愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

核兵器禁止条約制定を目指す国連会議 期限ぎりぎりまで交渉!核兵器大国の無責任は回復できるか!不信感と核抑止力論が交錯しながら投票日になってしまう!

2017-07-07 | 核兵器廃絶

条約の中身は画期的内容だ!

しかし、だからこそ

「核軍事抑止力」論は継承しつつ

非人道的兵器保有に対する特殊な感想を保持しつつある!

被爆国の政治家としては

安倍政権と取り巻き連中の不道徳ぶり浮き彫りに!

ヒバクシャの悲痛な声は耳に、シンゾーに届かない!?

こんなことで時間を空費するのはもったいない!

NHK 核兵器禁止条約制定目指す国連会議 期限ぎりぎりまで交渉へ  7月6日 10時58分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170706/k10011045991000.html

国連本部で開かれている核兵器を法的に禁止する新たな条約の交渉会議は5日、最終の草案について議論を行いましたが、これまで国際的な核軍縮の枠組みだったNPT=核拡散防止条約と新たな条約の関係をどう位置づけるかをめぐって交渉参加国の意見がまとまらず、期限の7日までぎりぎりの交渉が行われることになりました。核兵器を法的に禁止する初めての条約制定を目指す交渉会議は5日核兵器の保有や使用と並んで威嚇も禁止し、核抑止の考え方を明確に否定した最終の草案について議論が行われました国際的な核軍縮の枠組みとしては、これまではアメリカやロシアなど限られた一部の国に核兵器の保有を認める一方で核軍縮の義務を負わせるNPTがありましたが、交渉では、核兵器の一切の保有を禁止する新たな条約とNPTとの関係をどう位置づけるかをめぐって交渉参加国の意見が分かれています。このうちNATOの加盟国の中で唯一交渉に参加しているオランダは、核兵器禁止条約の発効後もあくまでもNPTを優先して適用するべきだという意見を出しましたが、オーストリアなど他の国々はこの意見に反発し、合意には至りませんでした。会議の最終盤になって意見の違いが改めて表面化したことで、各国は期限の7日までぎりぎりの交渉を行うことになりました。5日は、国連本部の会議場に広島の被爆者でカナダ在住のサーロー節子さんが姿を見せ、各国の代表団に核兵器禁止条約をまとめるよう訴えるメッセージが書かれたカードを手渡していました。(引用ここまで

NHK 共産 志位氏 核兵器禁止の条約制定目指す国連の会議出席で訪米へ 7月5日 4時00分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170705/k10011042751000.html?utm_int=detail_contents_news-related-auto_001

共産党の志位委員長は、ことし3月に続いて、核兵器を法的に禁止する条約の制定を目指している国連の会議に出席するため、5日からニューヨークを訪問することにしていて、会議の成功に向け、最大限、貢献したい考えです。

ニューヨークの国連本部では、核兵器を法的に禁止する条約の制定を目指して、ことし3月に続いて、先月から2回目の交渉会議が始まっていて、核廃棄までの手順を示した新たな草案をめぐり議論が行われています。

これに合わせて、共産党の志位委員長は今月5日から9日までの日程でニューヨークを訪問し、国際的な国会議員ネットワークの一員として会議に出席するほか、各国の代表団や国連の関係者らと意見を交わすことにしています志位委員長は、ことし3月にも会議に出席していて、NHKの取材に対し、「いよいよ核兵器を法的に禁止する条約文が採択されるという歴史的な会議の成功に向けて、被爆国の政党として、最大限の貢献をしたい。必ず会議は成功すると確信している」と述べました。(引用ここまで


盧溝橋事件80年!現代的視点で見れば現在進行形の話満載!忘れてはならない日なのに赤旗を除けば新聞社説は東京新聞のみ!1900年から1945年まで大陸膨張主義・植民地主義・侵略主義を忘れるな!

2017-07-07 | 中国侵略と戦争責任

加害国である天皇制軍国主義国日本が忘れてはならない!風化させてはならない日だな!

天皇制政府はアジア欧米諸国と日本国民にどんな加害・非人道行為を行ったか!

侵略戦争は国内の自由人権民主主義を否定して初めて可能になったことを忘れるな!

日本の情報伝達手段のテレビ・新聞は7.7前後に特集を組め!

時事通信 習氏不在、式典控えめ=盧溝橋事件80年-中国 2017/07/07-17:09

http://www.jiji.com/jc/article?k=2017070700997&g=int

【北京時事】日中戦争の発端となった盧溝橋事件から80年となった7日、北京市郊外の盧溝橋近くの中国人民抗日戦争記念館で記念式典が開かれた。習近平国家主席がドイツを訪問中で、日中関係も改善に向けた動きが見えつつあるため、最高指導部メンバーの出席は見送られたもよう。節目の年だが、報道も控えめだった。国営中央テレビは、式典に約1000人が参加したと伝えたが、有力者の出席については触れなかった。2014年の式典には習氏が出席。その後は年を追うごとに出席者の党内序列の順位が下がっていた。中央テレビは盧溝橋事件に関する解説なども行ったが、習氏のドイツ訪問や空母「遼寧」の香港到着に関連するニュースなどに、より多くの時間を割いた。一方、7日付の共産党機関紙・人民日報は論評記事で「われわれは、抗日戦争の精神を高め、中華民族の偉大な復興の夢に向けて前進する」と訴えた。(引用ここまで)

中日/東京新聞 盧溝橋事件80年/歴史に「愚」を学ぶとき 2017/7/7

北京郊外で旧日本軍に銃弾が撃ち込まれた盧溝橋事件から八十年になる。これが八年間に及ぶ日中戦争の発端になった。止められた戦争と歴史は教える。
十三世紀にイタリア人のマルコ・ポーロが「東方見聞録」で「世界一美しい橋」と西欧に紹介した。橋のたもとには十八世紀の乾隆帝の筆による「盧溝暁月」の石碑も立つ。
一九三七年七月七日夜。日本軍の支那(しな)駐屯軍は盧溝橋近くで夜間演習をしていた。橋の東岸には宛平県城があり、城を守る中国兵の姿があった。演習前に中隊長は「支那兵に向けて、挑発的な行為や言動があってはならない」と訓示している。
午後十時半ごろ。いったん夜間演習を中止するため、伝令を走らせると、背後から三発の銃声が襲った。ひゅー、ひゅーと、空気を切って飛ぶ、弾丸の飛行音が聞こえた。さらに十数発もの弾丸が…。兵隊たちの頭上をかすめて続けざまに実弾が飛んだのだ。
けたたましいラッパが鳴った。残る二個中隊と機関銃中隊、歩兵砲隊が動きだした。大隊が集結したのは翌午前三時ごろである。また三発の銃声があった。
北京市内にいた連隊長の牟田口廉也は緊急連絡に「敵に撃たれたら撃て」と指示した。総攻撃の命令に他ならなかった。
中国国民党の指導者蒋介石は日記に「倭寇(わこう)は盧溝橋で挑発に出た。(中略)われわれを屈服させようというのだろうか?」「宛平県城を固守せよ」(蒋介石秘録)と書いた。
盧溝橋事件で日本軍は死傷者を出したわけではない。また、誰が発砲したのか、いまだに諸説あって不明なのである

それなのに国内では既に「蒋介石など一撃で倒せる」という「強硬論」が沸き立っていた。参謀本部の作戦課長、陸軍省でも軍事課長らが主張した。陸相の杉山元ら幹部も拡大論だった。むろん不拡大論を強く主張する者もいた。参謀本部作戦部長の石原莞爾がそうである。戦争指導課や陸軍省軍務課の多くも「不拡大論」であった。軍部の中でも「拡大」「不拡大」の意見が真っ二つに割れていたのである。
首相の近衛文麿は不拡大方針だった。かつ現地で停戦協定が成立したにもかかわらず、華北への派兵が決定し、戦争拡大へと歯車は動きだした。

盧溝橋事件は幾重にも謎に包まれている。それなのに戦争を始める。「愚」である。不要な戦争であった。

七月十七日になると蒋介石も「最後の関頭」と呼ばれる有名な談話を発表した。徹底的な抗戦で民族を守る決意の言葉である。そして、中国国内で対立していた国民党軍と共産党軍とは「国共合作」で手を結び、ともに抗日戦争を戦うことになった。
日中戦争は華北での戦闘ばかりか、上海での戦闘もはじまり、日本からは派兵に次ぐ、派兵…。全面戦争に陥った。泥沼の戦争と化していったのである。
終結の見通しもなく戦争を始めるのも「愚」、莫大(ばくだい)な戦費を考えないのも「愚」である。首都・南京を陥れても奥地へ逃げられると考えないとしたら、これも「愚」である。背後からソ連に突かれないと信じた「愚」もある。

そもそも戦争の公式目的が「中国を懲らしめるため」である。そんな荒っぽい理屈が当時の国際社会に受け入れられるはずもない。戦争の名目さえ立たなかったのも「愚」である。

むろん途中で幾度か和平の道も探られた。しかし、そのたびに日本は相手に厳しい要求をするため、和平はとても成立しなかった。寛容さがあれば、戦争を止めることもできた。和平を台無しにした「愚」もあるのだ。

日中戦争ばかりでない。三一年の満州事変は、何と日本の「自衛権」の発動として引き起こされた。それ以後、中国東北部は日本軍の占領下に置かれ、やがて満州国がつくられた。日本の傀儡(かいらい)国家としてである。この問題については、有名なリットン調査団が報告書をつくり、三三年に国際連盟総会で採択が行われた。その報告書に不満を持った日本一国のみ「反対一票」を投じ、国際連盟を脱退した。日本の国際的な孤立はこのときから始まる。この「愚」こそ、日中戦争にも、のちの太平洋戦争にも確実に結び付いている。

戦争の歴史は私たちに示唆に富んだ教訓を与える。戦後七十二年になる今、平和主義の道を進んできた日本が「戦争のできる国」へと変質しつつある。こういう時こそ、歴史の「愚」を学ぶときであろうと思う。(引用ここまで

赤旗主張 盧溝橋事件80年/侵略と戦争の歴史繰り返すな 2017年7月7日(金)

日本の中国への全面侵略戦争のきっかけとなった、1937年7月7日の「盧溝橋事件」から80年の節目です。

当時満州と言われた中国東北部への侵略(「満州事変」=31年)に続き、北京近郊の盧溝橋(橋の名前)付近で日本軍と中国軍が交戦したのを機に日本の中国侵略は全土で本格化し、41年のアジア・太平洋戦争の開戦を経て、45年の敗戦まで悲惨な戦争が繰り広げられたのです。敗戦後公布された憲法は、「政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにする」と宣言しました。侵略と戦争を繰り返さないことが重要です。

侵略拡大のきっかけに

「盧溝橋事件」は、「満州事変」の後、中国東北部や華北などに侵略を拡大していた日本軍が、北京近郊の中国軍が布陣するすぐそばで夜間軍事演習を強行し、何者かが日本軍に発砲し、1人の日本兵が一時行方不明になったことを口実に、軍事行動を開始したものです。事件を起こしたのは1900年の「義和団」事件後、北京や天津周辺に派兵されていた「駐屯軍」で、現地では停戦の話し合いも行われましたが、陸軍中央は「一撃」のもとに中国をやっつけると、「満州事変」を起こした関東軍や朝鮮軍、本土各地からの大量の軍隊を増派、戦線を拡大したのです。

「駐屯軍」はもともと領事館の保護などに目的が限定された軍隊で、大規模な兵力増強や夜間演習などは挑発行為です。しかも事件後日本軍が増強され戦線が拡大する中で「駐屯軍」そのものが廃止され、文字通り領土と権益拡大の侵略の軍隊に組み込まれます

盧溝橋事件の後、日本軍の侵略は上海、南京など主要な大都市だけでなく、中国大陸奥深くにまで広がり、大量の中国人などを犠牲にした南京大虐殺37年12月)や無差別爆撃として知られる重慶爆撃38年)など国際的大事件を引き起こし、中国の国土と国民に大きな被害を及ぼしました。「三光作戦」と呼ばれた「焼き尽くし、殺し尽くし、奪い尽くす」という残虐な行為や、労働者などの「強制連行」日本軍「慰安婦」などの悲劇はいまも責任が問われています。

盧溝橋事件から4年後、アジア・太平洋戦争に日本が突入したこと自体、アジア・太平洋地域での資源などの確保とともに、国際的批判に逆らって中国大陸での不当な戦争を続けるためでした。15年にわたった戦争によって亡くなった犠牲者は中国を含むアジアで2000万人以上日本人だけでも310万人以上と言われています。歴史の誤りを直視し、戦争の悲劇を繰り返さないことは、いまも生かすべき大切な教訓です。

「戦争する国」許さず

安倍晋三首相をはじめ過去の侵略戦争を肯定・美化する勢力は、日本の侵略戦争や植民地支配の誤りを認めず、アメリカなどとともに再び「戦争する国」になろうとしています。4年半前に安倍首相が政権に復帰した後の、「秘密保護法」の制定、安保法制=「戦争法」の強行、つい先日の国会での「共謀罪」法の制定など、「戦争する国」になろうとする危険な策動は枚挙にいとまがありません。盧溝橋事件から80年の今こそ、「政府の行為」によって、再び戦争の惨禍を起こさない決意を新たに、改憲阻止などに力を合わせ、力を尽くそうではありませんか。(引用ここまで

神戸新聞 盧溝橋事件80年 100歳元兵士「無謀な戦い」 2017/7/7 07:01

https://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201707/0010347640.shtml

1937(昭和12)年7月7日、中国・北京郊外で起きた「盧溝橋(ろこうきょう)事件」により日中戦争が始まって80年。中国東北部の旧満州国に出兵した姫路市の中村仁一(にいち)さん(100)は、戦線が拡大して泥沼化し、太平洋戦争へとつながっていく過程を今も証言できる数少ない一人だ。断片的だが鮮明に残る記憶をゆっくりとたどりながら、「無謀な戦いだと当時から分かっていた」と繰り返す。(小川 晶)

ロシア革命が起こり、第1次世界大戦で米国がドイツに宣戦布告した1917(大正6)年生まれ。「原爆詩集」を著した詩人の峠三吉や、戦没したプロ野球の名投手、沢村栄治が同年に生を受けている。

家島本島(現・姫路市)で育ち、尋常小学校6年間の課程を終えると京都の呉服屋に住み込みで働いた。「臨時召集ノ爲メ野砲兵第十連隊ニ應召」。中村さんの軍歴書類は、20歳だった38(昭和13)年1月の記述から始まる。

「みんな兵隊にとられとるし、嫌がったら国賊や。お国のために死ぬ善しあしなんて考えもせんかった」

部隊は、旧ソ連領に近いハイラルで国境守備隊に編入される。翌39(同14)年5月、日ソの紛争「ノモンハン事件」が発生。圧倒的な兵力差により守備隊は大きな被害を受けるが、中村さんは後方での勤務を命じられて助かった。

かん口令が敷かれ、前線の詳しい様子は分からなかったが、200人ほどいたある部隊で戻ってきたのは10人足らず生き残った兵士が「弾を撃ったらあかん。全然効かんし、猛烈な仕返しがくるだけや」と漏らすのを聞いた。

中村さんは、40(同15)年8月に召集が解除されるまでハイラル周辺で警備に携わった。その間も、日本軍は中国大陸で戦線を拡大。同僚と「国が広くて、人口も多い中国相手に勝てるんやろうか」と話したことを覚えている。

家島に戻った1年後、再び召集され、今度は南方へ。太平洋戦争開戦直後に日本軍が占領した現在のマレーシアで、経理担当の下士官として衣料の管理や修繕などに当たり、46(同21)年5月に復員した。

軍歴書類に記された兵役の通算は、7年4カ月。戦争に染まった20代を、中村さんは「悔やんでもしゃあないし、戦後の生活の支えになった思うとる。『戦争がなかったらこんなことできた』いうんは、考えるだけやぼやから」と努めて肯定的に振り返る。

一方で、戦争に意義を感じていたわけではない、とも強調する。戦地での数々の体験で「無謀な組織が無謀な戦いを進めている」と気付いたためという。

中国軍から奪った旧式の武器を前線で使うほど貧弱な装備。ノモンハン事件でソ連軍の装甲の厚い戦車を目の当たりにすると、体一つで近づいて手りゅう弾で攻撃する訓練が始まった。「自分の体は自分で守れ」と命の大切さを訓示した上官が、ありがたくもあり、浮いた存在にも見えた。

「一兵卒でも『こんなんで勝てっこない』って分かるような戦争を延々と続けて、庶民が当たり前のように死んで。軍のお偉いさんたちは、どんな価値観で指揮しとったんやろうなあ」

【盧溝橋事件】1937年7月7日、中国・北京郊外の盧溝橋で発生した日中間の軍事衝突。銃声をきっかけに、演習中の日本軍と橋を守備する中国軍との間で戦闘になり、全面戦争に突入する。日本は南京を占領するなど戦線を拡大したが、中国を支援する米英などとの対立が深まり、41年12月8日の太平洋戦争開戦へとつながった。(引用ここまで

盧溝橋事件から7日で80年、日中戦争の発火点、大陸舞台に8年間の戦火、傷跡は今も両国に重く

recordchina 配信日時:2017年7月7日(金) 12時50分

 

http://www.recordchina.co.jp/b183616-s0-c30.html

 

盧溝橋事件から7日で80年、傷跡は今も両国に重く

画像ID  570040

 

日中戦争の発火点となった1937年7月7日の「盧溝橋事件」から80年となる。偶発的な衝突は全面戦争に発展。45年8月の終戦まで8年間にわたった戦火の傷跡は、今も日中両国に重くのしかかっている。写真は盧溝橋。

2017年7月7日、日中戦争の発火点となった「盧溝橋事件」から7日で80年。北京郊外で起きた偶発的な衝突だったが、その後中国大陸を舞台にした全面戦争に発展。中国側は日本による侵略戦争と位置付ける。1945年8月の終戦まで8年間にわたった戦火の傷跡は、今も日中両国に重くのしかかっている。

盧溝橋は北京西郊の永定河に架かる石橋。13世紀に中国を訪れたマルコ・ポーロの「東方見聞録」にも登場する。義和団事件後の1901年、北京議定書で清朝が外国軍隊の認め、欧米列強はほぼ撤退したが、日本軍は邦人保護などを理由に盧溝橋周辺に駐屯していた

1937年7月7日、夜間演習中の日本軍が実弾射撃音を聞いたことをきっかけに近くにいた中国兵との戦闘になった。中国では「七七事変」と呼ばれる。宣戦布告なき戦争は、やがて中国全土に拡大。盧溝橋事件から1年余の間に日本軍は、中国の主要都市と交通路のほとんどを占領したが、それはいわば「点と線」の支配にすぎず、中国共産党と国民党は「国共合作」で抵抗した。

中国政府によると、泥沼化した日中戦争の犠牲者は3500万人。1972年9月の日中共同声明には「日本側は過去において、日本国が戦争を通じて中国国民に重大な損害を与えた責任を痛感し、深く反省する」との文言が盛り込まれたが、戦争の歴史をめぐる論争は現在も続いている。

例えば、中国側が一般市民を含め30万人が虐殺されたと主張する37年12月の南京事件。日本政府は「非戦闘員の殺害や略奪行為等があったことは否定できない。被害者の具体的な人数については諸説あり、どれが正しい数かを認定することは困難」との立場だが、中国政府は昨年12月、安倍晋三首相が米ハワイの真珠湾を訪問した際、「南京には来ないのか。中国にも弔うべき場所が多くある」などと非難した。

こうした中、中国国営新華社通信によると、盧溝橋近くにある「中国人民抗日戦争記念館」は80周年に合わせ、米国が日本占領後に集めた事件当時の日本政府の電報や文書を整理、編集した「日本中国侵略密電•七七事変」を刊行した。3編に分かれ、計51冊に上る大作で「日本軍国主義の『自供書』であり、また侵略の罪行の確固とした証拠」としている。

一方、日中戦争の当事者だった国民党が逃れた台湾は、盧溝橋事件80周年に背を向けている。台湾メディアによると、台湾国防部は事件から5年ごと10年ごとの節目の年に記念展を開いてきたが、今年は開催を見送った。その背景には独立志向が強い民進党・蔡英文政権が進める「脱中国化」の動きがあるとみられ、波紋を広げている。(編集/日向)(引用ここまで

 


日本のテレビはG20における安倍首相の対北朝鮮政策=圧力一辺倒政策を垂れ流す!対話=平和的手段を使った解決策模索は軽視乃至隠ぺい=黙殺!国民の選択肢を奪う!ここに憲法形骸化浮き彫り!

2017-07-07 | マスコミと民主主義

北朝鮮への圧力か!対話と交流を使った平和解決か!

国連で行われている核兵器禁止締結の動き全くリンクさせず!

G20サミットで対中会談から逃げる安倍首相!中韓会談を見ると浮き彫りに!平和的手段を拒む安倍首相の無能無策無責任を正さず応援情報を垂れ流すNHK浮き彫りに! 2017-07-07 | マスコミと民主主義

テレビ朝日 「いつでも金委員長と会う」韓国大統領が対話強調 (2017/07/07 08:01)

http://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000104825.html

韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、日米韓首脳会談に先立ってベルリンで講演し、北朝鮮との対話の必要性を改めて訴えました。文大統領は6日、ドイツの財団から招待された講演で、北朝鮮のICBM(大陸間弾道ミサイル)発射について「非常に失望した」と非難しました。南北の対話再開をアメリカと中国も支持しているとしたうえで、「いつでも、どこでも金正恩委員長と会う用意がある」と述べました。また、平昌(ピョンチャン)オリンピックへの北朝鮮の参加を訴えました。ただ、国際社会が北朝鮮への圧力を強めるなか、実現できるかは不透明です。(引用ここまで

FNN 日米韓首脳会談 「北」への圧力強化で連携 07/07 06:25

http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00363553.html

ドイツを訪れている安倍首相は6日、G20サミット(主要20カ国・地域首脳会合)を前に、日本、アメリカ、韓国3カ国の首脳会談に臨み、挑発を続ける北朝鮮に対して3カ国が連携し、圧力をかけることで一致した。日米韓3カ国首脳は、北朝鮮に自制を促すために、中国の役割は重要だとの認識で一致し、会談の冒頭、トランプ大統領は、圧力強化に向けて、引き続き中国に協力を求める考えを示した。トランプ大統領は、「(習近平国家主席を見限ったのか?)見限っていない」と述べ、「中国に失望しているか」との質問には無言だった。会談で3カ国首脳は、北朝鮮への対応に関し、「連携して圧力を強化すること」や、「中国が役割を果たすように働きかけること」、それに「アメリカが北朝鮮への制裁で中国企業を対象としたことに、日本と韓国もアメリカと連携していくこと」の3点を確認した。また、G20サミットで、北朝鮮に対して強いメッセージを発出できるように連携していくことでも一致した。会談の中で、安倍首相は、「対話のための対話では意味がない。北朝鮮に圧力をかけることが必要不可欠だ」と強調した。(引用ここまで

テレビ朝日 圧力強化は一致、北朝鮮との対話では温度差 日米韓 (2017/07/07 05:51)

http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000104824.html

G20サミットに出席するためにドイツを訪問中の安倍総理大臣は、日米韓3カ国の首脳会談に臨み、北朝鮮問題で連携を強化する方針で一致しました。

 (政治部・藤川みな代記者報告)
 初めて一堂に会した3人の首脳は、北朝鮮への圧力を強化するために3カ国が国際社会をリードしていく方針を確認しました。
 アメリカ、トランプ大統領:「(Q.中国の習近平主席に見切りを付けるのか?)決して諦めない」
 会談に先立ってトランプ大統領は、今後も中国に北朝鮮への働き掛けを期待する考えを示しました。会談では、北朝鮮への石油の輸出禁止などを念頭に「中国がさらに大きな役割を果たす必要がある」という認識で一致しました。初めての会談で緊密な連携を確認した3カ国ですが、会談前の記念撮影では握手を交わすこともなく、ぎこちない雰囲気が漂っていました。北朝鮮との対話を巡っては、融和的でハードルが低い韓国と強硬な日米との間で温度差があります。ミサイル防衛についても、韓国がTHAADの早期配備に慎重で、一枚岩とはいえない状況です。北朝鮮のミサイル技術が着々と向上するなかで、日米韓3カ国が足並みをそろえられるかが迫られます。(引用ここまで

日テレ 日米韓首脳会談 北朝鮮への圧力強化で一致 2017年7月7日 05:49

http://www.news24.jp/articles/2017/07/07/04366359.html

ドイツを訪問中の安倍首相は、日本時間の7日未明、日米韓の3首脳による会談に臨んだ。北朝鮮の弾道ミサイル発射を受けて圧力を強化していくことで一致した。安倍首相は、北朝鮮との対話を重視する韓国の文大統領に対し、まずは圧力強化が大事だと連携を呼びかけた。会談の中で安倍首相は、今月4日に北朝鮮が弾道ミサイルを発射したことを受けて、「北朝鮮は真剣に対話する意思がないことを示すものだ」「国際社会による圧力を一段引き上げる必要があると訴えた。その上で、対話のための対話は全く意味がなく、今は圧力をかけ続けることが必要だ」として、北朝鮮との対話を重視する文大統領にも連携を呼びかけたその上で3首脳は、「緊密に連携して北朝鮮にさらに圧力をかけていくこと」や「中国にさらに大きな役割を果たすよう求めていくこと」などで一致したまた、この後、圧力強化に慎重な中国やロシアの首脳も参加するG20首脳会議で、北朝鮮に対し強いメッセージを打ち出せるよう連携する方針を確認した。(引用ここまで

FNN 日米韓首脳、「北」への圧力強化など協議 07/07 05:00

http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00363548.html

ドイツを訪れている安倍首相は6日、G20サミット(主要20カ国・地域首脳会合)を前に、日本、アメリカ、韓国3カ国の首脳会談に臨んだ。8日から開催されるG20サミットでは、北朝鮮の核・ミサイル開発問題も主要な議題の1つで、日米韓3カ国首脳は、連携して議論をリードしていくことを確認したとみられる。今回の3カ国首脳会談は、アメリカのトランプ大統領と韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が就任後、初めて開かれた。会談では、北朝鮮が、4日にICBM(大陸間弾道ミサイル)を発射するなど脅威が増していることをふまえ、3カ国が連携して、国際社会による北朝鮮への圧力の強化を主導していく方針で一致したとみられる。さらに、北朝鮮に対する制裁の強化に慎重姿勢を見せる中国やロシアに対して、さらなる役割を果たすよう、働きかけていくことを確認したとみられる。しかし、対話より圧力を強める方針の日米両国と、文大統領就任以降、対話路線を掲げる韓国とで、北朝鮮に対する姿勢には若干の温度差があり、3カ国が、いかに1枚岩になれるかが今後の焦点となる。(引用ここまで

 

日テレ 中韓首脳会談、北問題「平和的解決」で一致 2017年7月7日 02:03

http://www.news24.jp/articles/2017/07/07/10366350.html

G20首脳会議出席のためドイツを訪れている中国の習近平主席と韓国の文在寅大統領が初めて会談し、北朝鮮問題について、対話を通じて平和的解決を目指すべきとの考えで一致した。中国外務省によると、会談で習主席は北朝鮮問題について、「対話を通じて問題を解決することを堅持する」との中国の立場を伝えた。文大統領も、「制裁を通じて北朝鮮の態度を変化させると同時に、平和的解決にむけた努力が必要だ」と述べ、協調姿勢を示した。また、韓国大統領府によると、文大統領がG20首脳会議の場で、各国が足並みをそろえて対応する意志を示すべき」と述べたのに対し、習主席は首脳間で共通認識を導き出せるか、協力姿勢で臨む」と応じたという。(引用ここまで

テレビ朝日 「対話による解決」で一致 北朝鮮めぐり中韓首脳  (2017/07/06 21:35)

http://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000104812.html

中国の習近平国家主席と、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領がドイツのベルリンで会談し、北朝鮮のICBM(大陸間弾道ミサイル発射)を容認せず、対話による問題解決に向け連携を図っていくことで一致しました。7日に開幕するG20サミットに出席するためドイツを訪れている習主席と文大統領は6日、ベルリンで初めて会談しました。習主席は、「地域の平和と発展を守るためにともに努力してほしい」と述べ、文大統領は、「経済面だけでなく、北の非核化、朝鮮半島の平和体制構築のために極めて重要な協力関係にある」と応じました。会談では、北朝鮮のICBM発射を容認せず、核の廃棄や挑発行為の中止を求め、対話を通じた解決に向け協力していくことで一致しました。一方、アメリカの迎撃ミサイルシステム「THAAD」配備問題については踏み込んだ議論にならなかった模様です。(引用ここまで

テレビ朝日 日中首脳会談8日で調整 対北朝鮮で働きかけへ (2017/07/06 18:55)

http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000104800.html

北朝鮮への圧力強化に向け、日中首脳会談を8日に行う方向です。政府は、ドイツを訪問している安倍総理大臣が、中国の習近平国家主席と8日に会談を行う方向で最終調整に入りました。会談が実現すれば、去年の11月にペルーで行われて以来となります。安倍総理は、弾道ミサイルの発射を繰り返す北朝鮮に対して、中国がさらなる役割を果たすよう働き掛ける考えです。また、安倍総理は、アメリカのトランプ大統領とも日本時間の8日夜に首脳会談を行います。(引用ここまで


G20サミットで対中会談から逃げる安倍首相!中韓会談を見ると浮き彫りに!平和的手段を拒む安倍首相の無能無策無責任を正さず応援情報を垂れ流すNHK浮き彫りに!

2017-07-07 | マスコミと民主主義

安倍政権の圧力一辺倒情報を一方的無批判的にに垂れ流すNHK!

安倍語録は失政を糊塗するものだ!

言ってることはいつもいつもワンパターン!

NHK   日米韓首脳会談 3か国が連携し北朝鮮へ圧力で一致  7月7日 7時08分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170707/k10011047691000.html?utm_int=news-international_contents_list-items_005

 

主要20か国の首脳らが出席するG20サミットは、7日夕方ドイツで開幕します。これを前に安倍総理大臣は日米韓3か国の首脳会談に臨み、弾道ミサイルの発射を繰り返す北朝鮮に対し、国連安全保障理事会で厳しい措置を含む新たな決議の採択を目指すとともに、G20サミットでも強いメッセージを発出できるよう連携していくことで一致しました。

主要20か国の首脳らが出席して、世界経済の持続的な成長に向けて意見を交わすG20サミットは、日本時間の7日夕方、ドイツ第2の都市ハンブルクで開幕します。
7日未明にハンブルクに到着した安倍総理大臣は、G20サミットを前に、トランプ大統領、韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領との日米韓3か国の首脳会談に臨みました。日米韓3か国の首脳会談が行われるのは去年3月以来のことで、トランプ大統領、ムン大統領が就任してからは初めての開催となります。
この中で安倍総理大臣は、北朝鮮がICBM=大陸間弾道ミサイルの発射に成功したと発表したことについて、「北朝鮮には真剣に対応する意思などないことを示すものだ。国際社会による北朝鮮への圧力を一段引き上げる必要がある」と述べました。そのうえで、安倍総理大臣は対話のための対話では全く意味がなく、真剣な対話を促すためにも圧力をかけていくことが不可欠だ。国連の安全保障理事会で厳しい措置を含む新たな決議の採択に向けて日米韓で引き続き連携していくべきだ」と述べました。
そして会談では、北朝鮮に対して3か国で圧力を強化し、アメリカが中国企業などに制裁を科したことにも協力していくことを確認しました。さらに、中国がより積極的な役割を果たすよう働きかけていくほか、国連安全保障理事会で厳しい措置を含む新たな決議の採択を目指すとともに、G20サミットでも強いメッセージを発出できるよう連携していくことで一致しました。

トランプ大統領「決して諦めない」

北朝鮮に対する圧力を強化するよう中国に求めてきたアメリカのトランプ大統領は、日米韓3か国の首脳会談の場で記者団から「中国の習近平国家主席については諦めたのか」と問われたのに対して、「決して、諦めない」と述べました。また「中国に失望しているか」という質問には答えませんでした。

韓国外相「北の態度を変えるためにともに努力」

日米韓3か国の首脳会談に同席した韓国のカン・ギョンファ(康京和)外相は6日、記者団に対し、北朝鮮がICBM=大陸間弾道ミサイルの発射に成功したと発表したことについて、「3か国の首脳は、北の態度を変えるために経済制裁をさらに強める必要があるとして、ともに努力することを確認した」と説明しました。そのうえでムン大統領は北朝鮮が核開発を凍結した段階で対話に乗り出し、それから段階的に北朝鮮の核放棄を達成することを目指すべきだと主張したということです
また3か国の首脳は、7日から始まるG20サミットを通じて、ほかの国々の首脳たちとも、北朝鮮の核・ミサイル問題について突っ込んだ話し合いをする必要があるという点でも一致したとしています。(引用ここまで
 
NHK 日韓防衛相が電話会談 北朝鮮対応で緊密に協力で一致   7月6日 23時56分
 
 
稲田防衛大臣は、北朝鮮による弾道ミサイルの発射を受けて、6日夜、韓国のハン・ミング(韓民求)国防相と電話で会談し、「脅威が深刻化している」として、北朝鮮の挑発行動を阻止するために日韓両国や日米韓3か国で、緊密に協力し対応していくことで一致しました。

北朝鮮が4日、弾道ミサイルを発射し、「ICBM=大陸間弾道ミサイルの発射実験に初めて成功した」と発表したことを受けて、稲田防衛大臣は、6日午後9時ごろからおよそ20分間、韓国のハン・ミング国防相と電話で会談しました。この中で、稲田大臣は「北朝鮮による弾道ミサイルの発射は、国連安全保障理事会の決議などに明白に違反しており断じて容認できず、日米韓3か国に対する脅威も深刻化している」と述べました。
これに対し、ハン国防相は「地域と国際社会に対する深刻な挑戦であり、強く非難する。北朝鮮の核・ミサイル問題を早期に解決すべく、日本を含む国際社会と緊密に協力したい」と応じ、日韓両国や日米韓3か国で、緊密に協力し対応していくことで一致しました。(引用ここまで

NHKと時事通信とではニュアンスが大きく違っている!

安倍首相とは全く違っている!

時事通信 韓国大統領、北朝鮮の吸収統一推進せず=「体制保障」を断言 2017/07/06-22:49

【ベルリン時事】韓国の文在寅大統領は6日、訪問先のベルリンで演説し、北朝鮮に核・ミサイル開発の放棄を求めるとともに「われわれは北朝鮮の崩壊を望んでおらず、いかなる形態の吸収統一も推進しない」と断言した。また「北朝鮮の体制の安全を保障する朝鮮半島の非核化を追求する」と述べた。さらに「正しい条件が整い、朝鮮半島の緊張・対立局面を転換する契機となるなら、いつ、どこでも、金正恩朝鮮労働党委員長と会う用意がある」と表明した。(引用ここまで

 

日中会談開催ないまま中韓会談が行われている!

安倍首相の対中朝敵視政策の結果浮き彫り記事!

国民は安倍首相に対中朝会談をやれ!と要求を!

THAAD配備に対する報道も違っている!

中韓対立を印象づけるNHK!

NHK 中韓首脳 北朝鮮対応は一致もTHAAD配備は隔たりか    7月6日 22時35分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170706/k10011047001000.html?utm_int=news-international_contents_list-items_025

北朝鮮がICBM=大陸間弾道ミサイルの初めての発射実験に成功したと発表する中、中国の習近平国家主席と韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領がドイツで会談し、北朝鮮に核の放棄と軍事挑発の中止を求める方針では一致した一方、迎撃ミサイルシステムの韓国配備などをめぐっては立場に隔たりが残りました。

G20サミットに出席するためドイツを訪れている習近平国家主席とムン・ジェイン大統領は、6日、ベルリンで会談し、冒頭、習主席が大統領選挙でのムン氏の当選に改めて祝意を述べました。そのうえで「この機会をとらえて、両国の関心事について意見を交換したい。地域の平和と発展を守るためにともに努力してほしい」と述べました。
これに対し、ムン大統領は中国との関係を重視している。両国は、経済面だけでなく、北の非核化、朝鮮半島の平和体制構築のために極めて重要な協力関係にある」と応じました。
北朝鮮がICBMの初めての発射実験に成功したと発表する中、両首脳は、国連安全保障理事会の決議に基づく制裁と対話の両方を通じて、北朝鮮に核の放棄や軍事挑発の中止を求める方針では一致したということです。
一方、中国側によりますと、習主席はわれわれは、大局的な見地から、長期的な視野で、互いの核心的な利益と重大な関心を尊重するべきだ」と指摘しました。そして「韓国側は、中国の正当な関心を重視し、両国関係の改善と発展のために、障害を取り除くよう望む」と述べ、THAADの配備に反対する立場を改めて示し、配備の撤回は考えていないとするムン大統領との間で立場の違いが残りました。(引用ここまで

時事通信 対北朝鮮「対話解決を」=関係改善アピール-中韓首脳初会談 2017/07/06-22:33

http://www.jiji.com/jc/article?k=2017070601115&g=int

【ソウル、北京時事】中国の習近平国家主席と韓国の文在寅大統領は6日、訪問先のベルリンで会談した。韓国政府によると、両者は北朝鮮問題に関し、対話を通じた平和的解決に向け、両国が「意思疎通と協力を強化する」ことで一致。首脳レベルを含む相互訪問や対話を継続していくとし、冷却化していた関係の改善を印象付けた。
 文氏の就任後、中韓首脳会談は初めて。両首脳は文氏が適切な時期に訪中することで同意。文氏は来年2月の平昌冬季五輪を機に訪韓するよう習氏に要請した
 対北朝鮮をめぐっては、習氏が南北が和解と協力を通じ、自主的で平和的な統一の基盤を築くことを期待する」と強調。対話再開や関係改善を模索する文政権への支持を表明した。文氏は核問題解決に向けた中国の役割を評価した。
 また、習氏は「北朝鮮の核・ミサイル開発阻止へ最大限努力中だ」と述べ、4日の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射は「重大な事件」と指摘。文氏が20カ国・地域(G20)首脳会議で「対話を通じた平和的解決に向けて共同で努力する意思を表明することが必要」と訴えると、習氏は「協力的な姿勢で臨む」と応じ、強硬姿勢で圧力を強めるトランプ米政権とは対照的な両者の姿勢が浮き彫りとなった
 中国メディアによると習氏は関係改善に意欲を示した上で、在韓米軍への最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」配備を念頭に「韓国は中国の正当な懸念を重視し、適切に問題に対処し、関係改善・発展のため障害を除去してほしい」と撤回を要望。文氏は中国側の懸念を十分に理解している。中国との意思疎通を深めたい」と応じた。(引用ここまで