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123便事件と芸能界の闇(5) - 岡田有希子の「哀しい予感」(後半)

※この記事は、前記事「123便事件と芸能界の闇(4)」の続編となります。

■早春物語-タイトルに隠された呪い

前回、「卒業」と「早春」の意味的関連性について考察しましたが、よく考えると、それなら「卒業」という言葉を盛り込んだ方がよりダイレクトに私たちの心に働きかけるはずです。例えば「砂に描いた卒業」等々、季節的な違和感を弱める工夫もあったはずです。それでも敢えて「早春」というタイトルを選んだのは、おそらく、この字が持つ次のような意味を印象付ける為だったのではないでしょうか?

 ① 「早」 → 「十」+「日」 → 十の日
 ② 「春」 → 「三」+「人」+「日」 → 三人の日

ここで「十」を「十字架」すなわち「キリスト」と解釈すると、①は「キリストの日」と読み替えることができます。②の「三人の日」については、当時より少し前に活躍した三人娘のアイドル歌手、キャンディーズがヒット曲「春一番」で自己紹介をする時に使っていたような記憶があります。定かではありませんが。同じように、ここでも②を「三人の日」と読み替えることにします。

 
 写真1:キャンディーズ (ああ、懐かしい!)

すると、今度はその三人とは誰だということになりますが、ただ闇雲に3人グループを探し出してもその候補は際限なく見つけ出せます。例えば、当時の男性アイドル「たのきんトリオ(田原俊彦、野村義男、近藤真彦)」等もそれに該当するでしょう。しかし、これまでに「天皇」・「キリスト」と名前を連ねて来た訳ですので、②が「たのきんトリオ」ではあまりにも不釣合いです。

2000年前後の歴史を有する「天皇」・「キリスト」の歴史的重要度に匹敵する3人組の人物と言えば、私は次の3人が思い浮かびます。

 1) 神武天皇
 2) 饒速日尊(ニギハヤヒノミコト)
 3) 大国主命(オオクニヌシノミコト)

1)の神武天皇は言わずと知れた現天皇家の祖であることは説明を要しないと思いますが、日本書紀によると、2)の饒速日尊は神武天皇と同じく天の子孫であるとして、その子である宇摩志麻遅尊(ウマシマジノミコト)が国を神武天皇に譲ります。また、古事記では3)の大国主命も、その子である事代主神(コトシロヌシノカミ)が国を神武天皇に譲ります。 いわゆる、2つの国譲り伝説に登場する3人の王の名前であり、同時に日本の成立期に関る重要な3王です。そして、「昭和天皇の死」が呪いの暗号として出ている以上、現天皇家の出自に関るこの3王がその「三人」を指す可能性は極めて高いと考えられます。

それでは「十」の「キリスト」はどう関連付けられるのでしょうか?実はこれを理解するためには、一般に知られざる「イエス・キリスト」と「天皇家」の関係、及び現世界の成立史について前段を述べなければなりません。文が長くなること必至ですので、こちらについては日を改めて記事にしたいと思います。今は、世界的宗教の開祖であるイエス・キリストと天皇家誕生の間には深い歴史的関係があるとだけ覚えておいてください。

すると、「早春」に隠された意味とは

 古代3王とキリストの日

となります。しかし、これでは何の日かよく分かりません。何かの出来事における記念日ということになるのでしょうが、それはいったい何なのでしょうか?もしもその出来事こそが、その日予定されていた

 123便撃墜計画

であるとすれば、その解読結果は当然次の様になります。

 古代3王とキリストが死ぬ日

ここで、古代3王を「日本」、世界宗教であるキリスト教を「外国」の象徴であるとみなせば、この隠喩は

 世界が終わる日

とも読めるのです。


■あなたを・もっと・知りたくて-タイトルに隠された呪い

8月12日放送トップテンのランキング第3位には、原田知世さんと同じ、角川春樹事務所出身の薬師丸ひろ子さんが歌う「あなたを・もっと・知りたくて」がランクインしています。好きな男性にやきもきする女性の心情を明るく表現した歌で、「哀しい」トーンのが圧倒的な当日のランクイン曲の中では少し救われる感じのする、気持ちの良い曲であると思います。さすが、当時のヒットメーカーである松本隆作詞、筒美京平作曲の黄金コンビが手がけた曲であると感心します。なお、小泉今日子さんが歌う5位の「魔女」も同コンビ作の楽曲です。

 
 図1:1985年8月12日放送「トップテン」ランキング(再掲)

 
 動画1:薬師丸ひろ子さんが歌う「あなたを・もっと・知りたくて」

しかし、この曲、ちょっと違和感があるのです。「あなたを・もっと・知りたくて」の詞のサビの部分を以下に抜粋します。

 もっともっと あなたを
 もっともっと 知りたい

言葉の出現順位を書き出せば

 もっと → あなたを → もっと → 知りたい

ですから、タイトルは「もっと・あなたを・知りたくて」の方がしっくりくるような気がします。また、タイトルに「・」(なかぐろ)をわざわざ入れるのも不自然というより、野暮ったい印象を与えます。本来なら「もっとあなたを知りたくて」とシンプルに記述した方がより美しいのではないかと思ってしまいます。「・」は文を区切るという意味が明確ですから、松本隆氏はどうしてもこの位置で言葉を区切りたかったのだということは充分伝わってきます。

以上気になる点を箇条書きにします。
 1)タイトルと歌詞中の言葉の出現順位が異なる
 2)不要と思われる区切り記号をタイトルに挿入している

ここで、わざわざ言葉を区切ったその意味を考えます。日本語の場合、語調という考え方があります。俳句で五・七・五と文字数を区切る考えと同じです。それをこの曲のタイトルに当てはめると

 あなたを・もっと・知りたくて
      ↓
 四 ・ 三 ・ 五

つまり、435調であることを敢えて強調したかったのだと考えられます。次に435の数字に込められた意味を分析します

 43 → ヨミ → 黄泉(よみ) → 死者の国
 5  → イツ → 出(いづる) 

すると、435の意味は次のようになります。

 死者の国が現れる
     
 地上は死者の国となる

これは、「早春物語」のタイトルから導いた「世界の終わる日」という解読結果とほぼ同じ内容を表していることが分かります。そして、語順を入れ替えて「もっと・あなたを・知りたくて」にしなかった理由もここから明確に理解されます

 もっと・あなたを・知りたくて
      ↓
 三 ・ 四 ・ 五
      ↓
 御世(みよ)出(いづる)
      ↓
 天皇の治める国が現れる

このように、意味がまったく逆転してしまうのです。この曲タイトルの場合、これを避けるというより、むしろ、345を435に書き換えることで積極的に御世(天皇の治める世)を否定しようとしたことが、ありありと見えてくるのです。


以上、3位薬師丸ひろ子「あなたを・もっと・知りたくて」、6位原田知世「早春物語」と続き、ここで9位の岡田有希子「哀しい予感」へと続くのですが、ここまで予想外に文が長くなってしまいました。よって、このシリーズは前半・後半からさらに続編に続くこととします。ここでは、369という順位に御注目いただきたいと思います。


 * * *


読者様もお気づきのように、同日のランキング8位に中村あゆみ「翼の折れたエンジェル」がランクインしています。当然、この不吉な言葉に123便事件との強い関連性が見出せるのですが、これを単なる撃墜計画の暗号としてではなく、芸能・放送界全体の背後に潜む計画首謀者たちのカルト的思想が何であったか、その真意を理解していただくために、敢えて他の曲から解析結果を説明しています。

少なくとも、私たちは彼らの演出した流行のアイドルや歌謡にまんまと踊らされ、多くの犠牲者を生んだ悪魔的計画の片棒担ぎをさせられていたことを深く自覚しなければいけません。そして、それが今でも行われていることを知らなければなりません。

 
 図2:中村あゆみ「翼の折れたエンジェル」
    123便遭難の当日、この曲がランクインした

 
 動画2:小泉今日子「魔女」
     サビのフレーズに注目「JAL死~」

 
 図3:2019年現在の最新洗脳芸能「ラブライブ サンシャイン」
    国民的アイドル不在の時代、無理な設定で苦戦を強いられている


キリストの御国にて記す
管理人 日月土
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