あかりちゃん

岡山定期便がふえ、自室にいる時間が減っている。けど結構ヒマはあるもんで、何気に国会中継を見ていたら、クダクダとしたやり取りの繰り返し。一言でいえば、茶番の連続で、あんまりな場面が多すぎますな。

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野党議員「総理にお伺いします。今出されている安保法案の10本の正式名称を、何も見ずに答えてください。」
安倍総理「ええとそれはですね、一般に、一般にですね。安保法案とも言われているわけですが、戦争法案なんてことを言う人もいますが、一般にはですね。平和法案なんですね。・・・でその正式名称はですね、えーとですね・・・モゴモゴモゴモゴ」
野党議員「総理、私は総理を懲らしめるために質問しているわけではないので、結構です。ややこしい名称が多いんですよね。次の質問に移ります」

なんなん、これ。議題となった法案の正式名称を一つも答えられなくて、よくやってくれますね。しかもその敵失を見逃すなんて、なんとお優しい野党だこと。この法案の欺瞞性は「あかりちゃん」だけに任すわけにもいかないんだけど。ただ国会まで行くにはちょっと遠いなぁ。

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それにしても暑いですねぇ。10日程前にひいた夏風邪がしつこいです。かなりアルコール消毒しているのにエヘン虫がなかなか消えてくれない。少し濃度をあげてみますか。

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野菜の方は、キューリ・トマト・かぼちゃ・オクラ・枝豆は山を越え片付けにはいり、ピーマン・ナスは夏越えするために散髪中。モロヘイヤと米ナスは絶頂期。秋用のキューリとオクラが楽しみ。

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クイズ；A,B,C３冊の本があります。みんなが一番面白いのはＣだというのですが、一番よく売れるのはＡだというのです。なぜでしょう？



戦国、江戸、明治の肉声が聞こえてくるような楽しい本を読んだ。
【村上海賊の娘】泉州男の泉州弁がいい。主人公「景」の標準語が不思議と違和感がない。
【若冲】あまりに精緻な画筆が生まれた背景を、池大雅や応挙とともに書いている。京文化が楽しめる。
【東京帝大叡古教授】日露戦争を取り巻く悲喜こもごもを、蘇峰に漱石、原敬に桂・西園寺なども登場させてサスペンスタッチで描いている。


（クイズの答え；ＡＢＣは、上・中・下巻だった。）

つれづれ

先週は岡山定期便だったが、母親の尾骶骨骨折と台風１１号と38.7度で明け暮れた。

91歳で一人暮らしのおふくろ、家中に手すりを取り付けていたけど何かの拍子に尻餅をつき、数日ガマンしてみたもののそれにも限度があり。いやがる医者に連れて行ってレントゲンを撮れば、なるほど尾骶骨がヒビではなくずれるように折れていた。「まあ、１か月はしゃあないな」と慰めを言っても、仰向けに寝れず椅子に座れずで、かなりまいってるみたい。
　　　
台風１１号はまともに岡山の頭上を抜けていきよった。まだ実の青いトマトの枝を折り、窓辺に大きなシミを残して。

ところで暑さと湿気のため寝る前にクーラーを１時間程かけるのがクセになってる。ところが寝酒の所為でタイマーセットを忘れたのか、明け方に眼が覚めれば冷蔵庫のよう。吹き出し風にまともにノドをやられてしまった。熱を測れば、なんと38.7度。低体温のオッサンにとってはかなりきつい。それが３日ほど前のこと。熱は下がったものの、ノドのヒリヒリ感が治らず、のど飴とイソジンうがい薬が手放せなくなっている。

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大阪に戻って、昨日の晴天から、今朝は雨。おかげで畠仕事もなく、ネットで王位戦を楽しんでいる。若手といわれる天彦クンも豊島クンも広瀬クンもみんな結構頑張ってるけど、まだまだ羽生サンの相手はつとまらなさそう。新国立みたいに卓袱台返しができればいいのに、広瀬クン相当キツイ２日目の出だしです。

2015年６月にふれた言葉

落語は、【人生肯定の芸】である。
　　　―――　桂　米朝　―――

北風の中に春の足音を聴き分ける、そんな耳を持ちたい。美女の舞踊に骸骨の動きを見定める、そんな眼を持ちたい。我を失うほどの窮境に置かれても、決して「はい」と「いいえ」は間違えて発音しない、そんな口を持ちたい。
　　　―――　むのたけじ　―――

しゃあないなぁ

政治面では言いたい放題の政府与党にノウナシ野党、社会面では焼身自殺や人さらい、スポーツ面では錦織のふくらはぎや荻野の骨折に、加えて全チーム5割以下のセリーグ。2520億円の便器だと酷評される新国立が、またまた負の遺産を残すのか。それでいて明治の遺産が世界に立候補すべき矜持を保ち得ているのか、などなどイライラしながらもこの一週間、なんや時間だけが他人事のように過ぎていくかんじがして、岡山帰りのオッサンは「しゃあないなぁ」とつぶやくのみ。

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それでも今朝のニュースは、長編ドラマの終章のかんじ。ユネスコは認定され、誘拐犯人は捕まり、ギリシャはNO、なでしこは２－５。それぞれに一応の結果が出た。

NOのギリシャ国民が発したつぶやきが、「ティナカヌメ（仕方がない）」だとか。このひびき、仏語では「ケセラセラ」、英語で言えば、「What ever will be will be.」か。
けれど返すあてのない大借金を抱えながらも、メンツにこだわって血税をばらまき、一夜の天下に溺れる政権とその国民に、この国を嘲笑する資格はない。

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一方、ずいぶんと楽しませてくれたなでしこ。最初の５分で「しゃあないなぁ」と苦笑いするも、終わってみれば「なんくるないさ」。沖縄の名言、ドンマイの精神である。リオがすぐ目の前です。

【真（まくとぅ）そーけーなんくるないさ】・・・正しい行いをしていれば自然とあるべき様になるものだ。挫けずに正しい道を歩むべく努力すれば、いつかきっと報われて良い日がやって来ます。