ぼちぼちやりま!

悪い時が過ぎれば、よい時は必ず来る。
事を成す人は、必ず時の来るのを待つ。
焦らず慌てず、静かに時の来るのを待つ。

12月にふれた言葉

2014-12-31 11:08:13 | 生き方
「落花は枝に還らず」と申しますが、(文太は)小さな種を蒔いて去りました。
一つは無農薬有機農業を広めること。
もう一粒の種は、日本が再び戦争をしないよう声を上げることでした。
   --- 菅原文子 ---

今日明日を考えて庭を作ってはいけない。
1年後10年後100年後を見なければいけない。
   --- (英人造園家)ポール・スミザー ---

私はキリスト教徒でも仏教信者でもありません。
けれど、神様は、信じます。
   --- 白洲正子 ---

戦後何年という言い方が、ずっと続いていってほしい、と願っています。
   ---吉永小百合---

はや、二日酔いです

2014-12-30 15:12:58 | 酒を節する
年の暮れに入って、特にこの一週間しこたま酒を飲んだ。
日本酒換算で毎日7,8合あたりか。イヤ、一升酒もあったかも。
だからというわけではないが、年末年始の緊張感がない。
明日は大晦日、年越しそばを食い紅白を見て近くの寺で鐘をつき、
元旦は百貨店からのおせちに付き合わされるのかと思うと、
贅沢だけど、新鮮な感動を覚えない。
とはいえ、雑煮とお屠蘇とゴマメと数の子は手作りなので、良しとせねば。
この程度の日本文化は残ってほしいものだ。

   ***

年賀状を書いたけど、賀状失礼のはがきの束がどこかに紛れてしまった。
10数枚頂戴した筈なのに6枚しか見当たらない。
いろんなところを探しまくったけど、どうもわからん。
タイムリミットが来たので、それらしき人物にも投函した。
礼を欠いてしまったら、ごめんなさい。

では、皆の衆、よいお年を。


右耳

2014-12-22 20:24:33 | 健康・医療
幼稚園の頃、近くの銭湯でふざけて潜って遊んで、中耳炎になった。
小学校低学年、その耳だれの所為で、近くの小さな医者に通った。
「手術しかない」という進言でそれが可能な病院を探したけど、
「体力的にもう少し大きくなってから」とのお達しで、結局小学5年生まで待つ。

大阪で一番という中之島にある病院で手術、その日はなぜか終戦記念日だった。
ところが1カ月後の9月中旬、あの第2室戸台風が近畿地方を直撃し、
土佐堀川の堤防が決壊するのを病室からナマで目撃、大阪の街は沈んだ。
病院は機能停止で、治療半ばの強制退院となった。
結論から言えば、手術はうまくいったはずだが、右耳は極度の難聴。
ゴンゴンゴンと手術中の骨を削る音だけが、右耳にはっきりと残っている。

それから、20余年。
今度は、仕事中に天井が大きくグラグラと廻りだした。
病名は右耳の真珠腫だと。
K大の病院で手術したのは30代中半。

ボクは、いつもいつも、右側から話しかけられるのがつらかった。
多人数の馬蹄形会議、円陣の宴会は大嫌いだった。
何気ない右隣からのささやきが、
身体を90度くねらせ、その会話に応対することが、
とてつもなく苦痛だった。

しかし、それ以外は特別な不自由はなかった。
ただ、たまに耳かきで掃除すれば、出てくるものは直径5ミリに近い真っ赤な血魂肉腫。
何年かに一度耳鼻科に行っても、医者は言葉なくそれをちょっとつかんで終わり。
左耳の耳管開放症の方がはるかに厄介だったのだ。

そんなこんなから、四半世紀が経ち、爺となる。
ところがこの12月に入って、その右耳がまたまた反乱を起こしてきた。
すごいジュクジュクした液体が浸潤して、耳下腺あたりがひどく痛み出してきた。

やむを得ず、今日、近郊では一番大きな医療センターに行った。
ベッドに寝かされ、徹底的な清掃、吸出し。
三半規管の神経に近いためかすごい眩暈が起こる、途中何度も作業中断。
聴力から血圧変動、脳のCTまで検査をした挙句、医者は言った。
「カビかもしれませんね、細胞検査をしましょう」

本日の支払い、なんと10930円也。
饒舌なブログになったのは、
たかが耳の治療費に「目がテン!」になったからか、
それとも久方ぶりの黒霧島の所為か。


田原著「日本の戦争」

2014-12-21 10:58:09 | 読書
図書館から月に2,30冊は借りてくる。
そのうち、2割はななめ読み、早けりゃ10分程度。
6割は一応読むが、まあまあといった読後感、
残りの2割は、金を出して買えばよかった、手元に残しておきたいと思う本。

田原総一郎の「誰も書かなかった日本の戦争」もその一つ。
何故あの負けるとわかっていた戦争に突入したのか、という素朴な視点から書かれた逸本。
資料重視のノンフィクションだが、実におもしろい。
田原の執拗な目が、悲惨な時代を睨んでいる。
戦争を知らない大人と子供のために書かれた入門書でもある。

年の暮れに・・

2014-12-20 18:08:32 | 社会問題
B級グルメって言葉は、一種の居直りだと思う。
所詮B級だと、だけどこんなに旨いんだと。
しかしそこに妙なガンコさが入ると、料理がまずくなる。
客の前でエラソウに腕組みをしたラーメン屋のオヤジとか、
昆布は利尻だ、黒豚は宮崎だとか・・・ブランド名が出た段階で引いてしまう。
所詮たこ焼き、たかがラーメンでいいのではないか。
登場した頃の謙虚さはどこに行ったのか。

   ***

個人情報漏えいが話題になった。
被害者はどうしてくれるんだと怒り、ベネッセは頭を下げた。
けど個人情報なんていうけどたかが電話番号に家族構成程度、
勧誘電話やDMが賑やかになるぐらいではないか。
卒業アルバムや住所録やPTA連絡網の廃止などの方が、もっとせちがらくないか。
子供たちの顔にモザイクを掛けた運動会写真なんて、気味が悪くないか。
非常時に連絡が取れない社会なんて、息苦しくないか。
何か大事なコトを置き忘れていないか。

   ***

今日、中国社会のムラについて和歌山大三品准教授の講義を受けた。
チャイナフリーの根っこは、漢時代からの「ムラの構成」にあるという解釈。

日本では限られた土地ゆえに、
土着の家長制度が生まれ、ムラを背景とした団体主義が育った。
だから組織力を統帥した諸葛孔明にあこがれた。
一方中国では広大な大地ゆえに、
生まれたムラから人々は離れ、親兄弟・友人を頼みとする個人主義が育った。
だから、組織よりも情を大事にした関羽が愛されたのだ。

同種同文(人種、文化が同じ)とは言っても、
日本と中国は基本的に土壌が違う。
そんな背景を理解しながら、もう一度勉強してみたい。

スマホに悪戦

2014-12-19 17:30:44 | 日記
ガラケーがおかしくなったので、格安スマホに乗り換えた。
操作マニュアルはあるが、すこぶる文字が小さく、カタカナ多く、そして薄い。
コールセンターに何度か問い合わせつつ、電話とメールとカメラの使い方をお勉強。

便利なんやろうけど、ちょっとのタッチがエライことになりそう。
たとえば連絡先のアプリ・・・一覧表の名前欄をタッチすれば入力情報が出るけど
顔マークをタッチすればそのまま電話発信になるやなんて・・・
そんなん、どこにも書いてないやん!
仕掛けに気づくまで、3人に電話を掛けたことになってしもうた。

1ジィ2ジィ3ジジィ

2014-12-18 16:34:26 | 日記
散歩道ですれ違っても口をへの字に結んで到底挨拶しそうにない奴、
図書館で大いびきをかいて寝てる奴、
電車では座るのが当たり前と思ってる奴。

表示時速ギリギリ以下のノロノロ運転で延々と金魚のふんを従えて平気な奴、
逆にノロノロ運転かと思ったら急発進する奴、
方向変更のランプをつけずに平気で割り込んでくる奴。

昭和の時代、「1ヒメ2トラ3ダンプ」とよく言った。
平成に入って、ボクは「1ガキ2トラ3ジジィ」だと思った。

けど、最近はどこに行っても、このシラガ世代のマナーの悪さが気になる。
自分のことはタナにあげて・・・
【 1ジィ2ジィ3ジジィ 】


ランダムメモ12.16

2014-12-16 16:18:58 | 日記
なるがままにしかならなかったわけのわからぬ選挙騒動も一段落、外は雨。
不整脈がでてきて、ジム早退。
格安スマホを漸く手に入れたもののSIMカードとやらがまだ届かず、で中途半端。
デジカメの差し込みグチが壊れて、落ち込む。
TVではどの局も東京の寒さばかり映してる、情けない。
明日はもっと寒くなるとか旨い日本酒が飲みたい、冬雨の黄昏。

   ***

中原中也
 まことに人生一瞬の夢 ゴム風船の美しさかな
 ポロリポロリと死んでゆく

お馬さん

2014-12-14 18:37:20 | MAGO
マゴ 「あのね、羊さんは1匹2匹、トリさんは1羽2羽と数えるの。
    でね、お馬さんは1頭2頭っていうのよ」
ジイジ「オー、惜しいのう。お馬さんは1着2着、っていうんだよ」
マゴ 「 ・・・ 」

   ***

ショウナンアデラ、スゴイ末脚。
さすがディープインパクトの娘なり。


今が人生どまん中

2014-12-14 18:25:24 | 音楽
お登紀さんのほろ酔いに行く。

ロビィでは大関酒造からの振る舞い酒、都合3合程頂く。
今回の舞台は、50年間の歩みをオムニバス的に歌い綴っていくもの。
健さんとのエピソードを絡めて、約3時間。
あんまり乱れもせずに、無事エンディング。
ツレは50周年の記念Tシャツを買い、サインの列に並ぶ。

札幌、旭川、仙台、沖縄、横浜、福岡、大阪、京都、名古屋をへて東京で千穐楽。