しばらく放置していたね。
おまたせ(笑)
ワシは、学生ライフセーバーと共に「ファーストエイド」の普及活動をしている。
目的は、講習を受けたことのある人のフォロー(定期的練習しないと忘れるから)、
新入部員(学生)に教える、そして自分自身の練習やノウハウ構築のため。
今月は、先月に引き続き「骨折」の手当。
赤十字の講習では、「ソフトシーネ」という専用の副木をつかう。
これは、ワイヤーにクッション材をつけたもので、曲げることも出来る。
肌にあてても、それほど痛くはならない。
なので、非常に便利である。
価格も1000円から1500円くらいなので、それほど高くはない。
が、そこらへんのドラッグストアなんぞには売っていない。
だから、一般的に身近なトコロで「何か」あったとき
ダレが、ソフトシーネなんて使うんだよ!
てことになるワケだ。
講習でソフトシーネを使うのは、限られた時間で講習をこなさなければならない、
という側面もあるのだが、「実際(実践)」とは少し乖離している。
そこで、今月は、一通り手当の復習をした後、
「木の板」「段ボール」「ガムテープ」「パンスト」を使って、やってみよう!とした。
(いろいろと試してもらったのだね)
こんな風にすると、イタいのか?板だけに・・・
やっぱり、ちょっと痛かったり、角があたると痛いらしい。
三角巾をあるだけ使ってみよう、とあちこち詰めたりすると
このあと、腕を吊って固定すると三角巾7枚必要・・・ダレがそんなに持ってんだ?
こちらは、副木1本、腕の吊りパンスト、の例
以前、「防災の日」にナースが公民館に来て、手当を教えていた。
骨折の固定で、副木をガムテープで固定していたが、グルグル巻いていた。
(そんときは、段ボールだったけど)
骨折時には出血(内出血)を伴う。前腕で200mlほどの出血があるそうだ。
内出血は、「腫れ」につながり、腫れは圧迫を強め、血流を悪くする。
だから、骨折の固定をしたときは「末梢(=指先)」を見れるようにしておく。
末梢の色が悪くなれば、固定を緩めるのだが・・・
そんなにガムテープぐるぐるまいたら、どうやって緩めるの?
切るの?で、また、巻き直し?てな疑問もあったわけで、じゃあどうしようかね?
と、みんなでいろいろ考えてみたり・・・
講習は、(個人的に)最低限のことしかやらない(と思っている)。
いろいろなことを「想定」してやっていたら、いくら時間があっても足りない。
講習を受けたから、大丈夫ではなく、スタートラインに立っただけ、くらいの感じ?
つーワケで、これからも、こんな地味なことを、せこく続けていくのだ。
こちら「指導員」になるべく練習中!
目が怖いくらい真剣で、「ヤバい」「ヤバい」を連発しながら練習してた(笑)
五月晴れにはほど遠く