腹のなかで渦を巻く
かえってこいこい
きてはならぬ
もどってこいこい
きてはならぬ
時代と身体と思いと魂が
そこで重なり、大きくうねる
歌声のような絶叫
腐敗にも似た芳香
暗闇のなかの雷光
すべてをうつす鏡
何も知らない清らかな身体のなかで
何もかもを知っている穢れた魂は
垢のついた身体とともに
ひかり輝く魂のすがたで
いま、ここにあるものを守らんと
破滅と再生を繰り返す
もどってこいこい
きてはならぬ
かえってこいこい
きてはならぬ
「いってらっしゃい」
「ただいま」
「おかえり」
ことあげできる その日まで
かえってこいこい
きてはならぬ
もどってこいこい
きてはならぬ
時代と身体と思いと魂が
そこで重なり、大きくうねる
歌声のような絶叫
腐敗にも似た芳香
暗闇のなかの雷光
すべてをうつす鏡
何も知らない清らかな身体のなかで
何もかもを知っている穢れた魂は
垢のついた身体とともに
ひかり輝く魂のすがたで
いま、ここにあるものを守らんと
破滅と再生を繰り返す
もどってこいこい
きてはならぬ
かえってこいこい
きてはならぬ
「いってらっしゃい」
「ただいま」
「おかえり」
ことあげできる その日まで