この、おかしな国、日本!どうやって生きていくのが楽しいか?

あ~あ~こんな国に生まれちゃったよ・・・・

ノートルダム寺院の大火災は、やらせ(捏造)であり、「ショック・ドクトリン」である・・・

2019-04-21 05:26:05 | 日記


 4月15日のノートルダム寺院(大聖堂、カテドラル)の大火災は、どうも計画的なやらせで、捏造(ねつぞう hoax )だったようだ。世界中に、今、「こんなのは、でっち上げだ」の声が湧き起こっている。
 私が、このノートルダム寺院の大火事を知ったのは、4月16日の朝の5時だった。イギリスのBBCのテレビ放送で知った。大火災が起きたのは、現地パリ時間で、4月15日の午後6時か7時である。現地は夕方だ。火災を見守る人々の映像からは、パリはまだ明るいようだった。 日本時間では16日の午前2時だった。 
 だから、私がテレビで最初の映像を見たのは、火災発生から3時間後ぐらいのときだ。 テレビ映像を見ながら、私は、何か奇妙な感じがした。
 フランス大統領のマクロンが、自分の人気の回復と、「フランス国民の団結」、「共和国防衛」を、掲げて、こういう 保守的な統合、国民への危機感の醸成(じょうせい)での、統制国家(とうせいこっか)への道を進む、権力犯罪(けんりょくはんざい power crime)をでっち上げたのだ。
権力者たちは、 自分たちがやった、という直接のあからさまな証拠さえ出なければ、ウソを付き続ける。居直って、これは、失火だと言い続けるだろう。だが、そう、うまくは行かないだろう。今度の、大火災は、あまりに、やり方が、幼稚だ。 原因も不明のまま、うやむやにするだろう。だが、これから、いろいろと、噂が立ち、ボロボロと妙な事実が出てきて、騒ぎになるだろう。フランス国民は低脳ではない。
 全く、よくやるものだな。フランス国も、イギリス同様、かなりのジリ貧で、どんどん落ちてゆく国力に対して、なんとか歯止めを掛けようと必死なのだ。
 火災から5日経(た)った、20日の今でも、誰も捕まっていない。工事現場の責任者を、業務上過失の容疑で、パリの警察が、取り調べることさえしていない。 誰も、何の追及もない。 何なのだ、一体、この様(さま)は? 仮設の工事用のエレベーターから出た火花が原因だろう、と バカことを言うな。 工事関係者たち自身が、火の気はなかった。自分たちが、その日の工事終わって、現場を離れたあとに、火災が起きた、と証言している。 
 こうやって、歴史的な建造物の 大火災を、フランスの権力者自身が、仕組んだ。 まったく、2001年の9月11日の「9・11」(セッテンバー・イレブン)の、ニューヨークの110階建てのWTC(ワールド・トレイド・センター 2棟)への、旅客機の 突入の劇(げき)の 捏造 と、全く同じものだ。 あれから、もう18年になる。
 あのときは、ブッシュのバカ息子の方(モンチッチ)が、大統領になってすぐの年だった。 あれで、アメリカは、ウオー・エコノミー war economy 「戦争(刺激)経済」「戦争をすることで、大国の経済を刺激(ブースト)して、経済を回復させる」やり方、に突入して、その年のうちに(11月には)、米軍が、アフガニスタンに侵攻した(2万人ぐらい)。 そして、2年後の2003年の3月20日から、バグダッド爆撃だ。ズズーン、ズズーンと、爆撃音が、日本のテレビでも現地特派員から放映された。
 アメリカは、2001年に、イラク侵攻戦争を開始して、「イラク戦争」と呼んだ。戦争の相手国 無しの、 War  in  Iraq ウォー・イン・イラク とか、War against Terrorism ウォー・アゲインスト・テロリズム「対(たい)テロ戦争」と称した。アメリカに反旗を翻したサダム・フセイン政権を 戦争の相手国と認めなかった。ただ派遣軍によって、その国の領土を蹂躙(じゅうりん)しただけだ。
 イラクには、大量破壊兵器(核兵器)の開発の証拠はなかった。サダム・フセインは、バース党と言って、アラブ世界の社会主義者(エジプトのナセル(ナスィール)大統領の思想)である。だから、アルカイーダや、アフガニスタンのタリバーンとは、関係がなない。
 彼らは、思想として敵対しあっていた。それをアメリカのメディアは、意図的に混同して、一緒くたにして、アルカイーダとサダム・フセインが、共同で「9.11」を実行した、とした。 アメリカの忠実な子分だったサダム・フセインが、アメリカと敵対したので、この国を、16万人の 兵力で、攻めて壊した。サダム・フセインを捕まえて絞首刑にした。
 フランスが、同じことを、小規模にやって見せたよ。全く、こんな下手な芝居を、よくやるものだな。
(転載貼り付け始め)
〇ノートルダム高額寄付に怒り=反政府デモ激化も-フランス
2019年04月19日  AFP 時事通信  
ノートルダム大聖堂の前を行進するデモ隊=1月5日、パリ(AFP時事)
 【パリ時事】大火災に見舞われたフランスのパリ中心部にある観光名所、ノートルダム大聖堂の再建のため、大富豪らから多額の寄付金の申し出が相次いでいることに対し、マクロン大統領の政策に反対し昨年11月からデモを続けている抗議運動参加者らは「不公平だ」と不満を募らせている。
 抗議運動の中心となっている女性は、4月17日、「社会的な惨状には何もしないのに、わずか一晩で膨大な金を拠出できることを見せつけた」と、高額な寄付を批判した。インターネット交流サイト(SNS)上では、「人間より石が優先されるのか」などと反発する投稿が相次いだ。
 有力紙フィガロは、4月20日に予定されているデモについて「怒りを募らせたデモ隊が結集する可能性がある」と指摘。再び破壊行動が起きる恐れがあると報じた。
(転載貼り付け終わり)
マクロンは、ただちに、「5年間で、ノートルダム大聖堂を、より立派に再建する」と演説した。きっとするだろう。 なぜなら、計画的なのだから。
 この大火災が起きる前は、5千万ユーロ(70億円)しか、修復のための寄付金が集まっていないと、放送していた。 私が、F2(フランス・ドゥ。フランス国営放送局)のテレビを、2週間ぐらい前に見たときに、尖塔(せんとう)の周りの12使徒(アポストルズ)のブロンズ製の像を、慎重に取り外すニューズを流しながら、言っていた。
 今や、寄付金は、急に、どこからともなく、10億ユーロ(1300億円)集まって、主に大企業からだろうが、この金額は、すぐに、20億ユーロ(2600億円)になるだろう。これで十分に再建できる。 もっと立派に作り直される。さっさと、どんどん、てきぱきと。
 大修復工事というのは、壊すだけでも大変なのだ。文化財の塊(かたまり)だから、丁寧に、丁寧に、壁の装飾とかを剥(は)がしていたら、それだけで、一体、何年かかるか、分からない。 だったら、「えーい、面倒だ。まとめて、燃やしてしまえ」だ。その方が、あとの再建築工事が、ずっと、やり易(やり)い。だったら、燃やしてしまえ、だ。
 一番、重要な宝物(ほうもつ)は、ほとんど、先に 移動させていたようだ。 かつ、貴重なパイプオルガンとかも、ほとんど無事に残っている。 何なのだ? このやり方は。
 権力者、支配者 というのは、本当に、こういうことをする。 何も知らない、気づかない、一般国民を、恐怖に陥れて、悲嘆に暮れさせて、そして、それを利用して、権力者の思い通りにさせる。 マクロンというのは、本当にワルい男だ。 アメリカの手先なのだ。
 だから、私、は、英語で、コンスピラシー のことを、「権力者による共同謀議(きょうどうぼうぎ、共謀、きょうぼう)」と訳せ、とずっと、主張している。 コンスピラシー conspiracy  「権力者たちによる共同の謀議」は、本当にあるのだ。こいつらは、本当に、こういう 大惨事(だいさんじ)を 計画的に、実行する。そして、国民を脅(おびや)かし、恐怖に叩き込み、青ざめさせて、自分たち権力者の言うことを聞かせる。
 これを、「ショック・ドクトリン」“ Shock Doctrine ” と言う。「恐怖で支配する」という原理(ドクトリン)だ。この考えは、カナダの優れた女性ジャーナリストの ナオミ・クライン が、2007年に出版した本の書名である。 
私、は、× 陰謀(いんぼう)と × 陰謀論(いんぼうろんじゃ) という言葉を使わない。認めない。拒否する。 人に向かって、「それは陰謀論ですか」と、ニヤニヤ笑っていう者たちと、私は、ずっと敵対してきた。必ず、激しく抗議してきた。 「 陰謀、と言うな、権力者による共同謀議と言え」と、自分の周りの知人たち、友人たちにも、教え諭(さと)してきた。
 「それは、陰謀論だよ」と、ニヤけて言う者たちは、今や、権力側の人間で有り、自分のことを、温厚で、良識のある人間だと、思い込むことで、真実を追求する人びとを、差別し、隔離しようとする、悪意のある者たちだ。 一般民衆、普通の国民は、こういう時は、額にしわを寄せて、「私には、政治のことは、分からない」と黙りこくるものだ。それが、まっとうな判断だ。
 私は、自分が、言論人としては、× 陰謀論者(いんぼうろんじゃ)のひとりとして、扱われ、蔑(さげす)まれてきた。だから、私は、大きく反撃して、反論してきた。 「権力者による、共同謀議(犯罪だ)は有る。彼らはやる」と、いろいろの歴史事件を捉(とら)えて、詳しく調べて断定して、このことを、ずっと諸本に書いてきた。 私の本に近寄ろうとしない人たちのことを、私は、私なりに知っている。私は、自分の書いた本が、特定に人たちに、忌避され、嫌われることも知っていて、自覚している。彼らは、権力側の人間たちだ。
 「それは陰謀論だよー」と、簡単に言う者は、今や、人生の知恵の足りない人間たちだ。コンスピラシー・セオリー conspirasy theory  というのは、ただの犯罪者集団や 政治的な反対派の組織が、実行する、小規模の組織犯罪(シンディケイテッド・クライム)程度のことではない。そして、それが露見して、捕まってしまうようなチンケな連中の犯罪のことを指すのではない。
 コンスピラシーというのは、それぞれの国の、実権、最高の権力を握っている者たちが、警察権力までを支配し、上手に管理した上で、行う組織犯罪だ。 だから、必ず「権力者による共同謀議」と、権力者を頭に付けて呼ばなければいけない。だから、コンスピラシーは、簡単には発覚しない。相当な仲間割れや、内部告発者(ホイッスル・ブロウアー)が出現しない限り、明るみに出ない。
 だから、世界基準の言葉である、コンスピラシーは、「権力者共同謀議(共謀)」と訳せ、と、10年ぐらい前に、私、副島隆彦が、学問的に決断して、本に書いて、それ以来、徐々に日本国内に広まっている。
「副島隆彦って、陰謀論者でしょ」と、私に、レッテル貼り(labeling ラベリング)する者たちとの闘いは、ずっと、今も続いている。 私は、あの愚劣な連中には負けない。左翼やリベラル派を自称する者たちの方に、この手の軽薄人間がたくさんいる。彼らは、私たち、世の中を疑い、真実を追求しようとする者たちを差別する。そして、自分のことを良識派だと、自惚れる。頭が悪いだけの愚鈍(ぐどん)人間のくせに。 私は、大きな真実が暴かれることをいつも、がむしゃらに追究して、闘い続ける。グイグイとへこたれることなく、前に押し続ける。「真実は、権力 よりも強いのだ」というコトバ、
 Truth is mightier than power . 「トウルース・イズ・マイティヤー・ザン・パウワ」 
を旗頭(はたがしら)、自分の 幟旗(のぼりばた)にして、今日まで突き進んできた。一切、怯(ひる)むことはない。私が司令官(コマンダンテ)だからだ。 歪んだ精神をした者たちとの、闘いは、ずっと続く。
 今も果敢に闘う、優れた女性ジャーナリスト、ナオミ・クライン著の「ショック・ドクトリン」の原著を、岩波書店から2人の女性翻訳家が、実に丁寧に訳して、2011年の日本の「3・11」の大地震、大津波の 半年後の11月に日本語訳が出版された。 この2人の日本人女性翻訳家は、この「ショック・ドクトリン」を、別名で、「 大惨事(だいさんじ)便乗(びんじょう)型(がた)資本主義(しほんしゅぎ)」と、実に優れた訳をした。 戦争や、自然災害 や大規模の都市災害なとを、利用して、 権力者たちが、自国の国民を、いいように動かす、やり方だ。
 私、は、この「ショック・ドクトリン」について、自著の「やがて 日本に 恐ろしい 大きな戦争(ラージ・ウォー)が 迫り来る」 (講談社、2015年3月刊)の第5章を、まるまる使って、詳しく説明した。
 私は、この本のまえがきの 冒頭で、「2年後の2017年に、ヒラリー・クリントンが、アメリカ大統領になったら、世界中が戦争になるだろう」と、はっきり書いた。
 ヒラリーたち凶悪な者たちが敗北して、凶暴な戦争勢力が、アメリカを支配しなくて、トランプのような経営者あがりの泥臭い男が、アメリカ大統領になって、世界は救われたのだ。 アメリカン・デモクラシーの最後の底力(そこじから)だ。 アメリカ民衆の勝利だ。
 だが、これから、5年後の 2024年、トランプの最後の年になったら、また、再び、世界に大きな危機が押し寄せる。「大恐慌か、大戦争(ラージ・ウォー)か」である。私は、自分の予言者としての能力に強い自信を持っている。
 ノートルダム寺院のような、古い建物を、どうにかして、修復しようと思ったら、どうしても一気にやるしかない。下に載せる記事に付いている写真(画像)を見ると、木造の骨組みの大天井が、きれいに焼け落ちた、その瓦礫(がれき)が、床に積もっていて、大聖堂の両側の壁は、そのまま残っている。 ファサードの前面の顔の塔も、綺麗に残ってる。
 こういう具合に、実に綺麗(きれい)に、やるものだ。これなら、大修復を、再建築と併せて、どんどんやれるだろう。 ほんとによくやるよ、こいつら、は(笑)。
 歴史年表(岩波書店)を見ると、パリのノートルダム寺院は、西暦1163年に建立(こんりゅう)開始、1182年に完成、と書いてある。12世紀だ。だが、最初のものと今の大きなものとは違う。この時代は、第2回の十字軍(クルセイダーズ)という、アラブ中東世界に、西欧の王様たちが、ローマ・カトリック教会(悪の巣窟)が音頭を取って、攻め込んで、自分たちの聖地(キリストが処刑された場所)エルサレムに、80年間、王国を作った時代だ。テンプル騎士団(ナイト・テンプラーズ)が、西欧諸国で、もの凄い熱気となって、この敬虔な平信徒の団体が、十字軍の本当の、突撃隊、正面の主力を作った。
ノートルダム寺院は、このテンプル騎士団の熱気が作った、民衆の寺院として始まったのだ。
 12世紀の当時のノートルダム寺院は、2階建てぐらいの木造の小さなお寺だっただろう。大した大きさではない。5日前に、焼け落ちた、尖塔(せんとう)は、地上から90数メートル有る、相当の高さだ。私は、何度か、セーヌ川のこっちから見た。あの尖塔とか聖堂は、19世紀(1860年代)に作られた、ゴシック様式のものだ。 
 だから、あんなに大きいのだ。歴史的建造物と言ってみても、たったの100数十年しか経っていない。これまでに何回も建て替えたのだ。だったら、そんなに、1000年の昔から有ったように、言わない方が良い。現代建築の次述で、綺麗に建て替えれば、それで、済むことで、簡単なことだ。本当に、マクロンたち、ワルは、よくやるよ。 この男は、いよいよ、嫌われるだろうな。まだ、38際ぐらいのガキのはずだ。
 私は、この男が、去年の サッカーのワールド・カップの決勝戦で、フランスが勝ったときに、スタジアムの最高階の貴賓席から、立ち上がって、前面のテーブルの上に立ち上がって、片腕を天に突き上げているポースを見て、興ざめした。バカだ、こいつだ。ガキだ。じっと我慢する、ということを知らない。じっと我慢する、耐えに耐える、ということが、国民の苦しみを一身に背負った、政治家にとって一番、重要な資質だ、ということを分かっていない。ただのバカなガキだ。長くは保(も)たないだろう。 ドイツの女帝、堅忍(けんにん)自重(じちょう)の人、メルケルとは大違いだ。
 今日は、書かないが、本物のフランス人の 愛国者、保守の民族主義者 たちは、ド・ゴーリスト  de Gaullist という人たちである。ゴーリスト( Gaulle Gaulliste ガリア主義者 )とも言う。本物の反(はん)アメリカ主義者だ。アメリカ何するものぞ、のフランス人の誇り高さを持っている。思想家のミシェル・フーコーが、いろいろと真実を書いていた。彼ら、ドゴーリストは、選挙の時に、必ず、追い詰められて、敗北させられる。1970年代から、西欧諸国も、アメリカの属国にされたからだ。それが、フランス現代史だ。
 日本でも、同じようなことが計画されて起きるか。いや。日本は、南海(なんかい)トラフが、3つに分かれている、① 東海地震 と、 ②東(ひがし)南海地震 と、③ 南海(なんかい)地震 うちのひとつが近いうちに起きる可能性が高い。だから、こっちの 大規模自然災害の恐怖で、国民を脅えさせて、統制経済(コントロールド・エコノミー)、統制国家への道を進む。
 そして、大地震で、「ショック・ドクトリン」= 大惨事(だいさんじ)便乗(びんじょう)型(がた)資本主義 を作り出すだろうから、わざわざ、「9・11」やら、ノートルダムの大火災のような、やらせ、の虚構(きょこう、fake 、 forgery  フォージェリー)、のでっち上げの、インチキをやる必要は無い。
 2001年(18年前)のニューヨークの 「9.11」に、ついて、これまでと同様に、何十度でも、書いておくが、あのとき、ブッシュ息子大統領は、アホだから、始めから飛行機に乗っていて、ディック・チェーニー副大統領と、ラムズフェルド国防長官(凶悪な人間)の2人から、「お前は、そのまま飛んでいろ。ホワイトハウスに帰ってくる必要は無い。私たちが指揮する 」と、言われて、バカ扱いのままだった。 
 2棟 のワールド・トレイド・センターには、10階置きずつに、テルミット爆弾という、4千度の超高温が出て、太い鋼鉄の柱さえも一瞬で溶かす爆薬が仕掛けてあって、それで、デモリション demolition  という 古いビルの倒壊、破壊技術 をそのまま使って用意周到に、高層ビル(104階建て、高度410メートルぐらい )を、内側に、ガラガラと上手に壊した。 このビル解体工事の技術を、今度のノートルダム寺院大火災でも、アメリカが教えて、上手にやってみせたのだ。 
 そう言えば、石原慎太郎が、あの「9.11」の当日、ニューヨークにいて、倒壊して、大きな砂埃(すなぼこり)が、舞う近くにいて、必死で日本に逃げ帰ってきた。その前日に、石原慎太郎は、“世界皇帝”のデイヴィッド・ロックフェラーのお屋敷にいて、「お前が、アメリカに逆らわないようになっから、東京メトロポリタン・ガヴァナーにしてやる」と、日高義樹を通訳にして、「明日、面白いドラマが起きるから、見てゆけ」と、言われたのだ。
 私、が、こういう真実を、書き残さなければ、日本人は、誰も大きな歴史の流れを、大きく理解することが出来ない。
 ノートルダム寺院(大聖堂)の、 Notre Dame  ノートル・ダム とは、フランス語で、「我らが敬愛する女性」という意味だ。これを、英語では Our Lady アウア・レイディ という。 そして、この 女性とは、イエス・キリストの奥様で、かつ、使徒(しと)のひとりだった、マグダラのマリア、マリア・マッダレーナ Maria Magdalene だ。キリストのお母さん、聖母(せいぼ)マリアではない。
 この真実を知っている人は、もう、全員知っている。 私、の『隠された ヨーロッパ 血の秘密』(ベストセラース社、 2012年10月刊)で、私が、イタリアのルネサンスと、偉大なるミケランジェロと、「ダヴィンチ・コード」の 真実を、満天下に、下記らかにした。この本の 冒頭で、このことを書いた。 
「ノートル・ダム とは、マグダラのマリアであり、当時の、テンプル騎士団や、ヨーロッパの女性たちは、このことを知っていて、強く、マグダラのマリアを拝んだのだ。密かにローマ教会の支配と闘った」と。
 私の中では、もう、いろいろの真実が、すべて、明らかになっている。 あとは、頭のいい人から、順番に、この真実を知って、目覚めて、そして、強くなって、一切の虚偽と、迷妄と、権力者による洗脳(ブレイン・ウォッシング、マインド・コントロール)と 闘わなくてはいけない。 
「そんなことは有り得ない」「自分は、他の人たちが信じていることを信じる」という人たちは、生来の、臆病者であり、愚か者なのだから、それはそれで構わないので、私は、放(ほ)っておく。 
以下に、一本だけ、焼け落ちた聖堂の礼拝所の 内部の瓦礫の山を撮した、記事を載せる。
(転載貼り付け始め)
〇 ノートルダム大聖堂火災 「爆撃のよう」屋根に穴 内部はがれき
2019年4月17日  AFP時事 パリ/フランス
火災に見舞われたフランス・パリのノートルダム大聖堂内部の様子(2019年4月16日撮影)。(c)AFP

 火災に見舞われたフランス・パリのノートルダム大聖堂の外観(2019年4月16日撮影)。(c)LUDOVIC MARIN
【4月17日 AFP】中世の貴重な窓から割れ落ちたステンドグラスの破片、尖塔(せんとう)が崩落し聖歌隊席付近の屋根にできた大きな穴、天井から焼け落ち床に散乱したがれき…。
 フランスの首都パリにあるノートルダム大聖堂(Notre Dame Cathedral)を15日夕に襲った火災は消防隊が鎮火にこぎ着けたが、一夜明け日の光に照らされた現場から、その被害の規模が明らかになった。
 開け放たれた大きな扉の一つからは、大聖堂内部に焼け焦げたがれきが山になっているのが見える。被災後の大聖堂内に最初に足を踏み入れた人の一人、ノートルダム大聖堂のフィリップ・マルセ(Philippe Marsset)司教総代理は、「爆撃を目にしたような感じがした」と語った。
 しかし希望の兆しを示すものもあった。大聖堂奥にあった金色の十字架が無傷で残り、闇の中で毅然(きぜん)と輝いていた。損壊を免れたステンドグラスや彫像もある。
 被害を受けずに済んだものも多く、石造部分の大半と2つの巨大鐘楼が無事だった事実は、安堵(あんど)をもたらした。マルセ氏は「ただあぜんとしている。奇跡的という以上に、畏怖の念さえ覚える」と話している。  (c)AFP/Camille BOUISSOU and Michel MOUTOT
(転載貼り付け終わり)
 


新札切り替えだ。5年後、1万円札は千円札になる。redenominationリデノミネイションが断行されるだろう・・・

2019-04-15 19:27:55 | 日記


 私は、恒例の 春の 金融本 を、ひーフーハーフー言いながら、必死で書き上げた。そのあと、名古屋の経営者たちの集まりに講演をしに行った。 名古屋の ベタベタの泥臭い、実感のこもった、中小企業の経営者たち数百人が集まっていた。 東京の経営者や資産家たちとも、ひと味違う。
 大阪の経営者たちでも、まだ、気取り屋が多い。本当の浪速(なにわ)商人のルーツは、実は、近江(おうみ)商人なのだ。近江(大きな海という意味)である琵琶湖の西岸の、高島町(たかしまちょう)から、高島屋が出てきた。全国に、行商人のネットワークを作って、当時の高級品で先端商品だった蚊帳(かや)を売っていたのだ。
 名古屋は、名鉄(めいてつ、名古屋鉄道)と、かつては東海銀行(今は、三菱銀行の一部)と、伊勢の松坂屋の資本が大きい。私が話に行ったのは、名鉄系の企業経営者たちだった。
翌日は、濃尾(のうび)平野を北に向かって、木曽川(きそがわ)の畔(ほとり)の犬山城(いぬやまじょう)を見に行った。行く途中の名古屋環状の高速道路から、小牧山城(こまきやまじょう)が見えた。 
 信長が、バテレンども、イエズス会(耶蘇会、やそかい)に爆殺された(1582年)あと、同じような下層民の出の、秀吉と家康が、激突した、小牧(こまき)長久手(ながくて)の戦いの場所だ。 「 小牧(こまき)城と呼ぶな、小牧山(こまきやま)城と呼べ」と、小牧市長が言っているそうだ。なるほど。 戦国時代の初めの城は、すべて山城(やまじろ)だ。平地に立つ平城(ひらじろ)は無い。
 私は、4月末に発売だろう、金融本を書き上げて、かなり体と頭に堪(こたえ)た。疲れている。それでも、以下のことを、なんとか書いて置かなければいけない。
 それは、「2024年に紙幣(しへい)が、新札に変更される」のニューズだ。 「麻生太郎(あそうたろう)財務相は、2024年度上期をめどに1万円札と5千円札、千円札の紙幣を刷新すると発表した」と新聞記事で出た。
 「新しいお札の顔は、1万円札が渋沢栄一、5千円札が津田梅子、千円札が北里柴三郎となり、明治維新以降の日本の実業や女子教育、医学研究を切り開いた人物が選ばれた」だそうだ。
 ここで、私、は、はっきり書いておきます。 今から5年後の 2024年に、発行される新札(しんさつ)によって、デノミネーション( denomination 、通貨単位の変更)が、行われるだろう。 
 このように予言します。この私の予言は、ほぼ確実に当たるでしょう。 1万円(10,000円)札は、千円(1,000円)札に、 5千円(5,000円)札は、五百円(500円)札に、千円札(1,000円)札は、百円(100円)札になるだろう。 ゼロを 一つずつ削り取ることになる。  
 そのとき、米ドルは、今の1ドル110円から、大きく下落して、1ドル40円とか、20円になっているだろう。今から、5年後のことだ。 
 今は、1ドル=112円で、円安、ドル高で、日本の輸出企業は、安心している。だが、5年先には、ドル暴落が起きて、ドルの価値は、3分の1、5分の1になるだろう。
 デノミネイションは、「通貨単位の変更」の時は、redenomination リデノミネイションと、言わないといけない。このように使わないと、間違い、誤用(ごよう)だ。まず、私、が、このように指摘しておきますから、以後は、日本の新聞記者たちが、順番に、気づいて、リデノミネイション と、 「リ」を 付け加えて、書くようになるでしょう。
今から、5年後の2024年には、ほぼ確実に、「1万円札 は、千円札になる」と、私は、予言しておきます。 あれこれ、ずぐぐずと、今は、書きません。私は、疲れています。 今から、私のこの文を震源地として、皆で、ザワザワと、騒ぎ始めなさい。
この他に、ウィキリークスの主宰者のジュリアン・アサンジが、ロンドンのエクアドル大使館から、無理矢理、イギリスの政治警察(ソート・ポリス)によって、逮捕され連行された事件(4月11日) があった。
 このことも、近いうちに書きます。イギリスも、一等国の振りをして、こういう 言論の自由、政治活動の自由の問題になると、何の、余裕もなくなって、ただの、「今や、6千600万人の貧乏国」だ。優れた見識を持たない。哀れなものだ。
 この他に、カルロス・ゴーンを、4回目の逮捕を、日本の東京地検、特捜部(とくそうぶ)が、やったこと。 世界基準から見たら、同じ容疑者を、何度も、捕まえる、ということをしてはいけない。 一事不再理(いちじふさいり)という、世界的な法理(ほうり)に、反対することを、日本の 検察官どもは、やっている。
しかも、「日本は、検察官(けんさつかん。プロセキューター  prosecutor )が、逮捕をするのか、信じられん国だな」と驚かれている。 世界基準では、犯罪の捜査(インヴェストゲイション)と 、容疑者の逮捕(アレスト)は、警察官(ポリス)がする。日本は、特殊な国で、検察官にまで、捜査権と、逮捕権を与えている。 
 普通の近代国家(モダーン・ステイト)だったら、検察官(けんさつかん)は、国家の代理人として、容疑者を裁判所に起訴(きそ。インダイトメント indictment )するのが仕事だ。 日本は、国家制度 自体 が、歪(ゆが)んだ、歪(いびつ)な国なのだ。まさか、そんな、と 思うなら、自分で調べてご覧なさい。
 欧米人の友人がいる人は、自分で、聞いてご覧なさい。 「井の中の蛙(かわず)大海を知らず」の、そのまんまだ。私は、いつも、ひとりで、呆(あき)れかえっている。カルロス・ゴーンは、奥さんと、広中淳一郎(ひろなかじゅんいちろう)弁護士と、これから、正当な闘いをするだろう。 私は、カルロス・ゴーンを応援する。  
(新聞記事、2本の 転載貼り付け始め)
●「紙幣一新、正式発表 新元号とは「たまたま重なった」」
2019年4月9日 朝日新聞 https://www.asahi.com/articles/ASM4936FCM49ULFA008.html
 麻生太郎財務相は、4月9日午前、2024年度上期をめどに1万円札と5千円札、千円札の紙幣を刷新すると発表した。新しいお札の顔は1万円札が渋沢栄一、5千円札が津田梅子、千円札が北里柴三郎となり、明治維新以降の日本の実業や女子教育、医学研究を切り開いた人物が選ばれた。
 紙幣を一新するのは2004年以来、約20年ぶりとなる。麻生氏は理由について、偽造防止の観点からこれまでも約20年ごとに変えてきたと説明。今月1日の新元号発表と続いたことについては「たまたま重なった」と説明した。
 人物の肖像が刷られる表面に対して、裏面も一新される。1万円札は東京駅の丸の内駅舎、5千円札は藤の花、千円札は富嶽(ふがく)三十六景の「神奈川沖浪裏(かながわおきなみうら)」が採用される。
 1万円札に選ばれた渋沢栄一について、麻生氏は「日本資本主義の父」と表現、「この方の功績は大きかった」と語った。一方、2千円札の刷新を見送ったことについては、「流通枚数が少ない」ためとした。
 また、500円硬貨についても素材などを変えた新硬貨が21年上期をめどに発行されることが発表された。これまでのニッケル黄銅に、白銅と銅も混ぜて2色3層にするなどの変更を加えている。
 財務省は、新紙幣・硬貨が発行された後も現行のお金は引き続き使えるとして、「現行の日本銀行券が使えなくなる」などとかたる詐欺に注意するよう呼びかけている。
●「なぜ"5年後の新紙幣"をいま発表したのか」 「たまたま重なった」は本当なのか
2019年4月13日   プレジデントオンライン https://president.jp/articles/-/28409
「2004年の新紙幣」の発表は2年前だった   1万円、5千円、千円の3種類のお札(日本銀行券)のデザインが、5年後に新しくなる。500円硬貨も刷新される。4月9日の閣議後の記者会見で、麻生太郎財務相が明らかにした。
  新紙幣は2024年度の上半期をめどに発行されるが、これで紙幣の一新は2004年以来、20年ぶりとなる。“お札の顔”には、1万円札に「近代日本経済の父」と呼ばれる渋沢栄一、5千円札には日本で最初の女子留学生としてアメリカで学んだ津田梅子、そして千円札には破傷風の治療法を開発した細菌学者の北里柴三郎の肖像画が使われる。
 500円硬貨は偽造防止を目的に素材を変え、2色構造になる。2年後の2021年度の上半期をめどに発行される。
 新紙幣の発行を決めたのは、安倍晋三首相と麻生氏である。発表から発行まで5年かかることになる。前回、2004年の新紙幣発行では、発表は2年前の2002年。それに比べると、今回はかなり早い時期の発表だった。
 4月1日の新元号の公表と5月1日の改元、そして天皇の即位とタイミングがうまく重なる。麻生氏は「たまたま重なった」と話していたが、果たしてそうだろうか。新紙幣発行の発表は一連の祝賀ムードをさらに盛り上げるための小道具のひとつだと思う。
 沙鴎一歩には亥(い)年の統一地方選が行われている最中、安倍政権が祝賀ムードの盛り上がりに乗じて自らの支持を高めようと画策しているように思えてならない。
 今回、"お札の顔"はどのように決まっていったのだろうか。紙幣のデザインは財務省と日銀、紙幣を印刷する国立印刷局の3者が協議して概略を決め、最終的には日銀法に則って財務相が決める。
 肖像画の人物の選定は、国民に広く知られ、学校の教科書に載るなど世界に誇れる人物であることが基準になっている。ただし政治色が薄いことが求められる。軍人も外される。さらに偽造防止の観点から精密な写真の残っている人物が好ましいとされている。
「合わせて1兆2600億円の需要が見込まれる」
 10日の衆院財務金融委員会で、財務省の可部理財局長は業界団体「日本自動販売システム機械工業会」の試算を挙げ、需要についてこう述べている。 「現金自動預払機(ATM)や自動販売機などの改修で、紙幣のデザイン変更への対応で7700億円、500円硬貨への対応で4900億円。合わせて1兆2600億円の需要が見込まれる」
しかし可部氏は「デザインの変更はあくまで偽造を防ぐ観点から行うものだ。経済対策ではない。経済効果については試算していない」とも答弁している。
特需への期待があるものの、現金を使わないキャッシュレス化が進みつつある。以前の紙幣一新のように経済効果があるかどうかは定かではない。ここのところを財務省は計算したのだろう。
 だが安倍政権はそんな財務省の懸念をよそに、新紙幣の発行を発表した。政権維持のためにお札を利用したのである。当然、経済効果も狙っているはずだ。 新紙幣の“顔”について、沙鴎一歩はどうこう言うつもりはない。ただ言いたいのは、安倍首相や麻生氏は、なぜこの時期に新紙幣を発表したのか、ということだ。
渋沢栄一は、得た富を独り占めせず社会に戻した  4月10日付の東京新聞の社説は1万円札に選ばれた渋沢栄一を評価する。 「渋沢は大正時代に著した『論語と算盤』を中心に、人格を磨きつつ利益優先にならずに経済の道を歩むべきだと提唱し続けた」
「正しい経済発展には高い倫理意識と利益追求の両立が必要との主張だ。さらに富は独占せず国全体が豊かになるよう使うべきで、権謀術数を用いた経済活動に対しては強く批判をしている」
 なるほど朝日新聞や毎日新聞と並んで、いやそれ以上に安倍政権に批判的な東京新聞の社説が、ここまで新しい“お札の顔”を褒めることに驚かされる。 さらに「得た富を独り占めせず社会に戻す。渋沢は主張を実行した。同時に、資本が暴走した果てに起きる埋めがたい格差を予測し、その怖さを後世の人々に訴えていたともいえるだろう」と続ける。
この東京社説を書いた論説委員は、ずいぶんと渋沢栄一が好きなようだ。ただ、東京社説はこうも指摘している。
「一部の圧倒的な勝者と膨大な敗者の存在」という課題   「政府は新紙幣の理由について『偽造防止』としている。しかし、新元号発表とタイミングがほぼ同じだ。もし気分一新という意味合いがあるのなら単なる政治利用という批判も出るだろう」  沙鴎一歩も「安倍政権の政治利用」という考えを抱いた。渋沢栄一を評価する東京社説は最後に主張する。
 「渋沢の人生は、資本主義が常に内包している『一部の圧倒的な勝者と膨大な敗者の存在』という課題に、資本側から挑み続けたといえよう」 「今、問われているのも強すぎる資本が起こすゆがみである。渋沢の教えを改めて思い起こし、ゆがみの是正に生かせないだろうか」
 安倍政権が決めた渋沢栄一を逆に使って、アベノミクスが生んだ格差を批判し、安倍政権をいさめる。ときの権力を監視し、批判する。社会の公器と言われてきた新聞の社説は、こうでなくてはならない。
わざわざ「令和6年」と元号で書く産経らしさ 「新たに迎える令和の世を表象するように、国民の気分を一新させる全面的な変更となる」 冒頭部分からこう書くのは、4月10日付の産経新聞の社説(主張)である。
 産経社説は読売新聞の社説ほどではないが、安倍政権を擁護する主張が多い。この社説でも「令和の世の表象」「気分の一新」と指摘しているが、やはり安倍政権の思惑はその辺にあると思えてならない。
 産経社説は「新紙幣は令和6(2024)年度上期から発行される。その前後には関連需要を創出する経済効果も期待できよう。政府・日銀は混乱なく新紙幣が浸透するよう、準備に万全を尽くしてほしい」と書く。
 わざわざ「令和6年」と元号で書き、財務省が懸念する経済効果にまで言及するところは、産経社説らしい。見出しにも「令和」を使い、「令和の新紙幣 偽造防止へ準備を万全に」と訴える。本文では偽造防止についてこう主張する。
「政府が定期的に紙幣を切り替えるのは偽造券事件を防ぐのが最大の目的だ。新紙幣は、肖像の3D画像が回転するホログラムを採用するなどの特殊技術を施す。日本の高度な印刷技術を駆使し、卑劣な犯罪がつけいる隙のないよう工夫をこらしてほしい」
新産業育成による経済成長を重視する政府の狙い  産経社説に言われるまでもなく、安倍政権は新紙幣の偽造防止に努めるはずだ。紙幣の偽造を防止する技術と偽造技術は絶えず、その技術を競い合っているからだ。北朝鮮など反国際社会的国家もコンピューターを使ったハイテク紙幣偽造技術の開発を進めている。警戒が必要だ。
最後に読売社説(4月10日付)を見てみよう。 「新たな時代にふさわしい通貨になるか。国民経済に良い効果を与えることを期待したい」と書き出し、見出しは「国民経済への効果期待したい」である。
その読売社説は前半でこう書く。 「1万円札の肖像には、数多くの企業設立に携わり、『日本資本主義の父』と呼ばれる実業家の渋沢栄一が選ばれた。新産業育成による経済成長を重視する政府の狙いが込められているのだろう」 「流通量が最も多い1万円札の人物が変更されるのは、1984年に福沢諭吉になって以来だ」
「トカゲの尻尾切り」を続ける安倍首相の任命責任 「経済成長を重視する政府の狙い」だと説明するが、裏を返せばそれだけ安倍政権の経済政策が上手くいっていないことの証しである。安倍政権擁護で知られる読売社説がここまで指摘するのだか、アベノミクスは失敗であり、景気は回復していないのである。
さらに読売社説は指摘する。  「5千円札は樋口一葉から女子高等教育の先駆者として知られる津田梅子に、千円札は野口英世から細菌学者の北里柴三郎へ変わる。女性の活躍や科学技術の重要性を訴えるメッセージと言えよう」
 女性の活躍も科学技術の推進も、これからの日本の社会にとって必要不可欠なテーマである。ただ安倍政権はそれらの重要性をどこまで理解しているのだろうか。日本の国に求められる課題を見極め、そして私たち国民のために解決策を探り出し、それを実行できてこそ本物の政府と言えよう。
 一方で、安倍政権には驕りとゆるみが顕著だ。4月5日には国土交通省の塚田一郎副大臣が「忖度発言」の責任を取って辞任。4月10日には桜田義孝五輪相が、「東日本大震災の被災者の気持ちを傷つける発言をした」として辞任した。
 安倍首相の任命責任が問われる。更迭は当然だ。だがそれではトカゲの尻尾切りである。胴体から腐りきった肝をえぐり出すような大手術が必要だ。それをやってこそ、歴史に名を残す首相となり得るのだと思う。安倍首相にはその点を考えてもらいたい。
(転載貼り付け終わり)
 


新元号は、変だ。ダメ、こんなものは。もう西暦だけでいい・・・

2019-04-02 08:02:36 | 日記

 新元号(しんげんごう)が、「令和(れいわ)」だそうだ。 何だ、このヘンな元号(日本式の年号)は。まっすぐ読むと、「上の命令をよく聞いて、下の者たち(国民、大衆)は、仲良くしていろ」という意味にしか、取れない。 
 もっと頭のいい専門家が、何とか知恵を絞って、皆が、納得する、年号が他に有っただろうに。 「平成」は、国民が自然に受け入れた。今度のはダメだ。皆で使用を拒否すべきだ。
 さらには、もう、日本式の元号なんか要らない。廃止してしまえばいい。西暦、西洋歴だけでいい。「西暦2019年 」だけでいい。それで何の不便もない。私たちは、それで何も困らない。 公務員たちも、ヘンな制度にしがみつかないで、そうすべきだ。 今の、両方併記も新聞紙と暦だけでいい。日本国内でだけで通用する、ヘンな制度に固執(こしつ、こしゅう)するべきでない。
 私は、このあと後ろの方に、この「元号」問題についての、最新の自分の考えを書いた。そのウエブ・マガジンの文の一部を載せる。
 今の安倍政権は、皇室(今の天皇、皇后。その次の新しい天皇、皇后、そして、次男坊の家族とさえ)と、ずっと大喧嘩(おおゲンカ)をしている。 宮内庁の若手の新聞記者たちは、そのことを記事にするのに、それが、本社に上がると、必ず、各社の上の方が、その箇所は、削る。握りつぶす。
 美智子皇后は、安倍首相に向かって、「あなたたちは、憲法を改正して、また戦争をする気ですか」と、厳しく詰問したという。そのように、いろいろの方角から、漏れ伝わってくる。もう、隠し通すことは出来ない。
 だから、安倍政権は、新天皇に、こんなヘンな元号を与えた。皇室への嫌がらせだ。 そうすると、新天皇が死んだあとの諡(おくりな、諡号。しごう)は、昭和天皇と同じように、令和天皇になる。これを、新天皇は、嫌うだろう。 
 それなら、新天皇は、自分の呼び名を、諱( いみな。即位まえの、若い頃の俗名。英語では、true name トゥル-・ネイム)  が、浩宮(ひろのみや)徳仁(なるひと)であるから、徳仁(なるひと)天皇と、国民から呼ばれるようにして、死後も、これを押し通せばいい。何の不便もない。
今上(きんじょう)天皇 という、勿体(もったい)ぶった呼び名もやめて、徳仁(なるひと)天皇で、いいではないか。 エリザベス1世(エリザベス・チューダー)や、チャールズ1世のように、 王様は、そのまま、名前の呼び捨てが、一番いいのだ。
 反共バカ右翼の、復古主義の、「オレは、日本男児だー。 ヤマト魂(ダマシイ)だー」 と喚(わめ)く馬鹿者たちを、のさばらせる必要は無い。 ヤマトというのは、山門(やまと)の国というのが、奈良盆地の南に有ったからで、その呼び名だ。長門(ながと)の国と同じことだ。山門が、やまとだ。   日本人が、それを、勝手に、西暦600年代に、中国の大和(だいわ)を、泥棒してきて、この山門(やまと)にくっつけただけだ。 真実がバレてしまっている。
 大和 は、ダイワ と呼んで、中国語の 「大きな平和」という意味で、それは、中華帝国(歴代の中国王朝)が、好んで使ったコトバだ。 英語でなら、grand peace グランド・ピースだ。 「(戦争をしないで済む)大きな平和」だ。漢字、漢文の知識、教養は、すべて中国から来た。「日本古来の、日本独自の・・・」と、あんまり、バカなことを言うな。それは、劣等感の裏返しの 強がりだ。
 だから、もう、年号を私たちの生活から外してしまっていい。中国でさえ、中華民国(1912年1月1日)成立の時から、年号を消滅させた。それで少しも困らない。元号で生きて来た爺さん、婆さんは、どうせ死んでゆく。グレゴリオ暦を、天文学の最新の計測で計り直した現在の西洋暦で十分だ。
以下が、私が最近、3月末に書いた、文の一部だ。
(転載貼り付け始め) 
・・・日本(人)は、どうせ世界の言うこと(世界普遍価値、ワールド・ヴァリューズ)を 聞かなければいけない。しかし残りの3割は、民族固有価値(ローカル・ヴァリューズ) だ。
 この考えからすると、日本国内だけで通用する、元号という制度も、国家体制としては、やめてしまえ、となる。もう、ここまで来たら、西洋暦だけでいい。本当に、この2つを使い分けるのは、本当に、面倒くさい。いい加減に無くして欲しい。 
何だか、最近、和号、すなわち日本式の年号(中国は元号は無くなった)を、故意に強調して、使おうとする風潮(ふうちょう)が見られる。私は、反対だ。
私は、言論人として、たくさんの文章を書いてきたが、昭和63年=平成元年=1989年を、いちいち思い出し、これに従って、変換するだけでも、大変、不便であった。
 例えば、平成25年は、西暦で何年ですか、と、言われて、即答出来る人間はあまりいないだろう。本当に迷惑した。西(洋)歴だけで、公務員の公文書もいいではないか。何か問題があるのだろうか。
 いいや、元号で、オレ様は、生きている。西暦なんか、大嫌いだ。オレは、日本男児だ、大和魂(やまとだましい)だ。ニッポン万歳、天皇陛下万歳。と言って聴かない人に、私は、何も言う気は無い。
今の天皇も、次の天皇も、「天皇陛下、バンザーイ」を、嫌う人であり、やめて下さい、と思っている。と皆さんは知っているか。そういう復古調の、保守反動の、奇妙な生き方は、皇室も厭(いや)がっているのであり、愚かである。 ザ・カルト・オブ・ヤスクニ(靖国)の集団だけが固執している。
 皇室の制度としては2019年5月から、浩宮徳仁(ひろのみやなるひと)が今上(きんじょう)天皇になる。奥様はちょっとご病気だけど雅子妃が、皇后になる。国家体制としては、これで続いて行けばいい。だが、日本は王国(キングダム)なのであって、決して帝国(エムパイア)の皇帝(エムペラー)ではない。
 日本は、世界中にまだ、50ぐらいある王国(たとえば、ベルギー、スウェーデン、オランダ、スペインなど)と全く同じ、ただの王国だ。帝国ではない。このことも、はっきりと、釘を刺して、言っておかなければいけない。
新天皇の弟の秋篠宮(あきしののみや)は立皇嗣(りっこうし)の礼(皇位継承順位1位)という特別な儀式をやるそうだ。こんなものは、天皇家の私的な儀式として、密やかにやるべきだ。そのことを、秋篠宮本人が、最近、はっきりと発言して、安倍政権を驚かせた。「必要も無い、大切な国のお金を、私の儀式の為に掛けないで下さい」と言った。極めて正しい発言だ。
 秋篠宮の長男である悠仁(ひさひと)親王が、今の皇室典範(てんぱん)(という法律)に従えば、次の次の天皇になると、安倍政権は考えている。しかし、そうはならないだ ろう。私は、皇室典範、という法律を改正して、新天皇の長女である、愛子さまが、そのあとの天皇になれば、それが、いい、と思っている。
 女性の天皇でいいのである。どうして、女の天皇だと、何が、困るのか。「男系の男子が皇統(こうとう)を継ぐ」と、皇室典範に書いている、と、頑迷な右翼と、復古主義者は、自分が、何か、素晴らしい、深い知恵のある、考えの持ち主だと、自分たちで信じているようだが、愚かである。
「絶対、男の天皇でなければいけない。女の天皇だと、日本国は、危機に陥る。女系のDNAを、男系に戻すのは大変だ」などと、憂慮する者たちは、女性差別主義者で、ある。
 女性差別は、公然たる憲法違反で(憲法24条「両性の平等」違反)ある。世界基準(ワールド・ヴァリューズ)違反である。
 世界中から来ている外国人の記者たちから見たら、「男系の男子が皇統を継ぐ」と書いてある皇室典範は、はっきりと女性差別になる。世界基準から見たら、女性、女系(じょけい)の天皇を認めない法律は、法務省の人権擁護局が、女性差別だ、と、動かなければいけない。男女平等に反している憲法違反(憲法24条、両性の平等) だ。
このことをはっきりと、知識として知ったら、日本の女性たちの多くが、眉毛をつり上げて、怒り出すだろう。いまどきの右翼志向の、なにかあると、「オレは、日本男児 だ、ヤマト魂だ」と言わないと気が済まない、奇妙な男たちは、反省した方が良い。
 このことを、自分の周りの女たち、すなわち、母親、兄弟(姉妹)そして自分の奥さん(配偶者)に、聞いてみるといい。
 自分の偏狭なアタマが、いつまでも、通用する、と思わない方がいい。自分が、日本国民の多数派ではない、と思い知るべきだ。「女性の天皇でいい。愛子様が次の次の天皇でいい」と思っている日本国民は、多くの国民調査で、8割を越しているのだと、知るべきだ。安倍政権も、どうせ、あと2年で終わるのだ。
 このことでは、私は、「男の天皇でないと駄目」と言っている、櫻井よしこさんと激しく、議論してもいい、と考えている。私は、「女のくせに」というコトバを、わざと使ってでも、「女のくせに、女の天皇を認めない、というのは、どういうことですか」と問い質す。そして、「『北条政子』を書いた、小説家の永井路子(ながいみちこ)さんが、女性の天皇で何か、いけないの、と言っていますが、櫻井さん、どうですか」と彼女に詰問する。
 繰り返すが、秋篠宮が、昨年11月22日に公開された誕生日会見で、大嘗祭(だいじょうさい)の費用について「宗教色が強いものについて、それを国費で賄(まかな)うことが適当かどうか」と発言して、物議を醸(かも)した。代替わりの儀式は簡素にやればいい、ということだ。宮中賢所(かしこどころ)でさっさと終わりにすればいいのだ。国家体制に宗教色を出してはいけない。
 私は言論人の菅野完(すがのたもつ)君が、外国人記者クラブで会見した時の発言をネットで見て、気づいた。皇室典範(こうしつてんぱん)というのは、ただの法律だ。
 だからこれを改正すれば、女性、女系の天皇を認めることが出来る。戦前は皇室典範というのは、憲法と対等のものだった。
 明治憲法体制では、特別なものだった。何しろ明治憲法は、皇祖皇宗(こうそう)とその時の天皇との契約、という形になっていた。天皇は、憲法体制の外側にいて、憲法典の上にいた。今は、そういうことはない。天皇は、憲法の中にいて、憲法によって規制される存在だ。だから、立憲君主制(リミッテド・モナーキー)なのだ。
 いまの日本国憲法は、「世界の人々に、日本国民がお約束します。私たち日本国民は、もう戦争はしません」という内容の文章だ。世界に向かって、まるで選手宣誓のような、平和宣言をしている、おもしろい憲法だ。今の日本国憲法は、世界の人々に向かって、日本国民が代表者を立てて、約束(契約)しました、と言う形の憲法である。 
 この日本国憲法は、米軍の進駐軍の中の軍人の、ハーヴァード大学を出た法律家たちが、たった2週間で作って、「これを、お前たちの新しい憲法としなさい」と、下げ渡した憲法典だ。だから、自民党の中に長く、「押しつけ憲法だ」と主張がある。始めにこのことを言って、「自分たちの手で、憲法改正すべきだ」と動いたのは、鳩山一郎 首相(当時、1954年)だ。鳩山政権は、ものすごく国民に人気のあった政権だ。だが、アメリカが嫌って、鳩山政権を潰した。
 今回の天皇の「譲位(じょうい)」、つまり代替わりと改元に関して、私は前述した通り、元号なんか国家制度としては廃止した方がいい、という考えだ。今度の生前譲位と改元ぐらいのことで、日本に革命思想が入った、と大騒ぎする人がいる。私は、そういうのは、つまらない議論だ、と思う。
(転載貼り付け終わり)
新聞記事を一本だけ載せる。
(転載貼り付け始め)
●「新元号、各国にファクスで伝達へ 「興味ない」の見方も」
2019年3月29日 朝日新聞 https://www.asahi.com/articles/ASM3Y5533M3YUTFK019.html
 政府は、4月1日に決まる新しい元号をその日のうちに世界の国々に知らせる 予定だ。
 平成への改元の際には英語で「the new Japanese  Era be called Heisei」(新しい日本の元号は平成と呼ば れる)と伝えたという。
 新元号発表後の1日午後、日本が国交を持つ195カ国の在日大使館や、国 連、欧州連合(EU)の代表部に外務省から英語の文書でファクスを送る。  外務省関係者によると、文面は未定だが、天皇陛下の退位と皇太子さまの即位 の予定のほか「5月1日以降の元号を●●とすることが決まった」などと説明する 見通し。漢字では伝えないという。海外の日本大使館にも、各国に同様の説明を するよう指示を出す。
 各国は天皇陛下の退位への関心は高いが、外交では西暦が主役で、元号には 「あまり興味がない」(外務省幹部)との見方もある。
(転載貼り付け終わり)
 諸外国は、日本独自の年号なんかに、何の興味もない。当たり前だ。