おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。
科学の本を読んでみました。国立天文台副台長の渡部潤一さんが勧めていた「ぼくが宇宙人を探す理由」(鳴沢真也著)です。
著者が天文に興味を抱いた中学生時代のことから、実際に研究者になって世界中の仲間と研究している内容が書かれているものです。
宇宙人を探すには、宇宙人が発する電波を捉える。
これが、著者がすすめるSETI(セチ)という研究の方法です。
私は、アマチュア無線家です。私の発する電波が、もしかして宇宙人が傍受していたりして。。。なんて、思いながら読み進めました。
しかし、同じ地球内でもかすかな電波を拾うのに苦労している者として想うのですが、はるか彼方の星にいるかもしれない知的生命体が発する電波を受信するのは、相当難しいのではないかと。
だって、周波数も変調の方法などの電波形式もわからない元で、宇宙の雑音から知的な送信事実を拾うのです。
人間が拾うとしたら、たまたまその周波数を聴いていて、電波形式もあっていなければならないので、幸運でないとありえないのです。
昨今は、ビッグデータ解析ができるようになったから、膨大な録音データからそれらしきものをコンピュータが拾い出すようにしているのだろうか?
ただ、それらしきものと全くの雑音との区別は、これまた難しいんだろうなと想う次第。
しかし、無線傍受を研究の手段として現役で使っているものがあるとはビックリしました。
それとなく、ウチの中学生の目につくところに置いておこう。
今日も素敵な一日を過ごしましょう。
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