ぼちぼちやりま!

悪い時が過ぎれば、よい時は必ず来る。
事を成す人は、必ず時の来るのを待つ。
焦らず慌てず、静かに時の来るのを待つ。

酒海に潜る

2012-09-17 13:44:25 | 生き方
3日前、女房との些細な言い違いから、
つむじをまげたボクは酒海の世界に飛び込んでいた。

二色浜の秋の海や岸和田のだんじり祭を肴に、
昼夜を問わず、3日で酒2升、カンビール20本、2L焼酎2箱・・・
今はさすがにバタンキューの直前。
そこまでしても以前からの脳梗塞の寸前のような全頭痛はやまないけど、
耳管開放症の生業なのか、今生と来世の境目を往来しているような。

とりあえず最後の介護者になってくれる筈の女房をあげつらうため、
手取り足とりお伊達てあげ、朦朧とした胃袋で近くの寿司屋に連れていった。

けど朝イチの回転ずしのシャリは明らかに昨夜の残り物、
薄く切られた肴は全く滋味がない。
冷酒片手に、大声でスシネタを酷評しだし、
この店の寿司は食うに当たらず、これは寿司ではない!と怒鳴りつつ椅子を蹴る。
それでも当て物の景品を孫用にポケットに突っ込み、
なんとか、ようよう知覚できているのは正午の時報のみ。



コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雲外蒼天

2012-09-11 09:34:43 | 読書
重陽の節句に背丈が3m近くにまでなってしまったキクイモを撮影する。
その根塊は天然のインスリンだとか、糖尿病にいいそうです。

背景に白い秋の雲が漂い、そのむこうには真っ青な空が続く。
どんなに雲が厚くとも、雲の外に出れば青空が望める。
努力して困難を克服すれば、必ず素晴らしいことがあるということ。
これを雲外蒼天という。

高田郁の時代小説を十数冊一気読みしている。
その中の女主人公の運相が「雲外蒼天」。
「小説は面白くなければダメデス!」という児玉清の声が聞こえてきそうなシリーズ本である。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする