「遊び」と銘打ってしまうとなかなか終われません。
先日の日経新聞で「一度は尋ねたいブリュワリー」特集で、堂々の2位。
修善寺の南に2014年にオープンしたベアードブリュワリー。
友人に誘われて、たぶん35度くらいの日に出かけました。
ほんとにいろいろなビールがあリます。お若いスタッフが、それはそれは丁寧に説明してくれます。「トレーニングだけではこのレベルにはなかなかいかないな」と思いました。やっぱり「この仕事をやりたい」という意欲が先決でしょう。
140ml、3種類で800円でテイスティングできます。見事に色が違いますね。味も違うそうです(笑)
カウンターの向こうで、スタッフがビールを飲んでいるので「あらっ」と驚くと「品質チェックのために、いつも飲んで確認しています。社長のポリシーです」
「うーん。なるほど」
人を動かすものは、お金や名誉やいろいろなものが考えられますが、「思いを同じくする」という条件も決して捨てたものではないと思います。
社長さんはアメリカ人、奥さんは日本人。試行錯誤もたくさんあったようですが、今では輸出もしているとのこと。熱意に頭が下がります。時が味方するというのでしょうか、近所にもともとあった駿河醸造所の、いろんな備品を代替わりして使っているそうです。
濾過機がテーブルに変身。
カウンターはそのまま使用。ただし前面の彫り物は、その昔ドイツに発注したものだそうです。
カウンターにはドライになった自園のホップが置かれています。
駐車場はは林の中。北海道のオートキャンプ場みたい。
友人たちと何度「来てよかったね」と言いあったことでしょうか。
ここは一人できても、楽しさ半減。語りが食を充実させてくれますね。気の合った友人との語らいは前頭葉を活性化させてくれます。