あだち蒸気機関車館

5インチライブスチーム模型や蒸気機関車に関する資料などを保存、展示する私設博物館

苔の花

2016年06月18日 | 館長のひとり言
当館の門の脇に、3畳ほどの庭らしきものがあります。
園芸の好きな人ならば、季節の花などを植えるところですが、館長は園芸にはまったく興味がなく、週に2日しか来ないため、水をやることもできません。また、角にあるので、木を植えると見晴らしが悪くなるので、植えるのを控えており、土がむき出しのまま開館後しばらくは放置してありました。
このままでは、乾燥した土が飛んで、敷地の中も汚れてしまいますし、近所にも迷惑をかけてしまうので、何か防止策をと思っていたのですが、近所の公園で見つけた苔を植えてみようと思い立ちました。冬の間にも青々としている苔なので、緑のじゅうたんを敷き詰めたようになるだろうと考えてのことです。
公園から直径5センチほどの苔の群生をいくつかもらって来て、自宅ベランダのプランターで育て、掌サイズになったものを点々と5ヵ所ほどに移植をしたところ、どんどん広がり、3年近くで、ようやく全体の3分の1程度にまで広がりました。
そしていま、この苔に黄色い花が咲いています。



ここから、周辺に種が飛び、苔の領域がゆっくりと広がりつつあります。
移植後、冬になって枯れてしまった個所もありますが、あと2-3年もすれば、狭い庭の全面が苔に覆われるようになるでしょう。
苔の間から雑草が伸び、これを駆除するのもなかなか大変ですが、せっせと世話をしています。