ぼちぼちやりま!

悪い時が過ぎれば、よい時は必ず来る。
事を成す人は、必ず時の来るのを待つ。
焦らず慌てず、静かに時の来るのを待つ。

きのうの誠 けふの嘘

2019-02-25 09:44:07 | 日記
ガン闘病の話が続く。それにつけても思うこと。「末期がん」という言葉遣いをマスコミ・医学界はそろそろやめたらどうか。相当無責任でいい加減ではないか。人間の生死の境目はそんなヤワな言葉で表現できるはずがない。先のことは誰にも分らないのだ。「ステージ4」で十分ではないか。

ーーー紫陽花やきのうの誠けふの嘘ーーー  子規

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ガラスの腰

2019-02-24 14:09:09 | 日記

一昨日、春の陽気に誘われて、久方ぶりのクワかつぎ。ブロッコリィを整理して春野菜の準備にかかろうとしたその時、グ、グ、グキィッ~! 息が止まりその場にうずくまること半刻たらず。ようよう家人にLINEする、「緊急事態発生!我ぎっくり腰なり!」と。メール繰り返せど返信なく、ついにをクワを杖にして腰90度曲げ、わずか10mを5分もかけて玄関にたどり着く。

何度も経験してるギックリ腰なれど、今回のも相当にきつい。もうすぐ48時間経過。腰の曲がりは30度ほどに回復しているが、前途多難、茫然自失。フトンに潜りながら、ひたすら「ガラスの腰」を撫で案じてる、明後日の北陸旅行大丈夫かしらと。
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カルメン

2019-02-17 20:03:47 | 日記
西村智実監督・指揮のオペラ「カルメン」を観に行く。3階席からのオペラグラス観劇だったけど、オトコマエの智ちゃん、オーラがすごい。諭すように、踊るように、慈しむように流れる指揮の後ろ姿に、ジイはしびれまくる。

一方菜々子ちゃんは待望のG1デビュー。NHKニュースでみた勇姿はカッコイイ。反省点あるかもしれんけど立派ですよ。ジイは存在そのものに敬服してるのです。そして世間は、新しいヒロインを待ってるのです。


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パニック障害?

2019-02-15 20:36:03 | 日記

運転中、急に胸苦しく脈怪しく手に冷や汗をかく。ここは夕暮れの岡山の田舎道。入院中の母親を外出帰宅から病院へ送って行って、居宅へ戻る途中のこと。心筋梗塞のような痛さではない。パニック障害みたいな突然のつらさ。こんな時のためにかかりつけ医からもらっていた安定剤をバッグから取り出し、2錠飲んでみる。ドキドキ感は続く。5分、10分経過。漸く家に到着。ソファにあおむけになって深呼吸繰り返し。発作から30分もした頃、安定剤が効いてきたのか、漸く平静になってきた。こんな感じは3回目ぐらいか、そろそろ専門医に行くべきか。
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ニュース

2019-02-12 19:06:41 | 日記

児童虐待のニュースが続いてる。飯時に見るには気分が悪くてチャンネルを変えるがどこも同じ。児童相談所への通報が年間7万人だとか。親が相当イライラしている。どうしようもない格差社会が原因という御仁もいる。なるほど金持ちなんていない一億総貧乏社会なら、虐待もいじめも減るかもしれない。。。一億総貧乏、その方が幸せなのか。

   ***

「悪夢のような政権」と名指し発言に揺れる国会中継。総理が言論の自由をタテに言うならば、国家予算の半分を借金で賄いつづけ、米国一国に追随してこの国の立憲主義をないがしろにしてきた現政権をなんと称しよう。相次ぐスキャンダルを忖度の一言で他者のせいにし、金持ちに厚く貧乏人をだまし続けて格差社会を増大させてきた現政権をなんと形容するか。。。「悪夢」に対しては「悪魔」としか言えないではないか。

   ***

午後、ジムでハムスターのごとく歩いていたジイが接したニュース、18歳アスリートの発病。「神は乗り越えられる試練しか与えない」というけれど。。。床の上で泳ぐ幼子の姿が目に浮かび、ありえない報道に思わず天を仰いでしまった。

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脳・NO

2019-02-11 11:21:20 | 日記
「旅行開始日4桁+電話番号下4桁」の意味が若者には容易に理解できるらしい。ところが前期高齢者は+を単純に足し算と思いこんでしまい、表示されたエラーメッセージに、プログラムミスだとかシステムエラーだとか他者のせいにしたがる。・・・脳とは実に無責任なのだ。

   *

3枚のうち1枚だけ〇印が書かれたカードを裏返して、観客にそのカードを当てさせる。答えを知ってる演者は残ったカードの一枚を場外にだしてこういう。「最初は確率が1/3でした。今カードは2枚になりました。確率は1/2になっています。さてあなたはどちらが〇印だと思いますか?」 7割の観客は最初に選んだカードを指さすという。「自分の直感を信じます」なんて言いながら。実は観客が選んだ正解確率は1/3、残ったカードの正解確率は2/3なのだが。・・・脳とは実に頑固なものだ。

   **

「この商品を買えば、もれなく5000円のキャッシュバックがつきます!」という呼び込みと「お客さんの8割に7000円のキャッシュバックがあたります!」という呼び込み。さてより多くの客の心をつかむのはどちらか? 多くの客がハズレがない最初の方がいいという。店側のキャッシュバックは前者の5000円に対し、7000円×0.8=5600円と後者の方が大なのに。・・・脳とは実に単純なものだ。

   ***

ショッピングセンターの駐車場にバックで車を入れる。同時に隣の車が発車しだすと、こっちはブレーキを踏んるのにバックし続けてるような気になり、慌ててさらに強くブレーキを踏んでしまう。・・・脳とは実に錯覚するものだ。

   ****

脳とはなんと無責任で頑固で単純で錯覚しやすいものか。

2045年AIが人間を超えるシンギュラリティ(技術的特異点)を迎えるという。けれどグータラで破廉恥で恥知らずで見栄っ張りのこの脳を超える必要なんて、一体どこにあるのか、脳ってなんや? 70年近く動いてきた酒浸りの脳は、熱燗片手に唸っているのであります。

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パスワード

2019-02-10 17:13:04 | 日記
格安旅行に申し込んだら業者からメールが届いた。そこには添付ファイルとともにこんな文章が添えられていた。<添付ファイルには「パスワード」をかけております。パスワードは、ご旅行開始日4桁+日中連絡先電話番号(携帯電話)下4桁です。>

ボクは指示通りに4ケタの足し算をして開こうとしたがエラーになった。電卓を取り出して計算するも同じ結果。さて年賀状の郵便番号のごとくに記入ミスをしたかと、申し込みデータをチェックするも誤りはなさそう。携帯と家電を間違えたかと入れ替えても同じエラーメッセージ。仕方がないので記載されていた電話番号に電話したが長い話中、さては問い合わせが殺到してるのかと一人合点し一晩様子を見る。けれど一夜明けても訂正メールは来ていない。再度電話してようようつながる。
「ご旅行開始日4桁を書いていただき、そのあとに続けて携帯番号を書いていただくのですが・・・」

このところ身体全体がサビてしまってストレッチの必要性を痛感してる我が身だけど、どうやらアタマのストレッチも必要みたいです、かなり、ハイ。
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「われ」と「仮面」

2019-02-09 15:52:58 | 日記
映画<マスカレード・ホテル>を見に行ってきた。2時間ドラマに仕上げるために原作の肉をそぎ落とすことに苦労している。けど作家がちりばめたゴチャゴチャ感の迷彩色はまだ残っていて、見始めは初見にはややこしいかなと思ったけど、後半あたりからはまとまりがついてきて、やがてどんでん返しがやってくる。オープニングには違和感を感じるほどの大仰な音楽が、次第に耳になじんできてエンディングを盛り上げてくれる。まあ娯楽作品としては「HERO」の上で、十分楽しめる。評価点7点。

   ***

主題のマスカレードの意は<仮面・仮装>。人の集まるホテルに限らず、人の世を渡るための航海術でもある。

吉永「昔暑い夏の日、列車を待つ田舎の駅で、氷滴をはじいた缶ジュースを一気飲みしてみたかった。でもそれはできなかった。アイドル吉永小百合だったから。」
高倉「体重が70kgを越えたら断食でもなんでもして落としますよ、高倉健ですから。」
矢沢「オレ? オレはいいよ。けどね、オレの中の矢沢がなんてゆうかねぇ。」

自分が「仮面」をつけていることを知ってる人は、たいしたものだと思う。それだけ自己を客観視できているということ。<われ思う、故にわれ在り>の「われ」がしっかりしているのだろう。

凡人は自分の中の「われ」と「仮面」の境界線が複雑に入り乱れていて、どうしようもないカオスの世界に入ってしまっている。
タンスから古い背広を取り出して在りし日の「仮面」を装ってみるのも悪くはないが、その気分には、たぶんならないだろう。背広にあう「仮面」を忘れてしまった。

   ***

「仮面」をかぶらず「素顔」のママがいい、という御仁へ。

---あらゆる種類の仮面のなかで、「素顔」といふ仮面を僕はいちばん信用いたしません(三島由紀夫)---
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パソコンが風邪をひく

2019-02-07 18:26:36 | 日記
3年前に買ったノートパソコンの音声がおかしい。スピーカーからの声がしわがれた感じ。ユーチューブの音楽が割れるような感じ。サポートセンターに電話してスピーカープログラムの削除・更新を1時間以上かけてやってみたけど、結果は変わらず。「ソフトではなくハードの問題でしょう、修理日数はわかりません」とのこと。
ボリュームを低くすればなんとか聞こえるし、修理に出すのも邪魔くさい。保証期間はまだ余裕があるので、さていつまで我慢するか。

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将棋加熱

2019-02-05 21:11:59 | 文化
「盤上のアルファ」塩田武士

将棋3段リーグの復活戦小説だけど、読みやすさはさすが元新聞記者。けど小説としてのだいご味は「盤上の向日葵」(柚月裕子)の方が上か。ただラストの後手△8七飛成に先手▲9八角と返すあたりは、羽生・中川戦をなぞっていて加藤一二三の悲鳴が聞こえそう。
BSでドラマ化されていて、今日初回録画を観る。原作の骨は守りながら姿・形は味付けを変えてるみたい。人には勧めないけど、たぶん全巻観てしまいそう。

   ***

将棋は勝ちか負けかのみだが、囲碁は敗者を慮って何目差だったねと相手を労う。だから社長や政治家は囲碁談義が好きで、将棋は今一つだとか。
世間は加熱気味の将棋ブーム。マスコミ報道オーバーヒート。C1級の順位戦、同時昇級のかかった一戦。師匠は敗戦濃厚、聡太にも勝敗の女神はまだ現れない。
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