この、おかしな国、日本!どうやって生きていくのが楽しいか?

あ~あ~こんな国に生まれちゃったよ・・・・

生命保険はヒドイ。騙しだ・・・

2019-03-31 16:38:27 | 日記

日本のセイホはヒドいのだ。残りの4800万円の定期部分は、掛け捨てなのだ。満期 68歳になって、毎月の掛け金が終わると契約終了で、パーになる。私には何も残らない。ただし前述した100万円ポッキリが終身(しゅうしん)部分=主(しゅ)保険で、「死んだら」払われる。それだって、80万円ぐらいしか払われないようだ。
まったく恐れ入ったヒドい連中だ、生保(せいほ)というのは。
私が、ハッと、この大きなダマシに気づいたのは、奥さんから「今のうちに契約を見直さないと、もういい条件では再契約はできないのよ」と言われた時だ。このとき新しい「ご契約プラン」を見せられた。そうしたら、「今後の毎月の保険料は16万3000円です」となっていた。「16万3000円なんか、どうして払えるんだ。なぜこんな大きな金額になるんだ」と私が叫んだときだ。奥さんは顔を歪ませて何も言わなかった。奥さんは、「あなたが死んだら私の生活保障で5000万円入るのよ」の一点張りでやってきた。この契約そのものがダマシなのだと、私は、このとき天から電気がビリビリと脳に落ちてきて気づいた。
 そして、本気になって調べ始めた。日本人の死亡率は1%だ。「65歳だと100人にひとりしか死なない」のだ。P179にその表を載せた。これでは日本の生保は丸儲(まるもう)けだ。(14-15ページ)
① 保険契約の主(しゅ)契約である終身(しゅうしん)部分を、初めからたったの100 万円にされた。これを500万円にするべきだった。そうしたら、私の受けた被害(打撃)は相当にやわらいだはずだ。しまった謀られた。「契約内容を始めからやり直してくれ」と私が言っても、向こうは知らん顔をして応じない。
ここにダマシの根幹(中心)があるからだ。そして、主契約(何がたったの100万円で主契約だ!)に附随(附属)している定期特約が4800万円だ。これは、掛け捨てだった。だから、全部消える。68歳までに私が死ななければパーである。私は、たぶん死なない。今のこの余命(よみょう)80歳、90歳(100歳は、あんまりだ)の時代に。
② 契約の転換。この「10年ごとの定期になっている保険」という定期特約を誘引(ゆういん)、理由にして「契約の転換をお勧(すす)めします。お客様の今のライフスタイルに合った、もっと保障を厚くした内容に見直しましょう」と。これで、何とそれまでの契約の中身をチャラにする。これまでの契約を消してしまう。それまでに積み立ててあった分が、ほとんど消える。
この「転換」の度たびごとに、生保のおばさん(代理店)と本社で、おそらく50万円ぐらいずつ、合計100万円を、私が営々(えいえい)と払い続けた資金から抜(ぬ)く。これを自分たちで山分けする。だから私が25年間払い続けた保険の中身は、3回やった「転換」でダシガラのようにボロボロだ。もうほとんど何も残っていない。返戻(へんれい)金はゼロだ。配当金はたったの1万7000円だ、この25年間で。(26-27ページ)
(引用終わり)
 私は生命保険に入っていないので、「主保険」と「定期特約」という言葉すら知りませんでした。簡単に言うと、定期特約は掛け捨て(お金が返ってこない)ものです。「契約期間中に死亡したら5000万円もらえる」という契約内容の生命保険のうち、掛け捨てではない部分が100万円で、残りは掛け捨てということになります。「受取人に5000万円支払われるというのは死ぬということで、死ななかったのだし、良かったではないか、喜ぶべきことだ」というのが保険の理屈ですが、それにしてもあんまりです。
『生命保険はヒドい。騙しだ』から
場合、68歳で満期になって、それ以降も同じ契約内容の保険を継続しようと思ったら、掛け金をこれまでの3倍も払わねばならないということになりました。その金額が月に16万3000円です。これは驚きました。一般的に考えて、68歳以降に収入が3倍になる人はいません。普通は減っていくものです。それなのに3倍の掛け金を払えというのは、「保険に入るなよ」と言っているのと同じです。

だから私は、このあとは「なぜ毎月の払いの5万6000円が、更新(=転換)したら3倍の16万3000円になるのか。この数字の根拠を示しなさい」と彼らに言い続けることになる。ここが主(しゅ)戦場だ。向こうはのらりくらりと逃げ続ける。今、現在もそうだ。


激変する世界を先読みする・・・

2019-03-27 08:25:22 | 日記

第1章 世界エネルギー覇権と日本の安全保障
カルロス・ゴーン逮捕にちらつく産油国の影 18 世界官僚同盟による統制が始まる 18 日産幹部の憎しみを買ったゴーン 23 ゴーン逮捕で普及が遅れる電気自動車 25 無理やりストーリーを作る特捜の手口 29 ゴーン事件は鈴木宗男事件と似ている 32 北方領土交渉と日本のエネルギー戦略 35 米軍基地が北方領土問題の障害となる 35 日本の主権と「属国・日本論」 40 ロシアは2島を返還する気はあるのか 45 国際法と国連憲章から見た北方領土問題 50 色丹島のロシア住民3000人の行方 54 ロシアの天然ガスは日本にとって重要 56 サウジアラビア王家内紛の裏側 59 カショギ事件ではめられたサウジアラビア王太子 59 サウジの宮廷革命を支援したトランプの娘婿 62 国家の悪は裁けるのか 65 世界情勢と日本のエネルギー安全保障  68
第2章 北朝鮮問題から解読する 極東のパワーバランス
金正恩をたらし込んだトランプの「カジノ外交」 72 これからの極東地域の大きなトレンド 72 金正恩が進める北朝鮮カジノ計画 75 予測は「逆問題」で組み立てる 81 ポンぺオ米国務長官をめぐる騒動 83 世界政治におけるトランプの意味 86 核ミサイルは「張り子の虎」か 90 中国が新帝国主義時代の勝者となる 93 北朝鮮空爆回避から見えたアメリカの終焉 93 中国の弱点はどこにあるのか 96 ロシアは中国の怖さを一番知っている 98 オバマ前政権はステルス的な帝国主義だった 102 衰退する日本は中国と韓国に呑み込まれる 104 日韓関係悪化の本当の理由  104 最先端技術はほとんど中国に盗まれた 107 中国の宇宙開発は急速に進んでいる 111
第3章 安倍政権と忍び寄るファシズム
終わりが見えてきた安倍独裁政権 114 官邸は2019年にダブル選挙を仕掛ける 114 ポスト安倍政権は大混乱になる 116 ヘラヘラした柔構造でできている安倍政権 118 『政権奪取論』に見え隠れする橋下徹の野望 120 野党再編で政権交代の可能性もある 122 公明党が憲法を守る勢力の最後の防波堤になる 125 世界政治の背後で蠢く統一教会 128 現代によみがえるファシズムの亡霊 130 ファシズム思想の先鞭をつけた高畠素之とムッソリーニ 130 ムッソリーニはマルクス主義者だった 133 「1人は万人のため、万人は1人のため」 136 反グローバリズム運動にもファシズムの影 142 国家社会主義を体現している橋下徹は素晴らしい 145 「維新八策」から消えた「相続税の100%課税」 149 「寛容」の精神こそがファシズムを乗り越える 153 生理的な次元から生まれる不寛容性 153 徹底的な殺し合いから寛容という思想が生まれた 155 寛容とは一種の棲み分けである 157
第4章 平成から新時代へ 天皇と近代日本の実像
天皇の生前退位と新たな易姓革命の予兆 162 いまの日本を覆う〝穢れ〟の思想 162 秋篠宮発言から見えてきた官邸と皇室の対立 165 天皇は、いまなお現人神か 169 『愚管抄』と『神皇正統記』の思想 171 「譲位」が歴史の分節を変えてしまった 174 啓典(キャノン)がない神道 177 世界政治に騙された昭和天皇と大日本帝国 181 最後まで戦争の指揮をしていた昭和天皇 181 独ソ開戦で真っ青になった松岡洋右外相 184 四国同盟案は米英に筒抜けになっていた 190 現代ロシアの地政学にも通じる四国同盟論 192 やがて歴史は繰り返す 195
第5章 これからの世界潮流を読み解く
ついに資本主義の崩壊が始まった 200 ソフトバンク「二重評価」のインチキ 200 あと2年でアマゾン時価総額は半分に落ちる 205 資本主義社会では誰もが拝金教を信じている 208 ロシアの仮想通貨はどうなるか 211 国家を超える権力を作ろうとしているエリート層 215 現代の労働者階級に未来はあるのか 218 『資本論』は資本家見習いのための本 218 企業経営も国家戦略の中で動かされる 222 現在の労働者はプロレタリアート以下の存在 226 サラリーマンは洗脳された現代の奴隷 230 黄色いベスト運動にも公安が潜り込んでいる 233 ヨーロッパでは生きているアナーキズム 236 人権宣言以来、人類を支えた理念が壊れ始めた 240 『サピエンス全史』と『ホモ・デウス』は人種主義の復興か 240 権力分立を信じていなかったモンテスキュー 244 人間の「工場化」が進行している 247 ベジタリアンとビーガンという思想の本質 249 猫は人間を裏切らない 252


もっと大きな世界変動が、私たちに襲いかかってくる・・・

2019-03-20 19:29:06 | 日記

もうすぐ 何かが起きる。その効果とか、副作用とかが出る、というような生やさしいものではない。

 それよりも、もっと大きな世界変動 が、私たちに襲いかかってくる。 私は、それを、じぃーっと、静かに、自分の生来の運命としての 予言者の頭 (人々に予兆を伝える能力)で、受け留めて、沈思黙考している。じっとして、自分の頭で、あらゆる事態の予兆を 感じ取っている。

ちょっとぐらいの、辺境国での銃乱射事件やサイクロンや、ハリケーンの被害ぐらいでは、世界は動じない。 

 中東では、シリアの、イラク国境とのデリゾールDejr Ezzor 県のバグーズBaghouz 市 で、 3月初めから、IS「イスラム国」の最後の拠点での、クルド人部隊による最後の掃討戦(そうとうせん)があった。後方からの米空軍による最後の支援の爆撃も行われた。

 3月13日には、 ISとその家族たち3万人が投降して、戦闘が、数日前に終わった。丸8年の戦争だった。 2011年3月15日に始まった。2014年6月10日に、イラクのモスルに、ISが、突如出現してから、やがて5年になる。

 ISの幹部たちで、ここから逃げた者たちは、米軍の中の、ISを作って育てた、ヨルダンの砂漠の秘密米軍基地(空港を持つ)に逃げ込んで、再び、匿(かくま)われたようだ。

 このように、中東派遣の米軍は、クルド人部隊(YPJの女性部隊もいる)をずっと支援して育ててきた、正義の米軍 と、 ISを、育ててきた、邪悪の米軍(CIAのスペシャル・フォーシズ、特殊部隊)の2つがいる。

北朝鮮はこれからどう動くか。 アメリカ(トランプ)との米朝交渉(2月28日)に失敗したあと、北朝鮮(金正恩)が、核実験と核ミサイル実験を再開しそうだ、という記事が、3月に入って出るようになった。すると3月5日から、日本の防衛産業(軍需銘柄)の 主要な会社の株式が、急に上がり始めた。

例えば、 ① 細谷火工(ほそやかこう)は、3月4日まで、ずっと750円だったのが、3月6日から、1125円に跳ね上がった。 ② 豊和(ほうわ)工業 900円 → 1140円
③ 重松(しげまつ) 650円 → 780円  ④ 石川製作所 1200円 → 2055円
のように。 北朝鮮が、1万キロ以上飛ぶICBM(長距離核弾頭弾道ミサイル)の実験を、やりそうになったら、その時は、極東米軍が本気で動き出す。この動きを、私たちは注視すべきだ。 

 金融・経済の 場面で、3月初めから、大きな 論争が起きている。その内容は、うしろの方に載せる。記事の見出しだけを、ここに挙げておく。ものすごく重要な、時代の大きな転換点に出現した論争だ。 

アメリカで始まったばかりの論争は、 「経済学者たちがこれまで唱えてきた、金融路論(マネタリー・セオリー)は、全部、ゴミ(garbage ガーベッジ) だ 」の記事の見出しを載せます。


1. 「 ブラックロックCEO、現代金融理論を支持せず-「くず」と一蹴 」

BlackRock CEO Fink Says Modern Monetary Theory Is ‘Garbage’  
2019年3/8(金)  ブルームバーグ

2. 「 「財政赤字は悪くない」、大統領選にらみ米国で経済学論争 」
2019年3/8(金) ロイター

3.  「 「現代金融理論」、にわかに脚光 - 米財政赤字拡大や「AOC」効果で」
MMT Bursts From Obscurity Helped by Trump Deficits, ‘AOC 
2019年3/13(水)  ブルームバーグ

4.  「 マイナス金利は経済冷やす? 功罪論争、日銀に影響も 」
2019/3/16  日経新聞 

  世界は、「行くも地獄、退(ひ)くも地獄」になってきた。
こうなったら、貧乏人(最低限度の低所得者層)のすべての国民に、 月10万円(欧米でなら、月1000ドル、月800ユーロ) を、政府が、配れ。それが、正義だ。

 政府 と中央銀行 が、どこまでも、どれだけでも、果てしなく、大(だい)借金(すなわち 更なる巨額財政赤字の積み上げ、更なる日銀引き受け)を抱えても、もう、構わない、ヤレ、ヤレ、ガンガンとどこまでもやれ。 という経済理論が、公然と主張されている。

 これは、左翼の経済学の理論である。 アメリカ民主党の左派 (若いAOC女史 )が、旗を振っている。もう、社会主義(ソシアリズム)肯定の、大合唱だ。ジャブジャブ・マネーを、もっとやれ、もっとやれ、貧困層を助けろ、の 叫び声だ。これが、アメリカの ニューヨークから、今、巻き起こっている。

 それに対して、共和党のトランプ大統領 は、「それは間違いだ。左派、左翼の理論に屈服した民主党め」と、批判している。 が、トランプは、自分が、温厚な従来型の、「借金はイカン。政府の借金もイカン。赤字経営はイカン。

 人間は、皆、自分の収入の範囲で、切り詰めて生活しなくてはいけない」 と、 財政赤字反対 の 敬虔(けいけん)な伝統保守の おやじの思想で、反撃している、ように見えて、これは、偽善だ。

トランプは、20歳代の若い頃は、NY民主党であり、体に民主党リベラルの匂いが染みついている男だ。そして、今、トランプは、「22兆ドル(2400兆円)の政府財政赤字を抱えた政権の責任者」という重荷(おもに)を、自分で背負っている。自分が大借金の責任者なのだ。 本当は、その3倍の70兆ドル(8000兆円)有るんだろ、と自分の本で、書き続けてきた。

 トランプ自身が、「そんな借金(巨額の財政赤字)なんか、オレは、恐くないぞ。オレは、大借金を抱えながら、ずっと経営者をやってきた。伸(の)るか、反(そ)るか、の大バクチの 危険を一杯抱えながら、高層商業ビル土建屋、都市開発デベロッパーとして生き延びてきた。こんな借金ぐらいで、オレはへこたれないぞー」と、こういう 男なのだ。

 だから、貧乏国民も喰わせろ、よりも、 株価をつり上げて、401Kで、株の値上がりと配当で、年金暮らしをしている、中産階級(ミドルクラス)の保守的なアメリカの老人たちの機嫌取りをやりながら、自分への支持を宛てにして、「パウエル。金利を上げるな。挙げなくても、何とか、加熱させた景気のまま、なんとか、アメリカはやって行けるゾ。オレが、なんとか、景気を保(も)たせてみせる。お前ら、見ていろ」 という感じだ。これが今のアメリカ政治だ。

 ちなみに、ジャブジャブ・マネー というコトバは、私、が作ったコトバだ。 

 それは、もう17年前に遡(さかのぼ)る。 2002年8月に、当時の速水優(はやみまさる)日銀総裁が、「ゼロ金利政策をやめる。金利を付ける」と宣言した。そして、実施した。

 ところが、アメリカの強い圧力が掛かって、この日銀の悲願であった「ゼロ金利からの脱出。金融市場に金利を付ける」は、挫折、撤回させられた。この時に、速水総裁(日銀創立以来の三井ロスチャイルドの日銀の生え抜き ) は、テレビで、無念そうに、歯を噛みしめながら、言った。「今、市場にジャブジャブというおカネ(過剰流動性)は流れている。これを何とか吸い上げて、正常に戻さなければいけない」と、言った。

 このときの、速水総裁 が言った、「ジャブジャブというおカネ」というコトバが生まれた。そのあと、このコトバを、「ジャブジャブ・マネー」に造語したのは、私、だ。

 そして、私の本の中で、使い始めた。今では、新聞記者や、若手のエコノミスト、経済学者たちが、思わず、咄嗟(とっさ)に、このジャブジャブ・マネーを使うようになった。私は、それを凝視してチェックしている。ジャブジャブ・マネー(別名、金融緩和、緩和マネー)には、このような歴史があるのだ。 

 だから、トランプは、自分が、「このまま、突っ込めー。このまま、行くしかないのだ。金利を上げるな。FRBの政府借金の引き受け=米国債買い取り、買い上げの、金融緩和(イージング・マネー)も再開して、やり続けろ。 それ以外に、手はないのだろ。

 だったら、それをやれ。責任は、オレが取る。オレが、体を張って、大統領としての権限で、この、ジャブジャブ・マネー、ユルユル・パンツのまま、突っ走ってやる。

 金融引き締め (金融でのタカ派政策。健全な財政運営を求める。市場にユルユル・パンツの博奕ガネを持たせない) なんかやるな。いいんだ、このままのユルユル・パンツで。カネ、ちょっとぐらい 後(うし)ろ暗い連中の、危険な投資でもいいいから、そのための資金を借りやすくしたままにしろ。 景気を崩すな。 

 このまま、金融市場に、バクチ用の危険なカネが、溢(あふ)れまくって、それで、この先、金融市場が、どういう危険な大爆発をするか、までは、オレも知らないが。それでも、このまま、突っ込め。 オレに付いてこい。まだまだ、大丈夫だ」 と、 トランプは、大号令を出している。

これが、今のアメリカであり、それに引きづられてゆく世界だ。

 そのあと、どうなるのか? だから、それは、 アメリカは、ゆくゆく、国家分裂するのだ。

あのソビエト連邦が、1991年12月に消滅したとき( 今からもう 28年前だ)に、4分裂したのと全く同じように。まずバルト3国が、瞬間で離れた。そして、ウクライナが離れた。そして、中央アジア5カ国のイスラム諸国が分離独立した。だから、アメリカ合衆国も分裂するのだ。

そして、あとに ただのロシア、ロシア共和国が、ポツンと残った。人口はたったの 1億五千万人に 減っていた。 それと、似たようなことが、やがて起こる。 アメリカは、10年後には、3分裂する。 まさか、そんな。

だから、貧乏国民を助けろ。ベイシック・インカムで、一人毎月10万円を政府が出せ、という政策議論と、トランプが、「オレが何とかするが、それでも、ジャブジャブ・マネー(緩和マネー)を出し続けろ。税金ではもうこれ以上取れないのだ。 

 誰も今以上、税金を払う奴はいない。 それなら、政府と中央銀行FRB が、どこまででも、借金を増やしてゆくしか、他にないじゃないか。おれは、それで構(かま)わない」と、トランプは、ふてぶてしく居直ってる。  

つまり、 (1)
アメリカの左翼経済学者(ケインズ左派の伝統を正しく、復活させている)と、(2) トランプ たち  「このまま、金融緩和で突っ込め。引き締めなんかするな」が、やろうとしている方向は、同じだ。大きくは、なんの変わりもない。それなのに、それを、金融、経済の新しい論争として、上品に説明しているだけだ。 主張と結論は、一致している。それが、今の、米、欧、日の 3大先進国地域の現状、現実だ。  

このトランプの動きに、世界中の 既成勢力(きせいせいりょく)の、陰に隠れている支配者たち(ヨーロッパ貴族たち、ユダヤ人財閥たち、悪質な官僚たち)は、青ざめ始めている。もし、財政危機と、金融市場の崩壊による 大混乱、大恐慌が起きたら、自分たちが隠し持っている富(とみ)も、奪い取られてしまうのではないか、と脅え始めている。

私、の結論も、「行くところまで、行け。世界の破局まで。大恐慌か、大戦争か、の人類にとっての 必定(ひつじょう)に道を、突き進んでゆけ」というものだ。

その時に、私は、私の考えに、真剣に耳を傾けて、注意深く、用心深く、生きる真に賢い人々にだけ、救いの助言をする。


今は、世界中が静まりかえっている。もうすぐ何かが大きく起きそうだ。・・・

2019-03-20 19:14:02 | 日記

嵐の前の静けさ である。 今は、世界中が静まりかえっている。もうすぐ何かが大きく起きそうだ。

 世界の金融・経済では、トランプ大統領が、FRBパウエル議長を、脅(おど)し上げて、言い放った、「金利を上げるな-」、「金融緩和を再開せよ」が、効いた。

 1月30日から、世界は、「利上げせず」に大きく変った。ヨーロッパも利上げをやめた。パウエルが、泣きそうな顔で、自分たちのこれまでの大方針を、ボッキリ自分たちで折って、トランプ独裁政治に屈服した。日本では、日銀黒田の「マイナス金利政策の続行」だ。

今、アメリカで論争の的になっている、ふたりの若い女

 下院議員(ニューヨーク州 第14区 ブロンクス区)に当選した。アレクサンドリア・オカシオ=コルテス(29歳)AOC(エイ・オウ・シー)と略称で通用する、今、アメリカで一番、人気の 若い女。両親はプエルトリコ出身。なつかしの映画「ウエストサイド・ストーリー」を思い出させる人だ。貧困層の味方。


ニューヨーク州立大学 ステファニー・ケルトン教授(49歳) 貧困層の味方。原理的(パレオ、paleo- ペイリオウ の ケインジアン)

 今、脚光を浴びているこの2人の女たちについて、私は、解説する。

 こうなると、金融緩和(きんゆうかんわ、easying money イージーイング・マネー )すなわち、ジャブジャブ・マネーの再開だ。 世界は、こっちに大きく舵を切った。このように大きく、大きく分かることが大事だ。

 それで、この先、世界はどうなるのか?


金融・経済のこれからの動き・・・

2019-03-13 08:41:01 | 日記

1.ジェローム・パウエルFRB議長は、トランプ大統領から、脅し上げられて、公然と、クビを切るぞ、とまで言われて、それで、トランプに屈服した。FRBは、大方針を転換した。政策金利を上げない(1月30日)、資産縮小(保有米国債の売却)もしない(2月20日)で、完全に、QT(量的引き締め)を放棄した。

 それで株価は世界中で上向いている。 こういうことをすると、一体、どこに市場の歪(ゆが)みが現れて、どういう危機が次に出現するか。  パウエルがなぜ、泣きそうになりながら、政策転換したか?

2.“トランプ独裁”が起きていて、株式よりも、これからは、債券(クレジット。ボンド、ファンドなど)の仕組み債が、爆発する危険が増大している。 この「株式から 債券へ」の金融危機の、増幅された方向性を警告しながら、説明する。

3. HFT(エイチ・エフ・ティ 超高速度 ロボット取引 ) が、再び、引き起こすであろう、フラッシュ・クラシュ(習慣的な大暴落)の恐怖。この動きを東証や金融庁の幹部たちが、さらに、アメリカ追随で、脳をやられたまま、推進している。これからの金融市場の絶望的な行方。

 「市場再編」をかけ声にして、東証JPXは、一部上場企業を今の2100社から、半分以下に減らそうとしている。  クレジット・デリバティブ(金融派生商品。仕組み債)をさらに簡単に作れるようにして、日本人の投資家たちを、地獄に送り込む。なぜ、日本の市場管理者たちはここまで、アホになれるのか。

4.日銀・黒田の 異次元緩和(いじげんかんわ、2013年3月から)は、大失敗した。
 それを、推進した、 リフレ=インタゲ=インフレ目標値政策 の 経済学者(エコノミスト)たちは、全員、崖から落ちた。岩田規久夫(いわたきくお。日銀副総裁を2018年3月に去った)以下、50人ぐらいの、有名な経済学者たちである。 学者としての命を失った。もう、社会の表面に出てこれない。みんな、大きくは、シカゴ学派マネタリストの囚われ人たちだった。

 ここには、ニュー・ケインジアンと呼ばれる、ケインズ思想の裏切り者たちも含まれる。 ただし、別格であり、頭目の伊藤隆敏(いとうたかとし)と、竹中平蔵だけは、愚劣にも、今も生き延びている。 

 マネタリストの創立者 アーヴィング・フィッシャーの方程式 MV=PQは、 ただの呪文であり、お経だ。アインシュタインの E=Mcの2乗 と 同じで、この世の 何の真実でもない。

 マネーサプライ(日銀の国債の買い入れで作った)をいくら増やしても、マネーストック(実質のおカネ)は、全く増えなかった。景気は回復しなかった。インフレ目標値 は、達成されず、リフレ理論は、全面的に破綻した。

 残りの、突撃隊、決死隊のリフレ派 は誰か。インパール作戦、レイテ沖海戦の死地に向かう。 日銀・黒田は、6年前に、私、が、予言したごとく、一体、いつ、ブーゲンビル島(ソロモン群島)に向けて出発するのか。

 それでも、まだ、ジャブジャブマネー政策(金融緩和)を続けるしかない。 この人たちは、自分の信念であったリフレ理論が大失敗して崩壊したあと、他に、何をすることがあるのか? 彼らを名指しで、叩く。
 
5.日銀の金融政策(マネタリー・ポリシー)の破綻の危機は、どうせ、各所に現れる。
 それは、金融市場のどういう場面か。だから、「これからは株式から 危険な麻薬の債券(ボロくず債券)へ」なのである。世界最大のヘッジファンドのレイ・ダリオの、 Big Debt Crises 「ビッグ・デット・クライシーズ」の恐ろしい予言を分かりやすく解説する。

6.だから、どうせ“実物資産(タンジブル・アセット)の王者”である金(きん。ゴールド)が上がり始める。その経路を説明、指図する。

7.米朝(べいちょう)の「核兵器撤去のための」会談(2月27,8日)が交渉決裂で 終わった。このことについても、新たな最新の発見を解説する。

8.アメリカのGAFA(ガーファ。 グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン)は、ピークアウトした。時価総額1兆ドル(110兆円)を越したとき、運命の時が来た。これからGAFAの凋落、衰退が始まる。この動きに連れられて、日本のソフトバンク(孫正義)の苦境も起きる。どこが、彼らの没落の正念場になるか、を ズバリと予言する。

9.中国の華為(ホアウェイ)科学 Huawei の女副社長の逮捕は、最先端の軍事技術の中国への移転阻止という国防マターであるが、それでも、アップルの売り上げをホアウェイが、追い抜いたことに、アメリカは、本気で危機を感じたのだ。

10。テスラ・モーターのイーロン・マスクのEV(イー・ヴゥイ。電気自動車)の上海工場の稼働が、中国によるマスクの救命と取り込みである。中国の王岐山(おうきざん)戦略の強さを、アメリカは思い知るべきだ。 トヨタとパナソニック、GSユアサたちは、テスラの子会社となって、EV市場で生き残る。GMは? 今や、EVの生産高の世界一は、中国である。

11.カルロス・ゴーンの逮捕は、フランスのルノーとシトロエン、プジョーの合併を促した。イタリア・フィアットが、クライスラーを。 フォードは、ドイツVW(フォルクスワーゲン・グループ)の傘下に入った。 

 この大きな世界自動車再編劇の一部として、カルロス・ゴーン事件を見るべきだ。“天下の三菱グループ”が、三菱自動車を、守ろうとする。

 原発とガスタービン(発電産業)の雄、GE(ジーイー。10年前は、世界最大企業だった)の崩壊、瓦解、に対して、日本は、日立=三菱重工=東芝の 民族資本連合で、原発でも生き残る。

 だが、「原発と新幹線(高速鉄道)を 中国包囲網=隠された大東亜共栄圏の復活、として推進した」谷内正太郎(やちしょうたろう)と安倍晋三首相の、国策民営(こくさくみんえい)戦略は、すべて、失敗した。 

12.GPIF(政府の年金運用 会社)で、年末に、15兆円の損失が出たことで、何人も死人が出ている。 日銀ETFでも、そろそろ損が出る。「こんな、役人の商法なんか、するんじゃなかった。

 国民の年金が、さらに減るばっかりだ」と、呻(うめ)いているのは、金融工学(ファイナンシャル・エンジニアリング。ファイナンス学 )という宗教に狂った本人たち自身だ。