなんでも表に出すので、時に取り返しのつかないことをしてしまう。
感情に正直で、それを誰に対しても隠すことが苦手な人がいるんです。
藤井麻輝見てると、まるでうちの兄を見てるみたいに思えてくる。
見た目も雰囲気も性格も似てる。
私も兄にさんざん言われてきました。
でもそれは愛情の裏返しなんだと私はよくわかっています。
本音をあえて言う、それは実は相手に対する愛情なんだと私は思うんです。
相手は確かに傷つく、私も相当傷ついて、無意識のところでトラウマにもなっているかもしれない。

でもそんなあまりに不器用な愛情でしか人を愛せない人がいるんです。
私はそんな兄のことが今でも大好きだし、家族だけれどそんな兄は美しいとさえ思います。
なんでかというと、そんな人は感情を表に出し人を傷つけるたびに自分自身も深く傷ついている人間だからです。
相手を傷つけるとわかってても、それがやめられないんです。
藤井麻輝は今とんでもなく苦しんでると思います。

スピリチュアルの世界では親が子供の魂の成長のために自分が早くに死ぬことを生まれる前から決めて生まれてくるんですよね。
藤井麻輝と森岡賢の縁もそんな深い縁なんだろなと思います。
森岡賢の深い愛情がこんなに藤井麻輝を悲しませる結果になったんじゃないかと思います。

人間の運命というのはすごく悲しくて、素晴らしくて美しいです。

昨日はここでダウンしてしまい更新できませんでした。

森岡賢と藤井麻輝はSOFT BALLET(ソフトバレエ)ってバンドで遠藤遼一がボーカルで86年から活動してたのですが
81年生まれの自分はほぼ存在を知りませんでした。
でも聴いてみると「BODY TO BODY」って曲を覚えていました。


Soft Ballet - Body to Body



ちょうどその時代で彼らと同年代の姉に昨晩訊いてみましたところ、やっぱし「ソフトバレエならアルバム、2,3枚持ってるで」と返ってきました。
当時でもSOFT BALLETは他とはちょっと一線を画した変わったバンドという印象があったようです。

平沢進が大好きな私はヒラサワと最近一緒にライヴをやっていて、インタビューなどを読むと二人とも大変苦労してきたことを感じられ、結構気になっていて陰ながら応援していたminus(-)のメンバー森岡賢の訃報を聞いてショックを受けたのですが、心配なのは残された藤井麻輝という50歳にしてあまりに純朴な男のことです。

東日本大震災が起きて「音楽で復興を」と叫ばれる中に、それよりまず原発に行って働いて助けになろうと考えるミュージシャンが一体この世界に何人いるか?
信じられないくらいに捨て身で真面目で人情味に溢れた人間です。
結局家族に反対され建築現場で働きだしたが、なんでも完璧にやりこなそうとする彼はいい加減に仕事をこなす人間たちと衝突し、その後、山に籠ってすべての人間との連絡を絶ち、山を歩き飯食って寝る、という考えられない生活を約7か月過ごす。

スマホ・SNS・ネットが手放せられない人がほとんどと思えるこの時世でよく7か月もそんな生活ができたなと思いますね。

SOFT BALLETのデビューアルバム89年の「EARTH BORN」を今聴いていますが、youtubeで観たときはちょっと古さを感じたのが、じっくりとアルバムで聴くとかなり良いんだよなぁ……。




昔にも一緒にやってたんですね。
minus(-)のアルバム、お金なくても買っときゃよかったと今更後悔しています。

愛が深いほど傷つけてしまうことがあるんです。
それを、私は言いたい。
傷つき果てているであろう藤井麻輝にも言いたい。
がんばれ、がんばれ、と多くのファンと一緒に心の奥から振り絞った声で声援を送っています。









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