徒然なるまままに

展覧会の感想や旅先のことを書いてます。

対決-(6)宗達、光琳、若冲、若冲、応挙、芦雪

2008-08-15 | 絵画
対決-巨匠たちの日本美術(6)宗達、光琳、若冲、若冲、応挙、芦雪
2008年7月8日~8月17日
東京国立博物館 平成館

宗達 vs 光琳

  • 重文 蔦の細道図屏風 俵屋宗達筆 6曲1双 京都・相国寺蔵;大胆な意匠。
  • 白楽天図屏風 尾形光琳筆 6曲1隻 個人蔵; 白楽天のポーズが大胆。
    この対決はよかった。

  • 重文 孔雀・立葵図屏風 尾形光琳筆 2曲1双 個人蔵(後期)
    普段バラバラに観賞していると意匠だから何とも思っていなかったが、縦に伸びる意匠を組み合わせた2曲一双。円と棒という組み合わせも面白い。

    若冲
  • 重文 仙人掌群鶏図襖 伊藤若冲筆 6面 寛政2年(1790) 大阪・西福寺蔵;西福寺を訪問しないと見れないかと思っていたのでうれしい。
  • 石灯籠図屏風 伊藤若冲筆 6曲1双 京都国立博物館蔵;スーラか?

    蕭白
    蕭白の作品をまとまって見るのは初めて。圧巻でした。
  • 重文 群仙図屏風 曽我蕭白筆 6曲1双 明和元年(1764) 文化庁蔵;八人の仙人を描くこの作品。董奉(あるいは麻衣子、扁鵲)、蕭史、鉄拐仙人、呂洞賓(あるいは陳楠)、林和靖、左茲、蝦蟇仙人、西王母。もと京都の京極家伝来というが。発注者もすごい感覚だ。
  • 寒山拾得図屏風 曽我蕭白筆 2曲1双 宝暦9~12年(1759~62)頃 個人蔵;素晴らしい墨遣い。
  • 鷹図 曽我蕭白筆 1幅 明和元~4年(1764~67)頃 兵庫・香雪美術館蔵;まっとうな絵画だが、「明大祖皇帝十四世玄孫蛇足軒、曽我左近次郎暉雄 入道蕭白画」とは大層な。
  • 重文 唐獅子図 曽我蕭白筆 2幅 明和元年(1764)頃 三重・朝田寺蔵;へたうま

    応挙 vs 芦雪
  • 重文 虎図襖 長沢芦雪筆 6面のうち4面 江戸時代・天明6年(1786) 和歌山・無量寺・串本応挙芦雪館蔵
    これほど大きな虎を描くとは。
  • 重文 保津川図屏風 円山応挙筆 8曲1双 江戸時代・寛政7年(1795) 京都・株式会社 千總蔵
    現代日本画の祖です。
  • 重文 山姥図額 長沢芦雪筆 1面 寛政9年(1797)頃 広島・厳島神社蔵

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