イケメン王宮のバレンタインイベント、「Sweet&Bitter」
ジルvsレオルート レオ編のスウィートエンドです
以下ネタバレ
------------------------------
翌朝…―。
レオ「ここは少し間違えやすいと思うんだけど」
いつも通りレオの授業を受けていると、
図を指し示そうとしたレオの指が、教科書に置かれていた私の手に触れた。
「あ…っ」
思わず頬を染めて手を引くと、
レオ「ごめん」
にっこりと笑って、レオは何事もなかったかのように授業を進める。
(どうしよう、胸が痛い…)
胸が痛いほどに高まって、私はぎゅっと目を閉じる。
しばらく、胸を押さえていると…
レオ「どうかした?」
心配そうに、レオが私の顔を覗き込む。
「う、ううん…」
そう答えながらも、私の胸は高鳴って…
(レオは、何ともないの…?昨日の事、どう思ってるんだろう…)
私は、微かな戸惑いを感じはじめた。
授業が終了した後、レオの部屋にはジルが訪れていた。
ジル「プリンセスの様子がおかしいようですが」
レオ「ああ、ちょっとね」
訳ありげに答えたレオに、ジルが呆れたようにため息をつく。
ジル「あまりプリンセスを動揺させるようなことはしないでください」
レオ「そんなに怒らないでよ」
レオ「恋は、押してから引けって言うでしょ」
ジル「貴方という方は…」
本を片付けながら、レオがふっと笑う。
レオ「…こんなに必死になったのって初めてだし、大目に見てよ」
そんなレオを見て、ジルは大きく息をついて部屋を出て行った。
授業を終えて部屋に戻ると、私は、先ほどのレオの仕草を思い返す。
(レオにとっては、何でもない事だったのかな…)
(でも、私は…)
―レオ「カレンちゃんは、たぶん俺のこと好きだよ思うよ」
昨日のレオの言葉を思い出し、私は何度も瞳を瞬かせた。
やがて一つ大きく息を吸い込むと、私は気持ちを決める。
(ちゃんと、気持ちを伝えてみよう)
その日の夕方…―。
(レオ、受け取ってくれるかな)
私は、レオに渡すため、もう一度ブラウニーを作っていた。
―レオ「カレンちゃんが本当にあげたい人ができたら、渡せばいいよ」
(レオに渡したい)
一生懸命に作っていると、
レオ「美味しそうだね」
レオが不意に姿を現す。
「レオ」
レオ「そのチョコ、誰にあげるの?」
突然の事に驚いていると、レオが余裕たっぷりに私に尋ねる。
「それは…」
(まだ、心の準備ができてない…)
口ごもる私に、レオがにっこりと微笑みかける。
レオ「教えてくれないと、今度は本当にキスしちゃうよ」
「……っ」
傘の下での出来事を思い出し、私は思わずレオを見つめる。
(レオにとっては、ただの冗談だったの…?)
(だけど…)
レオ「カレンちゃん?」
「…レオには、どうでもいいことだったのかもしれないけど」
「キスされそうになって気がついたの」
「だから、このチョコも、ちゃんと気持ちを伝えようと思って…」
熱に浮かされたようにそこまで言うと、私は心を決める。
そうして、レオにはっきりと告げた。
「私、レオの事が好き」
言ってしまうと、私の胸は不思議と穏やかに波うち、ただレオの呼吸が耳に響く。
しばらくの静寂の後、レオが静かに口を開いた。
レオ「…分かってないな、カレンちゃんは」
「え…?」
レオ「チョコも嬉しいけど…それより俺は」
レオ「カレンちゃんが欲しい」
そう言うとレオは私の顎を引き寄せて、
「…っ……」
私の唇を、ゆっくりと塞いだ。
やがて瞳を開くと、レオの真剣な眼差しが、私を見つめている。
レオ「どうでも良くなんてないよ」
レオ「俺も、カレンちゃんが大好き」
レオの言葉に、私は目尻を緩ませる。
(嬉しい…)
レオ「これからは、堂々と触っていいんだよね?」
そっと私の手を握ると、レオはいたずらっぽい微笑みを浮かべた。
「もう、レオ…っ」
頬を染めて言うと、レオにぎゅっと抱きしめられて…
「…っ」
私は、深く唇を奪われる。
何度もキスを繰り返しながら、レオは私の髪を優しく撫でる。
「…や…っ」
耳を撫で、首筋を撫でられると、私の唇からは、甘い吐息がこぼれていった。
そんな私を見ると愛しげに目を細め、レオは私の額にそっとキスを落とす。
レオ「チョコよりも、カレンちゃんの方が甘いかも」
からかうように言われ、私は思わず頬を染める。
(からかってくるレオも、誠実なレオも、どっちも大好き…)
キッチンには、お菓子の焼ける甘い香りが漂い始めていた…―。
-----------------------
おわり
無課金派の私も利用しているアバターが買えたり、
ガチャが回せたり、彼目線のストーリーが買える裏ワザ!
↓↓↓
イケメン王宮★裏ワザ1
イケメン王宮★裏ワザ2
イケメン王宮★裏ワザ3
ジルvsレオルート レオ編のスウィートエンドです
以下ネタバレ
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翌朝…―。
レオ「ここは少し間違えやすいと思うんだけど」
いつも通りレオの授業を受けていると、
図を指し示そうとしたレオの指が、教科書に置かれていた私の手に触れた。
「あ…っ」
思わず頬を染めて手を引くと、
レオ「ごめん」
にっこりと笑って、レオは何事もなかったかのように授業を進める。
(どうしよう、胸が痛い…)
胸が痛いほどに高まって、私はぎゅっと目を閉じる。
しばらく、胸を押さえていると…
レオ「どうかした?」
心配そうに、レオが私の顔を覗き込む。
「う、ううん…」
そう答えながらも、私の胸は高鳴って…
(レオは、何ともないの…?昨日の事、どう思ってるんだろう…)
私は、微かな戸惑いを感じはじめた。
授業が終了した後、レオの部屋にはジルが訪れていた。
ジル「プリンセスの様子がおかしいようですが」
レオ「ああ、ちょっとね」
訳ありげに答えたレオに、ジルが呆れたようにため息をつく。
ジル「あまりプリンセスを動揺させるようなことはしないでください」
レオ「そんなに怒らないでよ」
レオ「恋は、押してから引けって言うでしょ」
ジル「貴方という方は…」
本を片付けながら、レオがふっと笑う。
レオ「…こんなに必死になったのって初めてだし、大目に見てよ」
そんなレオを見て、ジルは大きく息をついて部屋を出て行った。
授業を終えて部屋に戻ると、私は、先ほどのレオの仕草を思い返す。
(レオにとっては、何でもない事だったのかな…)
(でも、私は…)
―レオ「カレンちゃんは、たぶん俺のこと好きだよ思うよ」
昨日のレオの言葉を思い出し、私は何度も瞳を瞬かせた。
やがて一つ大きく息を吸い込むと、私は気持ちを決める。
(ちゃんと、気持ちを伝えてみよう)
その日の夕方…―。
(レオ、受け取ってくれるかな)
私は、レオに渡すため、もう一度ブラウニーを作っていた。
―レオ「カレンちゃんが本当にあげたい人ができたら、渡せばいいよ」
(レオに渡したい)
一生懸命に作っていると、
レオ「美味しそうだね」
レオが不意に姿を現す。
「レオ」
レオ「そのチョコ、誰にあげるの?」
突然の事に驚いていると、レオが余裕たっぷりに私に尋ねる。
「それは…」
(まだ、心の準備ができてない…)
口ごもる私に、レオがにっこりと微笑みかける。
レオ「教えてくれないと、今度は本当にキスしちゃうよ」
「……っ」
傘の下での出来事を思い出し、私は思わずレオを見つめる。
(レオにとっては、ただの冗談だったの…?)
(だけど…)
レオ「カレンちゃん?」
「…レオには、どうでもいいことだったのかもしれないけど」
「キスされそうになって気がついたの」
「だから、このチョコも、ちゃんと気持ちを伝えようと思って…」
熱に浮かされたようにそこまで言うと、私は心を決める。
そうして、レオにはっきりと告げた。
「私、レオの事が好き」
言ってしまうと、私の胸は不思議と穏やかに波うち、ただレオの呼吸が耳に響く。
しばらくの静寂の後、レオが静かに口を開いた。
レオ「…分かってないな、カレンちゃんは」
「え…?」
レオ「チョコも嬉しいけど…それより俺は」
レオ「カレンちゃんが欲しい」
そう言うとレオは私の顎を引き寄せて、
「…っ……」
私の唇を、ゆっくりと塞いだ。
やがて瞳を開くと、レオの真剣な眼差しが、私を見つめている。
レオ「どうでも良くなんてないよ」
レオ「俺も、カレンちゃんが大好き」
レオの言葉に、私は目尻を緩ませる。
(嬉しい…)
レオ「これからは、堂々と触っていいんだよね?」
そっと私の手を握ると、レオはいたずらっぽい微笑みを浮かべた。
「もう、レオ…っ」
頬を染めて言うと、レオにぎゅっと抱きしめられて…
「…っ」
私は、深く唇を奪われる。
何度もキスを繰り返しながら、レオは私の髪を優しく撫でる。
「…や…っ」
耳を撫で、首筋を撫でられると、私の唇からは、甘い吐息がこぼれていった。
そんな私を見ると愛しげに目を細め、レオは私の額にそっとキスを落とす。
レオ「チョコよりも、カレンちゃんの方が甘いかも」
からかうように言われ、私は思わず頬を染める。
(からかってくるレオも、誠実なレオも、どっちも大好き…)
キッチンには、お菓子の焼ける甘い香りが漂い始めていた…―。
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