ぼちぼちやりま!

悪い時が過ぎれば、よい時は必ず来る。
事を成す人は、必ず時の来るのを待つ。
焦らず慌てず、静かに時の来るのを待つ。

ありがとう

2010-04-30 00:35:03 | 健康・医療
ある地方の市民病院での話。
数年前までは、小児科の先生方が数人おられたのですが、
いろんなトラブルからみんな辞められ、
他の病院へ移られたり開業医になったりした。
その結果、閉鎖もやむなしと言った混乱した状況に陥った時、
ある少女がこんなことをやり始めた。

「私たちのお母さん、何かあったら先生の所為にして批判するばかりで、
【ありがとう】なんて言ったことがない。
だって治ったらお医者さんには、行かなくなるだけだもん。」

その子は先生への感謝の意をポスターにし、町中の眼に着く所に貼っていった。
「治してくれて【ありがとう】」とみずからの感謝の言葉を絵にしたのだ。
それ以降、大人たちの行動も変わっていった。
小児科には花がいつも活けられ、笑顔が戻り、
治ったら「先生、ありがとう」がはがきで送られるようになった。
病院が安らぎの場所に変わったのだ。

今、5人もの小児科先生がニコニコとして詰めておられる。
ひとりの少女の「ありがとう」の絵言葉で病院は変わったのだ。



寒害

2010-04-28 21:52:21 | 農業・菜園
1週間ぶりに畑に行ったら、せっかく植えたゴーヤが変色していた。
聞けば今朝もあたり一面に霜が降りていたとか、寒害である。

植えなおそうかと思ったけど、まだ新芽が出てきそうなので、
もうしばらく様子を見ることにした。

   ***

今日、とある自転車置き場で、自転車の鍵を拾った。
赤いゴムがついた真新しい鍵である。
どうしようかと迷っていたら、
警備のおっちゃんが近くをパトロールしてきたので、つい手渡してしまった。
けど、後で考えたら、そこらの目立つ樹にでもひっかけておくべきだったと思う。
おそらく、持ち主はあわてて探しに来るだろうし、
その警備員と出くわすよりもはるかに高い確率で、
樹に引っかかってる落し物を見つけることだろうに。

余計なことをしてしまった、と後悔している。


烏城

2010-04-28 00:19:47 | 建築ランダム
この数年2週間に一度ぐらいの割で岡山に帰って、
米寿に近づく母親の相手になっている。
介護というよりも、タダ酒を飲みに行くかんじ。
グチを聞くことでなんとかバランスを保っている。

庭にちょっとした隙間があったので、
ゴーヤやトマトのほか数種類の夏野菜を植えてきた。
日々の生長が楽しみになれば。

   ***

烏城をゆっくり散歩し、岡山城の雄姿をたっぷりと味わってきた。
改築とは言え往時をしのばせる威容は
「難攻不落」の4文字熟語を思い出させた。

1Q84 BOOK3

2010-04-24 14:07:07 | 読書
昨日やっと手に入った。
読後感?「 フーッ!・・・」
ちょっと疲れましたね。
602ページもの本を一気読みするには、安物の老眼鏡ではちと塩梅が悪い。
しばらく眼が宙をさまようような船酔いを味わってしまった。

BOOK1,2の不確かな部分を解説するかのような展開なんですが、
作者の力量は十分に味わえさせてくれる。
面白いのだけど、展開として本当にこれでよかったの?
もっと混沌とした世界、
どうあがいても抜け出せない世界を描きたかったのでは・・・
どっかで妥協してない? 
果たしてここまでの文字数がいるのかとか、
何故この本がここまで売れるのか、とか。
幾分クエスチョンが多い読後感。

メモとして留めるならば・・・
【すべての物語に「完」はない、明日に続く「今」が在るのみ。】


イモ発芽

2010-04-18 22:37:04 | 日記
5日ぶりに畑に行った。寒冷でやられたイモが発芽していた。
なんとか持ちこたえそう。

明日から「1Q84 Book3」に挑戦。
午前中は畑にて、トマト、ピーマン、ナス、ゴーヤの夏野菜を植え、
午後からジムに行き、
夕方から「1Q84」に挑戦です。

ニンジン

2010-04-17 22:18:31 | 農業・菜園
いわゆる「くず野菜」を大量に手に入れた。
いびつな形でちょっとヒビが入っていたり、
2股になっていたり、大小不揃いだったり・・・。

しかし、みんな食える。旨い。料理にすれば何ら変わらない。
こういうものが、畑の肥やしではなく、ちゃんと流通するようにならなければ。

近江の旅(9)-長谷川等伯

2010-04-13 11:41:37 | 美術・芸術・博物館
京都国立博物館で長谷川等伯展がやっています。
月曜日は休館日なんですが、
NHKか毎日新聞から手に入れた無料招待券を持っている人だけが入場者出来ます。
午前中だけの開館だったのですが、かなりの混雑でした。

大作を一挙に集めたというだけあって、かなりのボリュームです。
等伯ファンならずとも、足を止めたくなるような作品のオンパレードです。

さらに、ヘッドフォンから聞こえてくる声は松平定和アナ。
「その時歴史は動いたのです!」
といったレイの名調子でやってくれるものですから、
十分堪能できました。機会があればお勧めです。

近江の旅(8)-彦根城の桜

2010-04-13 11:29:35 | 日本の四季
4月12日(月)

城に、桜は似合います。
高知城や熊本城の桜が開花してから、弘前城が開花するまで約半月、
南から北に桜は舞い散ります。

ここ彦根城にこんなにも立派な桜が満開とは知りませんでした。
小雨が煙る中、桜が舞う音が聞こえてきそうなくらいの静寂さの中に、
天守閣が凛として顔をだしていました。