おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。
昨年はじめてビニールハウスを建設し、わずかながら(苗の数にして10ほど)のイチゴの苗を植えてみました。
しかし、収穫できた実はほんのわずか。
ただ、子株、孫株などの生殖活動は旺盛で、株数にしておよそ200株に増殖。
この冬から春にかけ、いちご食べ放題?をやるぞ~と意気込んでいるところです。
でも、イチゴってそもそもどうやって育てるの?という基礎知識がありません。
そこで、ネットで紹介されていた本を図書館で借りてきて勉強してみました。
「イチゴの基礎知識」(森下昌三著)です。
内容は、研究論文からの引用が多く、学術的にイチゴの生態をまとめている書籍です。
なので、専門用語ばかり。
私には、ちょっとハードルの高い文章ばかりでした。
ただ、わかったこともいっぱい。
まず、イチゴには、一季成りイチゴと四季成りイチゴがあること。
一季成りイチゴは自然状態では5月から6月頃に収穫期を迎える。四季成りイチゴは季節に関係なく、成長に応じて収穫期を迎える。
どっちのイチゴも、休眠を経て完全に覚醒する前に花芽をつけ実をつける。完全に覚醒すると、生殖に移り、実ではなく子株を増殖させる。
人に例えて言えば、起きる前にぬくぬくと布団の中で育つような環境が要るということ。
なんとわがままな・・・
イチゴは、わがままな子を育てるのと同じことをしないと、実を付けてくれないものなのでした。
ただ、ここのところの寒さで休眠状態は達成し、寝た子を起こす半覚醒状態に移行してきたようです。
写真中央の葉が育つところから、ぴょんと茎みたいなものが出て、さらにそこから葉っぱが出てくることが分化というようで、そこには花芽がつく。
どんどん育て!いちごちゃん。
土の中の有機肥料と空気中の二酸化炭素をたくさん取り込んで、おいしいイチゴになぁれ!
今日も素晴らしい1日を過ごしましょう。
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