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▲石原産業元工場長ら逮捕。私の感想

■11月6日、朝から電話を頂く。「全容解明のスタートであって欲しい」

 朝早くから、マスコミ各社から、「今日逮捕ですよ」と電話を頂いた。始めてフェロシルトと出会って、4年以上になってしまったが、この逮捕が終わりではなく、全容解明へのスタートであって欲しい。

■11月7日、各社朝刊を読んで・・・

 副工場長とは、8市民団体で行った、三重県と石原産業との3者懇談会で出会った。平成17年5月16日、三重県四日市庁舎でのことだった。とにかく彼はしゃべった。自信満々に。そのときの録音も残っているが、とにかく良い商品であり自治体からの引き合いもあり、もう近々決まるとも言っていた。大阪本社から来た環境担当の上層部の人間も、放射能は問題ないとか、難しい言葉を並べて、能弁にフェロシルトの良さを語った。副工場長は、この頃から、市民団体の前に現れることは、なくなっていった。

 朝刊を読み、副工場長以外にこの人は、きっと逮捕されるだろうと思っていた人も含まれており、やっぱり!と思った。三重県・岐阜県の告発後、警察からも事情聴取されているはずであり、副工場長の側近として動いていたのだと思う。

 しかし、逮捕者には、東海三県のフェロシルト撤去担当者(リーダー)が含まれており、新聞記事でその名前を見て、石原産業の非常識さを改めて感じている。 

 でも、新聞に、ひとつ期待できる記事が載っていた。フェロシルトを扱っていた業者の立件もされるようだ。とにかく、たくさんの企業とたくさんの人が関わった今回の事件。全容解明を望むのみ。もちろん、石原産業上層部の責任も。

■たくさんの方々のおかげで

 もう少し愛知県が真剣に耳を傾けてくれたらとか、もう少し早くマスコミが早く取り上げてくれていたらとか、残念に思うことはたくさんある。しかし、瀬戸市で赤い水が出たのがきっかけで、たくさんの市民団体や住民の方々、そして、研究者の方々が関心を持ち、動き始めてくださり、本当によかったと思っている。そんな動きがなかったら、このような大きな問題にすることはできなかった。

  来週の愛知ネットワークと愛知県との懇談会で、フェロシルトの問題も取り上げる予定。愛知のフェロシルト問題の解決は、まだまだこれから・・・。

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