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沼津、ラブライブサンシャインの聖地と伊藤忠

現在、ファミリーレストランやコンビニで猛烈セールス中のアニメ「ラブライブサンシャイン」ですが、その聖地である静岡県沼津市では、地元住民の冷ややかな視線をものともせず、一部の熱狂的なファン(さくら?)が二次元キャラクターの誕生パーティー企画等で、密やかに盛り上がっているようです。

人の趣味や嗜好をどうこう言うつもりはありませんが、華やかなはずのアニメアイドルの聖地が、よりによって陰謀のテーマパークとも言える沼津と被るのは、いささか残念な気もしますし、そもそもこのアニメ自体が陰謀の一部なのではないかと、不健全な思いがふと頭をよぎったりもします。


さて、沼津在住の知人より、またまた気になる話が聞こえてきました。話の前に次の地図をご覧ください。


図1:沼津市に譲渡された山林(着色部分)


図2:上図1の地形


図3:上図1の航空写真


沼津市にこの山林地区を譲渡したのは、あの有名な上場企業、

 伊藤忠商事

です。さすが大手商社、太っ腹です。こちらの商社、123便事件に絡み、当時の同社会長職であり、中曽根康弘元首相のブレーンと呼ばれた瀬島龍三氏と事件との関りについて、何度か記事を出させて頂き、私にとっても非常に縁の深い企業さんの一つです。

現地の知人が市の職員から聞いた話によると、登記簿の履歴から、伊藤忠商事は昭和44年頃からこの山林の買収を始め、知人の周りにも、同社に土地を売った方がちらほら居らっしゃるようです。

上図を見れば分かるように、本当に山の斜面を覆うただの山林ですから、商売上手な伊藤忠さんがいったい何を目的に買い進めたのか、常人には理解不能ですが、それよりまだよく分からないのは、そんな土地を40年以上も塩漬けにして、東日本大震災のあった2011年頃に、沼津市にそっくり譲渡したということです。結局、商売には繋がらなかったようなのですが、何事にも手堅い大手商社とは言え、たまにはそういうこともあるのでしょう。

さて、この山林ですが、沼津市はせっかく所有した同地を市政のために有効利用すべく、法人や事業団体を対象に土地の利用について昨年9月18日より募集をかけました。すでに締め切られていますが、同市ホームページに募集概要が残っていたので、それを下図に掲載します。


図4:沼津市の利用案募集ページ
   https://www.city.numazu.shizuoka.jp/business/topics/h30/nishiura/index.htm

そしてこの3月、その募集結果が公表されたのですが、その結果が以下の内容です。


図5:募集結果

いやー、いくら概要のみとは言え、公共の市有地の利用に関ることなのですから、こんな簡単な内容表記で良いのかと心配になってしまいます。その利用目的もざっくり防災基地とありますが、沼津市街地からこんなに遠い山の斜面で、いったいどう防災基地化するのか、他人事ながらその実効性について疑問を覚えずにはいられません。


図6:元伊藤忠所有地の位置

また、「活用エリア」が「対象地全体」となっていますが、図1を見ればお分かりのように、敷地のあちこちが歯抜けた形状で、しかも飛び地まであるこの使いにくい用地を、全部利用するって具体的にどうするのでしょうか?いくら提案段階とは言え、適当過ぎるのにも程があります。子供の秘密基地じゃあるまいし。

それにしても、「その他」の項目に、「買い取りを検討」とあるのにもちょっと驚かされます。市で利用案を募集し、防災基地という公共性の高い案まで落とし込んでおきながら、最後には土地を事業者に売却するって何なのでしょう?私設の防災基地ってことですか?名前は書かれていませんが、この案を提出した事業者は、それこそ公共精神に溢れた太っ腹なのだと、ついつい感心してしまいます。沼津市の方も、伊藤忠さんから只で入手はしたものの、どうみても役に立たないこの山林を、お金を払って買ってくれる上に防災基地まで整備しても良いという奇特な事業者が現れて、さぞかし大助かりだったに違いありません。


■初めから決まっていた防災基地

ところが、知人の話はこれとちょっと違うのです。知人によると、沼津市から同募集が掛かる以前に、懇意の市議会議員の方が

 「元伊藤忠所有地に防災施設と自衛隊出動拠点が出来る事が決まった」

と話していたのを聞いていたと言います。

他市の話とは言え、これはちょっと聞き捨てならない事態と言えます。この市議会議員さんの話が事実だとすれば、

 市の森林利用提案募集は初めから出来レース

だったということになります。要するに、この募集案件自体が初めから某私企業が元伊藤忠所有地を買い取るためのお芝居だったということです。

普通に考えれば、某私企業がそんなに私設防災基地を作りたかったのならば、初めから市の管財と直接売却交渉を行い議会承認を得れば良いだけの話です。それでもわざわざ、公募を経て市に防災基地として公認された形で同土地を入手しようとしたのなら、そうしなければならない、何かやましい理由があるのだと疑わずにいられません。

あの伊藤忠さんが長期にわたり塩漬けにし、わざわざ市に譲渡した後に別の私企業がそれを買い付ける。特別想像を逞しくしなくても、世間を少し知る人ならこう思うはずです、

 伊藤忠はこの土地から自社の名前を一旦消したかった

のだと。

伊藤忠商事と言えば、食料品から武器や核燃料まで扱う総合商社です。そこに、災害出動を絡めて大口顧客である自衛隊の名前まで出てくるとなると、やはりこう思わずにはいられません、

 伊藤忠はこの山林で何を企んでいるのだろうか?

そして、この話に絡む沼津市や自衛隊も同類なのか・・・陰謀のテーマパーク沼津は今もなお健在です。


図7:沼津市といえば、やはりフ○ー○ーソンと瓜二つの市章


■関連記事

自衛隊による突然の揚陸訓練や、地球号の出現、はたまたオスプレイまで現れる沼津の魅力について、これまでの記事をご覧ください。伊藤忠商事やライブライブサンシャインはもちろん、日本財団や不正融資問題のスルガ銀行など、役者も勢揃いです。美しい景色に優しくラップされたこの土地の、闇に隠された謎がますます気になること請け合いです。

 (新)ブログ沼津シリーズ:
 2018-09-23 駿河湾、沼津沖で不穏な動き
 2018-09-26 駿河湾、沼津沖で不穏な動き(2)
 2018-09-30 駿河湾、沼津沖で不穏な動き(3)
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 2019-01-28 オスプレイも出現-駿河湾、沼津で動き

 (真)ブログ沼津シリーズ:
 2018-09-24 駿河湾海底旅情
 2018-12-14 サクラエビ不漁と駿河湾事情
 2019-03-22 ラブライブより面白い沼津の魅力
 2019-03-23 ラブライブ、忘れちゃいけない田子の浦


特報!ラブライブサンシャインは犯罪的可愛さ?


某コンビニチェーンでは、指定のお菓子を2つ買うと「ラブライブサンシャイン クリアファイル」が貰えるそうです。いらないですけど。その絵柄を見て、いつから幼女アイドルユニットに変貌したのだろうと、ちょっとびっくり。確か設定は女子高生だったと思ったのですが。肉付きだけは成人のそれですから、もはや○態の領域です。とにかく、犯罪者扱いされてはかなわないので、間違って受け取らないようにと用心しています。

それにしても、こんな所にも「369(ミロク)」のサインとは・・・ さすがですね、本当に謎付きだったとは(笑)、沼津にたいへん相応しいプロジェクトだと思いますズラよ。

369 = 123 + 123 + 123




 * * *


知人によると、早くからこの防災基地の話を周囲に話していた市議会議員さんが、最近、仕事中に事故に会い、ドクターヘリで病院に救急搬送されたとのことです。

また、元伊藤忠所有地の麓、まさにラブライブサンシャイン聖地のど真ん中に当たるある地区では、一年前の今頃、一月の間に、3~40代の比較的若い人も含め、4人が突然死するという出来事が起きています。そして、その直後の昨年3月21日に、沼津市の2000億円とも言われる巨額駅高架事業に反対して当選しながらも、就任後にその公約を翻意した大沼明穂市長が、不幸にも急死するという異常事態が発生します。


図8:大沼明穂元沼津市長(故人)
   321の日、出勤前に自宅で倒れていた

全てを関連付けるのには無理があるとは思いますが、伊藤忠さんが扱っている危険な商材や、ここが陰謀のテーマパーク沼津ということを考え合わせると、もしや、という思いが拭いきれません。


キリストの御国にて記す
管理人 日月土

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